【風水】エアコンの下にテレビを置くのはNG？適切な配置・方角や運気を上げるレイアウトも

エアコンの下にテレビを置くのはNG！

エアコンの下にテレビを置くのは、風水の視点からも安全面からも不適切です。その理由として挙げられるのは、以下の4つです。

• 強いエネルギーを拡散する場合があるから
• 属性の相性がよくないから
• テレビはできるだけ高い位置に設置したほうがよいから
• テレビの故障や火災の原因になる場合があるから

それでは一つずつ解説していきます。

 

強いエネルギーを拡散する場合があるから

テレビの真上にエアコンを設置すると、テレビの持つ強いエネルギーを部屋中に拡散してしまう可能性があります。

風水の視点から見たときのテレビは、電磁波を発生させるため、気を乱すものという位置づけになります。

そして、風を起こすエアコンには、気の拡散作用があります。

テレビにより乱れた気をエアコンが拡散してしまう場合もあるため、ふたつが近い場所にあるのはよくないと考えることが、ほとんどです。

 

 

属性の相性がよくないから

エアコンの属性である「木気」「水気」とテレビの属性である「木気」「火気」は、風水では相性が悪いと位置づけられています。

水は火を消すことから相剋（互いに勝とうとして争うこと）の関係になり、お互いの気を消滅させてしまうことが原因です。

そのため、何かで中和する必要があります。

「木気」は「水気」と「火気」との相性もよいため、活用するとある程度相剋を緩和できます。それができない場合は、エアコンとテレビの場所はできる限り離すことが重要です。

 

テレビはできるだけ高い位置に設置したほうがよいから

風水では、見下ろすような場所にテレビを置くことはNG。画面を見るたび目線が下向きになり、気分も沈んでしまうというのが理由です。

そのため、背の高い家具を使ったり、壁掛けテレビを使ったりして、目線を上向きにすることが推奨されています。

エアコンが上部にあると、テレビの場所を上げづらくなってしまうもの。エアコン直下のテレビでは、部屋全体のバランスも悪くなってしまいます。

そのため、エアコンの下にテレビを置かない方がよいと考える場合もあります。

 

テレビの故障や火災の原因になる場合があるから

風水的にもNGといわれるエアコンの下のテレビですが、そもそも多くのメーカーでは、エアコンの下にテレビをはじめとする電化製品や家具を置くことを推奨していません。

エアコンから落ちてくる水や強い風で、下にあるものが汚損・故障してしまう可能性があるためです。

特に電化製品はショートを起こす場合もあるので、危険です。エアコンの下にテレビを置かないようにするのはもちろん、パソコンやスマートフォン、キッチン家電など電化製品は置かないようにしましょう。

 

エアコンの下にテレビを置きたい場合の対処法4選

エアコンの下にテレビを配置するのは、NG風水であると紹介しました。

ですが、コンセントの位置や家具レイアウトの関係上、どうしてもエアコンの下にテレビを配置したいという場合も。そこで、エアコンの下にテレビを置く場合の対処方法を4つ紹介します。

 

木の板で囲って気を中和させる

エアコンの下にテレビを置きたいときは、板で囲ったテレビボードを使うのがおすすめです。板は木属性のため、水属性のエアコンと火属性のテレビの気を中和させられます。

実例のように家具の中にテレビをレイアウトすると、エアコンの水滴や風も直接当たらないので安心ですよ。

ただし家具自体が濡れてしまう可能性はあるので、カバーをつけておいたり、こまめにチェックしたりするようにしましょう。

 

上部に板があるタイプのテレビボードを使う

テレビの上部に板があるタイプのテレビボードも、気の乱れを緩和できるためおすすめです。

板で囲うタイプと同様、エアコンとテレビそれぞれの気を中和させられるため、部屋全体が安定します。エアコンから落ちる水滴からテレビも守ってくれるため、安全性も高まりますよ。

ただし気をつけたいのは、いずれも木製のものを使うこと。メタルラックをはじめとした金属素材のものは金の属性となり、木・火の属性との相性が悪いため注意が必要です。

 

木製棚を間にレイアウトすることも有効

板の設置は難しいという場合は、木製棚をテレビの上部に置くだけでも風水効果が期待できます。

木の板で覆うのと同様、気を中和させられるため、エアコンの下にテレビを置いても安心です。

小さな穴で設置できるタイプの棚であれば、原状回復もしやすいですよ。ただし飾り物を置く場合は、エアコンの風で落下したり、水滴で劣化したりしないよう、配慮してください。

 

エアコンの下にテレビを置く場合は観葉植物を添える

より手軽にエアコンの下にテレビを置いても大丈夫な状態にしたいなら、観葉植物を置くのもおすすめです。観葉植物は風水でも気の流れをよくしてくれるものという位置づけなので、電磁波を発するテレビのそばに置くことが推奨されています。

