おにぎりを作り置きするメリット&方法
夕飯やお弁当用にご飯を炊いて余ったら、おにぎりにする方も多いのでは?ここでは、おにぎりを作り置きするメリットや冷凍のコツ、解凍方法について解説します。
作り置きしたおにぎりを冷凍するメリット
前日に作ったおにぎりを翌日以降に食べるときなど、すぐに食べないなら冷凍保存をおすすめします。冷蔵庫で保存すると、ご飯の食感や味の劣化が早くなるからです。
おにぎりを冷凍保存すると、具体的に次のようなメリットがあります。
- 日持ちする(目安は3週間〜1ヶ月)
- 解凍してすぐに食べられる
- 解凍すればお弁当にも使える
- コンビニで買うよりも節約になる
冷凍の作り置きおにぎりに適した具
作り置きおにぎりを冷凍する場合、中に入れる具には向き不向きがあります。
解凍したときに美味しいのは、塩昆布、焼き鮭、梅干しなどの水分があまり多くない食材です。
特に暑い日のお弁当にするなら、防腐作用のある梅干しをおすすめします。
また、海苔は意外と傷みやすいので、冷凍前ではなく解凍後に巻くようにしましょう。
おにぎりを美味しく冷凍保存するコツ
作り置きおにぎりを冷凍するときは、ラップで1つずつ包み、冷凍保存用袋に入れて冷凍庫に保存しますが、次のコツを押さえてできるだけ美味しさをキープしましょう。
- ご飯の旨みを残すために、温かいご飯を使う
- 長期保存できるように、素手ではなくラップで握って雑菌繁殖を防ぐ
- 冷凍用保存袋は空気を抜きながら閉じ、霜がつかないようにする
- 金属トレイに並べるなどして、短時間で均一に凍らせる
作り置きの冷凍おにぎりを解凍する方法
冷凍した作り置きおにぎりを食べるときは、電子レンジで解凍しましょう。加熱時間はお使いのレンジやおにぎりのサイズで異なります。
目安は600Wなら1つ1分半〜2分半で、様子を見ながら調整してくださいね。
お弁当にする場合も、レンジで解凍してから持って行きましょう。
市販の冷凍食品は徹底した衛生管理のもとで製造されますが、手作りの料理はどんなに衛生面に注意しても菌が発生する可能性が高いからです。
作り置きおにぎり|和風レシピ
冷凍できる作り置きおにぎりとして、まずは人気の和風レシピを紹介していきましょう。
だし香る定番人気の焼きおにぎりレシピ
焼きおにぎりは、冷凍できる作り置きおにぎりの定番。こちらは具なしのシンプルなレシピですが、白だしの風味と醤油の香ばしさで美味しくいただけます。
冷凍しておけば、自宅での朝食やお昼ご飯はもちろん、お弁当にも使えて便利ですよ。子供のおやつにもよいですね。
解凍はレンジだけでもOKですが、レンジ加熱の後にオーブンで再加熱すると、表面がカリッとして一層美味しくなります。
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薬味系の具で作るねぎおかかおにぎりレシピ
ねぎおかかおにぎりは、風味たっぷりの具を使ったシンプルな和風レシピ。めんつゆも入れ、味がバッチリ決まります。
あっさりとして食べやすいので、朝食や夜食におすすめの作り置きです。お昼が軽めの麺料理で、もう一品欲しいときにも使えます。
味の主張が強すぎず、飽きずに食べられるのもポイント。たっぷりと作り置きし、いつでも使えるようにしておきましょう。
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相性抜群の具を使ったうめたくおにぎりレシピ
うめたくおにぎりは、ご飯とよく合う梅干しとたくあんをメインの具にしたレシピ。
調味料は少量の砂糖だけですが、具の塩気や旨みで十分美味しくなります。作り置きを冷凍し、朝食やお弁当に役立てましょう。
冷凍庫で2〜3週間保存可能で、解凍時は1個2〜2分半を目安に600Wのレンジで様子を見ながら加熱します。食べるときに海苔を巻くとさらに美味しいですよ。
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旨みたっぷりの天かす昆布おにぎりレシピ
天かすや塩昆布をメインの具にしたおにぎりレシピ。旨みたっぷりの具で味が簡単に決まり、おにぎり1個でも満足感があります。
作りたても美味しいですが、作り置きして冷凍庫に常備しておくと便利です。
食べごたえがあるので、朝食やお昼はもちろん、小腹が減ったときにもおすすめ。
お弁当にするときは、レンジ加熱後にラップを広げて冷まし、再びラップで包んで持って行きましょう。
