北向きの部屋を明るくする方法特集!
マンションはもちろん、戸建てでも間取りによっては北側にも居室があることが多いでしょう。北向きの部屋はどうしても日当たりが悪く、暗くジメジメとしがちです。
大がかりなリフォームで北向きの部屋を明るくする方法もありますが、コストがかかりますし賃貸の場合はそれも難しいですよね。それでは、インテリアや家具の工夫で北向きの部屋を明るくする方法をご紹介していきます。
北向きの部屋を明るくする方法/インテリアを白くする
北向きの部屋のインテリアを白で統一する
白は他の色が混ざっていないので、すっきりとした明るくて軽やかなイメージを与えてくれる色です。
そこで家具などのインテリアを白で統一すると、北向きの部屋でも明るくできますよ。
テレビはどうしても黒っぽいものになってしまいますが、テーブルやソファなどの家具、フローリングや壁紙、カーテンやラグなどは白いものを選ぶようにするとおしゃれで明るい空間にできます。
明るくするのが得意な北欧インテリアにする
ヨーロッパの北部に位置する北欧は、冬は日没が長いので暗い家の中で過ごす時間が長く、そんな環境でもインテリアで快適に暮らす工夫がされています。
北欧インテリアは落ち着いた雰囲気でも明るくすることができるので、北向きの部屋を北欧テイストでまとめる方法はおすすめです。
オフホワイトやベージュをベースカラーとして用い、はっきりしすぎないくすみカラーを混ぜていきましょう。
北向きの部屋のファブリックを白にする
マンションや戸建てでも北向きの部屋は寝室にすることが多いと思いますが、寝室で大きな面積を占めるベッドカバーやシーツ、カーテンなど布製のファブリックに白いものを選ぶと、家具を買ったり壁紙を変えたりするよりも簡単に明るくできます。
真っ白だと落ち着かないという人は、オフホワイトやパステルカラーなどできるだけ明るめの色にするとよいでしょう。
北向きの部屋を明るくする方法/外から光を入れる
ベランダからの光や色で明るくする
北向きの部屋でも納戸ではなく居室なら窓はあるはずなので、外からの採光で明るくするのも一つの方法です。
ベランダやバルコニーがあるなら、そこに置くものを白などできるだけ明るい色にすると、部屋にいても明るく感じられます。
白いタイルを敷いたり、土の庭なら白い敷石を置いたりするのもおすすめ。視線を遮るパネルも明るい色を選ぶとよいでしょう。
北向きの部屋にウィンドウフィルムを貼る
窓からの光はカーテンで遮らず、ガラスのままが最も明るくできますが、それだと外からの視線や紫外線が気になりますよね。
光を取り入れつつ視線を遮られるようにできる便利なグッズがウィンドウフィルムです。
紫外線を99%カットし、何度でも貼ったりはがせたりするものなら賃貸でも安心です。
いろいろなデザインがあるので、インテリアに合わせて選ぶこともできます。
バーチカルブラインドで外の光を入れる
バーチカルブラインドとは縦型のブラインドのことで、羽の角度を調整して部屋の中のプライバシー対策をしながら外からの光を調整できます。
北向きの部屋なら、昼間は全開にして明るくし、暗くなったら閉じて外からの視線を遮ることができます。
大きな窓にも使えてスタイリッシュでおしゃれなので、リビングなど広い空間の窓にもおすすめです。
北向きの部屋を明るくする方法/建具を工夫する
北向きの部屋をパーテーションで仕切る
北向きの部屋が他の部屋と接している間取りなら、ふすまやドアではなく半透明のパーテーションで仕切ると、光が入りやすくなります。
部屋を区切るので光熱費の節約やプライバシーは確保しつつ、部屋は明るく感じられるでしょう。
来客時のスペースや子供の気配を感じられる勉強部屋にしたり、来客時にはすぐに閉じて見えないようにできたり、使い勝手もよくなりますよ。
北向きの部屋の出入口をガラス建具にする
北向きの部屋と廊下やほかの部屋をつなぐ建具を、光が入りやすいガラス建具にすると、普通の建具よりも明るくできます。
