火を使わずに、焚ける、香る。「キャンドルウォーマーランプ」でアロマがもっと身近に
アロマキャンドル、持ってはいるものの、わが家ではインテリアとして活躍するばかりで、火を灯すことがほとんどありません。
だって何だかもったいなくて、、。せっかくの素敵な佇まい。溶けてなくなるのが、つい惜しくなってしまうのです。
このたび登場したのは、アロマキャンドルを減らすことなく使えるという、ちょっと不思議なキャンドルウォーマー。
「え?どういうこと??」今回は、わたしの興味を一気に掻きたてた、キャンドルウォーマーランプをご紹介します。
電気の熱で溶かす新感覚の香るライト
このアイテムが画期的なのは、火を使わずに電気の熱でキャンドルを溶かすこと。
アンティークランプみたいなルックスですが、シェード内にハロゲン電球がセットされています。
火を使わないということは、
- 煙や煤(すす)が出ない
- 火の始末を気にしなくていい
- 小さな子どもやペットがいても安心
など、パッと思いつくだけでもメリットがいろいろありますよね。だけどそれだけじゃないんです。
ロウが気化しないから、キャンドルが減らない
ふつうキャンドルは使えば使うほど減ってしまいます。それは炎の熱でロウが気化してしまうから。
でも電気ならロウが気化しないので、キャンドルが減ることがありません。(ただし使うたびに香りは薄くなります。)
▲ロウが溶けても芯はキレイなまま。溶けた部分は冷めれば元通り白く固まります。
見た目が変化することなく、アロマだけを最後まで楽しめる、これぞまさしく「香るライト」。これでようやく、お気に入りのキャンドルが使える!
スイッチONで豊かに広がる香り
スイッチを入れると2〜3分でロウが溶けはじめ、アロマが空間に広がっていきます。
火だと芯の周辺だけが溶けますが、電気だとキャンドル全体が溶けるせいか、よりしっかりと香りが立つように感じられました。
明るさは、火を灯すよりもやや明るいくらい。夜のくつろぎタイムや就寝前のベッドサイドで点ければ、灯りとアロマで部屋がいつもよりずっとリラックスできる空間に。
火を使うとどうしても煙が出やすく、そのニオイがアロマの邪魔をすることがありますが、電気ならそんな心配は不要です。また後始末がないのも普段使いしやすいポイント。
使い終わったらスイッチを切るだけでOKだから、リラックス気分のまま、サッとベッドに入れます。(消してすぐはキャンドル本体が熱く、また溶けたロウがこぼれやすいのでご注意くださいね。)
▲手元のスイッチでON/OFFの切り替えができます。
KLINTAのマッサージキャンドルでスパ気分
このキャンドルウォーマーを手に入れたら、一緒に使ってみたいキャンドルがありました。それがKLINTA(クリンタ)のマッサージキャンドルです。
こちらはなんと、溶けたロウをマッサージオイルとして使えるアロマキャンドル。
煤(すす)の出ないキャンドルウォーマーランプなら、溶けたロウを肌に直接塗るのも安心です。湯上りにライトを灯して、まずはアロマを愉しみつつひと休み。
▲小さめのキャンドルですが、ハロゲンの熱がちゃんと届きました。わたしが選んだ【コットンフレッシュ】は、ナチュラルなシャボンの香り。
まるで洗いたてのタオルに包まれているみたいな優しいアロマです。ロウが溶けたところで火を消し、1〜2分ほど冷ましたら、肌に広げて馴染ませていきます。
伸びがいいので、指先にちょこんと付けるだけでも広い範囲に塗ることができます。
ほんのり温かいオイルが心地よく、冬の乾燥した肌がじんわり潤っていく感覚。約10分間溶かした量で、両手・両足までたっぷり塗ることができました。
使わない時も見せ置きしたくなる
マットなブラックの質感はインテリアに馴染みやすく、テーブルや棚の上に置きっぱなしにしても圧迫感のないサイズ感。アロマキャンドルとともに見せ置きするのが絵になります。
わが家には4歳の娘がいますが、小さい子どもがいると手近にライターやマッチを置きたくないし、面倒なお手入れも避けたいもの。それでアロマ生活からずいぶん長く遠ざかっていました。
火を使わないキャンドルウォーマーランプなら、子どもがいても、また毎日を忙しく過ごしていても、気軽にアロマが楽しめます。
貴重なくつろぎタイムを、ムードのある灯りと香りでより充実したひとときにしませんか。
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