美人顔メイクの基本のやり方とは?特徴と綺麗見えするコツをパーツ別にレクチャー
くっきりとした目鼻立ちに美しいツヤ肌が特徴の美人顔は、異性だけでなく同性からも慕われる憧れの的ですよね。美人顔に近づくためにコンプレックスをカバーすると、ついつい厚化粧になってしまう人も多いのではないでしょうか?
ところが、アイメイクやベースメイクはできるだけ自然に仕上げることが美人メイクのコツ!美人に見えるメイクの特徴とやり方やコツについて解説するので、美人顔メイクをマスターして生まれつき美人を目指しましょう。
美人に見えるメイクの特徴とコツ5選
(1)透明感あふれる大人のツヤ肌
美人度をぐんと引き上げるベースメイクの特徴は、生気みなぎるツヤツヤとした大人っぽい水光肌です。マット肌はお人形のように人為的なイメージに仕上がるため、ナチュラルな美人メイクにはあまりおすすめできません。
ファンデーションはリキッドタイプやクリームタイプを使用して、生まれつき美人を目指すならグロー肌に仕上げましょう。また、微細なパールが含まれた化粧下地を仕込み、気になる部分はコンシーラーでカバーしてください。
(2)自眉を活かしたアイブロウメイク
眉毛は流行に左右されやすい部分ですが、自眉のよさを活かすことが美人メイクの特徴。土台を整える際はあきらかに不要な毛のみをカットして、必要以上に眉毛を整え過ぎないように注意してください。
自眉が濃い人はアイブロウパウダーと眉マスカラを使用して、ふんわりとした眉毛に仕上げるやり方が美眉作りのコツ。
自眉が薄い人はアイブロウパウダーと眉マスカラだけでなく、アイブロウペンシルを使用して眉毛を1本1本書き足しましょう。
(3)やりすぎ感のない自然な血色感
パキッとした派手な色味のリップやチークは、自然な美しさが特徴の美人メイクにはおすすめできません。ほんのりと血色感をプラスできる淡めなカラーを選び、やりすぎ感のないナチュラルメイクに仕上げてください。
黄みを感じるカラーが得意とされているイエローベースは、コーラルピンクやピーチカラーのチークがおすすめです。また、青みを感じるカラーが得意といわれるブルーベースは、ピュアピンクやモーヴピンクのチークを使用しましょう。
(4)肌馴染みのよいカラーをチョイス
血色感を与えるリップ・チークの色選びはもちろん、アイシャドウの色選びも美人メイクの重要なポイント。肌から浮きがちな原色のアイシャドウは控えて、肌馴染みのよい陰影カラーを使用しましょう。
イエローベースの人はベージュやブラウンのアイシャドウを選び、アイラインも同系色で合わせると統一感が生まれます。黄みが苦手なブルーベースはブラウンが肌から浮いて見えがちなので、グレーみのあるアッシュブラウンがおすすめです。
(5)大粒ラメなどのグリッターは控える
大粒ラメやホログラムは目元を華やかに見せてくれますが、生まれつき美人のような自然なアイメイクには不向きです。
極限までナチュラルな印象に仕上げたい場合は、まぶたに陰影のみを与えられるマットな質感のアイシャドウを選びましょう。また、ツヤッとした色っぽい仕上がりが好みの人は、微細なパールが配合されたアイシャドウがおすすめ。
いずれにしてもブレンディングブラシで丁寧にぼかして、ナチュラルなグラデーションを作ってください。
【ベース・チーク編】美人に見えるメイクのやり方とコツ
コントロールカラーで透明感を仕込む
美人に見えるベースメイクのやり方は、ファンデーションを塗る前に化粧下地を仕込むこと。化粧下地を塗布することによってファンデーションののりが良くなり、皮脂や汗によるメイク崩れ防止が期待できます。
また、コントロールカラーとよばれる色付きの化粧下地を使用すれば、肌の透明感をぐんと引き上げられるでしょう。
黄ぐすみを払拭する効果が期待できるラベンダーや、顔の赤みを抑えられるグリーンのコントロールカラーがおすすめです。
厚塗り感のないファンデーション
まるで素肌が美しいかのようなベースメイクが特徴の美人メイクでは、ファンデーションの厚塗りは控えてください。
ファンデーションの塗り方には指塗りやスポンジ塗りなどがありますが、ブラシを使用するやり方だと自然に仕上がります。
また、マットな仕上がりのファンデーションは使用せずに、ツヤ肌仕立てのファンデーションがおすすめ。
水分と油分が配合されているリキッドタイプやクリームタイプのファンデーションを使用するとよいでしょう。
気になる部分はコンシーラーでカバー
ファンデーションでシミやクマなどをカバーしようとすると、どうしても厚塗りになってしまいがちですよね。肌のコンプレックスをカバーするためには、コンシーラーを使用して部分的にカバーしてください。
