部屋干し(室内干し)の最適な場所とコツ!ニオイ対策の方法

お天気や季節、時間を気にしせずお洗濯できる部屋干し。働く女性や家事・育児に忙しいママの中には「お洗濯は断然“部屋干し”派!」という方も多いのでは?今回は、日頃のお洗濯をもっと快適にする、覚えておきたい部屋干しテクニック&便利グッズをご紹介します!

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部屋干し(室内干し)の最適な場所とコツ!ニオイ対策の方法
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ベルメゾン/暮らしのコラム

ライター

インテリア・ファッション・マタニティ&ベビー服など幅広く取り扱う「ベルメゾン」。日々の暮らしのヒントや毎日が楽しくなる情報をお届けします。

部屋干しの快適性をUPするコツは、生活スタイルに合った物干し選び!

生活スタイルに合った物干しを見極めよう!

まずは洗濯物を掛ける物干し選びから。「干す場所がなくて、カーテンレールに洗濯物を干している」という方、さっそくですがそれはNGです!

カーテンレールを傷めてしまうのはもちろん、カーテンや窓枠は意外と汚れが溜まっているもの。せっかくきれいに洗った洗濯物も台無しになってしまいます。

また「梅雨の時季や花粉が飛び散る季節しか使わない」という方でも、収納しやすいものを1台持っておけば毎年使えるので便利ですよ。

部屋干しでポイントとなるのは、室内用の物干しスタンドが

  • 使用可能なスペースに合ったサイズである
  • 生活リズムをジャマせずに使える
  • 洗濯物の種類に合った幅やピンチを備えている

つまり……“生活スタイルに合っている”こと!

とりあえず、で買ってしまうと、大きな物干しがリラックスタイムのジャマになったり、逆に空間に余裕があって、もっと干したいのに竿の幅が足りなかったり……。がっかりな結果になってしまいます。

「いつ使うか?」「何を干したいか?」「どんな用途で使うか?」が大切です。

>>>部屋干し用物干し・室内物干しを探す

 

 

ひとり暮らし・狭いお部屋に!~限られたスペースを有効活用~

家具の隙間やクローゼットに収納できる薄型も。


【折りたたみ式・キャスター式】

ひとり暮らしの方や、省スペースで設置したい、またインナーなど限られた衣類だけサッと干せればOKという方におすすめなのが、場所を取らない折りたたみ式の物干し。

外出する前に洗濯物を干しておき、帰ってきたら洗濯物を取り入れて物干しもお片付け。必要な時だけ出し入れするので、限られた空間でも生活空間を圧迫せず便利です。さらに足元がキャスタータイプなら、移動もらくちん♪

折りたたんで片付けてしまえばインテリアのジャマにならないから、来客が多いお家の方にも。

 

昼干し派さんにおすすめ!~家族分の洗濯物をたっぷり~

突っ張り棒を使うタイプなら、お部屋の壁や天井を傷つけません。


【窓際でたっぷり!突っ張りタイプ】

毎日大量に部屋干しする方や、昼の時間帯にお家にいる方におすすめしたいのが、窓枠の周りや部屋の隅に設置できる「突っ張りタイプ」の物干し。

高さを生かしてワンピースなどの長物を干したり、上下2段に分けて一度にたっぷり干したりできます。大きなサイズなら、ご家族分の洗濯物やバスタオルだってお手のもの。

また、日当たり・風通しの良い場所に設置すれば、早く乾いて部屋干し特有の嫌なニオイも防げます。

 

夜干し派さんにおすすめ!~生活時間を有効活用~

お部屋にいる時に干すなら、特に物干しのサイズは気を付けたい。


【伸縮タイプ・エアコン掛けタイプ】

共働きで洗濯は夜にすると決めている方や、お子さまの運動着などを頻繁に洗う方におすすめなのが、生活スペースをジャマしない伸縮タイプや、エアコンに掛けて使うタイプ。

「伸縮タイプ」は、その日の洗濯量や使うスペースに合わせて調節できるからスペースをムダにしません。また「エアコン掛けタイプ」は、エアコンの風を活用して乾きやすくなるのがうれしいところ。

団らんのひとときを過ごしながら洗濯物を乾かせます。ハンガーのように引っ掛けて使い、洗濯物が乾いた後はコンパクトに折りたたんで収納OKというスグレモノも。

夜干しは、家族がお風呂に入った後に残り湯で洗濯機を回せば、エコになるうえ汚れ落ちも良くなって一石二鳥です♪(注:すすぎはきれいな水道水で!)

