一年の振り返りをするおすすめの方法
一年の振り返りをする作業は、データや書類などの整理、自分自身の気持ちの整理につながります。この一年をしっかりと振り返ることは来年への準備として必要なステップではないでしょうか。
さらに、自分自身を客観的に見つめなおすことは英語でいうところのreflection(リフレクション)。効果的な改善点を見つける作業です。
ここでは一年の振り返りをするための、おすすめの方法を見ていきます。あると便利なアイテムやおすすめの質問など気になる項目をチェックしてみてください。
一年の振り返り【あると便利なアイテム】
一年を振り返ろう!と意気込んでも、まずは何から始めていいのかわからないという人もいるかもしれません。まずは、一年を振り返るために用意しておくと便利なアイテムから見ていくことにしましょう。
振り返りのために用意しておくと便利なアイテムは大きく3つあります。実際に自分で記録したもの、デジタルデータとして残っている足跡、そして一年の振り返りを記録しておくためのおすすめアイテムです。もちろん、これらすべてを準備しなくてもOK。必要なものだけで構いません。
①スケジュール帳・日記
一年の振り返りをするときに、おすすめのアイテムの1つがスケジュール帳や日記です。一年のスケジュールが描き込まれているなら、それを見ながら振りかえることができます。日記をつけている人は、そちらをチェックしてみてもいいでしょう。
何もなかったように思える一年でも、見直してみるといろいろな出来事があったり、心が動いたりしたことが思い出されるはず。3年日記や5年日記、あるいは10年日記のようなタイプを使っている人は余白ページなどに一年の振り返りを記入しても良いですね。
②パソコン・スマートフォン
一年の振り返りに便利なおすすめアイテムが、パソコンやスマートフォンです。ブログやTwitter、InstagramやLINEなどのSNS、メールやショートメール、写真フォルダーなどを見返してみてください。この一年の記録が残されているはずです。
それらを改めて見直すことで一年の振り返りがスムーズにできるでしょう。日記のように、あえて自分で記録を残していなくても、案外いろいろなところに足跡が残っているものです。
③ノート・手帳
一年の振り返りをする際に、ノートや手帳を準備する方法もおすすめです。これらは、一年の振り返りを記録するためのアイテム。使いやすいサイズのノートや手帳を選びましょう。言葉や文章で記録するだけでなく、色を使ったりイラストを添えたりしてもよいですね。
写真やチケットの半券などを貼って記録に残す方法もあります。ノートや手帳は罫線が入ったものが一般的ですが、自由自在に記入できる罫線なしのタイプやグリッド線がマス状になっているタイプもおすすめです。
④ワークシート
振り返りのための質問がついた無料のワークシートを公開しているサイトがインターネット上には、いくつもあります。そちらを利用して一年の振り返りを記録する方法もおすすめです。シートによって質問もいろいろなので、いくつか見比べてみてから一番フィットしそうなものを選んでみましょう。
もちろん自分でオリジナルのワークシートを作成してもOKです。オリジナルのワークシートなら質問も自分で好きなものを選ぶことができるので一年の振り返りが、より楽しくできる方法になります。
一年の振り返り【振り返りのポイント】
具体的に一年を振り返る際は、「振り返りポイント」を決めておくと取り組みやすくなります。定番のカレンダーやスケジュール帳、日記を元にした振り返りや、撮影した写真・動画を見返しながらの振り返り含め、ここではポイントになる項目を4つピックアップしてご紹介します。
自分に合った振り返りポイントを活用すると、その時の情景や出来事だけでなく思いや感情も振り返ることができますよ。「振り返り」は客観的にものをみれるタイミングでもあるので、早速チェックしていきましょう。
①月毎にイベントやできごとを振り返る
上記したアイテムを見ながら、まずは一年を月毎に振り返りましょう。大きなイベントやできごとがあると振り返りやすくなるのでおすすめの方法です。続いて、その時の自分の気持ちを思い出してみましょう。
喜怒哀楽の感情だけでなく何を考えたか、どう感じたかを客観的に思い出してメモを取ります。自分の気持ちや感情を思い出したら、次はそこから気付いたことをチェックしてください。ここが、次につながるポイントになるからです。来年はこうしたい、こうしようという目標にもなります。
②写真を見ながら振り返る
また、写真を見ながら一年を振り返る方法もおすすめです。写真は気付かない間に、どんどんたまっていきがちです。一年の振り返りと同時に写真の整理もできるといいですね。お子さんやご家族の写真の整理のポイントは取捨選択。膨大な写真の中から、何を残し何を削除するのかを考えてみてください。
