マスカラ下地の使い方とその魅力!目力をグッとアップさせる塗り方のコツを伝授
「目元のメイクがうまくいかない」「マスカラを塗ってもまつげが下がってきてしまう」などの悩みを抱えていませんか?
まつげのカール力をアップさせたい、まつげのボリュームを出したいという方は「マスカラ下地」を塗ることがおすすめです。マスカラ下地は注目されることが少ないですが、目力をグッとアップさせるためには下地の使い方や塗り方が重要ですよ。
この記事では、マスカラ下地の基本の使い方や塗り方のコツを徹底解説していきます。マスカラ下地をうまく使いこなして、自然で魅力的な目元に仕上げましょう。
マスカラ下地って必要?まずは役割を紹介!
まつげのカールをキープする
マスカラ下地を付けずにメイクする人は多いため、そもそも下地を塗る意味があるのか疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。
マスカラ下地には、まつげのカール力をアップさせ、さらにキープする役割があります。魅力的な目元を作りたいときに欠かせないのが、カールのキープです。
綺麗にマスカラを塗っても、まつげがすぐに下がるとぱっちりした目元に見えなくなってしまいます。「ビューラーでまつげを上げているのに、すぐに下がってきてしまう…」と悩んでいる方は、下地を付ければ悩みが解決するかもしれませんよ。
まつげを長く魅せる
マスカラ下地は、まつげを長く見せる効果があるメイクアイテムです。メイクをする際、まつげの長さがなかなか出ないと悩んでいる方におすすめですよ。
このあと詳しく紹介しますが、下地のタイプによって効果が異なります。繊維入りのタイプを塗ればマスカラが密着するため、より長く見せられるでしょう。自分の理想のメイクに合わせて下地の種類を選ぶことが大切です。
まつげをコーティングして保護する
マスカラ下地には、まつげをコーティングして保護する役割もあります。メイクをする際やクレンジングでメイクオフする過程でまつげが傷んでしまうことありますが、下地でまつげをコーティングすればダメージから守ってくれるでしょう。
また、お湯で落ちないウォータープルーフのマスカラを使うときに下地を塗ると、まつげに直接マスカラが付かないため落としやすくなります。自分のまつげを育てたい、抜けるのを防ぎたいという方は下地を使うことがおすすめです。
マスカラが落ちにくくなる
マスカラ下地には、マスカラを落ちにくくする役割もあります。まつげに直接マスカラを塗った場合、時間が経つと滲んでしまうことがありますよね。
下地は、まつげとマスカラを密着させるためのメイクアイテムです。下地を塗っておけばピッタリと密着するため、簡単には落ちにくくなります。正しい使い方で下地を塗れば、パンダ目になるのを防げるでしょう。
「目元のメイクがすぐによれてしまう」「時間が経つとボリュームが減ったように感じる」と悩んでいる方におすすめですよ。
マスカラ下地の魅力とは?メイクにプラスして得られるメリット
1本でさまざまな使い方ができる
マスカラ下地は、1本でさまざまな使い方ができるところが大きなメリットです。役割のところでも紹介しましたが、カール力をアップさせてキープする、まつげを長く見せる、保護するなどのさまざまな効果が期待できるため、何本も持っておく必要がありません。
「長さ重視」「ボリューム重視」などのタイプがありますが、マスカラほど種類は多くないため、1~2本あればその日のメイクの系統に合う使い方ができるでしょう。また、塗り方を変えるだけでもメイクの仕上がりが大きく変わります。
ナチュラルな雰囲気に仕上がる
マスカラ下地には色が付いていない、透明なものが多いです。下地として使う方法が一般的ですが、マスカラの代わりに下地だけをメイクに取り入れる方法もあります。
色が濃く付かないため、スッピンのようなナチュラルな雰囲気に仕上げたい方におすすめの使い方です。ナチュラルな雰囲気に仕上げたいときも、ビューラーでしっかり立ち上げてから下地を塗るようにしましょう。
また、マスカラほど濃い仕上がりにしたくないけれど、ほどよく目力をアップさせたい場合は、ブラックやブルーなどの色が付いたアイテムを使ってみてください。このあと紹介していますが、コーム型のブラシのほうがナチュラルな仕上がりになりますよ。
