4畳半レイアウト実例をご紹介♪
4畳半というと、かなり狭い部屋というイメージがあります。収納スペースも限られているため、物が置けなかったりすぐごちゃごちゃしたり。しかし、お部屋を広く使える・広く感じるレイアウトのポイントを抑えればそこまで狭く感じずに暮らすことも可能です。
今回は狭いお部屋で快適に過ごせる4つのポイントをご紹介いたします。またレイアウトの実例も紹介しています。ぜひご参考くださいね。
4畳半とはどのくらいの広さ?
レイアウトのポイントに入る前に、まずは4畳半という広さについて考えてみましょう。御存知の通り、4畳半とは畳サイズにして畳4枚半のスペースということです。かなり狭く感じますね。例えば、のび太の部屋は6畳だといわれています。まるちゃんの部屋は8畳らしいですね。ただしまるちゃんはお姉ちゃんと一緒の部屋なので、一人当たりの専有面積にすると4畳になります。サザエさんでは、カツオとワカメの部屋が4畳半。ひとりあたりの専有面積は2畳とちょっとになります。では次から本題の4畳半で大切なポイントをご説明いたします。
4畳半という狭い部屋のレイアウトで大事なポイント
①統一感を持たせる
まず大事なのは統一感です。同色系のカラーで統一することにより、全体的にごちゃつきが無くなりすっきり感じられます。
インテリアとして作りやすいなら、白か黒、グレーでしょうか。もちろん赤い部屋や青い部屋でも構わないんですよ。要は同じ系統の色でそろえればいいんです。
これはブルー系で統一したインテリアです。全部が青い色でなくとも、青系統の色を目立つように配置すれば、青い部屋に見えますよね。統一感があります。
同じように、こちらはイエロー系のインテリア。同じ色が揃うと、ごちゃごちゃした感じがなく、すっきりまとまっているように見えるのです。その錯覚を利用しましょう。
②全体を低く
次は部屋を広く見せる方法です。部屋を広く見せるコツは、圧迫感をなくすことが重要です。全体的に低い家具で統一することにより圧迫感がなくなり、お部屋全体が広く感じられます。
家具を低くするのにはもう一つ理由があって、それは天井を高く見せるということなんです。
吹き抜けって空間を広く感じますよね。あれと同じです。逆に天井が低いと狭い印象を受けてしまう。なので天井はできるだけ高く見せましょう。横に広い空間が取れないなら、縦に広い空間を取ります。もしくは縦に広い空間があるように見せかけるんです。
低い家具を置いた実例がこちら。ソファはローソファーで、テーブルはこたつです。こたつのように和風の生活には空間を広く見せる効果があります。椅子を置くとそれだけ家具と天井の距離が短くなり、天井が高く見えません。ソファを置くなら、座椅子のようなローソファーがおすすめです。
③ベッドの配置
低い家具を置いた実例がこちら。ソファはローソファーで、テーブルはこたつです。こたつのように和風の生活には空間を広く見せる効果があります。椅子を置くとそれだけ家具と天井の距離が短くなり、天井が高く見えません。ソファを置くなら、座椅子のようなローソファーがおすすめです。
ベストの配置としては、窓際です。窓と平行になるようにしてベッドを置きます。たいていは部屋の一番奥に窓があるので、ベッドは窓際に追いやります。そうすれば手前の空間は自由に使えます。ベッドは頻繁に動かさないので、部屋の奥に置けば入り口から出入りするときに邪魔になったりしません。
次は、先ほどの天井を高く見せるのとは真逆の方法です。ベッドを高い位置に置く。これです。はっきりいって、狭い部屋にベッドは邪魔です。しかし布団の場合、布団をしまうスペースがなければ万年床になってしまいます。せっかくすっきりと部屋を広く見せたいのに、万年床になってしまっては限られたスペースを有効に使えなくなってしまいます。
そこでベッドを高い位置において、その下を有効活用するのです。そうすれば狭い部屋でもベッドを置いて、なおかつスペースを確保することができますね。もしくはベッドを収納してしまう。実例は極端な例ですが、これならベッドを使わないときはしまっておけるので、ベッド空間を有効に使うことができます。
また折り畳み式のベッドも、ベッドを使わないときは閉じて、空いた空間を広く使えるメリットがあります。折りたたんだ後にベッドカバーなどで布団を隠す必要がありますが、これも収納式ベッドと一緒といえるでしょう。
④デットスペースをうまく活用して収納する
最後は収納スペースです。収納スペースが無ければ物が溢れてしまい、狭い部屋がますます狭くなります。見た目もだらしないので、それは避けたいところ。しかし空間は4畳半と限られています。そこでどうするかというと、デッドスペースを使います。デッドスペースとは有効活用されていない空間のことです。
例えば、壁です。壁はそのままでは収納スペースにはなりませんが、棚をつければ立派な収納スペースが出来上がります。DIYで棚に壁をつけている人をよく見かけますね。
