黒物家電の前に…「家電」とは?
家電とはどんなものを意味し、どんな種類があるのでしょうか?黒物家電について見ていく前に、家電の意味についてサッとおさらいしておきましょう。
そもそも家電ってどんな意味?何の略?
家電とは「家庭用電気機械器具」を意味する略語。一般的な家庭内の日常生活で使うために製造されている、電気製品です。業務用に比べ容量やパワーが小さく、家電量販店やネット通販で手軽に購入できます。
家庭用とはいえ近頃はさまざまな機能がついた高性能な家電も多く、電気料金を抑えられる省エネタイプもたくさん。何かの機能に特化した、専門性の高い家電も増えています。
家電にはどんな種類がある?
家電は一般的に黒物家電・白物家電の2種類に分類されます。近年はさまざまな細かい用途の家電製品が登場し、はっきりとした分類がなくなっているメーカーなどもあるようです。
しかし、家電業界や量販店、雑誌などではまだまだ目にする黒物家電・白物家電という言葉。このあとの章でその意味や由来、それぞれの違いなどをご紹介します。
黒物家電の意味って?
ここでは黒物家電の意味や由来、種類などをご紹介します。白物家電よりもあまりなじみのない黒物家電という言葉。実際にどんな意味なのか分からない人も多いのではないでしょうか?
今回は黒物家電と白物家電の意味の違いについても解説。白物家電の種類もご紹介するので、併せて参考にしてみてくださいね!
黒物家電とは?意味や由来をご紹介
「黒物家電」とは趣味や楽しみのために使用する家電製品を意味する言葉。読み方は「くろものかでん」です。生活に必要な家電というよりも娯楽のためのものということから「娯楽家電」という別名もあります。
この名が付いた当初は、黒を基調とした物が多かったことが由来。また「白物家電」の対義語としての意味合いもあるようです。ちなみに黒物家電を英語で言うと『black』ではなく『brown goods』。欧米では、これらの家電に茶色ベースが多かったことが由来となっています。
黒物家電の種類はこちら
黒物家電(娯楽家電)とは以下のような種類の電化製品です。
- テレビ
- ブルーレイレコーダー
- DVDプレーヤー
- 家庭用ゲーム機
- オーディオ機器
- カメラ
- プロジェクター
- 電話機
どれも基本は「生活になくても困らないもの」。しかし、趣味の時間や休日をより充実させる家電ばかりです。このように一覧で見てみると、確かに黒っぽい家電が多いことがわかりますね。
一見すると分類に困る「電話機」は、生活の必需品とまではいかないため黒物家電に分類されるようです。
白物家電との違いは何?
白物家電とは日常生活や家事のために必要な家電製品のこと。毎日の暮らしに、なくてはならない家電です。「生活家電」「家事家電」という別名も。
白物家電とは以下のような種類の電化製品です。
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- 炊飯器
- 洗濯機
- 掃除機
- アイロン
- エアコン
どれもこれも、急に壊れてしまうと困る電化製品ばかりですね。黒物家電同様、昔は白を基調とした物が多かったことが白物家電と呼ばれる由来。ちなみに英語では『white goods』と呼ばれています。
黒物家電の購入は時期がポイント!
