時短で唐揚げを作る前に…唐揚げの基本情報をチェック!
家庭料理で人気のある唐揚げ。自宅で手作りする方も多いですよね。とても身近な料理ですが、そもそも唐揚げとはどんな料理のことを指すのでしょうか。
唐揚げの作り方を確認する前に、唐揚げの基本情報を確認してみましょう。
唐揚げの定義は?
唐揚げとは、小麦粉や片栗粉をまぶして揚げて作る料理のこと。
唐揚げといえば、鶏もも肉やむね肉を使った唐揚げをイメージしますが、豚肉や魚介類、野菜も、同様の調理法で作られたものは唐揚げと呼びます。
家庭料理の定番メニューとして人気があり、お惣菜やお弁当のメニューの定番でもありますよね。
各家庭やお店によって、味付けや衣の配合などが異なり、オリジナルのレシピがたくさん存在しています。
唐揚げと竜田揚げの違い
唐揚げとよく似たような料理に、竜田揚げがあります。竜田揚げは、みりんやしょうゆなどで下味をつけ、片栗粉の衣をまぶして揚げる料理です。
一方唐揚げは、元々は下味をつけずに衣をつけて揚げるものでした。
しかし、現在は、唐揚げにも下味をつけることが多く、唐揚げと竜田揚げの明確な違いがなくなりつつあります。
どちらも家庭料理の定番メニューとして、広く親しまれていますよね。
唐揚げを時短で作るコツ
唐揚げを時短で作りたいときにチェックしたい、作り方のコツをご紹介します。
鶏肉を切り、下味をつけ、揚げる、というすべての工程に時短が叶うポイントがありますよ。
下味は漬けるだけでなく、しっかり揉み込む
唐揚げは、下味に漬け込む時間がかかりますよね。この調理工程を短縮することが、時短を叶える最大のコツになります。
鶏肉を切って調味料に漬け込んだら、必ずよく揉み込むのが重要。
調味料が見えなくなるまで(肉がしっかり吸うまで)2~3分時間をかけてよく揉み込んでおくと、漬け込み時間が短くても簡単に味が染みて美味しく仕上がります。
時短で美味しく揚げたい場合は、この工程はマストです。
下味冷凍で保存しておく
時短で夕飯を作りたいときは、下味冷凍で準備しておくのも簡単でおすすめ。鶏肉を切って調味料を漬けた状態で、ジップ付き保存袋に入れて冷凍保存しておきます。
食べる日の前日か当日の朝、冷蔵庫に移して解凍が可能。あとは衣をつけて揚げるだけなので、忙しい日の時短調理に役立ちますよ。
味がしみ込みやすいメリットもありますが、調味料に漬け込む時間が長くなるため、やや薄味で作り置きしておくとよいでしょう。
簡単時短調理が叶うフライパンでの揚げ焼き
たっぷりの油で揚げるのも美味しいですが、気軽に時短調理をしたい場合は、揚げ焼きが簡単でおすすめです。
フライパンに多めの油を入れて調理しますが、この方法だと一度にたくさん揚げられるため、時短にもつながりますよ。
また、油の使用量が少ないため温度も上がりやすく、温度を上げるまでの時間も短縮できます。油を大量に使用しなくてもよいのも、嬉しいポイントですね。
鶏肉を小さめに切るのも一つの方法
時短で唐揚げを揚げたい場合は、肉を小さめに切っておくのもひとつの方法です。味をしみ込ませるのも、油で揚げるのも、鶏肉が大きいほど時間がかかります。
小さめに切ると食べ応えに影響がありそうですが、衣の分量は多くなるため、見た目にも意外とボリューム感はあります。
特に時短で仕上げたい場合は、鶏肉を大きく切り過ぎないようにするとよいでしょう。
そぎ切りにしたり、細長い形状にしたりするのも簡単でおすすめですよ。
時短で作る唐揚げをカリッと揚げるコツ
唐揚げを時短で、さらにカリッとジューシーに仕上げるコツをご紹介します。
唐揚げがベチャ付いてしまう…という方、ぜひカリッと揚げるコツをチェックしてみてください。
衣を付けたらすぐ揚げる
唐揚げに衣を付けて時間を置くと、衣がベチャっとなりがちです。時短のためだけでなく、カリッとした食感に仕上げるために、衣を付けたらすぐに熱した油に入れましょう。
また、揚げる際、余分な衣は落としておくのもポイントとなります。余分な粉がたくさんついていると、衣が油を吸うため、カリッとした食感に仕上がりにくくなるのです。
揚げ時間もかかるため、時短のためにも余分な衣は落としておきましょう。
