お餅に合うおかずを考えるときのポイント
和食のおかずを取り入れた献立にする
お餅に合うおかずを考えるときのポイントは、和食メインの献立にすることです。お餅はお米からできているため、やはり和食のおかずによく合います。
もちろん、中には洋食や中華など、異国風のおかずを取り入れてもOKです。
ただ、和食のおかずを1~2品用意しておくと、食べやすくて箸のすすむ献立になるでしょう。
カロリー・栄養バランスに気をつける
お餅を主食にした献立は、カロリーにも気を付けましょう。なぜなら、同じグラム数を比較したとき、お餅はお米よりも高カロリーだからです。そのためお米と同じ量を食べてしまうと、お正月太りしてしまうことも。
高カロリーな揚げ物などは量を控えめにし、野菜を多く使ったおかずをメインにすれば、栄養バランスが取れます。
具体的には以下のことを心がけておくと、全体のカロリーを調整できますよ。
- お餅を多めに食べるなら、おかずをヘルシーにする
- お餅は少なめにして、おかずはいつも通りにする
お餅に合うおすすめの《魚介類の主菜》レシピ
お餅に合うおかずをヘルシーにしたいなら、魚介類の料理を主菜にしてみましょう。お肉よりもカロリーが低めの傾向にあるため、その分お餅をたくさん食べても太りにくいですよ。
海鮮がおいしく味わえる、お餅に合うおかずレシピを3つご紹介します。
あらで作るブリ大根
最初におすすめするお餅に合うおかずは、ぶり大根です。じゅわっと出汁が染みた大根は、お餅との相性が抜群!
もちもちしたお餅との食感の違いまで楽しめる献立になります。
ブリは、ここではあらを使用しています。あらは安いので、費用が増えがちなお正月にはうれしい食材ですね。
下処理をすれば臭みもなくなり、おいしくいただけますよ。
オリーブオイルで焼きサバ
焼き魚なら、サバもお餅に合うおかずです。サバは和食では定番の食材なので、お米と同様にお餅との相性も◎なんですよ。
グリルでそのまま塩焼きにしてもOKなのですが、ここでご紹介しているレシピはちょっとだけ変わり種。
片栗粉をまぶしておき、オリーブオイルとにんにくで調理しています。片栗粉をまぶしておくことで表面がカリカリになってとてもおいしいですよ。
仕上げに散らしたにんにく・パセリも、とてもおしゃれですよね!
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あさりのあんかけ豆腐
年始のおもてなしのメニューとしてもおすすめなのが、あさりのあんかけ豆腐です。あさりのうまみと昆布のだしとで上品な味に仕上がっていて、まるで料亭のような味わいに。
しっかり噛み応えのあるお餅と、柔らかいあんかけ豆腐とのバランスが絶妙で、箸を進めるのが楽しくなるメニューです。三つ葉をたっぷりのせると香りのよい夕食になりますよ。
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お餅に合うおすすめの《肉の主菜》レシピ
食べ応えのある主菜というと、やっぱりお肉系のおかずです。お肉系の料理をメインおかずにすることで、お餅の量が少なくてもボリュームが出て満足度が上がりますよ。
ここでも、3つのお餅に合うおかずレシピをご紹介します。
米麴で作るしっとり焼き鳥
しっかりお肉を食べたい日におすすめのお餅に合うおかずは、焼き鳥です。材料は鶏もも肉と調味料だけと至ってシンプル。お肉のおいしさをとことん味わえます。
このレシピでは、米麴パウダーを使用しているのもポイント。鶏もも肉を米麴パウダーで漬け込んでおくことによって、ふわふわしっとりの柔らかい焼き鳥に仕上がります。
お餅に合うおかずなのはもちろん、ビールとの相性も◎。お酒をたしなみたい日の夕食にもいかがでしょうか。
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厚揚げの甘辛みそそぼろ炒め
お餅と一緒にお肉を食べたい日におすすめなのは、厚揚げの甘辛みそそぼろ炒めです。甘辛い味噌の味付けがお餅にマッチするから、素焼きのお餅でもどんどん食べられます。
ひき肉を使いますが厚揚げでかさ増しされているので、その分カロリーを抑えられるのもうれしいポイント。カロリーが高めのお餅に合うおかずです。長ネギ、しょうがも入っていて、身体にもやさしい主菜ですよ。
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やさしい味付けの肉じゃが
バランスのよい夕食にしたいなら、肉じゃがはいかがでしょうか。肉じゃがをメインにすれば、副菜に何をチョイスしてもバランスのとれた和食の献立になります。
スタンダードな和食の献立は、お餅にもばっちり合いますし、食べ慣れた味でほっこりしますね。
味付けは濃すぎず、出汁がやさしく染みたレシピを選ぶのがおすすめ。やさしい味付けのほうが、お餅に合うおかずになりますよ。
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お餅に合うおすすめの《副菜》レシピ
お餅に合うおかずは、副菜も準備したいですね。主菜が洋風なら副菜を和風にしたり、逆に副菜でちょっと変わり種のレシピを取り入れたりしてバランスを取りましょう。
お餅をたくさん食べるときは、ヘルシーな副菜を中心にするのも◎です。
ささみ入りごぼうサラダ
副菜で栄養バランスを調整したいときにおすすめなのは、ささみ入りごぼうサラダです。
にんじん・ごぼうといった積極的に摂りたい根菜がたっぷり。寒い季節でも身体をあたためてくれ、食物繊維が豊富です。
栄養バランスに優れているので、食べすぎてしまいがちなお正月にはぜひ取り入れたいメニューですね。
ポン酢を使った味付けで、和食にぴったりの副菜ですよ。ささみ入りで食べ応えもバッチリです!