黒物家電を買い替えるなら購入時期が大切!ここでは、黒物家電をお得に購入するためのポイントをいくつかご紹介します。黒物・白物にかかわらず、家電には1年の中で買い時となるタイミングがありますよ。
趣味や娯楽のための黒物家電は、少しでもお得に買いたいもの。買い換えを検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新製品がリリースされるタイミングに購入
家電は新製品がリリースされるタイミングが買い時。多くの家電は新製品を発売する際に、旧型が大きく値下げされます。どうしても最新式の物が欲しい場合をのぞいては、旧型の製品を購入するのがお得です。
旧型とはいえ、1シーズン程の差であれば基本的な機能は大きく変わらない物がほとんど。新製品がリリースされるタイミングについては、家電量販店の店員さんに聞いてみるのもおすすめです。
家電メーカーの決算期に購入
家電量販店や家電メーカーの決算期も、お得に買えるタイミング。決算は年に2回、8〜9月と3月に行われます。決算期近くなるとさまざまなメーカーが価格を下げセールを行うため、いろいろなメーカーをチェックするのがおすすめです。
エアコンや冷蔵庫など配送を必要とする大物家電は、売上計上の関係で決算期よりも早めにセールが終わる可能性も。しかし、持ち帰りやすい黒物家電は、決算月終盤でも値下げされている場合もあります。
需要が増える時期を避けて購入
新生活が始まる春前や季節の変わり目など、需要が増える時期には下がりづらくなる家電の価格。急ぎでないならその時期をずらすのが無難です。とはいえ、黒物家電はそこまで季節に左右されにくいのも事実。生活家電やエアコンなどと異なり、テレビやオーディオにシーズンは関係ありません。
そんな黒物家電の中で行楽シーズン前に需要が増えるとされるのが、カメラやビデオカメラ。買い換えを検討中ならその時期は避けるのがおすすめです。
黒物家電のおすすめメーカー
ここでは黒物家電のおすすめメーカーを集めました。それぞれのメーカーには力を入れているさまざまな種類の黒物家電があり、機能性やデザインもそれぞれ。
各メーカーの強みを知っておくと購入の際に便利です。今回は4つのメーカーをご紹介しますが、買い換えるときはいろいろな種類のメーカーを調べて比べてみるとよいでしょう。
高画質テレビが魅力の『SHARP(シャープ)』
SHARP(シャープ)の黒物家電といえばテレビが代表的。中でもAQUOS(アクオス)シリーズは、高画質な映像の美しさが人気です。SHARPが独自開発した「リッチカラーテクノロジー」という技術を生かした、細かく自然な色合いが魅力。
これまでテレビで表現しづらいとされてきた発色で、臨場感あふれる映像が楽しめます。液晶テレビと有機ELテレビの2種類があり、さまざまなタイプの中から、価格・音質・画質など重視したいポイントに合わせて選べます。
オーディオ全般が強い『SONY(ソニー)』
SONY(ソニー)は、これまでさまざまな種類のヒット商品を世に送り出してきた日本を代表する電機メーカー。そんな中でも代表的な黒物家電といえば、オーディオ関連です。
種類豊富なスピーカー類は、伸びやかな高音と重厚感のある低音が魅力。肩かけタイプのウェアラブルネックスピーカーは、包み込まれるような音楽体験が手軽に楽しめます。スタイリッシュでシンプルなデザインが多いのも、長年愛され続けるメーカーの秘密と言えるでしょう。
ワイヤレスなら『Anker(アンカー)』
オーディオ関連やモバイル充電器などで知られるAnker(アンカー)。コスパの高さや使い勝手のよさが人気となっています。
おすすめはワイヤレスイヤホンやヘッドホン。『soundcore』というオリジナルのオーディオブランドを持っています。手に入りやすい価格ながら音質がよく、完全ワイヤレス型から首かけタイプなど種類も豊富。カラーバリエーションが多く、デザイン性が高いのも嬉しいポイントです。
低価格テレビが人気の『アイリスオーヤマ』
生活家電や調理家電などの白物家電を中心に展開していたアイリスオーヤマ。2019年より黒物家電業界に参入し、液晶テレビを販売しています。アイリスオーヤマのテレビはなんといっても、コスパのよさが魅力。低価格ながら高画質が楽しめると、評判も上々です。
また、ホームセンターで販売されているのも嬉しいポイント。ほかの買い物ついでに商品を気軽にチェックできます。今後さらに多種類な展開が期待される、アイリスオーヤマの黒物家電に注目です。
黒物家電は暮らしを楽しくする!
今回は黒物家電の意味や種類、白物家電との違いなどについて特集しました。黒物家電とは娯楽や趣味のために使う家電の意味。テレビ・オーディオ・カメラなど、生活になくてはならない家電ではありませんが、日常生活に彩りを与えてくれるアイテムです。
買い換えを検討中なら、新製品の発売前や決算セールなどを狙うのがおすすめ。趣味の世界が広がる黒物家電で、毎日の暮らしをアップデートしましょう!
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