ピンポイントでカバーする際は固めのコンシーラーをブラシにとり、肌との境目を馴染ませるようにして塗布します。
広範囲に広がる肝斑(かんぱん)やそばかすは、リキッドタイプのコンシーラーを使用してふんわりとぼかしましょう。
ハイライトで立体感をプラス
立体感のある顔立ちが特徴の美人メイクでは、目鼻立ちを際立たせるためのコントゥアリングは欠かせません。おでこから鼻筋にかけてのTゾーン、眉尻から頬骨にかけてのCゾーンにしっかりとハイライトを入れてください。
ハイライトを使用することで顔に立体感が生まれるだけでなく、素肌感のあるハリツヤ肌に仕上がります。鼻筋や輪郭にシェーディング、頬にチークを入れることで、さらに立体的な美人顔に仕上がるでしょう。
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肌馴染みのよいチークを使用する
美人メイクでは大人っぽく上品な印象に仕上げたいので、基本的にチークは主張が少ない色味を選んでください。
イエローベースの人はベージュやコーラルピンクのチークを使用して、多幸感あふれる美人顔を目指してみましょう。ブルーベースの人はピュアピンクやローズのチークをふんわりと重ね、頬にほどよい血色感をプラスします。
チークは必ずしも必要というわけではないので、クールな印象に仕上げたいときはノーチークもおすすめです。
【アイブロウ編】美人に見えるメイクのやり方とコツ
眉毛の黄金比を意識して土台を整える
自眉が太く濃い人はついつい眉毛を細く整えがちですが、眉毛には美しく見える黄金比が存在します。
眉頭は小鼻の延長線上になるように意識し、眉尻は小鼻と目尻の延長線上にくるように整えてください。黒目の外側から目尻と垂直になる位置に眉山を描いて、眉頭と眉尻の高さは一直線上にすることが美眉のコツ。
黄金比を意識して眉毛を整えると一気に垢抜けて見えるので、自眉を活かした美人眉を目指しましょう。
スクリューブラシで毛流れを整える
美人に見えるアイブロウメイクへ取り掛かる前に、まずはスクリューブラシで毛流れを整えておきます。眉毛は意外と寝ぐせや生えぐせがつきやすく、ボサボサのままメイクをしてもキレイな眉毛には仕上がりません。
眉全体の毛流れを整える際はブラシの面を使用し、眉頭や眉尻などの細部を整える際はブラシの先端を使用しましょう。
また、スクリューブラシはペンシルやパウダーのぼかしにも使用できるため、1本持っておくと重宝するアイテムです。
髪色に合わせた色選び
髪色は明るいのにも関わらず自眉のままという人は、眉毛が黒々と目立つため野暮ったい印象になりがち。
眉毛の色を髪色に合わせてカラーリングすることで、顔全体に統一感が生まれて一気に垢抜けた美人顔に見えるでしょう。
また、髪色よりもワントーン明るいカラーに眉毛を染めると、明るく華やかな印象に仕上がります。眉毛をカラーリングする際は脱色剤を使用するか、アイブロウパウダーや眉マスカラを活用してみてください。
アイブロウマスカラで垢抜け眉に
眉毛の色を髪色に合わせる際に使用してほしいアイテムは、眉色を簡単にチェンジできる眉マスカラです。眉毛の1本1本を丁寧にコーティングしてカラーリングできるうえ、眉毛の毛流れも整えられるという点が眉マスカラの特徴。
しっかりと染め上げたい剛毛眉さんは太めブラシ、毛が細くて柔らかい人は小回りが利く小さめブラシがおすすめ。黒髪の人でもワントーン明るい色にすると垢抜けて見えるため、アイブロウメイクの仕上げに使用してくださいね。
【アイメイク編】美人に見えるメイクのやり方とコツ
アイシャドウベースでメイク崩れ防止
せっかく美人に見えるメイクに挑戦してみても、夕方にはアイメイクが崩れていると美人とはいえません。
汗や皮脂によるアイメイクの崩れや、二重の溝に溜まるアイシャドウのヨレを防止するためにアイシャドウベースを使用してください。
アイシャドウベースとは目元の化粧下地の役割を果たし、目元のくすみを払拭するためアイシャドウの発色がよくなります。
また、アイシャドウの持ちをよくする効果が期待できるので、ヨレにくくなるでしょう。
アイシャドウは淡いブラウン系
美人に見えるアイメイクのやり方は、アイシャドウに肌馴染みのよい淡めブラウンを使用するメイク方法です。
ブラウンシャドウはメイク初心者でも比較的扱いやすいうえ、自然な陰影のみをプラスできるため生まれつき美人を演出できます。
イエローベースの人は一般的な王道ブラウンのほか、オレンジブラウンやベージュのアイシャドウを使用しましょう。
ブルーベースの人はやさしげなピンクブラウンや、クールに仕上がるアッシュブラウンがおすすめです。
繊細なパール入りアイシャドウ
