リモート映えするメイクテク講座!画面越しでもキレイ見えするポイントとは?
2020年に新型コロナウイルス感染症が国内で拡大して以来、オンラインミーティングツールが日常生活に普及しました。ビジネスではリモート会議、プライベートではオンライン飲み会など、一度は利用経験がある女性も多いのではないでしょうか?
画面を通して人と会話する機会が増えた近年では、メイクでもリモート映えが重要視されています。今回はリモートメイクとはどのようなメイク方法なのか、パーツ別のやり方とコツ、注意点について見ていきましょう。
リモートメイクとは?目的に合わせたメイクのポイント
リモートメイクとは?
リモートメイクとは画面越しでもキレイに見せるためのメイク方法で、一般的に血色のよさやきちんと感が求められます。実際に対面で会う場合とは条件が異なるので、残念ながら普段のメイク方法ではリモート映えしません。
また、普段のメイクと同様にTPOをわきまえなくてはならず、目的に応じてメイク方法を変える必要があります。リモート会議とオンライン飲み会ではメイク方法が異なるので、シーンに合わせたリモートメイクについて見ていきましょう。
テレワークにおすすめのメイク
テレワークでリモート会議を行う場合は、仕事モードを感じさせるきちんと感が重要なポイントです。「プライベート空間である家にいる」ことが前提となるため、ルーズなヘアスタイルやナチュラルメイクはテレワークと相性最悪。
アイシャドウは目元の彫り深さを強調できるブラウンカラーを使用して、メリハリのある顔を表現しましょう。また、チークやリップで健康的な血色感を与えることにより、画面越しでも伝わるきちんと感を演出できます。
オンライン飲み会におすすめのメイク
アルコールを摂取すると血行がよくなることから、飲み会のときにテカリが気になる女性も多いですよね。画面越しの場合はツヤもテカリとして映りがちなので、皮脂テカリ防止用下地+マットファンデーションでベースを整えましょう。
また、オンライン飲み会では飲み食いしたり会話したりするため、落ちにくいリップを使用することをおすすめします。お気に入りのリップを楽しみたい人は、リップメイクの上から無色透明のリップコートを塗布してください。
【ベースメイク編】リモート映えするコツとポイント
ブルーライトカット効果のある下地を使用
ブルーライトとは波長が短く強いエネルギーを持ち、パソコンやスマートフォンなどの液晶から発せられる可視光線の一種です。ブルーライトは肌の弾力を保つ線維芽細胞にダメージを与えるため、肌の乾燥やたるみに影響を及ぼすと考えられています。
長時間画面と向き合うことになる場合は、ブルーライトカット効果のある化粧下地を塗布しましょう。また、化粧下地はファンデーションのノリをよくする効果が期待できるので、長時間キレイなベースメイクをキープできます。
ブルーライトが肌を老化させる?肌への影響と3つの対処法 2022.06.30
https://online.naturesway.jp/column/naturaglace/2636/
コントゥアリングで立体的な顔に
普段はコントゥアリングをしないという人も多いですが、画面越しの場合はのっぺりと平面的な顔に映りがち。オンライン上でもメリハリのある彫り深顔を表現するためには、コントゥアリングを丁寧に仕込むことがコツです。
ただし、ハイライトの入れすぎはテカリと認識されやすいので、ハイライトは控えめにしてシェーディングをしっかりと入れましょう。顔の輪郭や鼻筋の両脇はもちろん、あごの裏部分にもシェーディングを入れると自然です。
目の下のクマはしっかりとカバー
画面越しでは天井からの照明が目の下のクマを悪目立ちさせるため、やつれて元気がないような顔に見えがち。青クマは補色にあたるオレンジ色のコンシーラーを塗布して、クマが目立たないリモート映えする顔を演出しましょう。
