1.手作りアルバムを作るときに必要なもの
まずは、手作りアルバムを作るのに必要なものを確認しましょう。基本的なものをピックアップしました。
- アルバム
- 写真
- ハサミ
- のり
- テープ
- デコレーション用の素材
「デコレーション用の素材って、何を準備すれば?」と思った方、作り方の「STEP3:写真を貼ってデコレーション」で詳しく解説していますのでご安心ください。
ここから、手作りアルバムの作成方法をSTEP1~3に分けて説明していきます。
- STEP1:アルバムの種類を選ぶ
- STEP2:写真の準備【コツを解説】
- STEP3:写真を貼ってデコレーション【アイデア満載】
手作りというと大変そうなイメージがあるかも知れませんが、コツを押さえながら順番に進めていけば大丈夫。それでは、詳しく見ていきましょう。
2. 手作りアルバムの作り方。流れとコツを解説!
STEP1:アルバムの種類を選ぶ
まずはアルバムを選びます。アルバムの種類は大きく分けて2つ。「フリー台紙タイプ」と「ポケットタイプ」があります。
作りたいアルバムのイメージから、どちらがぴったりくるかチョイスしましょう。
■フリー台紙タイプのアルバム
仕切りのない台紙に、自由なレイアウトで写真を貼っていくタイプのアルバムです。デコレーションやレイアウトにこだわりたい、大小さまざまなサイズの写真を納めたい場合におすすめ。台紙に保護フィルムが付いたものを選べば、写真をより長くきれいに保管できます。
■ポケットタイプのアルバム
台紙に写真を納めるポケットがあるタイプです。写真を主役にしたシンプルめの仕上がりを目指す時や、たくさんの写真を効率よく収めたい場合におすすめ。写真の配置に悩む必要がないから、手作りアルバムが初めての人でも簡単です。
>>>フリー台紙タイプ・ポケットタイプアルバムを探す
STEP2:写真の準備【コツを解説】
アルバムを用意できたら、写真をプリントしてアルバムに収めていきましょう。ここではプリント前のデータ加工や、プリントした写真を配置するときのコツをお伝えします。
■画像の加工方法にひと工夫
今はスマホアプリやパソコンソフトで、写真データの雰囲気を簡単に変えることができますよね。アルバムにはたくさんの写真を載せるので、画像の仕上がりが中途半端に不揃いだと全体の印象がぼやけてしまいます。
写真データの加工方法にも気を配ると仕上がりレベルがアップしますよ。
- アルバム全体の統一感を重視したい→加工方法を統一する
- にぎやかさを演出したい→あえてばらばらな加工を混ぜる(ビビッドな色味、ヴィンテージ風etc.)
■チェキ風写真でおしゃれ度アップ
チェキ風写真の魅力は、ポラロイドカメラで撮影したようなレトロな雰囲気。おしゃれで“エモさ”のある手作りアルバムを目指すなら、チェキ風写真を使ってみてはかがでしょうか。
スマホの画像加工アプリでチェキ風にフレーム加工するのも良いと思います。
■1ページごとに主役をつくる(フリー台紙タイプのアルバムの場合)
写真をたくさん貼っても、全部が同じ大きさだと単調な印象になってしまう可能性があります。そこで、1ページに収める写真のうち、メインで見せたいものを決めましょう。
メインに決めた写真は他よりも大きめにプリントして、その写真の周りにいろいろなサイズの写真を貼ると見栄えするページになります。
大きく見せる写真の数は、1ページあたり1~2枚がおすすめ。写真をあまり詰め込みすぎないのもポイントです。
■ページの余白を意識する
あれもこれもと詰め込みすぎると、ページ全体の印象がぼやけてしまいます。そこでぜひやってみてほしいのが、ページ内の「余白」を意識すること。これはデザインの世界でも言われているコツなんです。
写真、デコレーション、手書きコメントなどそれぞれが引き立って、見やすくするだけでなく、完成度がグッと上がりますよ。
■写真の形に変化を
ページにメリハリをつける簡単テクニック♪ 四角い写真ばかりでなく丸形や三角形に切り抜いた写真を使うと、並べるだけでけっこうおしゃれなレイアウトになります。角を丸や斜めにカットするだけでもデザイン性がアップしますよ。
■写真を台紙に並べてみる
どのページにどの写真を使うかを決めたら、写真を仮置きして並べてみましょう。フリー台紙タイプのアルバムに仮置きする際は、あとで剥がせるタイプののりやマスキングテープを使うのがおすすめ。
いきなり写真を台紙に貼り付けるよりも失敗が少なくなります。納得できるレイアウトが決まったら、並べた状態をスマホなどで撮影しておくか、写真の裏に順番を書き込んで。
そうすれば「この写真、どこに貼るんだったっけ?」とならずにすみます。
