使い道の前にオリーブオイルの基本をチェック
オリーブオイルにはいくつかの種類があることをご存知ですか?
種類ごとに適した調理法があり、使い方の注意点を知っておくと、さまざまなメリットが得られます。ここでは、知って得するオリーブオイルの基本をチェックしましょう。
オリーブオイルを使うメリット
オリーブオイルを使用すると、主に3つのメリットが得られます。
調理に使うと、爽やかで美味しい風味が加わり、簡単に魅力的な一皿に仕上がるのが嬉しいですよね。
また、健康面では悪玉コレステロール値を減少させ、動脈硬化や心筋梗塞の予防につながります。さらに、美容面では抗酸化作用による美肌効果が期待できるといわれているのです。
日本で見かけるオリーブオイルの種類
オリーブオイルにはさまざまな種類がありますが、日本でよく見かけるのは次の2種類です。
日本で流通する主なオリーブオイルの種類
- エキストラバージンオリーブオイル
- ピュアオリーブオイル
エキストラバージンオリーブオイルは、実を絞ってろ過した「バージンオイル」の1種で、豊かな風味や味わいが特徴。
一方、ピュアオリーブオイルは、バージンオリーブオイルと精製タイプのブレンドで、安くて風味が控えめな特徴があります。
オリーブオイルの種類ごとの使用例
上述の2種類を調理に使う場合、どちらも生食・加熱に使用OKで、何にかけるかは決まっていません。ただ、風味の相性として、それぞれに合った調理法があるので紹介します。
エキストラバージンオリーブオイルの調理法
風味豊かなため、生食がおすすめ。野菜サラダにかけたり、調理後の香り付けにしたりといった使い方があります。
ピュアオリーブオイルの調理法
野菜炒めや揚げ物調理など、火を通す調理法がおすすめです。
オリーブオイルを使うときの注意点
オリーブオイルは、料理や健康、美容に役立ちますが、扱いに注意すべき点があります。
まず、開封したら酸化が始まるため、直射日光の当たらない場所で保存し、なるべく早く使い切りましょう。酸化した油は美味しくないだけでなく、内臓に負担がかかって健康によくありません。
また、体につけるときは、不純物が少なく肌に馴染むエキストラバージンオリーブオイルを選びましょう。肌が敏感な場合は、食用ではなく美容オリーブオイルがおすすめです。
オリーブオイルの使い道|大量消費レシピ
ここからは、オリーブオイルの具体的な使い道を紹介していきます。まず紹介するのが大量消費レシピ。調理が簡単で美味しいレシピを5つ集めたので、お好みの調理方法や食べ方を見つけてくださいね。
砂肝とマッシュルームの簡単アヒージョレシピ
オリーブオイルを大量消費しながら、お酒に合う美味しい一皿を調理するならこちらがおすすめ。
オリーブオイルは110mlも活用し、食材と調味料をスキレットに入れて火にかけるだけで簡単に調理できます。にんにくの風味と鷹の爪の辛みはワインにぴったりです。
パンも合いますが、余ったオイルにパスタを入れる美味しい食べ方もおすすめ。オイルを存分に楽しめる使い道ですね。
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簡単で美味しい自家製の塩麹ツナレシピ
食べごたえがある美味しい一品を簡単に調理するなら、こちらがおすすめ。
塩麹につけたかつおとたっぷりのオリーブオイルを鍋で煮ると、ゴロゴロした塊の自家製ツナができます。塩麹につけたツナはしっとりとして美味しいですよ。お好みでまぐろを使ってアレンジするのもおすすめです。
野菜サラダやサンドイッチなど、食べ方はさまざま。冷蔵庫で1週間持つので、異なる使い道で楽しみましょう。
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使い道無限大のきのこの簡単オイル煮レシピ
きのこもオリーブオイルも大量消費できて、使い勝手がよいおすすめの美味しいレシピ。
オリーブオイルは1カップ、きのこは4種類も使います。調理は簡単で、きのこを炒めてオリーブオイルで煮るだけ。焼くと旨みが凝縮され、美味しい一品になります。
食べ方は、バケットにのせたり、パスタに和えたりとさまざま。使い道はいくらでもあるので、好みの食べ方を模索してみましょう。
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美味しいセミドライトマトのオイル漬けレシピ