また、摩擦や紫外線などの外的要因による色素沈着が原因の茶クマは、くすみを飛ばす効果が期待できる黄色のコンシーラーがおすすめです。加齢によるたるみ・くぼみが原因となる黒クマの場合、肌なじみのよいベージュのコンシーラーを使用しましょう。
【眉毛メイク編】リモート映えするコツとポイント
眉毛は毛流れよりも形を整えて
「普段はアイブロウメイクに手を抜きがち」という人も少なくありませんが、リモートメイクの場合は眉毛が重要なポイント。眉毛がボサボサのままでは家の中の背景が相まって、一気に生活感が出てしまうので注意してください。
ただし、画面越しでは細かい部分がぼやけやすく、丁寧に眉毛の毛流れを整える必要はありません。毛流れよりも眉毛の輪郭を整えることを意識して、リモートでも伝わる「メイクしている感」を演出しましょう。
足りない部分はアイブロウペンシルで描き足す
眉毛の輪郭をキレイに整えるために、アイブロウペンシルで眉毛が足りない部分を描き足しましょう。リモートでは全体的に薄い部分はぼやけて見えやすく、濃い部分は強調されてさらに濃く見えてしまいます。
眉毛は輪郭のみアイブロウペンシルでしっかりと描き、眉毛全体はアイブロウパウダーを使用するとよいでしょう。仕上げにスクリューブラシで眉毛全体を馴染ませて、眉毛が不自然に浮かないように調整すると自然に仕上がります。
アイブロウマスカラで眉色をトーンアップ
画面越しでは濃い色がさらに強調されて映る傾向にあり、自眉毛のままでは不自然に浮きやすいので注意してください。
眉毛が浮かないようにするリモートメイクのコツは、髪色よりワントーン明るいアイブロウマスカラを使用することです。
明るすぎると反対に眉毛の印象がぼやけるため、茶髪の人はナチュラルブラウンやアッシュブラウンがおすすめ。
黒髪の人はアッシュグレーのアイブロウマスカラを使用すると、顔周りの印象が明るくなるでしょう。
【アイメイク編】リモート映えするコツとポイント
アイシャドウは色味より彫りを重視
華やかなアイシャドウでまぶたを彩るアイメイクは、メイク全体の印象を左右する大切な工程です。
ところが、画面越しでは細かい部分の色味が表現されにくく、お気に入りのアイカラーがぼやけやすいため要注意。
アイシャドウを選ぶ際は陰影の作りやすさを重視して、彫りの深い目元を表現するとよいでしょう。
丁寧にグラデーションを作ると影が強調されるため、2色程度でさらっと仕上げることがリモートメイクのポイントです。
まつ毛をカールさせて瞳に光を入れる
天井からの照明によって全体的に影ができやすいリモートでは、まつ毛のカールキープがポイントとなります。
すだれまつ毛のままでは目元に影が落ちるので、カールキープマスカラを使用するとよいでしょう。
また、長時間画面に映ることになるため、ベースとしてマスカラ下地を塗布してください。
マスカラ下地とはマスカラを塗布する前に仕込むベースのことで、ロング・ボリュームアップ・カールキープなどの効果が見込めます。
ブラウンアイライナーで軽やかな目元に
画面越しでは濃い色が強調されて見えやすく、ブラックアイライナーでは目元が不自然に浮きやすいため注意が必要。
ブラウンアイライナーでほどよく抜け感を演出すると、ナチュラルに目力を強調できるでしょう。
アイラインを引く際は太く引かずに、まつ毛の生え際を埋める程度で細めに引くのがリモート映えのコツ。
また、リモートでは基本的に真正面からのアングルとなるため、目尻の延長ラインはやや長めに引いてください。
【チークメイク編】リモート映えするコツとポイント
画面越しでも伝わる血色のよさ
チークが濃すぎると不自然に浮いて見えやすく、普段はチークを薄めに入れる女性も多いのではないでしょうか?
