【綺麗を叶える】ナチュラルメイクの基本手順。大人シンプルに仕上げるコツとは?
トレンドに左右されないナチュラルメイクは、大人女性の日常に欠かせないメイク。簡単に見えるからこそ、あえてやり方を学ぶ機会は少ないですが、綺麗にできるポイントを押さえるとより魅力的な表情が叶います。
そこで今回は、初心者も必見のナチュラルメイクの基本手順や必要なアイテムの選び方を詳しく解説。少しのテクニックで、ワンランク上の仕上がりを目指しましょう。
まずはチェック!ナチュラルメイクはあらゆるメイクの基本
大人女性におすすめのナチュラルメイク
ナチュラルメイクとは、自分の素肌や顔のパーツの特徴を活かして、自然で清潔感のある雰囲気へ仕上げるメイク方法です。シンプルなのでどんなシーンにもフィットし、オフィスやデート、おうち時間など、TPOを問わないところが大きなメリット。
メイク初心者の方だけではなく、よりクオリティの高いナチュラルメイクを追求したい方やこれまでのメイクがしっくりこないという方も、あらためてチェックしていきましょう。
薄化粧とは違うナチュラルメイクのやり方とは
ナチュラルメイクのやり方は、すっぴんに近い自然な印象を保ちながら、パーツの立体感や血色を足す手順がポイント。薄化粧とは違い、手間をかけてナチュラルに見せるメイク方法です。
ベースは気になる悩みをカバーしたツヤ肌に整え、パーツに自然な色味をプラスします。そうすることで素顔の魅力が引き出されて、好印象なナチュラルメイクに。シンプルな仕上がりなので、至近距離で見ても違和感がなく上品な雰囲気をキープできるでしょう。
初心者はナチュラルメイクでメイク力アップ
ナチュラルメイクが上手にできるようになると、基礎的なメイク力がアップします。肌に合う色と質感を意識したアイテムの選び方や、細部のパーツまで綺麗に仕上げる方法が身に付くためです。
メイクの基本がわかると、ナチュラルメイク以外の濃いメイクをしても顔だけ浮いたりきつい印象になったりせず、自分に似合うメイクが叶うでしょう。
基本を押さえれば、トレンドメイクも自分らしく
トレンドのメイク方法は、基本のナチュラルメイクをアレンジしたものがほとんど。自分に合ったナチュラルメイクをマスターするだけで、難しいトレンドメイクでも顔のパーツや雰囲気に合わせて楽しめるでしょう。
続いては、ナチュラルメイクに欠かせないアイテム選びについて解説します。
【綺麗を2割増し】ナチュラルメイクで大切なアイテムの選び方
選び方のポイント(1)自分の顔にある色味が基本カラー
ナチュラルメイクで使用するアイテムの色は、基本的には自分の肌や瞳、唇の色味に合わせるとなじみやすいでしょう。一方で、自分の顔にはない色味を使用するとどこか違和感があり、ナチュラルに塗っても不自然な仕上がりになるため注意してください。
色の選び方が難しい初心者の方は、パーソナルカラー診断を利用して、イエベとブルベのどちらにあてはまるかわかるだけでも大幅に失敗するリスクを減らせます。
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選び方のポイント(2)血色とツヤを意識して魅力アップ
魅力的なナチュラルメイクには、程よい血色とツヤを感じるアイテムが最適です。リップやチークで健康的な血色感を与え、素肌のように自然な透明感とツヤをベースメイクにプラスしましょう。
薄づきでもヘルシーな美肌に導くためには、ベースメイクだけではなく、スキンケアで十分な潤いを与えることも重要なポイントです。
選び方のポイント(3)綺麗な印象を保つキープ力
美しいナチュラルメイクも時間が経って崩れてしまっては、せっかくのよい印象が台無しですよね。使用するアイテムは、崩れにくいタイプや崩れても上品な印象を保てるものがおすすめです。
さらに、メイクの仕上げにキープミストをかけると、それぞれのアイテムが持つポテンシャルを高めてくれます。