自然な陰影のみをプラスしたアイメイクが好みな人は、生まれつき美人を叶えるマットなアイシャドウがおすすめ。
上品な華やかさをアイメイクにプラスしたい場合は、パールが入ったシマーのアイシャドウを使用してください。パールは光の加減によって目元にツヤ感を与えるうえ、目元のくすみを払拭する効果が期待できます。
大粒のラメやグリッターは派手な印象を与えがちなため、美人に見えるアイメイクには不向きといえるでしょう。
セパレートロングなまつ毛作り
まつ毛がセパレートロングに見えるアイメイクのやり方は、マスカラ前後にコームでまつ毛を梳くこと。
ダマになりにくいコームタイプやコイルタイプのマスカラを使用して、すっと伸びたまつ毛でアイメイクを際立たせましょう。また、ボリュームタイプよりもロングタイプのマスカラを使用して、ダマのないキレイなまつ毛に仕上げてください。
マスカラを塗布する前にマスカラ下地を使用することにより、カールキープされた美しいロングまつ毛が叶います。
アイラインは目の形に沿って控えめに
美人に見えるアイメイクにおいて重要なアイラインは、目の形に沿って控えめに引くやり方がおすすめです。
アイラインはまつ毛の生え際を埋める程度に抑えて、目尻は極端に上げ下げせずに目の形に沿ったラインを引きましょう。
二重の幅が狭い奥二重や一重の場合は、目尻のアイラインだけに留めるアイメイクのやり方が垢抜けて見えます。
【リップメイク編】美人に見えるメイクのやり方とコツ
淡めカラーで自然な血色感をプラス
生まれつき美人を演出するリップメイクのやり方は、ナチュラルな血色感のみをプラスできる淡めカラーを選ぶこと。
イエローベースの人は黄みを感じるコーラルピンクや、ナチュラルなベージュのリップを使用するとよいでしょう。ブルーベースの人は青みを含むピュアピンク、赤みの強いレッドピンクのリップがおすすめ。
また、メイク全体に統一感を生むためには、リップとチークを同系色でまとめることがリップメイクのコツです。
シアーな質感は美人メイクに相性抜群
パキッと発色するマットリップは汎用性の高いアイテムですが、美人メイクにはシアーな質感のリップが相性抜群。透け感のある仕上がりで自然な透明感を与えられるうえ、生まれつき血色のよい唇を演出できます。
さらに、マットな質感のリップよりも唇の縦ジワが目立ちにくく、適度なツヤ感も与えられる人気アイテムです。
シアーな質感のリップを選ぶ際は濃いめのカラーをチョイスして、重ね付けをしながらリップの濃さを調節してください。
グロスで大人のツヤ感を与える
プルンと潤ったハリのある唇が特徴の美人リップのやり方は、リップを塗布した後にグロスでツヤを与えること。乾燥してカサカサと皮むけしている唇は、どんなにキレイな色のリップを塗っても映えません。
日ごろからリップクリームでケアすることを前提として、さらにグロスで濡れたようなツヤ感をプラスしましょう。また、プランプ効果が期待できるカプサイシン配合のグロスを使用すれば、よりぷっくりとした美人リップに近づけます。
濃いめカラーはグラデーションリップに
発色の強いリップを美人メイクで上手に使いこなすコツは、自然なグラデーションリップに仕上げることです。
グラデーションリップとは唇の内側に濃い色をのせて、唇の外側に向かって淡くグラデーションを作るメイクのやり方。
リップを塗る前にコンシーラーで唇の色を整えてから、リップを指やブラシに少量とって唇の内側にぼかします。
唇が分厚い女性でも高発色なリップを使いやすく、自然な印象に仕上がるため美人メイクにおすすめのテクニックです。
リップコートで色移りを予防する
キレイに塗ったリップが色移りしてしまっては、せっかくの美人メイクも台無しになってしまいます。
マスクやコップへの色移り、歯紅をあらかじめ防止するために、リップメイクの仕上げとしてリップコートを使用しましょう。
リップコートを使用することで唇がコーティングされ、長時間リップが崩れにくくなります。
プチプラブランドからも手ごろな価格で販売されているので、使用したことがない人はぜひ試してみてくださいね。
特徴とコツをおさえて美人メイクに挑戦しよう
今回は美人に見えるメイクの特徴、パーツ別美人メイクのコツとやり方について詳しく解説しました。
ベースメイクはナチュラルな水光肌に仕上げて、リップとチークは統一感が出るように淡い同系色でまとめてください。アイメイクは陰影アイシャドウで丁寧に骨格を整え、マスカラを活用してセパレートロングなまつ毛に仕上げましょう。
美人に見えるメイクの特徴とコツをおさえて、ナチュラルな美しさが魅力的な生まれつき美人を演出してくださいね。
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