シンプルな部屋作りのためのコツ7つ。すっきりとしたおしゃれな空間を目指そう
インテリアショップやモデルルームのような素敵な部屋は、生活感がなくシンプルでおしゃれですよね。実はちょっとしたコツを押さえておくだけで、自分の部屋がシンプルで理想的な部屋に近づきます。
インテリアのテーマを決め、色の数を厳選し、家具やインテリア雑貨に統一感を持たせ、不要なモノは隠す…といったシンプルな部屋にするための具体的な方法について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください!
シンプルでおしゃれな部屋は、どんな印象?共通する特徴とは
モノが少なくすっきりとしていて、空間が広く見える
シンプルな部屋は、インテリアや家具の数が少なく、すっきりと整理されているのがポイントです。必要最低限の家具をすっきりとレイアウトをするため、壁面や床面が広く見え、実際の空間よりも広く感じるのもシンプルな部屋の特徴といえます。
インテリア用の装飾品も控えめにするので、ゴチャついた印象がなく、広々とした印象を与える点もシンプルな部屋の特徴です。
家具のデザインに統一感があって落ち着く
シンプルな部屋は、インテリアや家具のデザインやカラーが統一されていることも特徴のひとつ。テーマやカラーがバラバラな部屋は、モノが少なくてもゴチャついた印象でくつろげない雰囲気になってしまうのです。
一方シンプルな部屋は、統一感のあるバランスの取れた部屋になり、心からゆったりと落ち着いて過ごしやすい特徴があります。
清潔感がある
シンプルな部屋は、家具やインテリアがすっきりとレイアウトされていて、清潔感があるのも特徴です。雑多に置かれたインテリア雑貨がなく、家具も無駄なものは置かないスタイルで、整理整頓されているためすっきりと見えます。
モノが少ない分、掃除がしやすいという意味でも清潔感のあるさわやかな印象を与えてくれるのです。
シンプルでおしゃれな部屋作りのメリットとは?
部屋がすっきりしていて心が落ち着く
部屋が片付いていると、気持ちよく快適に過ごせますよね。シンプルな部屋は、家具やインテリア雑貨もすっきりと整理されていて、すがすがしい気持ちで過ごせるものです。
部屋が散らかっているだけでも、心が乱れたりイライラしやすくなったりするもの。すっきりシンプルな部屋作りをしておけば、心も整い落ち着いて生活できるメリットがあります。
おしゃれでセンスのよい部屋に見える
インテリアのデザインに統一感があると、モノが多かったとしてもシンプルに見えることもあります。インテリアショップをのぞくと、家具がたくさんあってもすっきりとおしゃれに見えるのはこのためです。
シンプルな部屋を意識してインテリアのテーマを統一することで、カラーや素材感にまとまりを感じ、おしゃれでバランスの取れた部屋作りができるメリットがあります。
シンプルな部屋作りのための、空間をすっきり見せる7つのコツ
シンプルな部屋作りに役立つ7つのコツをご紹介します。大事なポイントは色を使い過ぎないこと。そして、インテリアのテーマを決め、テーマに沿って部屋を作ることが重要です。
また、収納家具や装飾小物は最小限に抑え、書類や新聞、ケーブルなどの配線は見えないように隠しましょう。憧れのインテリアを真似し過ぎないこともポイントです。
1.色の数は少なめにするのがポイント
スタイリッシュ派は白黒のモノトーンがおすすめ
シンプルな部屋を作りたいときは、色の数を少なめにするのがポイント。自分好みの色を厳選して、テーマとなる色を決めましょう。スタイリッシュで都会的な部屋作りをしたい方は、ベースとなる色は白と黒のモノトーンにするのがおすすめです。
モノトーンは少し無機質な雰囲気に感じる場合もありますが、やみくもに色を増やすとうるさい印象になりがち。そんなときは、観葉植物を置いてグリーンをプラスすると上手くバランスが取れます。
ナチュラル派は白×ブラウン・ベージュが人気
ナチュラルテイストの部屋作りをしたい場合は、ベースとなる色は白×ブラウン・ベージュがおすすめ。ベースとなる色は2色くらいに抑え、バランスよくレイアウトしましょう。白といっても混ざり気のない真っ白から、クリーム色に近い白まで幅広くあります。
ナチュラルな印象にしたいときは、少し黄色みがかったやさしい白を選ぶのがおすすめです。真っ白に近くなるほど、洗練された大人っぽい都会的な雰囲気になります。