ところが、画面越しは青白く不健康そうに映るため、チークは普段のメイクよりも濃く入れるのがコツ。いつもより少しチークが濃いかなと感じる程度までチークを入れて、リモートでも伝わる血色感のよさを表現してください。
リモート会議やオンライン飲み会が始まる前に、カメラの確認画面でチークの濃さをチェックしておくとよいでしょう。
頬骨に沿って斜めに入れてシャープな印象に
リモートでは基本的に真正面からカメラに映ることになるため、斜めからの角度よりも顔が大きくみえがち。
顔全体をシャープな印象に見せるためには、チークを頬骨に沿って斜めに入れることがリモート映えのコツです。チークは小鼻と耳を結んだ直線上と、黒目の外側から垂直に下ろして交わった位置を起点としましょう。
しっかりと発色させるために粉含みのよいチーク専用ブラシを使用し、頬の中央から外側に向かってぼかしてください。
チークは温かみのあるカラーがおすすめ
ほんのりと発色するベージュチークは人気アイテムですが、リモートでは肌なじみがよいとチークの存在感が薄くなりがち。
リモート映えには欠かせない血色感チークは、温かみを感じるコーラルピンクやオレンジがおすすめです。画面越しでも血色感が伝わるように発色の強いチークを使用して、多幸感あふれる美人顔を演出させましょう。
黄み系カラーが苦手なブルベタイプの人は、青みを感じるレッドチークの使用をおすすめします。
【リップメイク編】リモート映えするコツとポイント
チークと同系色を選んで統一感UP
リモートメイクだけでなく普段のメイクにも当てはまりますが、チークとリップは同系色でまとめるとメイクに統一感が生まれます。まったく同じようなカラーで揃えるワントーンメイクは、初心者でも簡単に抜け感を表現できるメイクテクニック。
また、メイクに遊び心を加えたい人は、同系色であっても明度や彩度を変えるメイク方法がおすすめです。たとえば、同じベージュのコスメでもチークはピンク系、リップはレッド系を使用するとまとまりやすいでしょう。
ステイン効果の高いものを使用する
リモート会議は長時間会話することが前提となり、オンライン飲み会の場合はさらに飲み食いすることとなります。こまめにリップメイクを直さずに済むように、あらかじめステイン効果の高いリップを使用するとよいでしょう。
また、リップカラーを塗布する前にリップベースを使用すると、発色アップやキープ力アップに効果が期待できます。お気に入りのリップカラーを楽しみたい女性は、長時間リップメイクをキープできるリップコートを使用してください。
リップペンシルで唇の輪郭をくっきり
画面越しの場合は細かい部分がぼやけて見えるため、リップペンシルで唇の輪郭をしっかりと縁取りましょう。
リップペンシルとは細いスティック状のリップカラーを指し、主に唇の輪郭を整える際に使用するアイテムです。唇が薄い人はオーバー気味に引いてボリュームリップを演出したり、唇の山や口角ラインを強調したりできます。
また、リップペンシルで輪郭を縁取ることでリップが滲みにくく、キレイなリップメイクを長時間キープできるでしょう。
リモートでキレイ見えするために!メイクの注意点
パーツがぼやけて顔がのっぺり見える
リモートメイクで注意したいポイントのひとつとして、顔のパーツがぼやけやすいことが挙げられます。
リモートと対面では凹凸の見え方が異なるため、普段あまりコントゥアリングをしない人は注意してください。
また、アイメイクのような細かい部分はぼやけやすく、アイシャドウの陰影が薄いとのっぺりとした印象に見られがち。ベースメイク・ポイントメイクともに陰影を意識することが、リモート映えするためのコツです。
色が光で飛びやすい
照明の明るさやカメラの品質によって度合いは異なりますが、リモートで注意すべき点は光による白飛びです。明るい部分が白っぽく見える現象で、画面上の明暗に差がありすぎると白飛びしやすくなります。
とくにアイシャドウの色は光で飛んでしまいがちなので、色味よりも陰影の作りやすさを基準に選ぶことがコツです。また、ファンデーションの色が明るすぎる場合、ベースメイク全体が白っぽく見えて血色が悪く見えるため注意してください。
テカリに見えやすい
対面ではツヤ感が美しい水光肌であっても、画面越しの場合はテカリだと勘違いされやすいため要注意です。
ベースメイクはマットな質感のファンデーションを使用して、ハイライトよりもシェーディングを重点的に行うのがポイント。
毛穴やシミなどの細かい部分は目立ちにくいので、ベースはBBクリームで簡単に済ませる方法もおすすめです。ベースメイクの仕上げはフィニッシュパウダーをはたき、ツヤ感を控えめにしたマットなベースメイクを目指してください。
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リモートメイクならではのポイントに注意してオンライン映え
リモートメイクとは画面越しで映えるメイク方法を指し、対面とリモートではメイクのポイントが異なります。
ツヤ感のあるベースメイクはテカリと誤解されやすいため、マットな質感のベースメイクに仕上げるのがコツ。また、リモートは光の影響により白飛びしやすいので、アイシャドウやリップの色選びには注意が必要です。アイシャドウは目元に陰影をプラスできる色味、リップとチークは血色感をアップできる色味をチョイスしましょう。
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