棚をつけるのが難しければ、このような収納方法もあります。これなら100均などで網を買ってきて、倒れないように壁に取り付ければ完成です。あとは好きなものをどんどんつるしていくだけ。あるとないとではけっこう違いますよ。
ベッドの下を収納スペースとして使うという手もあります。ベッドの下もデッドスペースです。収納付きのベッドを購入する方法と、初めに収納を作ってからベッドを置くという方法とがあります。こちらは収納方法を作ってからその上にベッドを置いた例ですね。足のないマットレスベッドなら、収納の上にベッドをのせることができます。ベッドの高さも収納用量に比例するので、必要なだけ収納が作れます。
ベッドの位置を高くして、その下に使えるスペースを作るという話を先ほどしました。ベッド下は机を置いたりソファを置いたりといろいろ活用できますが、収納スペースとしても大活躍。ベッド下一杯に収納ボックスを置いてしまうと圧迫感がありますが、適度に抑えることで圧迫感を感じません。それでも大容量の収納スペースになっています。
こちらもベッド下を活用した収納方法です。ベッドのパイプを利用して、クローゼット代わりに使っています。さらに空いたスペースには机を置いて、パソコンスペースも確保していますね。これなら狭い4畳半の部屋でも有効活用できるのではないでしょうか。
部屋を広く見せるポイントを4つ提案しましたが、これらすべてを使うのは難しくても、1つだけ使ってみるとか、2つを組み合わせてみるとかしてみてくださいね。
4畳半レイアウト実例を見ていきましょう!
ベッドを高い位置に上げて、その下を有効活用している実例ですね。ソファとベッドは場所を取るのでなかなか一緒にはおけないアイテムですが、これならどちらも置けます。またカラーを黄色で統一しているので、まとまり感があります。
低いテーブルとチェストを置いています。チェストは高さがないので、2個使いもしていますね。白は明るいカラーなので、部屋を広く見せる効果もあります。
ローテーブルと座椅子を置いて部屋を広く使っています。どちらも目線を低くする効果があるので、部屋が広く見えます。カラーもブラウン系で統一していますね。
ベッドの位置を上げて、その下に収納スペースを作っています。他の家具も高さを低めに抑えていますね。ベッドをソファ代わりに使えば椅子が要らないので、スペースの節約に。
こちらもベッドの下に収納スペースを設けています。またベッドを使わないときはソファにして、座る場所の確保もしていますね。全体的に明るめのカラーで部屋を広く。
ローテーブルと折り畳み収納できる布団を使って部屋を広く使っています。布団はたたむとコンパクトになるので、その文のスペースを余分に使えますね。
こたつを使って低い位置でのリビングを実現しています。必然的に座椅子になるので圧迫感が出ず、こたつは狭い部屋の味方だといえるでしょう。
ベッド下を収納スペースに使っています。またデスクの下も収納スペースとして使われていますね。デッドスペースを見つける、あえて作ることで狭い部屋でも広く使えます。
ローテーブルとベッドの高さを低くして、広い空間を作っています。ローテーブルのそばに机を置いていますが、部屋が広く見えるのでそれほど狭い感じがしませんね。
ベッドの高さを抑えていますが、その下にはしっかりと収納スペースが設けられています。ベッド横に収納棚がありますが、収納ボックスの形や色をそろえているので統一感があり、すっきりと見えます。ごちゃごちゃしていないので、部屋全体もすっきりと広く見えます。
※4畳半ではございませんがレイアウト例としてご紹介しております。
ソファはそれなりに高さがありますが、背もたれ部分が狭いので、あまり圧迫感を感じさせないソファになっています。収納棚はテレビボードより薄いので、高さはあるもののそれほどプレッシャーがありません。カラーも全体的にベージュに揃えられているので、統一感がありますね。
※4畳半ではございませんがレイアウト例としてご紹介しております。
横に大きめのチェストを置いて、収納力を補っています。棚がチェストに対して薄めなのと、カラーが同一なので統一感があり、部屋を広く見せる効果が発揮されていますね。またベッドが収納式なので、ベッドを使っていない間は棚に収納でき、ベッドスペースを有効に使うことができます。
4畳半レイアウト実例まとめ
4畳半の狭い部屋を広く使うためのコツと、インテリア例を紹介しました。ちょっとしたことに気を付けるだけで、部屋を広く使うことができます。また家具の色をそろえるといっただけでも部屋は広く見えます。これらを使って快適な室内空間を作り上げてみてくださいね。
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