量は、毎月見開き1ページに収まるようにして1年で1冊の写真集を作るイメージで。フォトブックが作れるサービスもあるので、チェックしてみてくださいね。
③家の中にあるもので振り返る
一年の振り返りには、家の中にあるものを見返す方法もおすすめです。たとえば洋服やアクセサリー、食器や雑貨などをチェックしてみてください。メイクポーチの中や冷蔵庫の中の整理も、これに当たります。
小さな場所を整えることは大きな場所の整えにつながりますし、一年を通して好みの変化を知る事にもなるでしょう。片付いた達成感も呼びやすいのでおすすめの方法です。また、家の中を整理整頓することで新しい一年に向けての準備になります。
④誰かと話しながら振り返る
一年の振り返りには、自分自身を見つめなおすという目的があります。けれど、一人で振り返りの作業をしていると煮詰まってしまうことも。そんな時は、家族やお友達など気の置けない人と話しながら振り返る方法がおすすめです。誰かと思い出を共有することで絆が深まったり別の視点でできごとを見つめなおしたりすることができます。
時には嫌な思い出がよみがえってしまうこともあるかもしれません。悲しい気持ちや悔しい気持ちを思い出したときは、次はどう対処しようかとポジティブに見つめなおしてみましょう。
一年の振り返り【おすすめの質問】
一年を振り返るためには、自問自答をして客観的に見つめなおす作業が必要です。上述のようにイベントやできごとを振り返って思い出すだけでなく、その時どんな気持ちだったのか、何を考えていたのかを洗いなおすことがポイントになります。
ここでは、一年を振り返るためにおすすめの質問を見ていきましょう。振り返りの過程では自分を否定するのではなく肯定することも大切。そこから来年に向けての抱負や目標を考えていきます。
①自分自身を客観視するための質問
まずは、この一年の自分自身を客観視するための質問をしてください。「楽しかったことは何ですか?」「「うまくいったことは?」とハッピーな経験を箇条書きにしてみましょう。
続いて「あきらめたことは?」「続けたいことは?」という反対の質問や「学んだことは?」「変わったことは?」といったこの一年で獲得したものを問う質問をしていきます。振り返りの材料は多ければ多いほど手掛かりになるので、たくさんの質問を投げ掛けてください。
②一年間をラベリングするための質問
続いておすすめする質問は振り返った一年間をラベリングして、別の一年間と区別するためのものです。「一年を一言で表してください」「今年読んだ本や漫画の中で印象に残った作品はなんですか」「今年一番聞いた音楽は何ですか」などがおすすめの質問です。
「今年の3大ニュースは何ですか?」もいい質問ですね。自分自身を見つめるときに、時代や社会と切り離すのではなく周囲にも目を向けることは大切なポイントになります。
③自分自身をほめるための質問
あれもできなかった、これも足りなかったと自分を責めることに終始してしまっては、一年を振り返る意味がありません。自分がしてきたことや考えたことを肯定することが必要です。例え成果が出なかったとしても、「そのプロセスで学んだことはありますか?」と聞いてみてください。
チャレンジしたこと、がんばったこと、それ自体が尊いのです。今年は結果に結びつかなかったことも来年は実を結ぶかもしれません。アプローチや努力の方向を変えるなど工夫も考えてみてください。
④来年につなげるための質問
来年につなげるための質問は次に進むための方法でもあります。新しい一歩は、ポジティブなエネルギーで満ちたものでありたいですよね。ネガティブな気持ちになるものは、手放してしまいましょう。「手放しても良いものは何ですか?」と、問いかけてみてください。
ただし、大人になればなるほど、手放してスッキリ!というわけにはいかなくなります。そんな時は手放すことで学べるもの、得られるものをイメージしてみましょう。その方がよいのだ、と納得しやすくなります。
一年の振り返りで来年をよりよく迎えよう
今年の仕事や行動、目標の達成度などを振り返りながら、一年の振り返りをする方法を見てきました。あっという間に過ぎてしまったように感じる一年でも365日の日々の積み重ねです。
手帳を使ったりノートや付箋を使ったり、あるいはパソコンやスマホの中に記録したりとその方法はさまざま。振り返りの為の書き方や質問も自身の反省に効果があるものを選ぶようにしましょう。
自分に合った方法で一年を振り返ることで来年をよりよく迎えてみませんか。
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