すりガラスなら光や気配は感じられつつ、中で何をしているかはわからないのでプライバシーを確保したい居室にも使えます。
ガラス面が大きいものから細いスリット程度のものまでデザインもいろいろあり、建具だけ変えるならコストも抑えられます。
北向きの部屋をガラスの仕切りで明るくする
リビングに付随するスペースや北向きの部屋を、壁ではなくガラス格子で仕切る方法があります。
既存の壁から変えるならリフォーム工事が必要になりますので気軽にはできませんが、明るくなることは間違いないので選択肢の一つとしては検討してみてもよいのではないでしょうか。
視線が気になる時はカーテンやブラインドを付ければ解決します。
北向きの部屋を明るくする方法/物を置く
鏡を置いて光を反射して明るくする
もっとも簡単に北向きの部屋を明るくするのは、物を置くだけの方法でしょう。北向きの部屋に鏡を置けば、外からの光や照明の光を反射して部屋を明るくできます。
姿見のような大きいものでもよいですし、邪魔にならないように棚の上に置けるものでもOK。
実用的なものだけではなく、デザイン性の高い鏡もたくさん売っているので、インテリアとしてもおしゃれですよ。
間接照明で北向きの部屋を明るくする
居室照明だけでなく、間接照明を取り入れると光源が増えるので明るさもそのぶん増します。
北向きの部屋を寝室に使っているなら、間接照明は寝る前でも目を刺激せず、やわらかな光で心地よい睡眠へと導いてくれる効果もありますよ。
ベッドライトや足元灯、一晩中点けておいても気にならない照明などいろいろあるので、使い勝手に合わせて選ぶことができます。
観葉植物で部屋の雰囲気を明るくする
観葉植物があると部屋の雰囲気をパッと明るくできます。
植物は日光が必要ですが、北向きの部屋で日当たりが悪くても育つ種類もありますし、お手入れが面倒なら水やりなどの手間がかからないフェイクグリーンを置いてもよいでしょう。
窓辺に吊り下げたり棚に置いたり鉢植えを置いたり、種類や大きさもいろいろあるので選ぶのも楽しいですよ。
北向きの部屋を明るくする方法/その他
インテリアをできるだけシンプルにする
北向きの部屋や北側に多い玄関を少しでも明るくするなら、できるだけ家具や物を置かないですっきりさせましょう。
物が多いと陰になる部分が増えたり、雑多に見えたり色味も多くて暗く見えてしまいます。
北向きの部屋で床の色が濃かったり窓が小さかったりしても、部屋がすっきりしていれば、少ない照明や小さな窓でも空間全体を明るく感じることができますよ。
クロスを明るい色に張替え明るくする
部屋の間取りや窓の大きさを変えるリフォームは大変ですが、もっと気軽に明るくする工夫がクロスの張替えです。
クロスの張替えは業者に頼まなくても、ホームセンターやネットで壁紙を買って簡単なDIYでできます。
部屋全体を変えるのは大変なので、部屋の一面だけ張替えるのがおすすめ。色は明るいブルーやイエローだとポップで雰囲気も明るくできますよ。
ガラスや鏡面仕上げの家具を置く
ガラス製の家具は透明感があって奥行きを感じることができ、光を反射や拡散してくれるので、北向きの部屋に置くと明るくできます。
また、同じような効果がある鏡面仕上げになっている家具もよいでしょう。
これらの家具はシンプルモダンやモノトーンインテリアとの相性がよいので、モダンテイストが好みの人におすすめの方法です。
北向きの部屋を明るくする方法のまとめ
北向きの部屋はほとんどどんな間取りでも暗いのは仕方ないですが、ちょっとした工夫で解決できる方法があるので諦める必要はありません。
ワンルームならほとんどの時間を過ごす場所ですし、子供部屋や寝室でも部屋を明るくするのは、快適に過ごすためにも大事なことです。今回ご紹介した方法を参考に、北向きの部屋でもインテリアを工夫して、快適に過ごしてくださいね。
こちらもおすすめ☆
新規登録
ログイン
お買い物