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肉巻きにんじんチーズ
ボリュームがほしいときのおすすめ副菜は、肉巻きにんじんチーズです。材料に豚バラ肉とチーズを使っているので食べ応えがあり、しっかり食べたいときの夕食などにぴったりです。
また、メインを魚料理などヘルシーなものにしたときの副菜にもおすすめ。溶けたチーズが食欲をそそり、主食であるお餅がどんどん進む一品です!
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かつおのしょうゆ漬けサラダ
主菜にお肉をしっかり食べる日は、副菜はかつおのしょうゆ漬けサラダにしてみましょう。お餅と主菜でカロリーが高くなりそうでも、副菜をお肉なしにすると比較的ヘルシーな献立になります。
このレシピではお砂糖を使わず、天然甘味料であるラカントを使用しています。糖質制限をしている人や、おせちを食べすぎたからしばらくお砂糖を控えたいという場合にもぴったりのサラダです。
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お餅に合うおすすめの《汁物》レシピ
お餅に合うおかずが和食中心となると、汁物は味噌汁やすまし汁が合いますよね。
でも、それ以外にも実はお餅との相性がよい汁物はたくさんあるんです!ちょっと洋食風のスープでも、工夫次第でお餅に合うおかずになりますよ。
酒粕ねぎ豚汁
お餅に合うおかずで身体をあたためたいときには、粕汁を取り入れてみましょう。寒さが気になる日も、味噌のパワーでしっかり身体をあたためます。
夕食にもおすすめですが、お昼ごはんにお餅といただけば、しばらく身体がポカポカしますよ。
また、酒粕にも栄養がたっぷり。食生活が崩れがちな年始には頼もしい存在です。さらにネギ、しょうがといった具材で風邪予防にも役立つメニューですよ。
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キャベツとウインナーのごま豆乳スープ
お味噌汁以外でお餅との相性がよい汁物であれば、キャベツとウインナーのごま豆乳スープもおすすめです。
鶏がらスープの素やゴマ油の風味が引き立つ中華風スープですが、味噌やすりごまのおかげで、お餅との相性が抜群のスープに仕上がっていますよ。
そんなにボリュームがなくてよいときや、手軽にお昼ご飯をすませたいときなどは、このスープとお餅とでいただくのもOK。
キャベツやしめじ、ウインナーなど具材がたっぷりなので、満腹感もありますよ。
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たけのこ入りバターチキンスープカレー
スープカレーも、実はお餅に合うおかずです。通常のカレーだとご飯やナンと一緒にいただくのが一般的ですが、スープカレーは汁物として単独で味わえるので、お餅と一緒に食べやすいメニューですよ。
具材は鶏もも肉、たけのこ、玉ねぎだけというシンプルな構成。トマト缶やコンソメ、バターで調味しているのが特徴です。
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番外編|お餅に合うおかずのアレンジ
番外編としてご紹介するのは、お餅を別添えするのではなく、おかずの一部にして食べるためのアレンジレシピです。
おかずに混ぜてボリュームアップしたり、お鍋に入れておじや感覚でいただいたり、バリエーションはいろいろありますよ。
お餅×みぞれ鍋
お餅に合うおかずとして、「みぞれ鍋」も挙げられます。お餅はもともと大根おろしとの相性がよい食材。なので、お鍋にしてもマッチしますよ。
うどんを入れたみぞれ鍋なら、力うどんのようなメニューになってさらにベストマッチします。好きな野菜やお肉をたっぷり入れて食卓を囲みましょう。
野菜も炭水化物もたっぷり食べられますね。身体があたたまり、体力もつく献立です。
お餅×ハッシュドベーコンチーズ
お餅の新しい食べ方を試してみたいなら、ハッシュド餅ベーコンチーズはいかがでしょうか。
お餅をポテトの代わりにし、細かく刻んだベーコン・ピザ用チーズと一緒に焼くという斬新なレシピです。
刻む手間は必要ですが、お餅とベーコン&チーズの組み合わせが絶妙で、クセになるおいしさです。
お餅を混ぜ込むことでボリュームアップし、お腹にたまるので、夕食の副菜として出せば育ち盛りの子どもも満足すること間違いありません。
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お餅×納豆orスパイシーナッツ
お餅が少しだけ余ってしまったときにおすすめの、「納豆餅&スパイシーナッツ餅」のレシピです。
お餅1~2個から作れるので、半端な数でも大丈夫。食べたいときに好きな量だけ作れます。
用意するものは、お餅と納豆またはスパイシーナッツだけ。どちらも焼いたお餅にかけるだけで簡単に作れます。おやつや、軽めのお昼ごはんにもぴったりです。
詳しいレシピはこちら
お餅に合うおかずをバランスよく食べよう
お昼ごはんや夕食におすすめの、お餅に合うおかずを主菜・副菜・汁物それぞれご紹介してきました。どれも絶品で、何度も作りたくなるメニューばかりです。
お餅に合うおかずなのはもちろんですが、気に入ったら普段のお昼ごはんや夕食にも取り入れてみてください。お正月はもちろん、年中通して活用できるレシピばかりなので、ぜひ試してみてお気に入りレシピを見つけてくださいね。
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