カリッと揚げるなら衣は片栗粉がおすすめ
唐揚げの衣は小麦粉や片栗粉が定番ですが、カリッと揚げたい場合は片栗粉で調理するのがおすすめです。
片栗粉は、カリッと揚がるだけでなく、冷めてもカリッとした食感をキープしやすく、お弁当用に調理する場合にも向いています。
小麦粉で衣をつけると、しっとりジューシーな食感に。
小麦粉と片栗粉を半量ずつ合わせたり、片栗粉をやや多めにしたりと、お好みの食感に合わせて配合を決めるとよいでしょう。
油の温度に注意する
唐揚げをカリっとジューシーに揚げるためには、油の温度にも注意が必要。
肉を油に入れるとき、温度が低すぎると衣がベチャっとしたり、衣がはがれたりする原因になります。
鶏肉の唐揚げを作る場合は、油の温度は180度が目安です。また、一気にたくさん入れると油の温度が急激に下がってしまいます。
温度が下がらないように注意しながら、常に180度を保つとカリッとジューシーに仕上がりますよ。
二度揚げでカリッと仕上げる
カリッとジューシーに仕上げたいときは、二度揚げするのがおすすめです。
二度揚げは時間がかかるイメージで、時短レシピには向かないと思われがちですが、手順を押さえておけばそれほど手間なく時短調理が叶いますよ。
一度揚げの場合は、最初から最後まで180度で揚げるのが基本。
二度揚げの場合は最初に170度前後で中まで火を入れ、一旦油を切ってから油の温度を190度に上げてカラリと揚げましょう。
時短で作る簡単唐揚げレシピ
ここからは、唐揚げを時短でカリっとジューシーに作るおすすめのレシピをご紹介します。
レシピとともに、簡単時短で美味しく作るコツも解説していきます。
簡単時短でできる香味唐揚げレシピ
簡単にカリカリジューシーな唐揚げができる、しょうがやにんにくの効いた香味唐揚げのレシピです。鶏肉は調味料を十分揉み込んで下味をつけます。
こちらは二度揚げを採用しており、二度目を高温で揚げることにより、油切れもよくなりカリッとジューシーな食感が楽しめるレシピです。
衣は片栗粉と薄力粉の合わせ技なので、程よくカリッとジューシーに仕上がりますよ。
詳しいレシピはこちら
時短で人気の洋風コンソメ唐揚げレシピ
揚げ焼きで作る時短唐揚げのレシピです。たっぷりの油で揚げないので、簡単で気軽に唐揚げが作れるのが魅力的。
下味にコンソメやブラックペッパーを加えることで、定番の唐揚げとはひと味違う洋風のレシピが楽しめますよ。
子供でも食べやすい小さめのひと口大に切れば、揚げ時間が短くなり、時短調理につながります。作り置きができるので、お弁当用のレシピとしてもおすすめ。
詳しいレシピはこちら
だし香る時短唐揚げレシピ
市販のだし入り調味料を使うことで、時短が叶う簡単唐揚げレシピです。
いろいろな調味料を計量すると手間がかかりますが、塩こしょうやチューブのしょうがやにんにくのすりおろしを使うことで、忙しい日も簡単に調理できておすすめ。
こちらのレシピでは、だし入りの塩こしょうを使うことで、だしの風味が効いた唐揚げになりますよ。
詳しいレシピはこちら
小さく切って時短!塩こうじ唐揚げレシピ
むね肉をやや小さめに切って作る、塩こうじ唐揚げのレシピです。鶏肉を小さめに切ることで、時短が叶います。
下味の調味料に加える塩こうじが、鶏肉をしっとり柔らかい食感に仕上げてくれますよ。旨味もアップして、簡単に味が決まるのも嬉しいポイント。
衣は片栗粉を使うため、冷めてもカリッとした食感がキープできます。冷凍・冷蔵保存ができる、作り置きにもおすすめのレシピです。
詳しいレシピはこちら
時短でカリッとジューシーな唐揚げを作ろう!
自宅で作る唐揚げが、時短でカリッとジューシーに作れると嬉しいですよね。下味のつけ方や衣の種類、油の温度や揚げ方など…時短で美味しく作るためのポイントがたくさんあります。
唐揚げがいつも美味しく揚げられたら、家族にも喜ばれるはず。そして、時短で作れればもっと気軽に唐揚げが作れますよ。ぜひご紹介した方法を参考に、簡単で美味しい唐揚げを揚げてくださいね。
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