冷凍で作り置きできるお弁当のおかずの注意点
冷凍保存用の作り置きおかずを作る場合、食材選びや保存方法について、特に気を付けておきたい注意点を確認してみましょう。
冷凍に向かない食材に注意する
水分が多く、繊維質の食材は、冷凍に向かないとされています。冷凍後解凍することで、食感が変化しやすく、美味しさが損なわれる恐れがあるからです。
例えば、きゅうりやなす、レタスやじゃがいものような水分や繊維の多い野菜は、生のまま冷凍すると食感が大きく変わり、お弁当に入れると傷みやすいデメリットがあります。
冷凍で作り置きをする場合は、加熱して水分を飛ばしたり、マッシュして食感の変化を感じにくくしたりするとよいでしょう。
粗熱を取ってから冷凍で作り置きする
加熱調理するおかずは、必ず粗熱を取って、ある程度冷ましてから冷凍庫に入れましょう。熱いまま保存すると蒸れて水分が出やすく、傷みの原因になります。
おかずの粗熱が取れたら、速やかに冷凍庫に入れてください。常温に長く置くのも傷みの原因になります。
冷凍庫の急速冷凍機能を使用したり、熱伝導のよい金属のトレイにのせて冷凍したりするのもおすすめです。
お弁当の冷凍できる作り置きおかず|肉
冷凍できるお弁当用の作り置きおかずの中から、おすすめの肉料理レシピを見ていきましょう。
お弁当に簡単なねぎ紅生姜のつまみつくね
お弁当のおかずで人気のあるつくね。冷凍で作り置きできるので、まとめて作っておくととても便利なレシピです。
豚ひき肉に紅生姜や長ねぎを混ぜ込むレシピなので、さっぱりした味わいが楽しめますよ。あらかじめお弁当箱に詰めやすい大きさで冷凍しておくのがおすすめ。
子供用なら小さめに、大人用なら大きめに作るのもよいでしょう。フライパンで簡単に調理できるのも魅力的です。
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簡単おかずの鶏ハムチャーシュー
お弁当のおかずで人気のある鶏ハム。そんな鶏ハムをチャーシューにアレンジする、おすすめのレシピです。
はちみつ味噌のこっくりコクのある甘辛ダレが鶏ハムに合い、お弁当のおかずにも最高に合いますよ。
のっけ丼弁当にしてもよいですし、サンドイッチの具材にするのもおすすめ。冷凍で作り置きの場合は、1ヶ月ほど日持ちしますよ。
電子レンジで簡単に調理できるので、一人暮らしの方にもおすすめの作り置きレシピです。
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冷凍が便利なハンバーグ赤ワイン煮込み
お弁当のメインおかずに人気の、ハンバーグも冷凍で作り置きができます。冷凍保存した後は、湯せんや電子レンジで温めるだけで簡単に解凍できるので、忙しい朝でも気軽にお弁当が作れますよ。
お弁当用に作り置きするときは、小さめサイズのハンバーグにするのがおすすめ。食べる量に合わせて個数が調整でき、お弁当箱に詰めやすいメリットもあります。ケチャップや中濃ソースなど、身近な材料で作れるのも嬉しいポイント。
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人気レシピの豚肉と大根のこってり炒め煮
豚肉と大根を、オイスターソースや醤油、みりんなどで甘辛く煮て仕上げる人気レシピです。冷凍で作り置きする場合は、食べる分だけ小分けにして冷凍すると便利。
煮汁がなくなるまでしっかり煮詰めることで、水気が少なくなり日持ちがよくなるだけでなく、大根に味が染みて美味しくなります。ご飯がすすむこってりした味わいで、子供から大人まで食べやすく、お弁当の作り置きおかずにおすすめのレシピです。
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お弁当の冷凍できる作り置きおかず|魚
続いて、冷凍で作り置きができるおかずの中から、魚料理のレシピを見ていきましょう。
作り置きが便利な人気おかずの鮭照り焼き
お弁当のメインには、魚のおかずも嬉しいですよね。味がしっかりついた照り焼きのレシピなら、子供も喜んで食べてくれますよ。冷凍保存をすると日持ちがするので、多めに作り置きしておくと便利です。
鮭はお弁当に入れやすいサイズに切り、小麦粉をまぶしてフライパンで焼きます。粉をまぶすことで、照り焼きのタレが鮭にしっかり絡み、無駄な汁気も出ないためお弁当に詰めやすいおかずに仕上がるメリットもありますよ。
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簡単で美味しいおかず!しらすと小松菜のチヂミ
しらすと小松菜で作るチヂミの作り置きレシピです。子供も食べやすい塩気の効いたおかずで、お弁当の彩りにもおすすめのレシピです。小松菜もたっぷり入るので、栄養バランスがよいのも人気のポイント。
