秘密基地みたいなロフトが楽しい!家事動線もとことん考えた実家リノベ
アイランドキッチンとダイニングの位置関係は、作業動線がスムーズなサイドキッチンスタイル。家族が手伝いやすく、コミュニケーション豊かなプランです。
実家で暮らすことになったMさんファミリー。3人家族の生活エリアとなる2階を、収納たっぷりの空間にフルリノベーションしました。小屋裏を上手に活用して親子で遊べるロフトをつくっています。
■DATA
所在地:東京都多摩市
延床面積:68.4㎡
施工面積:68.4㎡
工事費:980万円
家族構成:夫婦+子ども1人
築年数:20年
間取り:3LDK→3LDK+ロフト
完成年月:2022年3月
設計:entrie(エントリエ)
施工:entrie(エントリエ)
改修範囲:フルリノベーション
気配りのある対応がリノベ会社の決め手に
Mさんファミリーが暮らすことになったのは、妻の実家。1階に両親が住んでおり、いずれ2階に住む予定になっていました。そろそろ娘が小学校入学というタイミングで、リノベーションして住み変えることに。結婚前から行き来があったので、夫も「20年前から馴染みのある家」なのだといいます。
「デザインにはこだわりたいという希望があったんです」と妻。たまたま前を通った、エントリエのモデルルームの外観に目を引かれ、さっそく連絡をして初めての相談に出向いたところ、そこで出会った担当者の「細やかに親身になって話を聞いてくれた」ところが気に入り、リノベの依頼を決意しました。
アイデア豊富でスケジュール進行が分かりやすかったことも決め手になったそう。
隠れていたリビングの梁は、補強をして現しに。梁に合わせてダクトレールを取り付けています。
間取りは大きく変えず、キッチンの形状と向きを変更。食事をする場とくつろぎの場をさりげなく分けた配置に。
暮らしがラクになる工夫やユニークな仕掛けを盛り込んで
希望のひとつは、隠れ家のようなロフト。小屋裏のスペースに床を張り、リビングの梯子や寝室の階段から上がれるロフトをつくりました。屋根には断熱材、リビング側には室内窓を追加し、省スペースながら快適な室内環境に。冬は暖房が要らないほど暖かく、大人も子どもも過ごしやすい、遊び心あふれる空間になっています。
そしてもうひとつこだわったのは、ストレスフリーの家事動線。キッチンをダイニングテーブルと並列にすることで配膳や片付けがラクにできるだけでなく、洗面室ともつなげて台所仕事と洗濯の同時進行も快適になりました。
それぞれの部屋は随所に収納を設置。暮らしに必要なものの指定席があることで、家事の手間がグッと軽くなっています。
リビングからロフトへ上がる梯子もカッコいいアクセント。
ロフトは子どもにとってはわくわくする遊び場。「プチ旅行感覚でお父さんと一緒に子どもがロフトで寝る、なんてこともできて、つくってよかったと思います」
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ロフトに上がる階段を、本棚としても活用。大人の本も子どもの本もたくさん入ります。
設計上、制約のあった寝室は、あえて壁をつくらずスキップフロアに。
ロフト横の吹き抜けには、遊んだり寝転んだりできるアスレチックネットを設置。
飾りすぎないシンプルなガラスシェードで、洗練されたダイニングを演出。
キッチンは、作業スペースを広くとれるII型に。シンク側はカウンター深くとりました。
オープン収納が使いやすい、洗面室。キッチンからも廊下からも行き来できます。
しっかり補強をした梁には、お気に入りの両面時計を。どこかの街角のような、おしゃれな雰囲気に。
テレワークに集中できるよう、机や椅子を整えた和室。落ち着いたインテリアが快適です。
ビフォー・アフター
リノベーション前
リノベーション後
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