圧力鍋とは?
圧力鍋は、圧力のパワーで高温調理ができる便利なアイテム。
使うのは少し不安&怖いと思っている人でも、圧力鍋の仕組みや特長を知れば使いこなせるようになります。
<種類>おもり式とスプリング式の2つ
圧力鍋には蒸気口におもりが付いたタイプとスプリングが入ったタイプの2種類があります。
おもり式 |
・圧力がかかると蒸気の力でおもりが揺れる
・火を弱めるタイミングを音で知らせる |
スプリング式 |
・圧力がかかるとピンが上がる
・高圧と低圧の調整ができるモデルが多いため、材料に合わせて圧力調整したい人におすすめ |
<仕組み>密封して鍋内の圧力を高める
圧力鍋は、密封することで空気や水分が外に逃げず鍋内にとどまり、鍋の中の圧力が高まる仕組み。
圧力が高まるとともに沸点も高くなるため、通常の鍋よりも高温での調理が叶います。
<メリット>短時間でおいしく栄養たっぷりの料理をつくれる
【メリット1】時短調理ができ経済的
時間のかかる料理でも、通常の1/2~1/3程度の時間で料理が完成。
密閉して圧力をかけるため蒸気が逃げず鍋内部が高温になり、短時間でも火の通りがよくなります。
また調理が時短で済めば光熱費の節約になり経済的です。
【メリット2】おいしく、栄養も逃さない!
密閉調理によって、閉じ込められた水蒸気が鍋の中で動き回るため、
材料に味がしみ込みやすく旨味がグッと凝縮されます。
もちろん食材に含まれている栄養素も逃しません。
さらに、圧力鍋の内部は酸素がほとんどなくなるので、食べ物が酸化しにくいのもメリットのひとつです。
【基本】圧力鍋の使い方とお手入れ方法
ここからは、一般的な圧力鍋の使い方を紹介します。
メーカーによって異なる点もあるため、使用する圧力鍋の説明書を必ず確認してください。
圧力鍋の使い方
メーカーによって細かい部分は異なりますが、
基本は、
「フタを正しくセットする」→「火にかける」→「火を弱める」→「放置する」→「フタを開ける」の全5ステップです。
- 圧力鍋の規定量を超えないよう材料や調味料を入れ、正しくフタをセットする
- 鍋からはみ出ない程度の強火にかける
- 圧がかかったら火を弱める
・スプリング式は蒸気口のピンが上がり蒸気が止まったら
・おもり式は蒸気でおもりが勢いよく振れてきたら
- タイマーをセットしてレシピの時間通りに加圧する
- 加圧時間が終了したら火を止め、圧力が下がるまで放置してからフタを開ける
・スプリング式はピンが完全に下がったら
・おもり式はおもりを傾けたときにシューと言わなくなったら
なお、煮崩れしやすい料理や余熱が必要ない場合は、圧力鍋に水をかけて急冷するとよいでしょう。
圧力鍋のお手入れ方法
普通の鍋と同じように、圧力鍋も中性洗剤を使って洗います。
蒸気の出口が詰まっている場合は、そこも丁寧に洗ってください。
フタのパーツが外せるのであれば、そこも定期的に洗うと衛生的に使えます。
洗うときには、ピンやノズルなどの部品が欠けていないかも確認しておきましょう。
圧力鍋を使う際の4つの注意点
圧力鍋を使う場合には、規定量を守る、空焚きをしないといった注意点がいくつかあります。
注意点を守って、圧力鍋を安全に正しく使いましょう。
注意点①圧力が抜ける前にフタを開けない
圧力が抜けていない状態で無理にフタを開けようとすると、フタが飛んだり内容物が噴き出したりする危険があります。
また、蒸気が噴き出して火傷をする可能性もあるため、完全に圧力が下がってからフタを開けましょう。
注意点②材料・水は規定量を守る
規定量を超えた材料や水を入れて調理をすると、正常に圧力がかからなかったり、
内容物が噴き出したりする可能性があります。
説明書に記載されている水の量を守って使ってください。一般的な目安は、食材と水を合わせて2/3の内容量です。
ただし麺類や豆類は調理によって分量が増えてしまうため、
食材と水を合わせて1/3の内容量になるよう調整しましょう。
注意点③空焚きをしない
空焚きをすると焦げつきなどによって鍋本体を傷め、使えなくなる恐れがあります。