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ナチュラルメイクの基本手順|ベースメイク編
ベースメイクの割合は、下地とファンデーションで「7:3」
気になる肌悩みを隠そうとして、ベースメイクが厚くなってしまうことはありませんか?自然な色味で構成されるナチュラルメイクでは、ファンデーションの厚塗り感が強調されるためとくに注意したいものです。
厚塗りを防ぐポイントは、肌色や悩みに合わせた化粧下地を使い、ベースを7割くらいまで完成させること。そのあと少量のファンデーションで仕上げれば、素肌感を残したナチュラルなベースメイクが完成します。
ツヤっぽく仕上がるリキッドタイプで薄膜肌に
リキッドタイプのファンデーションは簡単に綺麗なツヤを演出できるため、初心者さんのナチュラルメイクに欠かせないアイテム。薄づきでみずみずしい使用感のものは、自然で素肌っぽいベースを叶えてくれるのでおすすめです。
くすみや赤みなど色ムラが気になる部分は、化粧下地で均一に整えておくことでファンデーションを何度も重ねず十分綺麗なベースメイクに。
気になる悩みは「自然にきちんと」カバー
コンシーラーを使うときは、必要な部分にピンポイントで塗布しましょう。ブラシで肌の上にコンシーラーを置いたら、輪郭だけをやさしくぼかすようになじませます。
悩みに沿った色を自分で調合できる多色のパレットコンシーラーは、複数の悩みがある方やその日の肌のコンディションに合わせられるので、1つあると便利ですよ。
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繊細な輝きのハイライトで濡れたようなツヤ感を
ハイライトは肌に光を集めて自然なツヤを演出してくれるため、できれば使用したいアイテム。Cゾーンや鼻根、鼻先や顎など、顔の高い部分にプラスしましょう。
パウダーやバーム、スティック状などタイプが豊富ですが、自分の好きな使用感でセレクトしてください。ただし、キラキラの大粒ラメやパール感が強すぎるアイテムは、ナチュラルメイクにはミスマッチ。上品な仕上がりになるきめ細かい輝きのハイライトを選び、丁寧にスキンケアしたようなツヤを手に入れて。
チークはベージュ系で自然な血色をプラス
チークは肌なじみがよく、ふんわり発色するベージュ系を選んでください。イエベはオレンジやコーラル系、ブルベはピンク系やローズ系がおすすめなので、肌に合わせてセレクトしましょう。
大きめのブラシを使用し、頬に大きくサッと入れます。ナチュラルに仕上げるポイントは「バレない程度」に入れること。控えめに入れることで、顔全体に血色をプラスしながら洗練された大人っぽさを引き立たせます。
ナチュラルメイクの基本手順|ポイントメイク編
アイメイクの基本手順
パーソナルカラーに沿ったブラウンシャドウでなじみよく
アイシャドウのポイントは色をのせるのではなく、陰影をプラスして立体感を引き出すこと。そのためには、肌色になじむ淡いブラウンアイシャドウを使用するのがおすすめです。イエベは黄み系、ブルベは青み系のブラウンが似合うので、初心者さんは選び方の参考にしてみてください。
アイホール全体にベースカラーを薄く塗ったあと、彫りの部分をポイントカラーでなぞってまぶたの奥行きを強調。仕上げに明るいベージュアイシャドウで、まぶたの中心にツヤをプラスしましょう。
リキッドアイライナーで目尻をシャープに
アイライナーは目元の印象を引き締める重要なアイテムなので、省かずに使用しましょう。瞳に力を宿して、ナチュラルメイクでも間の抜けた印象にならず、きちんと感を演出してくれます。
とはいえ、太くくっきり引くと不自然になるため、細めのリキッドライナーで目尻のみ細くスッと引くことがポイント。目尻のラインを5mm程度伸ばし、パーツを自然に拡張するイメージで行いましょう。
インラインを細く丁寧に埋めて目力アップ
目尻のアイライナーだけでは目力がもの足りないという方は、まつ毛の生え際部分を埋めるインラインも追加しましょう。まぶたにはみ出さないように注意して、少しずつ入れると細く引けます。