【マスカラ下地の選び方】アイテムによって仕上がりが変わる
下地のカラーで選ぶ
次に、マスカラ下地の選び方を紹介します。アイテムによって仕上がりが変わるため、なりたい目元のイメージに合わせて選びましょう。
1つ目の選び方は、カラーでアイテムを選ぶ方法です。マスカラ下地は透明なものが多いですが、中にはホワイトやブルー、ブラックなどの色が付いたものもあります。
ナチュラルな雰囲気に仕上げたい方は透明、目力をアップさせたい方や大人な雰囲気に仕上げたい方はブルーやブラックなどのアイテムを選ぶのがおすすめです。また、ホワイトの下地は黒いまつげに白く色が付くので、マスカラを重ねるときの塗り残しを防ぐ役割もありますよ。
カラーマスカラを使いたい方は、透明なアイテムを選びましょう。ブラックカラーの下地であれば、ナチュラルメイクをしたいときに下地だけで目元のメイクが完成します。
ブラシの形状で選ぶ
2つ目の選び方は、ブラシの形状で選ぶ方法です。マスカラ下地は、以下のようなブラシの形状のタイプにわかれます。
長さを出したい方やカールキープが目的の方は、コームタイプがおすすめです。コームタイプはまつげを綺麗に梳かし、マスカラがダマになるのを防いでくれますよ。ロケット型は一度でしっかり下地が付くのでボリュームを出したい方に、アーチ型は目の形に合わせやすいのでメイク初心者におすすめです。
自まつ毛が短い方や目力をアップさせたい方は繊維入りを使ってみましょう。繊維入りのブラシだとまつげ1本1本に下地が絡み、そのあと塗るマスカラの密着度が高くなります。繊維とマスカラをうまく使えば、つけまつげのようなボリューム感を演出できるでしょう。
落ちにくさで選ぶ
3つ目の選び方は、落ちにくさで選ぶ方法です。マスカラ下地にも以下のような種類があります。
- お湯ですぐに落とせる《フィルムタイプ》
- 汗や涙などの水分に強い《ウォータープルーフタイプ》
- 皮脂などの油分に強い《スマッジプルーフタイプ》
長時間メイクをする日は、水分に強いウォータープルーフタイプや油分に強いスマッジプルーフタイプのアイテムを選んだほうがよいでしょう。普段あまり濃いメイクをしない方や使いやすさ重視の方には、お湯ですぐに落とせるフィルムタイプのアイテムがおすすめです。
汗や皮脂にも強くてお湯ですぐに落とせるアイテムもあるので、自分が使いやすいと思う種類を選んでくださいね。
下地の成分で選ぶ
下地の成分で選ぶこともおすすめです。美容液成分や保湿成分が入っているアイテムを選ぶと、まつげが傷むのを防げる場合があります。
カールキープ力やボリュームアップなどの効果だけでなく、成分にも注目して選ぶことで、自分のまつげを綺麗な状態に保てるでしょう。とくに、まつげが傷んでいる方やすぐに抜けてしまう方、まつげパーマ・エクステをしている方は、美容液成分の入っているアイテムを選ぶことをおすすめします。
【マスカラ下地の使い方】基本の塗り方
マスカラ下地の基本の使い方は(1)ビューラーでまつげを根元からカールさせる(2)根元から中間にかけて丁寧に塗る(3)形を綺麗に整える、です。
カラーアイテムやお湯で落ちるアイテム、美容液が入ったアイテムなど、下地の種類はたくさんあります。自分の目的に合ったアイテムを使えば、魅力的な目元になれるでしょう。
(1)ビューラーでまつげをしっかりカールさせる
ここからは、マスカラ下地の基本の使い方を紹介していきます。基本の使い方をマスターすれば、魅力的な目元が作れるでしょう。
はじめに、ビューラーでまつげをしっかりカールさせます。ビューラーで根元から3段階ほどにわけて立ち上げると、綺麗なカールがキープされますよ。まつげをビューラーで挟んだままスライドさせると傷んでしまう原因になるため、気をつけましょう。
下地を付ける前の段階から、魅力的な目元を作れるかどうかが左右されます。ビューラーでまつげを上げることでより効果を実感できるため、忘れずにカールさせておいてくださいね。
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(2)根元から丁寧にマスカラ下地を塗る
ビューラーで立ち上げたら、根元から丁寧にマスカラ下地を塗ります。長さを出したい場合も毛先だけに塗るのではなく、根元から塗るのが綺麗に見えるポイントです。根元にブラシを当て、左右に少し動かすような塗り方をすると満遍なく下地が付きます。