圧力鍋は、10分の加熱で200mlの水分が蒸発するもの。
説明書で設定されている水分量を入れたら、加熱時間と蒸発する水分量を考慮しながら調整してください。
もし空焚きしてしまった場合は、動かしたり水に浸けたりせず、自然に冷めるまで待ちましょう。
注意点④蒸気口を塞がない
蒸気口が塞がっていると、異常に圧力がかかり破裂する可能性があります。
使用前にノズルが詰まっていないか確認し、もし詰まっている場合は、
洗って取り除いてから使用しましょう。
圧力鍋を使った簡単レシピ3選
次に、BRUNOの圧力鍋「マルチ圧力クッカー」でつくる簡単でおいしいレシピを紹介します。
どれも切った材料と調味料をセットしてボタンを押すだけの簡単レシピなので、ぜひつくってみてくださいね。
1、ホロホロのお肉と野菜の甘味が愉しめる「カレーライス」
圧力鍋でつくるカレーライスは、ホロホロとしたお肉と野菜の甘味で優しい味わいに仕上がります。
切ったお肉と野菜、水を入れたらカレーボタンを押すだけと操作も簡単。
加圧が終わったらルーを入れ、温めボタンを押してとろみがつくまで混ぜれば完成です。
アクが気になる場合は、野菜を入れる前に一度フタを開けてアクを取るとよいでしょう。
「カレーライス」の詳しいレシピはこちら
2、簡単なのに栄養満点「ごろっと野菜のホロホロ和風チキンポトフ」
圧力鍋なら、大きめのお肉や野菜に短時間で味がしみてトロトロに。
大きくカットした鶏もも肉や野菜、昆布、水、白だしを入れたら、マニュアルボタンを押して加圧10分にセットします。
出来あがったポトフに焼いたカマンベールチーズをのせれば、バゲットや白ワインとの相性抜群です。
「ごろっと野菜のホロホロ和風チキンポトフ」の詳しいレシピはこちら
3、煮込み料理の定番「肉じゃが」
煮込み料理の定番である肉じゃがも、圧力鍋なら短時間で味わい深くつくれます。
カットしたお肉と野菜をフライパンで炒めてから圧力鍋に入れ、
調味料を加えたら肉じゃがボタンを押してスタートするだけ。
塩味や柚子胡椒味、スパイスをプラスしたエスニック味などさまざまな肉じゃがアレンジを愉しんでみてください。
「肉じゃが」の詳しいレシピはこちら
電気圧力鍋でつくるメイン〜デザートレシピ。便利でおしゃれなBRUNOアイテムも
BRUNOの圧力鍋「マルチ圧力クッカー」の魅力
BRUNOのマルチ圧力クッカーなら、基本料理から手のかかる煮込み料理まで簡単につくれます。
そんなマルチ圧力クッカーの魅力を紹介します。
①ほったらかし調理でOK
電気式なので火加減の調整がいらず、材料をセットしてボタンを押せば、後はほったらかしで大丈夫。
家事・育児に忙しいママにはぴったりのアイテムです。調理中にゆっくりする、
他の家事を進める、家族と過ごすなど、ゆとりのある暮らしを送れるでしょう。
②ワンタッチ操作&洗いやすい
ワンタッチでごはん、スープ、カレー、煮込み、肉じゃがと5種類の基本料理がつくれます。
そのほか、1分単位で加圧時間を設定できるマニュアルモード、
じっくり煮込めるスロー調整モードなどいろいろなモードがあるので、料理のレパートリーが広がるでしょう。
保温・温め機能も付いていて、いつでもできたてのおいしさを愉しめます。
また洗いやすさも魅力のひとつ。取っ手部分が本体から外せるほか、
内フタやパッキンも外せるため、すみずみまで洗って清潔に保てます。
③出しっぱなしでも可愛い
シンプルなデザインとカラーなので、出しっぱなしでもインテリアになじみます。
カラーはアイボリー、ブラウンの2色です。
マルチ圧力クッカーはこちら
圧力鍋の使い方をマスターして料理のレパートリーを増やそう
ハードルが高く感じる圧力鍋でも、正しい使い方を知れば簡単においしい料理をつくれます。
圧力鍋初心者には、BRUNOのマルチ圧力クッカーがおすすめ。電気式なので気軽にチャレンジできますよ。
今回紹介したポイントをふまえて、ぜひ圧力鍋を使った料理に挑戦してみてください。
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