「エシカルな暮らし」とは
最近よく耳にする、エシカルということば。
エシカルとは英語で『倫理的な、道徳的な』という意味。
『法的な縛りがなくても、多くの人が正しいと思うこと、良心をもって行動する』、簡単に言うと、環境や社会にやさしい行動を心がけて暮らしてみよう、という感じかなと思っています。
急に環境にやさしいことっていっても。。。と思うかもしれませんが、実はもしかしたらもう実践していたり、すぐに実践できることが多いのです。
暮らしのルーティーンに組み込んでいけば、継続しやすいですね。
今回は、
〇マイバッグを持ち歩くのを忘れないコツ
〇ちゃんと雑紙をリサイクルするとすごくゴミが減る
〇油を流さないように徹底していること
などの、実践しやすいこと、それを継続できるコツなどご紹介したいと思います。
マイバッグを持ち歩く、忘れないコツ
近年ではかなり普及して、一番身近で実践してる方が多いのが、マイバッグを持ち歩くことではないでしょうか。
レジ袋がもらえないことが「当たり前」になりつつあり、使用する方も減ったと思います。
ただわたしもいくつかのマイバッグやマイバスケットを持っていますが、以前はたまに忘れてしまったりして・・・
車の時は段ボールをもらったり、しょうがなくレジ袋を買うこともありました。
でもマイバッグを忘れてレジ袋を買うことがやっぱりちょっと気になって、自分なりに忘れないようにはどうしたらいいか考えてみました。
〇使い終わったら、とにかく目のつくところへ戻す
我が家の場合は、ほとんどが車での移動なので、まずは車に置いておくことが先決です。
使い終わったら、つぎに車へ行くときに忘れずに持っていくようにするためにはどうしたらよいかと考え、玄関の一番目立つとことに置くようにしてみました。
畳んでからなどと思わず、とにかくそのかごに入れておく。
好きな雰囲気の柄物などにしてあえて見えるように置いています。
そうすれば、出かけるときに目について、車に戻すことができますよ。
〇小さなエコバッグを常に持ち歩く
電車や歩きの移動が多い時には、カバンにひとつは入れています。
ちいさなカバン一つでお出かけもできますが、出先で飲み物などを買ったりするときに入れておけるようあえて、サブバッグ兼マイバッグを持ったりすることもあります。
いつも畳んで入れておくものは、自分の中で畳むのが楽なものを追求すると、戻す作業が億劫ではなくなると思います。
ちなみにすぐにたためると一時期かなり話題になったシュパットもかなり使いやすいです。
こちら、お裁縫がお好きであれば手作りすることも可能なようなので、挑戦してみるのもいいですね。
〇いくつか持つ
ミニマリストにはなれないかもしれませんが、マイバッグはいくつか持つようにしています。
一つのお店で買い物が済まないときも多いので、そのたびに使えるようにしておくためです。
使っちゃったからマイバッグがない、結局レジ袋を買う、というサイクルをなくすためです。
買い物が多くて1枚では入りきらなかったときも同じです。
いくつか持っていればたくさん買っても間に合いますね。
まとめ買い派なのか、数日に一度一袋分買うタイプなのか、いくつかのお店を回るタイプなのか、など自分の買い物のルーティーンや行動をよく把握して、適切な量を持つとよいと思います。
「雑紙」を分別するだけでかなりのごみが減る
実はリサイクルできるのに意外にしていないのでは?と思うのは、雑紙と呼ばれる紙ごみ。
雑誌、ではなく雑がみ。
本や雑誌、新聞はリサイクルせず捨てる人のほうが少ないくらいだと思います。
ですが、ティッシュケースの箱やアイスの箱、お菓子の箱など、そのままごみに捨てていませんか?
ついつい捨ててしまいがちな学校のおたよりやDM、封筒なども紙ごみとしてほぼリサイクルできます。
雑がみとしてリサイクルできるものは実はかなり多いんです。
我が家もこれをきちんと分別するようにしてから、ごみが3分の2に減りました。
大きな紙袋をごみ箱の横にスタンバイして、雑紙はこちらに入れるようにしました。
雑がみは、新聞・雑誌・段ボール・飲料用紙パック以外の紙・板紙のことです。地域によって、「ミックス古紙」、「その他紙」などの区分で回収されています。特に雑がみ回収では、リサイクルできない紙類と異物の混入が多いので、注意が必要です。
紙、とかいてある箱はリサイクルできることが多いです。
ただ、防水加工されているものや汚れているもの、のりがついているはがき、ラミネート紙、感熱紙(レシート等)など、一部リサイクルできない紙製品もありますが、できるものを分別するだけでごみが、かなり減ると思います!
汚れを流さないためにやっていること
我が家は油分や汚れをなるべく流さないよう、いらない布をカットして使用済み食器を拭くのに使っています。
衣替えや、こどものサイズアウトの時に着れなくなった洋服をとっておいて、必要に応じてカットします。
だいたい5~8cmくらいのサイズにすると、汚れを拭くのにちょうどよいです。
キッチンのシンク近くに置いて、カレーなど個別のお皿の時は、家族にそれぞれ汚れを拭いてもらうようにお願いしています。
フライパンなどたくさんのあぶらがついているものは、キッチン脇にスタンバイしてある古タオルをカットしてものだとより吸ってくれるので、こちらも常備しています。
油や汚れをぬぐうだけで、洗剤を使う量も減り、スポンジも汚れにくくなるので持ちがよくなります。
油をそのまま流してしまうと、家の排水管が汚れたり、下水処理場の負担も増え、ひいては海や川なども水質汚染にもつながります。
拭き取るだけで、少しでも汚れを流さなくてすむようになります。
これを、キッチンペーパーでやってもいいのですが、そうするとそのためにペーパーを買うことになるので、我が家ではできるだけ不要な布を見つけてはこのようにして使っています。
カットが面倒だと思うこともあるかもしれません。
わたしは、半分くらいになったら、裏にためてあるお洋服をだしてきて、1着だけカットすると決めています。
テレビを見ながらでも5分やるだけでかなりの量がカットできるので、スマホを持つ前にはさみをもってカットする、ちょっとだけ気にしてやってみるといいと思います。
大切なのは、ちょっとだけ意識して継続すること
本日ご紹介したことは、きっとだれもが少しは実践していることだと思います。
ただ、どうしても疲れているときや面倒だと感じてしまうとき、続けてできなくなってしまうこともあるかと思います。
なるべく暮らしの中に組み込んで、自然にできるようになるといいんですよね。
そのためには、自分なりに続けるコツを探してみませんか。
「ちょっと面倒だな」と思ったポイントは何だったのか、考えてみると回避できるコツが生まれます。
少しだけ意識して「エシカルな暮らし」へつながるといいなと思っています。
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