STEP3:【アイデア満載】写真を貼ってデコレーション
さあ、手作りアルバムの仕上げに向けてデコレーションを楽しみましょう! 写真の位置を確認しながら、より華やかに引き立てるように装飾していきます。
ここではマスキングテープやシールの使い方、文字の入れ方、意外と使える素材など、写真をデコレーションするアイデアをご紹介していきます。
■活用法は無限大。マスキングテープでかわいく装飾♪
写真を固定するフレームとしてはもちろん、装飾としてペタペタ貼ってもおしゃれ。写真や台紙の枠に合わせて真っ直ぐ貼りたいときはハサミでカット。
装飾として使う場合はハサミを使わず、あえて手でざっくりちぎる方がこなれた雰囲気が出せますよ。リボンやフラッグの形に切ってシールみたいに使ってもかわいくなります♪
■シールでデコ。貼るだけで簡単にかわいく!
「不器用だから細かい作業は苦手……」という方のためのお助けアイテム。デザインはもちろん、素材感も全体のテイストに合わせて選ぶとまとまりが出ます。あまり多用せず、ポイント使いした方がセンス良く見えるでしょう。
■キラキラのペンを使ってゴージャスに
写真に余白が多い場合は、直接書き込めるペンで文字を入れてみましょう。メタリック系のキラキラペンは、色の濃い台紙にも映えますよ。
文字以外にも、星やキラキラマークを散らせば思い出がいっそう輝くかも。シンプルに日付や場所の名前を書くだけでもかっこよく見えたりします。
■レースペーパーで手軽に“ナチュラルかわいい“を演出
100円均一ショップなどで買えるレースペーパーが、アルバム作りに大活躍! ページの端に合うように切って背景にしたり、小さく切ってワンポイントにしたり。
スタンプを押してアクセントをプラスしてもいいですし、マスキングテープとの相性も◎。
■雑誌やカタログの切り抜きでおしゃれコラージュ
アルバムデコレーションの真骨頂とも言えるコラージュ。読み終わった雑誌や通販カタログのページを切り抜いて活用してみましょう。
小物の写真やイラストをシールのように使ったり、模様の部分を細長く切り取ってテープのように貼ったり、アイデア次第でおしゃれパーツに変身。
ポケットタイプのアルバムの場合は、わざと空いたポケットを作って切り抜きを差し込んでも素敵♪
■部屋で眠っている端切れを活用
ソーイングボックスに入れたままになっている布の端切れはありませんか? ハンドクラフトに使うには小さく、かといって捨てるのももったいない……。そんな端切れを活用してみましょう。
ハートや星の形に切り抜いてもいいですし、あえて端をほつれさせてざっくり貼り付けても手作り感が出ていい感じに仕上がります。布用のペンやスタンプで文字を入れてもおしゃれ。
■ペーパーナプキンの透け感とデザインを生かして
最近は100円均一ショップでも手に入るカラフルなペーパーナプキン。ハサミで切り抜いたり手でちぎったりと、扱い方次第でいろいろな雰囲気が出せます。透け感があるものを選べば、平面のアルバムでも立体感を演出することができるでしょう。
■毛糸を使えば温かい雰囲気のアルバムに
写真の周りを囲んでフレームにしたり、リボンやお花でワンポイントを作ったり。毛糸をデコレーションに使えば、温かくふんわりした雰囲気のアルバムになります。 2~3色を合わせて使えば見栄えもアップ♪
■飛び出す仕掛けでインパクトを
プレゼントとしてアルバムを作る時におすすめしたいのが、飛び出す仕掛け。ページを開いて立体的な装飾が飛び出せば、ワクワクがもっと大きくなりますよね。
ハンドクラフトが得意な人は自作してもいいですし、市販のポップアップカードを貼り付けてもOK。画用紙を2つ折りにして中にメッセージを書き込むだけでも、素敵なサプライズになります♪
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3.手作りアルバムをプレゼントするときのポイント
手作りアルバムにトライする人の中には、大切な人へのプレゼントにする!という方も多いでしょう。とっておきの1冊にするには、関係性の変化や成長が分かる写真をピックアップするといいですよ。
例えば恋人や友人に贈るなら、出会ったばかりの頃と現在の写真を並べてみる。両親や家族にプレゼントするなら、幼少期や若い頃の写真を入れるなど。きっと、ページを開くたびにじっくり思い出にひたれるアルバムになります。
また「STEP2:写真の準備」のコツの中で「アルバム全体のテイストを決める」と紹介したように、贈る相手の好みに合わせて作ればさらに喜んでもらえそうです♪
4.こんなときどうする? 手作りアルバムQ&A
Q.スマホで撮った写真を印刷するには?
