値段相場の前に世帯別の冷蔵庫の選び方
一人暮らし・二人暮らし・家族向けのそれぞれの世帯にあった冷蔵庫の選び方をお届けします。おさえておくべき選び方の目安ポイントは、以下の3つです。
- 一人暮らしは、設置するスペースと生活スタイルを考える
- 二人暮らしは、生活スタイルと将来を見据えて購入を検討する
- 家族暮らしは、機能性や冷蔵庫のデザインまでこだわる
それでは、詳しくみていきましょう。
一人暮らし向けの選び方
まず一般的な冷蔵庫の選び方で平均的な大きさの目安は、70L×世帯人数+常備品分100L+予備の70Lで計算すると便利です。設置スペースが限られやすい一人暮らし向けの大きさは100~200Lですが、生活スタイルによっておすすめの容量は変化します。
ほとんど家で食事をしない場合は1ドアの100L以下、自炊派で買い物の回数を少なくして常に食品をストックする場合は、150L以上タイプの冷蔵庫がおすすめ。
二人暮らし向けの選び方
二人暮らしの冷蔵庫の平均的な大きさは300L前後ですが、将来的に家族が増えることを考えて、大きめサイズを購入することもあります。冷蔵庫の平均寿命は8~10年なので、二人暮らしの場合は購入する際に、三人から四人になることも考慮して400L以上の容量があるサイズを購入すると便利です。
また、収納スペースも考えてコンパクトでも大容量タイプや、デザイン性にこだわりたい方はインテリアにマッチしたタイプを選びましょう。
家族向けの選び方
四人暮らし向けの冷蔵庫の平均的な大きさは400~550Lで、容量が増えるにつれてストックする中身も多くなるので、両開きのフレンチドアタイプを好む方も増えてきます。
開閉しやすく中身が確認しやすいので、家族数が多い場合にも人気のデザイン。家族が多いと冷凍庫にストック品や作り置きをすることも増えてくるので、生活スタイルを考えると便利です。
冷蔵庫の容量が多くなるにつれて置き場所も重要になり、ドアも右か左、どちらにも対応したタイプ、中身が確認しやすい両開きといった形式も、購入前にしっかりとチェックしておきましょう。
冷蔵庫の値段相場を世帯別にご紹介
一般的な冷蔵庫の平均相場価格を、世帯人数別にお伝えします。冷蔵庫を購入する前に、世帯人数や容量に対する平均相場の値段目安を知っておくことはおすすめ。
一人暮らし向は100L~200Lの容量、平均相場の値段目安は25,000円~40,000円、二人暮らしでは200L~400L、60,000円~150,000円、四人では400L~550L、150,000円~250,000万円、五人以上になると150,000円以上と幅広い価格帯が特徴的です。
以下は、容量と人数別の値段相場の平均予算価格の目安です。
容量 |
世帯人数 |
価格帯 |
100~200L |
1~2人 |
25,000~40,000円 |
200~400L |
2~3人 |
60,000~150,000円 |
400~550L |
3~4人 |
150,000~250,000円 |
550L以上 |
5人以上 |
150,000円以上 |
一人暮らし用の値段相場
一人暮らし向けの冷蔵庫では、100L~200L未満の2ドアが平均的に人気ですが、コンパクトな100L以下だと値段を抑えたデザインも見つかります。
一般的な一人暮らし向けの冷蔵庫の平均値段の相場目安は、25,000円~40,000円程度です。一人暮らし向けのラインナップは、30,000円前後の選択肢が多く、選ぶときの平均目安の一つ。
大体50,000円以下の相場で見つかりますが、一人暮らしでも買い置きや作り置きが多い場合や、大きめの冷凍庫スペースが欲しいときは、ワンサイズ上の冷蔵庫の購入を検討するのもおすすめです。
二人暮らし用の値段相場
二人暮らしにおすすめの平均的な大きさの冷蔵庫は、200~400Lで、自動製氷が付いてないシンプルな機能のタイプで、60,000円~120,000円程度が相場です。
今後のことを見据えてやや大きめのサイズで価格を抑えたい場合には、400L前後のタイプだと相場の目安として130,000円~150,000円程度の値段から見つかります。
二人暮らし向けの値段相場は、選ぶサイズや機能性、デザイン性によっても差がついてくるので、購入前に冷蔵庫に必要な優先順位を考えておくと便利です。
家族用の値段相場
四人暮らし向けの冷蔵庫の平均的な大きさは、400~550Lで、平均相場の目安は150,000~250,000円程度です。
