広々ワークスペース兼ライブラリー。間取り変更は最小限に、内装にこだわった戸建てリノベ
ワークスペースからの眺め。リビングとの間に袖壁を残したことで視界がさえぎられ、集中して仕事に取り組めます。
2階建ての1階部分を暮らしに合わせてリノベーション。家の主役にもなる美しい佇まいのキッチンや、ワークスペース兼ライブラリーなど、家時間がグッと心地よくなるプランです。
■DATA
所在地:神奈川県
工事費:860万円
家族構成:夫婦+子ども1人
設計:ひかリノベ
施工:ひかリノベ
改修範囲:2階建ての1階部分
ニュアンスの異なるグレーでまとめた対面キッチン
横浜市にある中古の戸建て住宅を購入したHさん夫妻。その1階部分を自分たちのライフスタイルに合わせてリノベーションをすることに。物件探しと設計・施工は好みの事例が多かったひかリノベ に依頼。家づくりに対する誠実な対応も後押しになりました。
使いやすそうな間取りは大きくは変更せず、内装を刷新。中でもキッチンは異なる素材が調和して美しいおさまりになりました。モールディングで装飾した腰壁はグレーに塗装され、壁に張られたサブウェイタイルと相まって品のいいカフェのような雰囲気に。
背面の壁はユーロプラスト(左官塗材)を塗り、独特のテクスチャに仕上げました。さらに、ガラスの質感が映える古材の棚や真鍮の取っ手など、クラシカルなアイテムで空間を彩っています。
ユーロプラストで仕上げた壁に合わせて勝手口のドアは近い色のシートを張り、空間に馴染ませました。
古材を使用した収納棚はシャビ―シックな雰囲気を演出。お気に入りの食器を飾るように収納しています。
リビングの延長線上にあるワークスペース
和室だったスペースは壁一面にカウンターをつくり付けて家族で使える広々としたワークスペースに変更。本好きな夫のために本棚も壁一面に取り付けました。リビングとの間にはあえて間仕切りを設けず、オープンに使えるスペースに。くつろぎのリビングとはまた違った雰囲気の憩いの場所になっています。
ワークスペースの天井はフローリングと向きをそろえレッドシダーの板を張って。リビングの白い天井とメリハリをつけることで視覚的にゾーン分けしています。
床にはオーク、カウンター・本棚にはアルダー材と、木のぬくもりに包まれたあたたかみのある空間は、リビングから見るとまるで木の箱のよう。レッドシダーは板の色合いが一枚一枚異なるので、目にも楽しいアクセントになりました。
ひかリノベ の事例を参考にデザインされたワークスペース。夫婦で使っても十分な広さを確保しています。
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リビングのインテリアはシンプルに。品のいいオーク材を床に張り、落ち着きのある空間になりました。
オープンに使えるワークスペースはライブラリーとして家族の憩いの場所にも。
バックカウンターを造作したキッチンは使い勝手も抜群。大理石の天板が上品な印象を与えます。
フィラメントの繊細な光を楽しめるペンダントライトをキッチンカウンター上に並べて。
風通しがよく明るいキッチン。お気に入りのデザインに囲まれると料理も一段と楽しくなります。
キッチンの外側にウッドデッキ&フェンスを設けたので、隣家の視線を気にせず窓を開けることができます。自然光がモルタル調の壁を照らし、印象的に。
裏庭に新設したウッドデッキ。隣接する家からの視線が気にならないよう目隠しのフェンスを立てています。
玄関~洗面室~キッチンの回遊動線で移動しやすい&明るい玄関ホール。ハイスツールを置いてフォーカルポイントに。
ランドリースペースは既存の間取りを活かしつつ棚を造作してより使いやすく。引き戸を開けるとキッチンへつながります。
ネイビーの壁紙がシックなトイレ。お気に入りのアートが映える空間です。
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