ミニトマトとオリーブオイルを大量消費しながら、絶品を簡単に調理できるおすすめレシピ。
ミニトマトは24個、オリーブオイルは1/2カップ使います。調理方法は、オーブンで焼いてオイルに漬けるだけ。トマトの旨みと甘みが凝縮した美味しいレシピです。
パスタに入れる使い道だけでなく、野菜スープの具にする使い道もあります。また、意外な使い方として、豆腐の白和えもおすすめ。
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使い道が幅広い簡単青じそドレッシングレシピ
大量の青じそとオリーブオイルを使い、簡単で美味しいドレッシングを調理するおすすめレシピ。
青じそは20枚、オリーブオイルは1/4カップも使用します。調理は簡単で、みりんを火にかけて冷まし、ミキサーに全ての材料を入れてかくはんするだけ。しそとオリーブの風味がよく合って美味しいですよ。
野菜サラダはもちろん、蒸し鶏や豚しゃぶなど、使い道が多いドレッシングです。
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オリーブオイルの使い道|料理以外の活用
続いて、オリーブオイルの使い道として、料理以外のおすすめの活用法を見ていきます。オリーブオイルは美容や健康、暮らしでも活躍しますので、料理以外のお好みの使い道を見つけてくださいね。
ハンドクリーム代わりにする使い道
オリーブオイルは料理以外の美容においても大活躍しますが、気軽な方法を試すならハンドケアがおすすめ。
オリーブオイルは高い保湿性があって、フルーティーな香りを楽しめるため、イタリアでは昔から皮膚に塗るものとして活用されてきました。
さまざまなやり方がありますが、おすすめは1滴のオイルに無農薬のレモン汁少々を混ぜ、手になじませるだけの簡単な方法です。
オイルプリングに活用する使い道
オイルプリングとは、食用油で口をすすぐインドの自然療法。オイルで口の中の菌を絡めとって排出することで、免疫力アップにつながると考えられています。海外の有名人から火がついたオリーブオイルの使い道です。
オイルを口に含んで唇を閉じたままブクブクと動かし、10~20分ほど続けたらオイルを吐き出して口をすすぎます。時間が長いですが、顔のリフトアップにもなりますよ。ただ、誤って飲むことがないようご注意を。
パサつく髪をヘアケアする使い道
オリーブオイルは、トリートメントの代わりとしても活躍します。
髪がパサつくときは、小さじ1杯程度のオリーブオイルを毛先につけ、指先で広げていきましょう。30分程度湯船につかり、その後シャンプーをして洗い流します。
または、洗髪してタオルで拭いた後、少量のオリーブオイルを手の平で馴染ませてから毛先につける使い道もおすすめ。ドライヤー後も髪の潤いをキープします。
無垢の木製食器をお手入れする使い道
木製皿やカトラリーは乾燥でひび割れますが、油分を与えると艶が出てきます。お手入れには通常、アマニ油などの乾性油を使いますが、オリーブオイルも活躍しますよ。
乾いた布にオイルを少量つけ、染み込ませながら拭き上げます。ベタベタするのでしっかりと拭き取るのがコツ。
なお、この方法は元々オイル塗装の食器に有効で、つるっとしたウレタン塗装の食器には向かないのでご注意を。
キッチンのシンク掃除に活用する使い道
意外にも、オリーブオイルはキッチンシンクの掃除におすすめ。オリーブオイルはアルカリ性のため、シンク・蛇口の油汚れや手垢といった酸性の汚れに対して有効です。
蛇口・シンクの水気を拭き取り、使わないスポンジにオリーブオイルをつけて円を描くように塗り込みましょう。その後、中性洗剤で洗って水ですすぎ、乾いた布で拭き取れば完了です。
年末年始の大掃除にぜひお試しを。
オリーブオイルのさまざまな使い道を試そう
料理だけでなく、肌の潤いキープやお掃除など料理以外にも活躍するオリーブオイル。あまり知られていない意外な方法もありますが、使い道さえわかれば日常生活へ気軽に取り入れられます。
今回の内容を読んで、お好みの使い道が見つかったら早速今日から実践してみましょう。
オリーブオイルの使い道のアイデアを活用し、上手に消費してくださいね。
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