ゲストを通す機会も少なく、ついつい生活感があふれてしまいがちなサニタリールーム。
家族それぞれの物や細々としたアイテムも多くて片付けにくい空間ですよね。使いやすくて機能的、なおかつおしゃれなサニタリールームを集めてみました!
過ごしやすいサニタリールームとは?
サニタリーとは「衛生的な」という意味。洗面室・トイレ・バスルームなどの水回りのことを指します。
一般的にサニタリールームは、北側であまり日が入らない場所に設けられるケースが多く、暗くなってしまいがち。まずは光を取り入れる工夫をしましょう。
なるべく大きな窓を設置するか、構造的に難しい場合は間接照明を利用するのもオススメです。ミラーの裏側や洗面台の下がフワッと明るくなると、サニタリールームがおしゃれな空間になりますよ。
次に、サニタリールームはどのご家庭もモノが多いかと思いますが、出しっ放しにしておかないことも大切です。洗剤などの日用品はごちゃごちゃとした印象を与えるので、戸棚などに収納しましょう。見せない収納にすることで、スッキリとホテルのようなサニタリールームに近づきます。
そしてサニタリールームに最も重要なことは、清潔で安全なこと。カビや汚れがつきやすい場所ですが、こまめに掃除をして家族みんなが毎日安心して使えるようにしたいですよね。「サニタリー」という言葉通り、衛生的な空間を保てるような実例をご紹介していきます!
光が降り注ぐサニタリー
ベッドルームとひと続きの空間に設けられた洗面台は、大きな窓からたっぷりと光が入り、明るいスペースになっています。
植栽の緑も眺められ、バタバタする朝も気持ちよく準備が始められそうです。
便利なダブルボウル
最近は、洗面ボウルを2台設置するご家庭も増えてきています。
順番待ちの時間も短縮でき、2台並んだ洗面ボウルはホテルのパウダールームのよう。
こちらのお宅のように大容量の収納があると使い勝手は抜群ですね!
木のぬくもり
木製カウンターとミラーが温かい雰囲気です。カウンター下に扉をつけない場合は、バスケットを用いて整理しておくとごちゃごちゃしませんね。
ブリキのバケツとゴミ箱もさりげなくアクセントになっています。
ショップのような空間
食器棚のような大きなガラス扉の棚にディスプレイ収納されたタオルや小物がおしゃれ。棚に物を詰め込みすぎないのも、ショップのように見せるポイントです。
ノスタルジックなサニタリー
懐かしさと伝統美を感じる古民家のような築40年の一戸建てをリノベーション。
古民家ならではの趣に合わせながらも大きく間取り変更をしなかったことで、インテリアや耐震補強を充実させました。
サニタリーは、新素材の一体型ボウルとオープン型の収納で漆喰壁とのコントラストが鮮やかな個性的な空間です。
「古民家の宿のような、風情ある戸建てリノベーション」リノベりす掲載
座って準備ができる
毎日座って準備をすることを想定して、椅子が入るスペースを設けた洗面カウンター。
女性にとっては嬉しい設計ですよね。ダウンライトと間接照明でふんわりと照らされ、落ち着いた空間になっています。
バスルームとひと続きの洗面台
バスルームと同じ空間にある洗面台。床に段差をつけることで、空間を緩やかに仕切っています。
大きな窓からは光が射し、壁で仕切らずに続きにすることで開放的なサニタリールームを作り上げています。
洗面台には、バスタオルも入りそうな大容量の収納を設けています。
広くしたサニタリー 2方面から使える収納が便利
子供たちの個室が必要になった事がきっかけで、住んでいる家をフルリノベーション。
リビングの一角にもうけたサニタリーを広くしたことにより、朝の身支度渋滞も緩和されました。
リビングのルーバー収納扉を開けると、リビングとサニタリー両方からアクセスできる収納があって便利。
白に黒目地でスタイリッシュサニタリー
念願だった愛犬との生活に合わせた、ペットにも優しいこだわりのフルリノベーション。
夫婦共に働いているため、無駄なくスムーズに家事ができるよう動線や収納について特にこだわりました。
サニタリーは、必須の2ボウルに黒目地タイルでスタイリッシュな印象です。
タイルと木目を優しくまとめあげられたサニタリー
商店街の中にあるリノベーション会社の3階建て事務所。それぞれのスペースで暮らしをイメージできるように設計。
ゆったりとした洗面スペースは、ヘリンボーンモザイクタイルと美しい木目のアクセントが優しい雰囲気のグレートーンでまとめられています。
日当たりの良い部屋をサニタリーバスルームに
よくホームパーティーを開くため、ゲストをもてなしやすいキッチン同線を意識しました。以前は個室だった日当たりの良い部屋をバスルームとランドリーに。
ガラス貼りのバスルームの外隣をサンルーム兼ランドリースペースにしたことで、明るく開放感のある空間に。
自然が主役の住まいにあるサニタリー
目の前に田んぼや森が広がる崖地。その立地を活かし、生活空間やバルコニーを地面から浮かせて開放的にすることで、遠くに見える田んぼや森の自然の移り変わりを存分に楽しめるようにプランされています。
四季折々の自然が主役となるおおらかさと静寂さをそなえた空間に。サニタリーもしかり。
清潔なサニタリー 工夫がいっぱい
間取り変更が困難な構造ですが、収納と床暖房や断熱材、二重窓など機能面だけでなくインテリアも素敵にリノベーション。
エントランス内にある広い収納や、LDKとつながる趣味室壁いっぱいの本棚、脱衣コーナーのあるサニタリーなど限られたスペースの中に工夫がいっぱい!
回遊できる住まいのサニタリー
日々の家事の負担を減らせるよう『洗う→干す→しまう』がスムーズにできる、サニタリースペースとランドリースペースがLDKとつながって、グルグルと回遊が可能。
その時々でドアを開閉したままにできるのがとても便利です。「子供たちが大喜び」の、グルグルと行き来できる造作ロフトベッドも必見。
東京タワーを臨むサニタリー
お風呂で気持ちよい時間を過ごしたい!という強い希望から始まったリノベ。
自然光や風が通るサニタリー・バスルームからはもちろん、エントランスからもサニタリー・バススルームの窓を通して、窓向こうの東京タワーをバッチリ見ることができます。
毎日使うサニタリールームだからこそ、家族が使いやすい空間にしたいものです。ぜひ事例を参考にして、こだわりのサニタリールームを実現させてください。
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