冬場に大活躍してくれる電気毛布。シーズン中毎日使うものだから、毎年きれいにして保管しておきたいものですね。
また、冬でも就寝中は汗をかくからときどき洗いたいと考える人もいると思います。でも電気毛布の洗濯の仕方がわからない!自宅で洗濯していいの?その疑問を解決すべく電気毛布の洗濯方法や注意点を紹介します。
洗濯表示を確認!自宅で洗えるの?
電気毛布には、洗濯してよいものと悪いものがあります。それを見分けるために、まず洗濯表示の確認をします。洗濯できないものの方が見分けるのが簡単です。洗濯表示の一番左側に桶のようなマークがあり、それに×がついているものは水洗いできません。
×がついていなければ水洗いができるのですが、細かく方法が指定されている場合があります。数字が書いてあるものはその温度以下の水を使って洗濯ができる、手のマークがついているものは手洗いなら洗濯ができる、という意味です。
古くから使っている電気毛布ですと、旧洗濯表示になっている場合があります。桶ではなく洗濯機のマークになっていますが、数字の意味は同じですので覚えておきましょう。
電気毛布を洗濯機で洗濯する方法
それではいよいよ電気毛布の洗濯をします。まず電気毛布のコントローラーを外してコネクター部分を毛布の内側に丸めて押し込みます。
そして洗濯機の大きさに合わせてたたんで丸めます。7kgの洗濯機で、シングルサイズなら横に4等分に折り、ぐるぐるぐる…と丸めるとちょうどよいサイズです。
コースの設定は「毛布コース」があればベストですが、「手洗いコース」「おうちクリーニング」など弱水流で洗えるコースを選択します。洗剤は中性洗剤を使用します。
通常使用する洗剤は弱アルカリ性ですので、おしゃれ着用洗剤などがおすすめです。柔軟剤を使用すると柔らかい仕上がりになりますし、静電気を防ぐ効果もあります。脱水は1分くらいの短めで終わらせましょう。
電気毛布を手洗いする方法
電気毛布を手洗いするには大きなたらいが必要ですが、自宅にない…という人も多いのではないでしょうか。でも大丈夫!とっておきの場所があります。それは”お風呂場”です。浴槽を使えば大きさは十分、周囲が水にぬれても大丈夫です。
まず、浴槽にぬるま湯を張り、中性洗剤を溶かします。洗濯表示に記載のあった温度より高くならないように気を付けましょう。そこにコネクタ部分を中に折り込んだ電気毛布を入れて、押し洗いをします。
浴槽で押し洗い…腰が痛くなりそうですね。これも簡単な方法があります。自分が浴槽に入って踏み洗いをすればよいのです!コネクタを傷つけないように気を付けて優しく踏み洗いをします。
洗い終わったら、新しいぬるま湯に交換してすすぎをします。最後は浴槽のふちにかけてすすぎの仕上げをします。脱水は、浴槽の栓を抜き、押しながら水を切ります。
ある程度になったら浴槽のふちにかけて水切りをします。雑巾のようなねじる絞り方は絶対にしてはいけません。電気毛布は中に熱線が入っていることがあるので、断線して危険だからです。
洗濯した電気毛布の乾かし方
洗い終わった電気毛布は、風通しの良い日陰に干します。時々裏返したり、向きを変えたりすると乾きやすいです。物干しざおを2本用意し、裏側に余裕を持たせて干すのも早く乾かすコツです。
コネクタ部分はよく拭いて乾燥させ、乾いた電気毛布はコードやヒーターがねじれていないかよく確認してから収納します。購入した時の箱や袋に入れて、湿気の少ないところに保管します。
このとき、防虫剤は使用しないでください。成分が電気系統に支障をきたす可能性があるからです。次のシーズン初めには、掃除機をかけて軽く干してから使用するとダニの心配なく気持ちよく使うことができます。
電気毛布の洗濯は重労働…日頃から手軽にお手入れする方法
ここまで電気毛布を自宅で洗濯をする方法を見てきましたが、自宅でできるとはいえシーズン中に何度も何度も洗濯するというのはなかなか大変そうですね。
そこで普段からできる電気毛布の手入れの方法を紹介します。汚れが気になるときは、よく絞った布で水拭き、さっと天日干しをします。
ダニが気になる場合には、掃除機をかけたり、ブラッシングをするとよいです。においが気になるときは、布用の消臭剤などを使用します。
汚れやすいな…と感じるときは、電気毛布にシーツやカバーをかけて使いましょう。シーツやカバーなら簡単に洗濯できてとても衛生的に使うことができます。
プロにおまかせ!クリーニングに出す
自宅で洗濯する方法はわかったけれど、もし電気系統を壊してしまったら…と心配になる人もいるかもしれません。
自宅では洗濯できない製品だったという場合や、多少値段がかかっても構わない、という人はクリーニングに出すという方法もあります。
店舗によって差はありますが、3000円くらいから取り扱ってくれるようです。また、素材やコントローラーの着脱ができるかなどによって、断られてしまう場合もあります。
持ち込みをする前に、電話などで確認していくとよいかもしれません。持ち込むときは、紛失を防ぐためコントローラーなど外せる部品は外して持っていきましょう。
電気毛布は自宅で洗濯できる!電気系統に気を付けて!
電気毛布は、水洗いのできる製品なら自宅で洗濯することができます。洗濯表示や製品の取扱説明書をよく読んで、丁寧に洗濯してください。
特に熱線やコードを使用していますので、電気系統の取り扱いには十分注意が必要です。洗濯で傷めてしまうと、使用中に発火の原因になりますので危険です。正しい取り扱い方法で、毎年気持ちよく電気毛布を使いたいですね。
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