 

どこで・何を干す?素材と用途を考えて選ぶ

軽くて持ち運びに便利なアルミ製&丈夫で長持ちなステンレス製

物干しの材質として代表的なものが、アルミニウムとステンレスです。

それぞれにメリットがあるので「どっちがいいの?」とお悩みの方は、用途に合わせて選んでみてください。


【アルミニウム製の物干し】

物干し台が重いと、出し入れが面倒→洗濯自体がユウウツ、なんてことも。アルミニウム製なら素材自体が軽いから、扱いやすくて持ち運びもらくちん♪

物干し台を出す・しまうの動作がサッとできます。「その日によって使いたい場所が変わる」という方にもおすすめ。

 

【ステンレス製の物干し】

アルミニウムより重さはあるものの、一般的に丈夫さ・耐久性に優れるのがステンレス素材。ステンレス製なら、ベランダや屋外での外干しと併用してもサビにくいから安心です。

ここまで来たら、あとは「何を干すか?」の要素を加えて、ぴったりの1台を探しましょう!

 

小物をたくさん干す?それとも、ふとんをゆったり干す?

用途に合わせて選べば、毎日のお洗濯がグンとラクに!

ひとくちに「物干し」と言っても、バーの付き方や設計によって、衣類小物を干しやすいものや、ふとん・シーツ類を干しやすいものなどがあります。

ご家庭の洗濯物の傾向に合わせて選べば、より効率的な部屋干しライフに♪


【タオルや小物類をたくさん干せるタイプ】

洗濯物でインナーやタオル類が多い方には、タオルバーがたくさん付いた大容量タイプがおすすめ。わざわざハンガーを使わなくていいので、干す&取り込む作業を大幅に時短できます。

また、ニットなどデリケートな素材を自宅洗いする方も、バーの上を平干しスペースとして使えるので重宝しますよ♪

 

【ふとんの部屋干し】

ふとんも室内干しする場合は、物干しの幅・高さ・耐荷重量がふとんのサイズ・重さをカバーできるか要チェック☆

伸縮タイプなら、普段は衣類の洗濯物用として、必要な時には幅を広げてふとん用として活躍するので便利です。また、ふとん干しに特化したタイプの中には、小柄な方でも干しやすいように高さを抑えた設計のものも!

>>>部屋干し用物干し・室内物干しを探す

 

時短に繋がる!あると便利な部屋干しグッズ

人気お助けグッズはこれ!

毎日のお洗濯をラクにしてくれる、洗濯・物干しのお助けグッズ。

特に最近人気なのは、サビに強く、省スペースでたくさん掛けられるアルミ製のハンガーです。

濡れたまま洗濯物を干し、乾いたらそのままクローゼットに掛けられる使い勝手の良さで、愛用する人が急増中。

また、ハンガー自体にループが付いていて靴下やタオルを留められるものや、引っ張るだけで洗濯物をサッと取り込めるピンチハンガーなどのアイデアグッズも人気です。


 

部屋干しでやっかいなこと①【ニオイ】

知ってる人もおさらい!あの嫌なニオイの原因は!?


なんとかしたい生乾きの嫌なニオイ。原因は残った汚れや菌・カビ!部屋干しで悩みの種になりがちなのが、あの特有のイヤ~なニオイ。多くの方が経験したことがあるのでは?

ニオイの原因は、洗濯で落としきれなかった汚れや菌やカビ。特に梅雨時や室内の湿度が高い時などは、洗濯物がなかなか乾かないせいで、干している間に皮脂汚れや垢が変化してニオイ出したり、ニオイの元となる雑菌などが繁殖してしまったりするのです。

洗濯物を室内に干す時、生乾きの嫌なニオイを防ぐには、

  • 汚れをきっちり落とす
  • 早く乾かす

この2点がとっても大切!せっかくキレイに洗った洗濯物。次に着る時も快適な状態を保ちたいですよね。そこで、お洗濯のちょっとしたポイントをご紹介します。

 

ニオイ対策①洗濯時のポイント

ネット使用時は、あまり詰め込まないのがキレイに洗うポイント


【お風呂の残り湯で洗浄力UP!】

一般的に、お風呂の残り湯は翌朝になっても蛇口から出る水より高めの温度をキープしています。温かい水は皮脂汚れなどを落としやすく、また洗剤の成分がよく溶けるので、洗濯に使えばエコ&節約になってGOOD。

ただし、残り湯を使うのは「洗い」のみ!「すすぎ」はきれいな水道水を使いましょう。また、時間が経ちすぎた残り湯は雑菌が繁殖しているので、使用は控えるのが正解です。

 

【ネット使用時は、ネットの大きさの2/3くらいを目安に】

デリケートな素材を洗ったり、こまごましたものをまとめて洗うのに便利な洗濯ネット。洗濯物をパンパンに詰め込んで使っていませんか?

