カフェ風リビング・ダイニングを実現するコツは?
「カフェ風」と言っても決まった定義は特にはありませんが、よりカフェに近づける空間づくりのコツは「パッとみたときの“心地よさ”を心がけて物を選ぶ」ということです。
アンティーク、和風、モダン…テイストは異なっても、自分が好きだと思えるものを配置し、ずっとここにいたくなるような空間をつくることがカフェ風インテリアの基本。
また、自分のこだわりが詰まったカフェ風リビング・ダイニングを実現するためのポイントは、狭く圧迫感を感じさせないいことも重要です。たとえ狭い空間であっても、視線が抜けるような開放感を取り入れることも一つの鍵に。
それでは、まるでカフェのような心地のよいリビング・ダイニングのある住宅事例20選をご覧いただきましょう。
1. 和の伝統美とモダンさを融合させた茶室カフェを思わせるダイニング
築120年の古民家の貴重なしつらえを活かし、土壁や漆喰・間接照明、モダンインテリアを取り込んだ古民家再生リノベーション。
リビングの上階にあった物置き部屋をなくし吹き抜けにすることで、美しい日本家屋の魅力があふれる開放的な空間に。アクセントになる弁柄(べんがら)色の土壁は、照明からの美しい陰影が映し出され心をホッと和ませてくれます。
2. 思いっきり趣味を楽しめる吹き抜けのリビングダイニング
夫婦と母、猫2匹のが暮らす二世帯住宅。
耐力壁を兼ねている抜け階段に添って造りつけた大きな本棚には、思い思いの好きなものをディスプレイ。自宅とは思えないほど優雅な時を堪能できそうな空間は、「もしこんなカフェがあったら素敵!」と思える、何とも心が休まる住まいです。
3. レトロなカフェ感覚が漂うダイニングキッチン
築41年の戸建て。日本家屋ならではの要素に合うようにヴィンテージ風のタイルを選び抜き、和洋折衷がリズミカルに飛び交う住まい。
リビングの欄間(らんま)は、夜になると美しい柄の陰影が室内に浮かび上がり、まるでバーのような演出になるそう。
4. 間仕切り壁を取り払った開放的なカフェ風ダイニングキッチン
キッチンは家族の顔が見える対面式を採用し、間仕切り壁を取り払い広々としたLDK。ハンキンググリーンやモルタル・木材はカフェ風インテリアとして相性もよくまとまります。
5. 本棚でコーナー分けをしたブックカフェ
部屋を家具のようにしつらえた、家族と共におおらかに成長をしてゆく住まい。
室内の中心には水回りや日用品、書籍などを収納できるハコを集約させ、まるでブックカフェのように回遊のできるプランとなっています。
6. グリーンあふれるカフェ
温室やウッドデッキ・中庭といった外部空間に、LDKや個室が続いているグリーンがあふれる住まい。中庭はプライベートな空間を確保すると同時に、愛猫が自由に出入りできるようにプラン。
窓が多いため、高性能な樹脂サッシを採用したり、屋根にも十分な断熱材を施したりと熱環境にも配慮されています。
7. オリジナリティーが魅力!ダイニングキッチン
ステンレス製のカウンターに足場板で造作したキッチンと対面し、個性的な椅子を無造作に取り入れたダイニング。
無機質な印象のなかでもどこかホッと心温まるような絶妙なインテリア選びが居心地のよさにつながっています。
8. シンプルで落ち着くカウンター式ダイニング
築25年の戸建ての1階のダイニングキッチンを「和カフェ」スタイルにリノベーションした住まい。
ダイニングはこじんまりとしたカウンター式にまとめ、テーブルは天然の秋田杉を採用。床と天井には無垢の赤松を配して上質な和のテイストが表現されています。
9. 通り土間のあるリビングダイニング
土間空間を中心に、収納や居室が構成されている外とのつながりを感じる住まい。
北側の玄関から西側のオープン敷地へと通り抜ける土間は、訪れる人が自然とオープンな敷地へと誘われるような効果をもたらすプランです。
10. 海外にある故郷に近づけたスタイルのダイニング
ヴィンテージデザイナーズマンションを購入して、生まれ育った馴染みのある海外のデザインテイストを投影したフルリノベーション。
