ポリカーボネートを使ってカフェ風インテリアに
《ポリカーボネート》ってご存じですか?
ホームセンターに売られているのですが、プラスチックよりも固く丈夫でガラスなどに比べても弾性があり、壊れにくい素材です。
ガラスに比べ値段もお手頃なのがうれしいトコロ。 今回は、このポリカーボネートを利用した我が家のDIYを紹介します。
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ポリカーボネート
こちらがポリカーボネートです。
レトロなモールガラスのように見えますよね?ホームセンターで簡単に手に入ります。
用途として
●屋内
ドア、パーテーション、窓、店舗内装、ディスプレイ
●屋外
エクステリア、温室など と、書かれています。
わかりずらくてごめんなさい。
大きなサイズを一枚買えば、色々使えて便利な素材です。
我が家ではあちこちDIYで使っていて、とてもお気に入りの素材です。
きっかけは
お家を建てる時、かわいい建具にしたいと思い、フローラガラスやチェッカーガラス、ステンドグラス等を色々こだわって取り入れた我が家。
夫に作ってもらう家具にも、チェッカーガラスを買って作っていました。
長女、次女の時はそれでもよかったのですが、末っ子長男が産まれるとそうもいかなくなりました。暴れん坊の男の子。
Wiiのリモコンを思いっきり放り投げて、テレビボードのガラスを割ってしまいました。 またチェッカーガラスを入れても、割ってしまう。と思い穴がぽっかり開いた我が家のテレビボード。
穴の空いたまま1年程経過…さすがにまずいのでは?何か良い素材は無いのか?探した所見つけたのが、ポリカーボネートでした。
DIYでインテリアに取り入れる
ポリカーボネートを使ったDIY。
さて、こちらが息子に壊されたテレビボードです。既にポリカーボネートに交換済です。
不思議とガラスに見えませんか?(と、思いたい) レトロなモールガラス風。
中空の構造になっているので、ガラスと違って中が丸見えにならない所もとても気に入っている所。
とはいえ、ゲーム用のカゴや太鼓が透けておりますが(笑)
テレビボードの隣は、ディアウォールを使った間仕切りです。
こちらの窓枠にも、ポリカーボネートを使用しています。
このサイズのガラスを用意するとなると値段も高くなってしまうし、割れた時の事を考えるとポリカーボネートで良いかな?と思います。
そして何より、この間仕切り奥にある息子部屋のごちゃごちゃ感を隠してくれるのが◎
半透明なので、グリーンが映えます。
断熱効果で寒さを防ぐ
建具にこだわっていた割に、普通のドアが付いていたキッチン。北東に位置するので、冬は極寒。
寒さ対策の為、勝手口のドアをカバーする新たなドアを作ってもらいました。薄っすら、普通のドアが透けて見えますね。
こちらのドアの窓の部分にポリカーボネートを使用しました。
見た目もかわいくなり、二重サッシの効果で断熱性も格段にアップ↑
裏は見えないのでペイントしていません。
ポリカーボネートは取り外し可能になっているので、暑い夏はポリカを取り外し外の窓を開け風を取り入れる事が可能。
お掃除用のスプレーもこちらに隠して収納。こういった事が出来るのも、DIYの良いトコロですね。
キッチンのイラッとをカバー
我が家はオープンキッチンなのですが、食器を洗う際など水がカウンターに撥ねて、びしょびしょ。
食器洗い後は拭かなければならず、それがちょっとしたストレスになっていました。
水撥ね防止のスタンドが売られていますが、なかなか良いお値段で…。
ダイニング側からも洗剤や台拭きなど、キッチン内のごちゃ付が見えるのも気になっていた為、その両方を解消すべく、今回ポリカーボネートを使用して水撥ね防止用のスタンドをDIYする事にしました。
簡単な作りなので、紹介しますね!
作り方
材料
木材・ポリカーボネート•塗料
道具
カッター、定規、ルーター
材料も道具も3点ずつ
スリーステップで出来ちゃうお手軽DIYです。
①ポリカーボネートを好きなサイズにカット
保護フィルムに目印を付けてからカットすると、切りやすいです。カッターで切れちゃうのも、扱いやすく良いですね。
切断面が鋭くなっていると手を切らないよう、気をつけて!!
保護フィルムを剥がしたら、やすりがけしてなめらかにして下さい。
②ポリカーボネートを入れる木材をカット
こちらもお好みのサイズで。ポリカーボネートを入れる溝をルーターで削ります。
ルーターで削っていますが、がんばれば彫刻刀でもいけちゃうかも。
溝がある木材も売られているので、探してみて下さい。
③塗装
我が家はワトコオイルを使用しました。
ダークウォルナットが我が家の定番。
乾いたら完成です!!!
ごっちゃり色々見えていたキッチンが、
水撥ね防止スタンドを置いた事で、ゴチャ付きが軽減。
半透明なので、圧迫感もなく、良い感じに出来たのでは?と思っています。
洗い物の後にカウンターがびしょびしょ濡れるのも防げて、イラつきがなくなったのも嬉しい!
今回、簡単な作りにしたのは、ポリカーボネートを外して水洗いがしたいから。
汚れたら取り外して気軽に洗いたいなぁと思ってこんな形に!軽いので扱い易く、洗いやすいのもお気に入りポイントです。
ガタつき付き防止に
木材に嵌め込むポリカーボネート。
ガタ付き防止に、端っこに両面テープや耐震テープなどを挟んであげると、安定します。
木材の内側に収まる感じで貼れば、目立ちません。
多少グラついたり、溝を太めに削ってしまっても大丈夫!
せっかくのDIY。おおらかなココロで楽しみましょー!
まとめ
今回、ポリカーボネートを紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
扱い易い素材なので、DIYをする際に取り入れるのにとても良い素材だと思います。
インテリア的にも、実用的にも使える素材。我が家はこれからも活躍しそう。
窓に嵌め込むだけで、結露対策や断熱効果を高める効果もあるそうなので、これからやってくる寒い冬に試してみるのも良いですね!
ホームセンターで簡単に手に入るので、利用方法を考えて是非使ってみて下さい。
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