汚れた衣類どうしがくっついたままだと、水が通りにくく汚れがしっかり落ちません。ネットを使う時には、洗濯中に衣類が適度に“泳げる”ように、ネットの大きさの2/3くらいを目安に入れましょう。

>>>洗濯ネット・洗濯小物を探す

 

【汚れも洗剤も落としきる!】

皮脂などの汚れはもちろん、実は衣類に残った洗剤もニオイの元になってしまいます。「汚れがよく落ちそう」と、洗剤を表示の使用量より多く入れるのはNGです。

 

【洗い終わったらすぐに干す】

衣類が洗い上がったのに、別の用事をしていて洗濯機内にしばらく放置……。忙しい時にはやってしまいがちですが、その時間が長ければ長いほど、洗濯機内に湿気がこもることに。

ニオイの原因を招いてしまいますので、なるべく早く干しましょう。また、洗濯後、湿度を逃がすために洗濯機のフタは開けておくのがベター。

 

ニオイ対策②速乾性素材や部屋干し用洗剤etc.を使ってみる


【デイリータオルを速乾素材に変える】

早く乾かしてしまえばニオイを防げる。ということで、部屋干し派さんにおすすめなのが、速乾素材のタオルやバスマットを使うこと。室内干しや夜干しでもすぐに乾くから、ニオイが発生しにくく、毎日清潔に使えます。

 

【洗剤を部屋干しタイプに変える】

最近では、生乾きのニオイを抑える洗剤や柔軟剤が多く出ているので、そういったものを使うのもひとつの手です。

 

【エアコンの除湿(ドライ)機能を使う】

空気がジメジメして洗濯物が乾きにくい梅雨時などは、エアコンの除湿(ドライ)機能を活用するのもおすすめ。

 

【それでもニオイがする……!?】

どう工夫してもニオイがする!という時は、洗濯機の“中”が汚れていないかを疑って。

ふだんから洗濯機に脱いだ服を入れっぱなしにしているとカビや雑菌が繁殖しやすく、また、洗濯槽にカビが生えていると、いくら洗濯しても衣類にニオイがついてしまいます。

 

部屋干しでやっかいなこと②【結露】

そのまま放置はダメ!結露が起きるとどうなる?


冬の寒い日。朝起きると、室内干ししている部屋の窓に結露がびっしり!冬は空気が乾燥しているはずなのにどうして……!?

結露とは、室内と室外の温度差が大きいと起こる現象です。冷たい飲み物を入れたグラスに水滴がつくことをイメージするとわかりやすいかも知れません。

温度が高い空気は水分(水蒸気)を多く含み、低くなるほど水分は溶け込みにくくなります。屋内と屋外の温度を比べると、とうぜん屋内の方が温度が高い。

その空気が冷たい窓ガラスに触れることで、空気中に含まれる水分が水滴=結露となって現れてしまうんです。しかも、部屋干ししている場合は、洗濯物から蒸発した水分のせいで湿度も通常より高い状態に……。

「水ならほうっておいても平気?」いえいえ、そんなことはありません!結露でジメジメした箇所をそのままにしておくと、水分が大好物のカビ・ダニの温床になってしまうかも。

また、結露の発生場所は窓だけでなく、温度差のあるところ。ぱっと見はわからなくても、壁や押入れが結露している可能性もあります。

 

結露対策①こまめに換気を

最も気軽にできる結露対策は、湿気が高くなる前・また屋内外の気温差が大きくなる前に窓を開けて換気すること。部屋の空気を出して外気を取り込むと同時に、室内の湿気を抑えます。

最近の建物は機密性・断熱性が高くなっているので、意識的に換気することが大切。換気扇を回しておくだけでも違いますよ。

 

結露対策②便利グッズでお悩み解消

結露シートはお手軽な対策のひとつ。

結露が発生しやすい窓には、水分をしっかり吸い取る結露シートを貼るのがおすすめ。

防カビ機能を備えたものや、インテリアのアクセントになるようなおしゃれな模様のものがお手頃価格で販売されています。

カビが発生しやすい場所=窓周りのカーテンやクロスには、防カビスプレーを吹きつけておくのも効果的。

便利グッズを取り入れて、賢くスマートに結露対策しましょう♪


 

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