インラインはアイシャドウの色になじみやすいブラウンがぴったりですが、女性らしさをプラスしたい場合はボルドーなどの赤みブラウンもおすすめです。
自然に仕上がるロングマスカラで印象的なまつ毛に
まつ毛は毛先まで繊細に仕上げて、横顔美人を目指しましょう。軽くビューラーを当ててからロングタイプのマスカラを使用し、根元から毛先に向かって揺らさずまっすぐ塗布していきます。マスカラブラシをジグザグ揺らすとボリューム感が強調されるので、ナチュラルメイクの場合は注意したいテクニック。
1本1本を綺麗にセパレートしてくれるマスカラだとよりグッド。束感がでたらコームでといて、自まつ毛のような仕上がりを演出しましょう。
リップメイクの基本手順
血色カラー&ツヤ感でヘルシーリップに
リップはナチュラルメイクに自然な彩りを添えてくれるパーツ。自分の唇の色に近いソフトな血色カラーを選んで、顔色のよい健康的な印象をプラスします。高発色・高彩色のリップはインパクトが強いため、今回は避けて。
また、ナチュラルメイクにはマットリップだとカサついた唇に見えるため、シアータイプなどのツヤっぽい質感がおすすめです。軽めに仕上げたい方やメイク初心者さんは、透明感が綺麗なグロスだけを使用してもよいでしょう。
リップの輪郭は綺麗に整えてきちんと感を
ナチュラルな発色のリップは、直塗りでサッと塗っても可愛くキマるのが魅力。ですが、あえてリップブラシを使うことで口元が程よく引き締まって、大人のナチュラルメイクを格上げしてくれます。
唇の輪郭がぼやけている方は、口角のくすんだ部分を明るめのコンシーラーで整えておくと、より綺麗に仕上がるでしょう。
【Q&A】ナチュラルメイクに関するよくある質問
Q.手抜きメイクに見せないポイントは?
手抜きに見せないポイント
- 丁寧なスキンケアで潤いのある肌に
- 化粧下地でくすみや赤みをオフ
- 眉は自分に合った形で綺麗に
ナチュラルメイクは色を楽しむメイクとは異なるため、やり方によっては手を抜いているように見えることも。
注意したいポイントは、ファンデーションを塗る前のスキンケアや下地に手を掛けることです。きちんとケアした肌は化粧ノリがよく、メイクがより美しく仕上がります。
さらに、顔のフレームといわれるアイブロウをきちんと整えると、ナチュラルでも魅力的なメイクが実現するでしょう。
Q.定番のナチュラルメイクでも今っぽく見せるには?
ナチュラルメイクよりも、おしゃれなトレンドメイクが好みの女性も多いでしょう。そんな方におすすめなのは、ナチュラルメイクの中で1つのパーツだけにトレンドをミックスすること。もともとシンプルなメイクだからこそ、どんなアイテムやカラーでもすんなりハマり、程よく旬を取り入れられます。
ポイントを1つのパーツに絞ることで華美な印象になりにくく、落ち着いた大人っぽさもキープできるでしょう。
Q.ナチュラルに立体感をだす方法はある?
もともと立体感が少ない方は、メイク感を抑えたナチュラルメイクに抵抗を感じる場合も。シェーディングやハイライトを効かせると、どこかゴージャスな雰囲気が漂うので悩ましいですよね。
ナチュラルに顔の立体感をプラスするなら、明暗の異なる2色のファンデーションを使うとよいでしょう。普段使うファンデーションより1段階暗い色で顔の外側を仕上げれば、あとからシェーディングを使用するよりも自然な奥行きが生まれます。
洗練されたナチュラルメイクで気取らずワンランク上の綺麗な私へ
今回は、大人の女性におすすめのナチュラルメイクの魅力や基本手順、適したアイテムの選び方をご紹介しました。パーツごとのポイントと注意点を押さえれば、初心者の方もメイクのコツがつかめるはずです。
素肌の魅力を最大限に活かすナチュラルメイクで、美しくありのままの自分へ。
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