アクセントカラーは1色のみに抑えるのがポイント
シンプルな部屋を作るときは、ベースとなる色を2~3色に厳選しますが、ベースカラーだけでまとめると味気ない印象になることも。おしゃれにも見せるなら、インテリアのアクセントになる色を加えましょう。ただし、アクセントカラーは1色に抑えてうるさくならないようにするのがポイントです。
例えば、ナチュラルテイストの部屋にオレンジ色の椅子を置くのもよいですし、壁紙の一ヶ所をアクセントクロスにするのもおしゃれですよ。
2.インテリアや家具のテイストは統一してすっきりとした印象に
異なるテイストのインテリアを混ぜない
シンプルな部屋の作り方で重要なポイントは、インテリアのテーマを決めておくこと。そして、選ぶ家具やインテリア雑貨は、テーマに合うものを選ぶことが大切なポイントとなります。テーマには、北欧系・モダン系などのタイプがありますが、異なるテイストが混在すると、ゴチャゴチャした印象になってしまいがちです。
自分好みのテーマを決めたら、テーマに合うデザインを選ぶのがすっきり見せるコツと覚えておきましょう。
家具の素材感を統一させるのがコツ
インテリアのテーマに合わせた家具を選ぶとき、家具の素材感も意識するとよいでしょう。例えばモダンテイストはガラスやアイアン製の家具、ナチュラルテイストは木製家具、アジアンテイストは籐(ラタン)の家具を選ぶといったように、家具の素材感を合わせる方法がおすすめです。
家具の素材感を合わせることで部屋の雰囲気に統一感が生まれ、シンプルですっきりとした印象になります。
装飾の少ないシンプルなデザインの家具を選ぶのがポイント
家具のデザインをすっきりとしたものにするだけで、部屋の印象は大きく変わります。シンプルな部屋を作りたいときは、できるだけ装飾の少ないデザインの家具を選ぶ方法もおすすめです。
とくに、テーブルやソファ、収納棚など存在感のある大きめの家具は部屋の雰囲気作りに大きな影響を与えます。シンプルな部屋にするなら、できるだけすっきりした直線的なデザインの家具を選ぶ方法もよいでしょう。
不要な家具(使っていない家具)は思い切って捨てて空間を作る
シンプルな部屋を作る方法として、家具を必要以上に増やし過ぎないという考え方も大切です。使う家具を厳選することで、広々とした空間が生まれます。余白の美とも言われますが、何もない空間があることこそ、シンプルですっきりとした部屋への近道といえるでしょう。
まずは自宅にある家具を見直し、使っていない不要な家具があれば、思い切って処分する方法も◎。
3.収納計画を立て、おしゃれで統一感のあるアイテムを置く
作り付けの収納に収まる分だけストックする
作り付けタイプのクローゼットや収納棚にモノが収まれば、新たに収納家具を置く必要がなく空間を広く取れます。収納計画を見直し、ストックするアイテムは作り付け収納に収まる分だけと決めてしまうのもコツです。
まずは自宅の収納にストックされているモノを確認し、整理してみましょう。作り付け収納とは別に収納家具を置く必要があるか改めて見直してみると、意外と収納スペースは小さくても大丈夫、と気づくかもしれません。
収納アイテムのデザインを統一させてすっきり見せるのがコツ
作り付けタイプの収納が小さい場合や入りきらない場合は、収納家具を置く必要があります。その際は、インテリアのテーマに合わせて、ほかの家具と統一感のあるデザインを選びましょう。
チェストや収納棚は、部屋の中でも存在感のある大きめの家具。すっきりとしたシンプルな部屋にしたいときは、必要以上に大きな収納を選ばないよう、最小限の大きさに留めておくのも大切なポイントです。
4.おしゃれな装飾や小物はアクセントとして最小限に
机や棚の上に置くモノは最小限にすることですっきり見せる
机や棚の上におしゃれな雑貨や装飾品を置くときは、ゴチャゴチャした印象にならないよう最小限に抑えておきましょう。シンプルな部屋を目指すときは、机や棚の上には何も置かないと決めてしまうのもコツです。
何も置かないことで、新たな空間が生まれてすっきりした印象に。小物を見える所に置かないことは、雑然とした印象にならないためのコツでもあります。
小物を置くときは、整然と並べて置く