A.方法はいくつかあります
代表的な方法と、それぞれの特徴をご紹介します。
コンビニのプリントサービス
コンビニにあるマルチプリンターで写真を印刷する方法です。24時間いつでも写真を印刷できるのがメリット。スマホアプリを使ってその場で操作する方法や、クラウド上にデータを事前登録する方法など、コンビニごとにサービスが異なります。
ネットプリント
Webサイトやアプリから注文でき、後日、印刷した写真を宅配や郵送で届けてくれます。1枚あたりの単価がお手頃なサービスも多数あるので、時間に余裕があるなら検討する価値アリ。
家電量販店などのセルフプリント
お出かけの予定があるなら、家電量販店などの店頭にあるセルフプリント機という手も。スマホとセルフプリント機を接続して、印刷する写真を選び、少し待てば写真を受け取って持ち帰ることができます。
自宅のプリンターで印刷
一番手軽な方法が、自宅のプリンターで印刷すること。ただし家庭用のプリンターでの印刷だと、一般的なプリントサービスに比べて画質や耐久性が劣ります。その点は注意が必要かも。
Q.写真を貼る「のり」は何でもいいの?
A.テープタイプ、スティックタイプがおすすめです
フリー台紙タイプのアルバムだと、台紙に写真を貼り付けるという作業が必要な場合がありますよね。その際に使用するのりは、テープのりやスティックのりがおすすめです。
特にテープタイプののりは、接着面に厚みが出にくい点でいち押し。紙系のデコレーション素材にも使えます。一般的な液体のりは乾くのに時間がかかりますし、水分が多いと写真や台紙がふやけてしまうことがあるので要注意。
Q.デコレーションのアイデアがなかなか決まらない!
A.まず、アルバム全体のテイストを決めましょう
アルバムをどんな雰囲気に仕上げたいか、決まっていますか?「センス良いね」と褒められるアルバムに仕上げるには、全体に統一感を出すことが大切です。例えば、ナチュラル、スタイリッシュ、レトロ、ポップ……など。
目指すテイストをしっかりイメージしてから、写真の加工方法やデコレーションを考えてみましょう。そうすればアイデアが具体的になって、全体もうまくまとまりますよ。
Q.いろいろデコレーションしても、なんだかあか抜けない……
A.素材を重ねる順番を工夫してみて
せっかくデコレーションするなら、アートな雰囲気を出したいですよね。あか抜けない、のっぺりした印象になってしまう時は「奥行き感」を意識してみましょう。
方法は簡単です。
写真とデコレーションパーツを重ねる順番を、ランダムにすること。写真の上に装飾する部分と、写真の下にデコレーションパーツ(ペーパー系など)を敷く部分。これを織りまぜるだけで、ページに奥行きが出ますよ。
5.まとめ
手作りアルバムの制作手順と作り方のコツ、デコレーションアイデアやおすすめアイテムをご紹介しました。
初めてだとハードルが高いように感じるかも知れませんが、身近なグッズやちょっとした工夫で意外と簡単に、かわいく仕上げることができます。
ぜひこの記事を参考にして、ステキな手作りアルバムを完成させてくださいね!
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