購入予定の冷蔵庫の容量や相場が上がると、機能面でも選択肢が増えてきて、四人家族におすすめの500L前後サイズは200,000円程度が平均値段相場になります。
また、初期費用が高額な分電気代を抑えたい場合は、省エネ機能に意識を向けておくと、将来的に電気代を抑えることができるので、その辺も比較して購入しましょう。
冷蔵庫の値段相場の目安
冷蔵庫は同じ大きさでも値段に差があるのが特徴的です。購入する前に冷やすというスタンダードな機能以外に何が必要かを考えておくと、納得のいく一台が見つかるでしょう。
この項目ではスタンダードな冷蔵庫から抗菌などの機能性充実タイプ、消費電力を抑える人気の省エネタイプの金額もお届け。また、インテリア性になじむタイプをお探しの方におすすめの、見た目のデザイン性にもこだわった冷蔵庫の平均金額目安をご紹介します。
スタンダードタイプの値段目安
冷蔵庫は容量は同じでも、値段に差があるのが特徴的です。冷蔵庫の基本性能となる冷却機能だけを見ると、どのモデルでも違いはあまりありません。
スタンダードな冷蔵庫の平均値段目安は、一人暮らしが25,000円~35,000円、二人暮らし50,000円~70,000円、四人家族なら100,000円~140,000円程度です。
値段を抑えたい場合は、海外メーカーや国内中小メーカーがおすすめ。
機能充実タイプの値段目安
脱臭除菌機能、自動製氷機能、微凍結パーシャル機能、1週間ほど新鮮保存できる機能、自動霜取り機能、スマホ連携など機能性を充実したい場合は値段も上がってきます。
また、省エネで消費電力を抑えられるようになっている冷蔵庫は近年増えてきており、購入時は高額でも電気代が抑えられる利点があるので、先を見据えるのもおすすめ。
値段の目安は、スタンダードタイプよりも大体プラス20,000円以上からになります。
高デザイン性の値段目安
最近ではガラス製の冷蔵庫が増えてきて、従来のスチール性よりもインテリアに映える見た目のスタイリッシュさも人気です。ガラス製は経年劣化しにくく、表面の汚れが落としやすいという利点があるので、長く愛用できる一面もポイントに。
また、容量サイズが同様でも冷蔵庫本体をより小さくしたタイプもあり、コンパクト大容量の冷蔵庫は平均値段が高めで、デザイン性にこだわりたい場合も大体プラス20,000円以上からと考えましょう。
冷蔵庫の値段を考えて安く買うコツ
電化製品の中でも高額な買い物になる冷蔵庫。一度購入すると平均で10年ほどと長く愛用することもあり、機能性やデザイン性にこだわりたい方も多い冷蔵庫ですが、こだわりを増やす分値段も上がるので、安い時期を知っておくと便利です。
そんな冷蔵庫を一年中で安いときに購入したいという方におすすめの、冷蔵庫が安くなるシーズンに注目して、平均値段相場やセール情報についてお届けしますので、ぜひ参考にしてください。
2~3月の家電量販店の決算期
毎年2~3月は、家電量販店の決算期でもあるので、冷蔵庫の平均値段相場が安くなります。
また時期は短いですが、年初めのセールやネットショップでの不定期なタイムセールで冷蔵庫の値段が安くなることもあるので、日頃から常にチェックしておくとよいでしょう。
ネット通販と家電量販店での購入の値段相場を比較した場合、ネット通販の方が安い冷蔵庫が見つかる可能性がありますが、家電量販店では値段交渉が可能な場合もあります。
8~9月のモデルチェンジ時期
また10月~11月の新製品の発売前である8~9月頃も、毎年冷蔵庫の平均相場の値段が安い時期で購入がしやすくなります。他に一年を通して値段が下がる時期は、6月・12月の夏と冬のボーナス前、そして不定期で行われる販売促進セールです。
型落ちモデルの値段交渉ができる家電量販店、最安値段の目安を比較しながら購入できるネットショップのメリットとデメリットも考えると、より納得のいく冷蔵庫が見つかるでしょう。
冷蔵庫の値段相場を見極めよう
冷蔵庫の値段相場の目安にスポットを当てて、安く買う時期やラインナップの一例をご紹介いたしました。求める機能やデザイン、メーカーによっても、値段に差が生じるので購入前に優先したいポイントをおさえるとよいでしょう。
一般的な冷蔵庫の寿命は約8~10年程度になりますが、稼働音が大きくなる、水漏れしている、冷えが悪くなると買い替え時のサインです。
値段相場の目安をよく知っておき、安い時期を狙って、ぜひお好みにあった冷蔵庫を見つけてください。
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