大空間の間にある大きな梁と柱を活かしてダイナミックなアーチを造作し、LDKをさりげなく分けました。幾何学模様のタイルやパーケットフローリングを採用したことで、より故郷の香りを感じるインテリアに。
11. すっきりとまとまったキッチンカフェ風
何十年も丁寧に暮らしてきたような佇まいの住まい。
22畳ほどの広いLDKと収納力抜群な家事室。見せる部分と隠す部分を明確にして、生活感を感じさせないようなしつらえに。
床の貼り分けやその時々でフレキシブルに変化するキッチンにも注目。
12. 鮮やかな色使いのアクセントウォールが印象的
カフェといえば、お店の印象度を高める意味でも用いられるのがアクセントウォール。
色鮮やかなブルーのドアを配置し、壁面を一部鮮やかな水色や黒色に塗り分けて空間にアクセントをつけたことで、遊び心満載のカフェ風空間になっています。
13. 趣味の雑貨をディスプレイしてよりカフェらしく
オリジナルのマガジンラックや壁一面の棚を造作し、お気に入りの雑貨や本をディスプレイ。カフェ風インテリアの場合だけでなく、壁掛けの収納はお部屋が広く感じられるのでオススメです。
ブルーのカーペットを敷いたリビングスペースとつながり、どこに座っていてもみんなで会話を楽しめる抜けのある空間が◎。
14. アジアンテイストのこだわりが詰まったカフェ風インテリア
心地のよいお気に入りのカフェ風リビング。昼間はゆったりと美味しいコーヒーを飲んでくつろいだり、夜はのんびりお酒と音楽を楽しめるバーのよう。
ハンモックやクッションなど、鮮やかで深めの色をインテリアに取り入れることでアジアンテイストな雰囲気も生まれています。
15. テーマカラーで独特な世界観に
リノベーションによって広々としたカフェ風のリビングダイニングへ大変身。地中海ブルーをイメージ天上の塗装とダメージ加工のタイル貼りの壁面が、独特な世界感のインテリアを作り上げています。
築29年の中古マンションがテーマカラーによって、イタリアン料理が似合うカフェハウスに!
16. 隠れ家カフェのようなリビング
お気に入りの空間に置く雑貨やCD、家具を選ぶのもカフェ風インテリアを楽しむコツのひとつ。
ソファに座ってくつろいだり、窓辺に座って読書を楽しんだり、ご夫婦で同じ空間にいながらも違う趣味を楽しめます。
17. 土間を利用したカフェ風リビング
自身でカフェも運営するリノベーション会社が手がけたカフェ風インテリアのリビング。広々とした土間にソファやコーヒーテーブル、壁一面には大量の本が並び、まさに住む人の趣味が全開のリビングになっています。
コンクリート打ち放しの無骨な雰囲気も魅力的なインテリアを実現するのに一役買っています。
18. 旅の思い出 非日常空間のカフェ
バックパックひとつで各国を巡る旅行が好きな施主の住まい。
地中海を通じてヨーロッパと交差し、北アフリカに位置するチュニジアの首都「チュニス」をイメージしたインテリア。
チュニスのカラーでもある鮮やかなブルーのドアや漆喰の壁、石畳風のタイルなど素材づかいにこだわりました。旅の思い出へといざなう非日常空間です。
19. 業務用キッチンで生活感を抑えたカフェ風ダイニング
使い勝手の良い業務用キッチンを取り入れて生活感を抑え、カフェのリアルさをダイニングキッチンで実現しています。
施主のご夫妻は実際にお店を持つ経験者。ぜひともこのカフェ風インテリアは真似したいところ!壁にはナチュラルな雰囲気が魅力の珪藻土が塗装されています。
20. こじんまりと落ち着いたカフェ風ダイニング
無垢材の床、板張りの壁、コンクリート打ち放しの壁やタイルなど、異素材を組み合わせで見事なインテリアの仕上がりに。
キッチンカウンターの壁は、馬目地のタイルを選ぶことで間延びしないデザインになっています。
柔らかい照明選びとこじんまりとした空間は、自分だけのとっておきのカフェ風ダイニング。
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