家族が長い時間を過ごすリビングは、家において重要な役割を果たしています。
リノベーションの検討中にもリビングをどんな空間にしようか悩んでいる方も多いかもしれません。
落ち着く空間、広々とした空間、賑やかに過ごせる空間、などリビングへの理想は人それぞれ異なると思いますが、今回は「開放感のあるリビング」についてご紹介していきます。
■開放感のあるリビング
事例を見る:Case91「気ままな一人暮らし」
お友達や親戚の家を訪れたとき、開放感のある広々としたリビングに通されると魅力に感じた経験はありませんか?
開放感のあるリビングは、必ずしも広さがないと叶えられないということはなく、設計や工夫次第で実現させることができます。
リノベーションでは、もともとリビングとして使っていた空間をそのままリビングとしてリノベーションすることだけではなく、隣の部屋との仕切りを取っ払って広い空間を作り出したり、実際よりも広く開放的に見せたりすることもできます。
■開放感のあるリビングのポイント
事例を見る:Case106「Happy Family Home」
開放的なリビングに憧れている方は多いかもしれませんが、開放感のあるリビングにするためにはどのようなポイントをおさえると良いのでしょうか。
・LDKのスペースを広く取る
リノベーションで開放感のあるリビングを作るためには、LDKのスペースを広く取ることが一番のポイント。
3LDKの間取りだった家をリノベーションするのであれば、もともとのLDKスペースと隣の1部屋をつなげて2LDKにすると、LDKのスペースを広く取ることができます。
物理的にLDKのスペースを広く取るのが手軽な方法ではありますが、家族の人数によっては部屋数を減らすのが難しいこともあるかもしれません。
・視界が抜けるような間取り
事例を見る:Case110「コスト×満足フルリノベ」
開放的なリビングにするためのポイントとして、視界が抜けるような間取りがあげられます。
キッチンからダイニング、リビングが一直線につながっており、その先にベランダやバルコニーがあれば、視界が抜けやすいですよね。
また家具選びでも高さのある家具が並ぶよりも、低めの家具を揃えることで視界が抜ける空間にしやすくなります。
・天井の高さ
開放感のあるリビングでは、実際の広さ(横の広がり)だけではなく、高さ(縦の広がり)もポイントとなります。
戸建てでは吹き抜けを取り入れて開放感を演出することもありますが、マンションリノベーションだと吹き抜けが難しいこともあります。
マンションではリノベーションの際に天井を高くするのにも制限がありますが、下地をなくして梁を出すような形にするだけでも数10cm高くすることができます。
・外の空間とのつながり
リビング近くには窓やベランダがあることが多いと思いますが、外の空間とのつながりを持たせることで開放感を演出することもできます。
ベランダやバルコニーが広ければ、その分視界が抜けて実際よりもLDKを広く感じることができます。
・ドア以外のもので空間を仕切る
事例を見る:Case080「Dogs First」
リノベーションにおいて人気が高まっているのが、ドア以外のもので空間を仕切るという方法。
ドアや壁で空間を仕切ると、開放感どころか圧迫感や閉塞感が出てしまいます。
しかしリビングとダイニングの間やリビングと廊下の間を格子とガラスなどで仕切ることで開放的な空間になります。
・回遊動線にする
リビングからダイニング、ダイニングからキッチン、キッチンから洗面室やお風呂、といったように家の中をぐるりと回れるような回遊動線にすることも、リビングの開放感につながります。
1つの空間ごとに完全に仕切られているよりも開放感が生まれ、光や風通しも良くなるため雰囲気も良くなることでしょう。
・スキップフロア
スキップフロアを取り入れることで開放感を出すこともできます。
スキップフロアは数段の階段でつないだいくつもの階層があるような設計のこと。
例えばリビングとダイニングを2〜3段の階段でつなぐと縦の空間に動きが出るので、開放感につながります。
■開放感のあるリビングの事例
事例を見る:Case95「2つのロフトがある家」
開放感のあるリビングにするためのポイントをご紹介してきましたが、実際にリノベーションで開放感のあるリビングを実現した事例も参考にしてみてください。
・3部屋をつなげて開放感のあるリビングに
事例を見る:Case114「暮らしやすさもおしゃれさも」
リノベーション前から「広々としたLDK」をご希望だったこともあり、南側に並んだ3部屋をつなげることで開放感のあるリビングを実現できました。
玄関側からベランダに向かって見ると、左手前にキッチン、奥にダイニング、右手にリビングという配置。
リビング側から見るとキッチンとダイニングがゆるやかにつながっていて、動線も良く開放的な空間になっています。
キッチンからはリビングの方を向いているので、家族の気配を感じながら、コミュニケーションをとりながら料理をすることができます。
・広さを感じられるLDK
事例を見る:Case090「黒壁インダストリアル」
運河沿いに面していて南側に大きな窓がある開放感が魅力のこちらの家。
日当たりの良さを生かして、南側にあった2部屋をつなげて1つのLDKにリノベーションしました。
よくある高さのダイニングテーブルとは異なり、低めのソファテーブルを並べています。
テレビの方にはローテーブルとソファが一般的かもしれませんが、こちらは低いテーブルとクッションを並べて視界を低くすることでより開放感を感じることができます。
・カラフルで温かみのあるリビング
事例を見る:Case068「カラフルにのびのびと」
キッチンの前には丸いダイニングテーブル、奥に背もたれの低いソファとテレビ台が並ぶ開放的なリビング。
もともとの間取りから大幅に変えることなく、それでいて広々とした開放感のあるリビングを作り上げた事例です。
コンクリート剥き出しの無機質な空間の中に無垢材の床で温かみをプラスし、カラフルな雑貨を並べることでおしゃれなリビングになりました。
・かっこよく温かみのあるリビング
事例を見る:Case054「アンティーク×都会的MIXインテリア」
「モルタル×ステンレス×木」をテーマとしてリノベーションを進めたこちら。
リビングには背の低いソファとラグが敷かれており、大きな窓からは光が差し込み、開放感を感じられる空間になっています。
ステンレスのキッチンでかっこよく、ダイニングテーブルが温かみを演出してくれています。
・シンプルなデザインのリビング
事例を見る:Case051「パーティースタイルのおもてなしLDK」
窓と垂直の向きにカウンターキッチンがあり、キッチンの横にはダイニングテーブル、ダイニングキッチンの正面にリビングという配置のLDK。
リビングには窓の方を向いてソファが置かれており、窓側には1人用のチェアが2つ。
真ん中にテーブルを設けないことで広さを感じられる開放的なリビングとなっています。
■まとめ
リノベーションをする際、開放感のあるリビングにしたいという理想がある方も多いかもしれません。
開放感のあるリビングにするためのポイントや実際の事例を参考にしながら、リノベーションを進めてみてくださいね。
ここではご紹介しきれないたくさんのリノベ実例も掲載していますので、こちらもお時間のある時にどうぞ♪
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