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レンジで簡単卵そぼろと鮭の混ぜむすびレシピ
火を使わず簡単に作れるごちそうおにぎり。具の準備にはレンジを使用し、鮭そぼろはしっとり、卵そぼろはふんわりと仕上がります。
時短で調理できますが、作り置きを冷凍ストックして朝食・お昼・夜食の用意を楽にしましょう。
冷凍する場合はおにぎりの状態で凍らせて、海苔は食べる直前に巻くとよいですよ。
作り置きをお茶漬けにアレンジする食べ方もおすすめです。
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作り置きおにぎり|和洋折衷レシピ
続いて冷凍できる作り置きおにぎりとして、人気の和洋折衷な変わり種レシピを紹介していきましょう。
ボリューム満点なベーコン卵おにぎりレシピ
ベーコン・卵・チーズを使った具沢山のおにぎり。ボリュームたっぷりで、作り置きしておくとお腹が空いたときに満たされます。
ブロックベーコンを使えば、さらに食べごたえバッチリ。
具の種類は多いですが、卵はレンチン調理なので意外にも時短で作れます。
レシピではバター醤油味のさけるチーズを使って和洋折衷に仕上げていますが、お好みでフレーバーを変えるのもおすすめです。
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くせになる塩昆布チーズおにぎりレシピ
コクのあるチーズと旨みたっぷりな塩昆布を組み合わせた人気おにぎり。
くせになる味わいと枝豆の食感が美味しく、リピートしたくなる作り置きです。朝食やお昼、おやつ、夜食など、幅広いシーンにおすすめ。
作り置きしたおにぎりをレンジで解凍するときは、途中で上下を裏返すと加熱ムラを防げます。
解凍したおにぎりに焼き海苔を巻くと、風味がアップしてさらに美味しくなりますよ。
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バター醤油香るカニチーむすびレシピ
カニカマやベビーチーズなど、子供に人気の具を使ったおにぎり。
バター醤油を効かせて、和洋折衷のピラフのような味わいになります。たくさん作り置きして、お昼や軽食に活用しましょう。
カニカマやベビーチーズのカットに調理バサミを使えば、包丁なしで調理可能です。
作り置きの冷凍保存の目安は2〜3週間で、解凍するときは2個2分半を目安に600Wのレンジで加熱します。
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子供が喜ぶしらす&チーズおにぎりレシピ
しらす×チーズでカルシウムたっぷりなおにぎり。程よい塩気とコクが美味しく、子供が喜ぶ具の組み合わせです。
多めに作り置きすれば、朝食やお弁当だけでなく、おやつにも活用できますよ。
三角形に握ってもOKですが、四角形にして冷凍すれば無駄な隙間ができず、冷凍庫のスペースを効率よく使えます。
食べるときは、1個約2分30秒を目安にレンジ500Wで加熱しましょう。
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食欲をそそるしらすペペロンおにぎりレシピ
ペペロンチーノのソースの材料にしらすをプラスし、おにぎりにアレンジしたレシピ。
綺麗な彩りとにんにくの風味、しらすの塩気が食欲を増進します。暑くて食欲がないときの朝食やお弁当にぴったりな作り置きです。
冷凍のむき枝豆を使うので、生の枝豆と比べて準備に手間がかかりません。
ご飯さえ炊けたらすぐに調理できますが、作り置きを冷凍しておくといつでも食べられて便利です。
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作り置きおにぎりを家事時短に役立てよう
おにぎりの作り置きは一週間の献立作りを楽にし、家事時短につながるのがメリット。このように、冷凍ストックして時間のゆとりを作ることを「冷凍貯金」と言い、最近特に注目されています。時間の余裕は心のゆとりにもつながりますね。
さらにおにぎりの具を工夫すれば、味のバラエティが豊富になり、栄養バランスもよくなります。
レシピを活用し、さまざまな作り置きにトライしてくださいね。
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