正月三が日の過ごし方をご紹介
1月1日~3日の「正月三が日」、実のところ何するんだろう?と迷ったことはありませんか。今回は、正月三が日のおすすめの過ごし方・NGとされる過ごし方を、12の項目別にご紹介します。
「正月三が日に何するといいんだろう」「してはいけないことは何だろう」など、正月の「やること」にお悩みの際はぜひ参考にしてみてください。いつもの正月三が日が、より特別に感じられるかもしれません。
正月三が日のおすすめの過ごし方
まずは、正月三が日に何するか迷った時の、おすすめの過ごし方をご紹介します。昔から日本では、お正月に幸せをもたらす「年神様」をお迎えして、おもてなしをする行事を行ってきたと言われていますよ。
三が日にふさわしい過ごし方をチェックし、オリジナルのプランを練るのもおすすめです。
初日の出を見る
年が明けて、初めて行う行事といえば、「初日の出」です。元旦には、「初日の出」と共に「年神様」が降臨するとされていますよ。また、高い山・山頂などから見える日の出は、「ご来光(ごらいこう)」と呼ばれています。
元旦に初日の出を拝んで、その年の健康や幸せを祈願するのも、おすすめの過ごし方ですよ。初日の出を見る場所にこだわったり、少し早起きをして、自宅から初日の出を見たりするのもおすすめです。
初詣をする
新年に神社やお寺などに参詣する「初詣」では、地元の神様に感謝を伝え、一年の健康や無事を祈ります。正しい参拝方法をチェックしておき、何するか迷わないようにしておくと良いでしょう。
また、清らかな空気を感じるパワースポットを訪れるのも、素敵な過ごし方です。もし三が日に予定が合わない場合は、なるべく早めに参拝をするのが良いでしょう。年神様をお迎えする「松の内」の期間までに行くのがおすすめですよ。
おせち料理を食べる
日本の正月料理・おせちは、”年神様にお供えする料理”と言われていて、料理・食材に意味があります。黒豆は”マメに働く”、数の子は”子孫繫栄”など、意味を知って食べると一層美味しく感じられそうです。
ちなみに、おせち料理を入れる重箱には「幸せを重ねる」意味があると言われていますよ。何するか迷ったら事前におせちを作るのもおすすめですし、料理を予約してスムーズに新年を迎えるのも良いですね!
身の回りの物を新調する
一年使って汚れがひどくなったもの、使用感のあるものを一新する過ごし方も良いでしょう。何するか迷ったら、下着、歯ブラシ、タオル、石鹸などの消耗品・身に着ける物などを、三が日のタイミングで交換してみませんか。
まずは身の回りを清潔にすることで、心が引き締まり、元旦から清々しく一年のスタートを切れそうです。自然と気分も上向きになり、直面している物事も、良い方向へ向かうかもしれません。
書き初めをする
1月2日の「事始め」に、新しい年の心構え・抱負などを書くと上手くいくと言われています。新しいことを始めるのは、1月2日からが良しとされていて、元旦・元日は落ち着いた過ごし方をするのがおすすめですよ。
筆を用意するのが大変……という場合は、新しいノートを用意して、一年の目標・抱負を書くのも良いでしょう。集中して丁寧な字を書くことで心も整いそうです。お子さまと一緒に絵を描くのも素敵ですね。
日本国内で過ごす
年神様をお迎えする三が日には、日本国内で過ごすほうが神様からの恩恵を受けられる、という考えもあります。生まれ育った地域には、懐かしさとともに、自然とエネルギーが湧いてくるようなパワーを感じませんか。
故郷のお気に入りのスポットを訪れたり、自然に触れたり、その地域の神社・お寺に参拝したりするのも素敵ですね。何するか迷ったら、日本国内の落ち着ける場所で日々の疲れも癒すのもおすすめですよ。
正月三が日にするとNGな過ごし方
続いて、正月三が日にするとNG、と言われている過ごし方をご紹介します。正月三が日には、”ゆったりとした過ごし方”を心がけるのがポイントで、準備は年内に終わらせるのがカギです。
年末から元旦、正月三が日の過ごし方を、何するか考えて行動するとよりスムーズに事が運ぶでしょう。
掃除をする
大がかりなお掃除は、年内に終わらせる過ごし方がおすすめです。正月三が日には「年神様が福をもって家を訪れる」と言われていて、掃除をすると良い物も洗い流してしまうことに。掃除や洗濯など水を使う仕事は、縁起が悪いと言われています。
そのため、新年を迎える前に何するか考え、やることを終わらせておくのが良いでしょう。神様をおもてなしするため、正月三が日にはゆったりした過ごし方をするのがおすすめです。
料理をする
正月三が日には、おせち料理や、用意していた料理を食べる過ごし方がおすすめです。正月三が日に「刃物を使うのはNG」とされていて、良い縁を切ってしまうと言われています。
また、火を使うと火の神様「荒神様」を怒らせてしまうとも言われていますよ。三が日はおせちやお雑煮の残りを食べ、火や水を使う家事はほどほどにするのが良いでしょう。三が日に何する?何食べる?と過ごし方を話し合っておくのも良いですね。
四本足で歩く動物を食べる
正月三が日には、豚・牛・馬などの、四本足で歩く動物を食べない風習があります。「正月から殺生をするのはいけない」「神様に合わせて食べないようにしよう」などの考えからきているようです。
地域の風習をチェックし、気になる場合は鶏肉を使った料理を食べるのもおすすめです。お雑煮に鶏肉を使うのは、この風習からきているとも言われていますよ。地域ごとの過ごし方や料理を調べるのも楽しそうです。
喧嘩をする
一年の始まりに喧嘩をすると、「悪い運が植え付けられてしまう」という風習があります。悪口を言ったり考えたりするのも、そのような運気を呼び寄せてしまいそうです。
笑顔で正月・新年を迎えられるよう、自分に合った過ごし方を心がけると良いでしょう。何するかやることに迷ったら、面白い番組を見たり、安らぐ物に触れたりする過ごし方もおすすめです。お正月気分を味わえる過ごし方も、気分を高めてくれそうですね。
買い物をする
正月三が日から買い物をすると、「その年の出費が止まらなくなる」「お金が貯まりにくくなる」とも言われています。正月定番人気の初売りも気になるところですが、敢えて買い物をする期間をずらす、という過ごし方はいかがでしょうか。
新年初のお買い物では、可能性を広げるべく、新鮮なカラー・デザインのアイテムを取り入れるのもおすすめです。何するかやることに迷ったら、購入する物の計画を練るのも良いですね!
お墓の「ついで参り」に行く
正月三が日に、他の用事に加えてお墓の「ついで参り」に行く過ごし方は、NGとされています。ご先祖様への失礼にあたるため、三が日にお墓参りに行く際は他の予定は入れないようにすると良いでしょう。
また、「初詣とお墓参りは別日が良い」とされ、先に初詣に行く過ごし方がおすすめです。お墓参りの予定がある場合は、正月三が日が来る前に、どの日に何するか過ごし方をまとめておくと良いでしょう。
正月三が日の過ごし方まとめ
ここまで、正月三が日に何するか迷った時の過ごし方・NGとされる過ごし方についてご紹介しました。来年の正月三が日に何するか、「やること」を考えるきっかけになりますし、日本古来の考えに触れ勉強になります。
自分の地域ではどんな過ごし方をしているんだろう?と独自の風習を調べてみるのもおすすめですよ。正月三が日に何するか迷っている……という方へ、この記事が少しでも役立てば幸いです。
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