冷凍保存するときは、粗熱を取って食べやすい大きさに切り分けてから、ポリ袋やジップ付き保存袋に入れて作り置きしましょう。霜が付かないよう、空気を抜いて冷凍保存するとよいです。冷凍で3週間日持ちします。
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お弁当のメインにさばのピリ辛かば焼き
ピリ辛味があとをひく、サバのかば焼きレシピです。作り置きでも人気のあるかば焼きのレシピに、にんにくや豆板醤を加えるアレンジで、ピリ辛で食欲をそそるおかずに仕上げています。こってりした味付けなので、冷めても美味しくお弁当にぴったり。
さばは下ごしらえの段階で小さく切り分けておくと、お弁当に使いやすいだけでなく加熱時間も短縮できるメリットがありますよ。常備菜として魚料理をストックできると、献立のバリエーションが広がります。
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メインディッシュの作り置きに鮭の竜田揚げ
少ない油でフライパン調理できる、作り置きに便利な鮭の竜田揚げです。サクサクの衣とジューシーな鮭の食感が楽しめる、お弁当におすすめのレシピですよ。美味しく作るポイントは、鮭に調味液をしっかりと染みこませること。
揚げ時間は短く簡単に作れますが、調味液には30分~一晩しっかり漬け込むことがポイントです。揚げた後の状態で、冷凍での作り置きが可能ですよ。食べるときは、オーブンで温めるとサクサクの衣がよみがえります。
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お弁当の冷凍できる作り置きおかず|野菜
最後に、お弁当の彩りや隙間を埋めるのにも役立つ、野菜を使った冷凍可の作り置きレシピを見ていきましょう。
お弁当の彩りにピーマンとちくわのきんぴら
ピーマンとちくわで作る、常備菜におすすめの簡単なきんぴらです。どちらも火が入りやすい食材なので、10分以内でパパっと作れます。ピーマンにちくわを加えることで、ボリューム感が出て食べ応えがアップ。
一人暮らしの方も常備菜としてストックしておけば、お弁当だけでなく朝食や夕食の副菜としても活用できますよ。お弁当の隙間おかずとしても重宝しますし、緑系のおかずとして彩りにも貢献してくれる作り置きレシピです。
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冷凍保存できるズッキーニのトマト炒め
夏野菜のトマトとズッキーニをじっくり炒めて作る、シンプルな作り置きおかずです。味付けは醤油と塩のみ、オリーブオイルで炒めるだけなので、料理が初心者の方でも簡単に作れます。
美味しく日持ちさせるポイントは、トマトの水気が飛ぶまでしっかりと炒めること。そうすることで、トマトの旨味がギュッと凝縮して、シンプルな調味料だけで味が決まりますよ。簡単でお弁当の彩りにもおすすめのおかずです。
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フライパンで簡単に作る野菜のミニかき揚げ
枝豆、にんじん、玉ねぎで作る、お弁当のおかずにおすすめの野菜のかき揚げです。サクサク&ジューシーな食感が味わえるレシピで、子供にも人気。フライパンで揚げ焼きにするため、野菜はスライサーなどでなるべく薄くスライスするのがポイントです。
揚げたあとは、網の上でしっかり油を切り冷ましてから冷凍で作り置き保存してください。一人暮らしの方も簡単に作りやすく、常備菜にしておくと、そうめんやうどんのおかずとしても使えますよ。
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彩りおかずにかぼちゃとベーコンのキッシュ風
かぼちゃとベーコンで作るキッシュ風のレシピです。卵やチーズも使用して栄養もしっかり摂れるので、子供のお弁当にも最適です。耐熱容器に材料を入れ、オーブンで焼くだけなので手間がかからず簡単に作れます。
お弁当のおかずはもちろん、一人暮らしの方の朝食やランチの一品にも活用できますよ。冷凍保存用に切り分けるときは、冷めてから切るときれいに切り分けられます。
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冷凍の作り置きおかずで、お弁当を楽に作ろう
冷凍保存できる、お弁当におすすめのおかずをご紹介しました。冷凍保存後、食べる時は電子レンジで温めたり、そのまま自然解凍したりと気軽に食べられます。
メインのおかずから副菜まで、いくつか常備菜としてストックしておくと、お弁当のバリエーションも広がりますよ。一人暮らしの方でも簡単に作れるレシピもたくさんあるので、ぜひ冷凍での作り置きを活用してくださいね。
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