3世代の家族の距離がグンと近づくオープンな間取りに実家をリノベーション
II列型のオープンキッチンは、家族みんなが料理に参加しやすい広さを確保。シンク側にダイニングテーブルをつなげて調理・交流・憩いと幅広い食の場に。
部屋を細かく区切らないリノベーションで、母、夫妻、子どもがいつも一緒に過ごせる住まいに。家族が同じ空間に居るから、自然とコミュニケーションが広がります。広くとった間取りは、生活スタイルの変化とともに変えることも可能。
■DATA
所在地:東京都大田区
延床面積:92㎡
施工面積:92㎡
工事費:1650万円
家族構成:夫妻+子+母
築年数:23年
間取り:4LDK→2LDK
設計:entrie(エントリエ)
施工:entrie(エントリエ)
改修範囲:フルリノベーション
リノベーションで家族のストーリーを紡ぐ
子どもを授かったことをきっかけに、実家のリノベーションを考え始めたSさん夫妻。これまで夫の両親と暮らしてきましたが、数年前に父が入院し、母と自分たち、そして生まれてくる子どもが使いやすい家にしたいという思いが芽生えたのだそう。
「敷地内で父が工場を経営したり隣近所にも親族が住んでいたりと、何代にもわたって住み続けていた場所。20年ほど前の建て替えで基礎や構造はやり直したので、今回は建て替えではなく、最初からリノベーションを考えていました」。
リノベーション会社entrie(エントリエ)との出会いはインターネット。施工事例やショールームの雰囲気が気に入り、打ち合わせの予約を入れました。プランをつくってもらったところ、予想を上回る提案や担当者の人柄に魅力を感じて依頼を決めたのだと言います。
「最初は直感でしたが、実際にプランを出していただいたときのワクワク感が決め手になりました」と妻。打ち合わせは毎回楽しく、帰り道の会話も弾んだのだとか。
大切なのは、同じ空間で過ごすこと
希望したのは、3世代がいつも一緒に過ごせる広々とした空間。以前は壁や襖で細かく仕切っていましたが、「子どもが小さいうちは、間取りを広くとっていたほうが後から必要に応じて変えられる」と思ったのだそう。また家の主役となる複数人で立てる大きなキッチンや、1か所にまとめた収納スペースもリクエストしました。
1階はダイニングキッチン+母の部屋、2階はリビング+主寝室+ランドリー兼クローゼット。母の部屋は壁ではなく、目隠しのスクリーンで2段階に仕切り、家族のスペースとゆるやかにつながるプライベート空間に。
ダイニングキッチンから2階のリビングへも自然と家族が顔を合わせられる動線で、コミュニケーションがスムーズな住まいになっています。
2階のリビングは細かくつくり込まず、自由に使えるようにプランしています。大きな窓のある明るい場所は、ベッドを置いて子どものためのスペースに。
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玄関ホールとつながる引き戸を開ければ、すぐにダイニングキッチンへ。買い物帰りにも便利な動線です。
広々としたキッチンは収納もたっぷり。コンロ側の裏手には機能的なパントリーも備えつけました。
スクリーンで仕切るオープンな母の個室。「最初は驚きましたが、住んでみるとものすごく便利ですね」。
ベビーカーを置ける玄関は、担当者からの提案のひとつ。隣接する部屋の広さを変えずに実現したのだそう。
位置を変え、洗濯機を2階に上げたことで、広くおしゃれに生まれ変わった1階の洗面脱衣室。
映像を見るのが趣味という夫は、テレビ背面の木製パネルやオーディオにこだわりました。
玄関から階段を上がってすぐ、リビングの一角にはコンパクトな洗面台を設置。
タンスなどをあまり置きたくないという希望もあり、クローゼットを広くとっています。
2階のランドリー兼クローゼットには、雨の日にも便利な物干しバーも。
タンクレストイレ+手洗い器で、すっきりとした使いやすい空間に。
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