お弁当を持って出かけよう〜暑い日編&寒い時編〜
我が子から学ぶ、言葉と行動の奥深さ。日常生活の「あるある」から子どもの成長まで、思わずクスッと笑えて共感できる、まいまいまま(mymymama)さんのエッセイをお届けします。
題名の通り、2分でサクッと読めるので日々の家事の合間やお仕事の休憩時間にぜひご覧ください。
前回はこちら▼
進級で親が嬉しかったこと、困ったこと
暑い日の冷た~いお弁当
我が家には、現在5年生の娘と、2年生の息子がいる。ゴールデンウイークには、退屈になるので、なるべく近場で日帰りで楽しむことが多め。
理想は、「海外に行こう!」とか「泳げるほど温かい憧れの島へ行こう!」だけれども・・・宝くじ当たらないかな。
そこで問題になるのが「朝から出かけるのはいいけれど、お昼ご飯をどうするか問題。」
長期の休みは、すでに外食やお弁当で結構お金使っちゃったよね、という事がアリガチ。そんな時に我が家で、よくやる方法が2つ。
まずは1つ目。今日はちょっと暑いかな~?と思われる日には、「素麺弁当」。これは、ワタクシの義姉から習った方法。
初めて聞いた時は
「うそ~ん!麺が絡み放題じゃーん!大丈夫?」
と、かなり疑った。
これには、たった1つコツがあって、茹でた素麺を食べやすい量に取り分け、「クルクルと巻いておく」これだけ。
それをお行儀よく弁当箱に並べる。すると、いざ食べる時に「スポッ!」と1つずつとれるのが気持ちいい。
「お母さん、これ面白~い!」
と子供達の評判もヨシ。
小学生の子供達の手の大きさにフィットするサイズの紙コップに、水筒に入れて持ってきた冷たい素麺つゆを入れて準備OK。
ちょっぴりくっついて固まっている麺を、麺つゆに泳がせると、とってもいい感じに、ほぐれていく。
「麺伸びてるじゃーん」
と言う、美食家は我が家に存在しなかった。ホッ。実際ほとんど気にならない。
さらに キュウリと薄焼き卵、出来ればハムを細切りにして、トッピングとして持っていくと、色もきれいで味変出来るので、さらに喜ばれる。
おじいちゃんおばあちゃんにも好評弁当
そういえば、暑い運動会の時には、素麺に唐揚げを追加して持って行った記憶が。子供達だけでなく、両家のじいちゃんばあちゃんにも好評。
「食欲無い時はいいね・・・」
ところが、その時に事件が起こった。
「ナニコレ、しょっぱーい!」
一人だけ何の疑いもなく飲み干そうとしたうちのだんな。麺つゆを紙コップに入れると、パッと見、麦茶と激似なので直前に、
「麺つゆだから」
と言った事を一人だけ聞き逃していた事が発覚した。
「コントみた~い」
と、その場にいた全員にツッコまれる。麺つゆを見るたびに語り草となった。
みんなで大笑いしたからかな?多めに持って行った素麺弁当のほとんどを食べきったので驚いた。
「食欲・・・本当に無いの?」
寒い時の簡単弁当
「素麺弁当」に続き、2つめのお昼ご飯のアイデアがこれ!
水遊びが楽しめる時期。娘が幼稚園の頃から、小川に遊びに行っていた。
ひざ下まで水量がある小川は、小さな魚やカニを網で捕まえたり、ちょっと変わった色の石を探したり、親子で涼みながら楽しめる。
ところが、結構暑い日でも小川の水が冷たすぎて30分も遊ぶと
「お母さん、寒~い!」
と子供達が言い出す。
車に戻って濡れた服を着替えても、ちょっぴり唇青め。
「ちょっと待っててね」
今度は、お昼の支度が始まる。・・・と言っても持ってきたタップリのお湯を、カップラーメンに注ぐだけ。
3分後、食べ始めた子供達からこんな言葉が
「お母さん、このラーメンすっごく温かくて美味しいよ~。また作ってね!」
行列が出来るラーメン店なみに大人気。
え?いつも食べてる、普通のカップラーメンですけど・・・そんなに美味しい?。
準備が簡単で、喜んでくれるなんて超最高!いう事ないじゃーん!いい物をみ~つけた!
今回は食べてくれないなんて
ところが、その次の小川遊びの時。
調子に乗ってまたカップラーメンを作ったら、
「今日のご飯はこれ?食欲が・・・」
みんなの箸がだるまさんが転んだなみに動かない。
同じ川遊びをしたのだけれども、人が多くて思い切り遊べず。中途半端に暑いまま帰って来てしまったのが悪かった。
お楽しみのはずのご飯が、出かけた先で「暑い中で熱い物を食べる我慢大会」に早変わり。
「また作ってね♡って言ったじゃーん」
折角リクエストにお応えしたのに、この仕打ち。毎回は上手くいかないもんだとガッカリした。ちぇっ!
―完―
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