空間を彩る「ウッドリングモビール」作りにチャレンジ!
北欧うまれのおしゃれなインテリア雑貨「モビール」作りにチャレンジしてみましょう。セリアの100円グッズを使った簡単リメイクで、ユニークなウッドリングモビールを作ることができますよ。
空間に安らぎを与えてくれる木製モビール
新緑が香る向夏の候、窓から差し込む陽光と柔らかな風が心地よい季節になりました。そんな窓辺のインテリアにおすすめしたいのが「モビール」。
ゆらゆらと風にゆられる愛らしい姿が、空間に穏やかな時間と安らぎを与えてくれます。
お部屋の天井から吊すだけで、やさしさのある彩りをプラス。今回はセリアで購入したウッドアイテムを使って、こちらのモビールを作ってみようと思います。
材料はセリア!「ウッドリング」をアレンジ
材料として使ったのは、セリアの「ウッドリング」3種です。
写真左からS(直径約33mm)、M(直径約58mm)、L(直径約80mm)と、サイズの違う3種類を用意してみました。
Sは6個入り、Mは4個入り、Lは2個入りで100円の商品です。
バランス感がポイント!ウッドリングモビールの作り方
まず最初に、ウッドリングを吊す方法をご紹介します。目打ちを使ってウッドリング側面に穴を開け、「ヒートン」と呼ばれる吊り金具を穴にねじ込みます。
これがモビール作りにおける基本の吊し方になります。
ここで注意点がひとつ。Sサイズのウッドリングのような、細いリング径のものにヒートンを根元まで差し込むと、ねじ込み圧で「木割れ」が発生してしまう場合があります。
そんなときはあらかじめヒートンのネジ部分をペンチでカットし、ネジの長さを短く調整しておきます。こうすることでネジが深く入り込まないため、木割れを未然に防ぐことができます。
リングのヒートンに糸を結び、逆側の先端部分を輪っか結びにしておきます。フックなどに糸の輪っか部分を引っ掛ければ完成です。
これがウッドリングを吊す基本の形になります。シンプルなウッドリングモビールができあがりました。
ウッドリングの”組み合わせ”アレンジ
ウッドリングの吊し方をマスターしたら、大きさの異なるリングを”組み合わせ”てアレンジしてみましょう。
SとLのリングを用意し、それぞれにヒートンをねじ込みます。Sサイズにはリングの外側部分に1つ、Lサイズには内外両側に合計2つのヒートンを取り付けます。
この時、作ってみたいモビールのデザインをイメージしておくと、作業がうまく進みます。
Sサイズリングのヒートンと、Lサイズリング内側のヒートンを丸カンで繋ぎます。
ここから先は基本の形と同じ。糸で吊せば完成です。シルエットが美しい二重リングのウッドモビールができました。
さらにアレンジ!「バランスモビール」を作ってみよう
吊し方と繋ぎ方をマスターしたところで、さらにアレンジしてみましょう。ウッドリングに竹ひごを1本加えて、おしゃれな「バランスモビール」作りにチャレンジです。
竹ひごの先端をカットし、適当な長さの棒を1本作ります。
棒の中心をハサミで軽く挟み、竹ひごを回すようにして「溝」を作ります。さらに中心から左右同じ長さの位置にも溝を作っておきます。
棒の溝部分(3ヶ所)に糸を結びます。あらかじめ作っておいた溝のおかげで、糸の位置がズレることがありません。
ウッドリングを連結させて、モビールオブジェを3つ作っておきます。
今回は、リングを連結&二重にアレンジしたものを1つ、サイズ違いのリングを連結したものを2つ用意してみました。
これら3つのモビールオブジェをバランスよく棒に吊り下げれば完成です。
複数のリングが踊るようにゆらめく、おしゃれなバランスモビールができあがりました。天然木のやさしい温もりが、あたたかみのある空間を演出してくれます。
ウッドリングモビールのインテリアアレンジ
風とともにゆらゆらと揺れながらやさしく回転する姿がとってもキュート。陽光とおだやかな風が流れる窓辺にレイアウトするのがおすすめです。
重量のバランスをうまくとれば、天秤のようなバランスモビールも作れます。絶妙で不規則な揺れが、不思議な立体感を演出。
上下に小さく揺れる個性的な動きが目を引く、ユニークなウッドモビールです。
アイデア次第でバリエーション無限大!
「吊す・連結させる・二重に繋ぐ」を自分なりにアレンジすることで、バリエーション豊かなウッドリングモビールを作ることができます。
みなさんもぜひ作ってみてください!
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