シンプルな部屋には、必ずしも小物やインテリア雑貨を置いてはいけないわけではありません。レイアウトを工夫すれば、おしゃれでシンプルな部屋が実現できるでしょう。簡単にすっきり見せる方法は、なんとなく並べるのではなくバランスよく整然と置くことです。
素敵なデザインに一目惚れしたからといって、次々に小物を増やすのはNG。普段使いできる便利なアイテムか、季節感のあるおしゃれなものを少数厳選しましょう。
5.書類や新聞などは目立たない場所に収納する
雑然としがちな紙類は置き場所を決めて、部屋をすっきりさせる
シンプルですっきりとした部屋作りの際、モノの置き場所を決めて目につく所に出しっぱなしにしない方法も大切なポイントです。雑然としがちな書類や新聞、雑誌などの定位置を決めておくこと、見えない所にしまっておくことがすっきり見せる簡単な方法といえます。
不要な書類は一旦保存しておかず、すぐに処分するのもおすすめ。不要なモノを貯めこまないことも、理想とするシンプルな部屋作りのポイントです。
6.配線は徹底的に隠してすっきり見せる
配線カバーを利用してケーブルを隠す
シンプルな部屋にするために、配線ケーブルを隠す方法も有効です。携帯の充電ケーブルや家電のコードなど、今や家の中はたくさんのケーブルがあふれています。これらのケーブルが床や壁に見えているだけで、シンプルでおしゃれな部屋とはほど遠いものに。
シンプルでおしゃれな部屋にする方法として、配線カバーを使ったり、家具の後ろに配線を置いたりして、ケーブルが見えないよう徹底的に隠すのもポイントとなります。
7.いろいろな人の真似をし過ぎないのもコツ
自分の「好き」を明確にして、部屋の方向性をはっきりさせる
ネットや雑誌でたくさんの素敵なインテリアが紹介されていますよね。素敵なインテリアやおしゃれな雑貨を見て、真似したいと思うかもしれません。しかし、憧れのインテリアを次々に取り入れてしまうと、テーマがバラバラになり、シンプルな部屋から遠のいてしまう危険が。
自分の「好き」なテーマを明確にして、そのテーマに合わないアイテムは採用しないと決めるのも大切なポイントです。
「好き」のテーマに合うものは真似してもOK
真似したくなる魅力的なインテリアで、自分の「好き」なテーマに合うものは取り入れてもOKです。洗練されたおしゃれなデザインを見て学ぶことは、自分の理想の部屋作りに役立つはず。学んで取り入れられるインテリアは、真似してみましょう。
モノを増やすのではなく、今あるアイテムを別のデザインのものに変えたり、引っ越しや模様替えの際の参考にしたりすると、理想的なシンプルでおしゃれな部屋作りができるでしょう。
引き算できるモノはない?シンプルな部屋に合うものを厳選する
一般的に置く家具を置かない選択も方法のひとつ
部屋をシンプルに見せるために、一般的に置くタイプの家具を置かないと決めるのもコツです。大きな収納を兼ねたテレビボードや、テレビの前に置くローテーブルは、あまり使わないのになんとなく置いていた…という方もいるでしょう。
また、おしゃれなデザインのラグを敷くのも、実は見える床面が減り部屋が狭く見え、ゴチャゴチャした印象を与えるケースもあります。もう一度部屋を見渡して、置くべき家具を厳選する方法もおすすめです。
家具や家電の使い回しでアイテムの数を減らして、すっきり見せる
部屋に置く家具や家電は、できるだけ数を少なくするのも大切なポイントです。減らす方法として、家具や家電の使い回しがおすすめ。電子レンジとトースターの2台を持っている場合、トースター機能付きのレンジを使えば1台で済みます。
また、ソファやベンチシートタイプのダイニングテーブルセットにすれば、ソファがなくても快適に過ごせる場合も。上手くレイアウトできるなら、家具や家電を上手に使い回す方法もよいでしょう。
シンプルな部屋作りのコツをマスターして、快適に過ごそう!
シンプルな部屋のメリットや、作り方の7つのコツをご紹介しました。シンプルな部屋は単にモノが少ないというのではなく、自分好みのテーマに合わせてデザインやカラーなど統一感のある部屋作りを心がけるのがポイントです。
今回ご紹介した7つのコツを押さえれば、快適に過ごしやすいシンプルな部屋が作れますよ。ぜひご紹介した方法を参考に、シンプルでおしゃれな部屋を作ってくださいね。
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