観葉植物の形や種類により得られる風水効果が異なるため、チェックしてから置くようにしてください。

なお、エアコンの風に弱い観葉植物もあるため、エアコンを使用する際は、風の向きや角度をよく吟味することも重要です。

 

 

エアコンの下にテレビを置かないおすすめ配置

エアコンの下にテレビの置き場所を作るのはNG。では、どんな部屋配置にすると風水効果が高まるのでしょうか。テレビやソファの置き方を、チェックしていきましょう。

 

テレビを東の方角に設置して運気アップを狙う

風水では、テレビは部屋の東の方角に置くことを推奨しています。太陽が昇る方角でもある東向きにテレビを置くと、情報収集能力や発想力が高まる効果が期待できます。

つけっぱなし状態でも効果が期待できるため、よくテレビを見る場合は東の方に置くようにしましょう。

また、部屋の南東もおすすめの方角。物事がよい方向に働く可能性があります。一方で、西や北西の方角は電化製品との相性が悪いためNGです。

 

 

エアコンの真下にソファを配置しない

エアコンの下にテレビをレイアウトするのはNGですが、ソファをエアコンの下に置くこともNGです。

判断力が下がってしまう可能性があるほか、冷房で身体が冷えやすくなってしまったり、乾燥しすぎてしまったりする場合もあります。さらに、エアコンの水滴や風でソファが痛んでしまう場合も。

圧迫感もあり、くつろげないので、エアコンの下にテレビを置かないようにすることと同様、ソファを配置することも避けましょう。

 

気の流れがよくなるよう余白を意識する

風水では、気の流れが滞らない余白の多い部屋が推奨されます。家具だけではなく表にレイアウトしておく雑貨や小物の数も厳選すると、気の流れもよくなりますよ。

運気アップによいといわれている小物や雑貨類も出しすぎず、スッキリしたお部屋を目指しましょう。

また、風水でほこりや汚れはNG。悪い気を生み出してしまいます。余白の多い部屋は掃除もしやすいため、綺麗な空間をキープしやすいというメリットがあります。

 

リビング周りの運気を上げる風水アイデア

リビングでは、エアコンの下にテレビを置かないこと以外にも、運気をアップさせるさまざまな風水が実践できます。

リビングをよりよい環境にしたい方も、ぜひチェックしてみてください。

 

ラッキーカラーを取り入れて開運を狙う

リビングインテリアには、以下で紹介するような目的別のラッキーカラーを取り入れるのがおすすめです。

色の力を味方につければ、望みも叶いやすくなりますよ。ラッキーカラーがいつも目に入れば、前向きな気持ちにもなれます。

ラッキーカラーは、ファブリックや小物で取り入れるのが、簡単なのでおすすめです。

 

水属性の物を置いて夫婦関係をよくする

風水では、夫婦関係をよくするには水属性のものを取り入れることを推奨しています。水属性のものは夫婦和合の運気を運んでくれるため、年数を重ねた夫婦であっても恋人同士のような関係に戻れる可能性があります。

また、飲酒も水の運気をアップさせてくれるとされているため、夫婦の晩酌時間を設けることもおすすめです。

 

家族関係をよくしたいなら土属性のものを置く

夫婦だけではなく、親子や兄弟関係をよくしたいのであれば、土属性のものを取り入れるのがおすすめです。気持ちを育ててくれる土属性のものは、家族に活力を与えてくれます。

特に本や雑誌をリビングの南西に綺麗に置いておくと、効果が期待できます。家族は義理の家族も含むため、姑や舅、義兄弟、義理の娘や息子との関係に悩む方にもおすすめです。

 

ラグを敷いて気を安定させる

リビングで風水効果を上げたいなら、ラグを敷くのがおすすめです。風水では、ラグやカーペットは運気の土台を作る存在と位置付けています。

求める運気に対応した色のラグを敷く選び方にすると、より効果が期待できます。

なお、畳の上にカーペットを敷くことは風水的にはNGです。ご注意ください。

 

エアコンの下にテレビを置かず、別の方法で開運を！

エアコンの下にテレビを置くのは、風水的にNGです。また、ショートする可能性もあり、非常に危険なので、できるだけふたつは離すようにしてください。

どうしてもエアコンの下にテレビを置きたい場合は、棚や植物を置いてカバーし、風水的にも安全面的にもよい環境を作りましょう。

また、リビングではさまざまな風水を利用できます。エアコンの下にテレビを置かずに開運したい場合は、ぜひご紹介したその他の風水アイデアも取り入れてみてください。