カールキープさせたい方は、根元にブラシをグッと当てて、持ち上げるように付けてみてください。雑に付けると変な位置でまつげがキープされてしまい、仕上がりが悪くなります。
サッと素早く塗るのではなく、ゆっくり丁寧に塗ると綺麗に仕上がりますよ。ブラックなどのカラーが付いた下地を塗る際は、まぶたに付かないように注意しましょう。
(3)形を綺麗に整える
下地を塗ったら、形を綺麗に整えましょう。下地を塗ったあとの形が綺麗でないと、マスカラも綺麗に塗れません。
ダマになっていたり均等に付けられなかったりした場合は、コームを使ってやさしく梳かしてあげます。とくに、繊維入りのブラシを使ったときはダマになりやすいです。マスカラ下地の塗り方がよくないと、目元のメイクの完成度が低くなってしまうので注意しましょう。
【マスカラ下地の使い方】綺麗に塗るためのコツ
一度にたくさんの量を付けすぎない
次に、マスカラ下地を綺麗に塗るためのコツを紹介します。下地は、一度にたくさんの量を付けすぎないことが大切です。
よりカールをキープさせたい、ボリュームを出したいからといって大量に塗ると、そのあとのマスカラが綺麗に塗れなくなってしまいます。塗りすぎるとまつげが重くなってしまい、せっかくビューラーで立ち上げても時間が経つにつれて下がってきてしまう可能性も…。
ブラシに下地がたくさん付いている場合は、ティッシュで軽く拭き取ってから使ってみてくださいね。
根元から中間に向けて軽く塗る
マスカラ下地は、根元から中間に向けて軽く塗りましょう。下地はマスカラを綺麗に見せるためのアイテムです。そのため、全体的にたくさん塗ればよいわけではありません。
カールキープや長さを出したいときも毛先にたくさん付けるのではなく、根元から中間に向けて軽く塗り、毛先はブラシがやさしく触れる程度に付けましょう。
2段階・3段階に分けて塗る
マスカラ下地をマスカラ代わりで使うときは、2段階・3段階に分けた塗り方をしましょう。こうすることで、下地が1ヶ所に固まったりダマになったりするのを防げます。
根元から中間にかけて軽く塗り、もう少し足したい場合は中間から毛先に向けて軽く塗ってみてください。ビューラーで段階を踏みながらまつげを立ち上げるときと同じようなイメージです。
アイテムによっては、下地のあとにビューラーをする使い方を推奨している場合があります。どの順序で塗ればよいのか事前に確認してから使うようにしましょう。
ダマにならないようにコームで梳かす
マスカラ下地を塗った際に、仕上げとしてまつげコームで梳かすことが魅力的な目元を作るコツです。下地を塗ったままの状態だとダマになっている可能性があるため、やさしく梳かしましょう。
ブラシの形状がコーム型のものは、塗りながら梳かせるのが魅力。まつげコームを持っていない方は、コーム型のブラシの下地を購入すれば時短になりますよ。
せっかく綺麗に下地を塗っても、ダマになった状態のままだとマスカラもダマになってしまうため、忘れてはいけないポイントです。
長時間キープさせたいときは最後に下地を塗る
カールを長時間キープさせたいときは、最後に下地をもう一度塗る使い方もあります。マスカラを塗ってしっかり乾かしたあとにトップコートとして下地を塗れば、よりカールをキープできるでしょう。
最後に仕上げで塗るときは、はじめの段階で塗る下地の量が多くなりすぎないように気をつけてください。トップコートとして塗る際は、付けたマスカラのカラーによって下地の色を調整しましょう。カラーマスカラを使いたい場合は、透明な下地を塗るとマスカラの色が綺麗に映えますよ。
マスカラ下地の使い方をマスターして魅力的な目元を作ろう
マスカラ下地の役割や基本の使い方、綺麗な塗り方のコツなどを紹介しました。マスカラ下地を使えばマスカラの仕上がりがさらにアップします。ブラシのタイプや成分によって得られるメリットは違いますが、基本の使い方や塗り方をマスターすれば、魅力的な目元を作れるでしょう。
まつげのカールをキープできる、長さやボリュームを出せるなどの嬉しい効果があるので、ぜひメイクに取り入れてみてくださいね。
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