リビング収納のアイデアをご紹介
家族が集まる大切な場所であるリビング。その一方でお客様を迎えるおもてなしの場でもあります。誰もが心地よく過ごすためにいつでもすっきりと片付けておきたいものですが、なにかと物が溢れがちなのもリビング。そこで今回は、リビングスペースを美しく保つための収納のコツをご紹介していきます。
リビング収納のポイントは?
①カラーリングを統一する
リビングをすっきりと見せたいなら、リビングのテーマカラーを3色くらいに決めて、家具などの色を揃えるとそれだけで統一感がでてすっきりと見えます。こちらのリビングはウォールナットのフローリングに合わせて家具を統一。差し色のグリーンやレッドが空間に華を添えています。
こちらは木製の家具とホワイトのカラーで統一感があるリビングです。カラーを統一するとリビングをすっきりと見せてくれるので落ち着いてすごすことができますよ。
②素材を統一する
家具のテイストを合わせてもリビングがおしゃれにスッキリと見えます。こちらは家具を木製でそろえています。作り付けのテーブルは床の雰囲気とも似ていますね。
こちらも木製の家具で統一したリビング。先ほどとは違い濃いブラウンの木製家具はビンテージの雰囲気で落ち着きを感じさせるインテリアコーディネートになりますね。
③小物は隠す
とにかくリビングには小物がいっぱいです。リモコンや手紙などの小物が散らかっていると、せっかく統一感のあるインテリでもすっきり見えません。なので、小物は引き出し収納などを使って隠すのが◎。
こちらのようなおしゃれな小物入れがあれば、インテリアを兼ねた小物収納ができますね。この引き出しはなんと100円ショップのアイテムを組み合わせたもの何ですよ。ラベルなどでアンティークに仕上げていますね。
またオープンなシェルフでもこちらのようなかごを使えば中身が見えずに収納できるので便利。とくにニトリのアイテムはリーズナブルなので、いくつかまとめて購入して統一感を出しましょう。
④余白をつくる
色や素材を統一する以外にもリビングインテリアをすっきり見せるには余白が大事。家具や雑貨などいろいろ置きたくなるリビングですが、ぐっとこらえて隙間を作り余白を意識してみましょう。
こちらはソファとテレビの間を開けたレイアウト。もったいないようにも見えますが、来客時はこのようにすっきりとした雰囲気で。家族だけのときはラグなどを敷いて団欒をと、メリハリをつけられるインテリアでもあります。
リビングでお洒落に収納できるアイテムを紹介!
チェスト(棚)
1つ置くだけで存在感が出るのがチェストや棚。インテリアアイテムとしてデザイン性があるものを選ぶと、おしゃれな上に隠す収納ができるリビング家具になりますよ。
色合いや大きさ、引き出し式か扉式かなど小さな違いでも、雰囲気がだいぶ変わりますね。こちらは少し濃いめのブラウンが引き締めカラーになるチェスト。
中にはこんな風にカラフルなおもちゃがたくさん。でも扉を閉めてしまえばインテリアの邪魔になることはありませんね。しかも意外と大容量なのもうれしいところです。
オープンシェルフ
見せる収納を目指すならオープンシェルフ。木材のシェルフは物を無造作に置いても、おしゃれに見せてくれる便利アイテムでです。オープンシェルフもインテリアのテイストに合わせて選びたいアイテムの1つですね。
こちらはユニークな形のオープンシェルフ。こんなデザイン性の高いアイテムを使えば、日用品や本などを飾っていてもおしゃれに見えそうです。
下段に引き出し収納がついたオープンシェルフ。収納するものをお洒落に置いておくオープンスペースと、細かなものを隠しておく引き出しという両方がある贅沢なつくりですね。
こちらはオープンシェルフに大きさがあうボックスを組み合わせたコーディネート。ほかにもかごなどを使って見せない収納と見せる収納の両方を取り入れています。
ウォールシェルフ
壁に取り付けて使うことができるウォールシェルフ。こちらもリビングのインテリアで重宝しますよ。しかもディアウォールを使って作っているので、壁にも天井にも傷がつきません。
こちらのように棚の位置を変えられるものなら、収納するものによって棚を動かせるので便利。こちらはダボレールと呼ばれる調整器具を使っています。
こちらも調整器具を使っているウォールシェルフですが、直接壁に付けていますね。作り付けの場合は良いのですが、もし自作するときにはきちんと壁の下に下地が入っているか確認してからつけるようにしましょうね。
ディアウォールを使ったウォールシェルフ。壁や天井に傷がつかないだけでなく、下地があるか確認しなくてもいいので、DIY初心者にも安心ですよ。
こちらはディアウォールやラブリコと同じように、天井などに傷をつけないで柱を作ることができるピラーブラケットを使ったもの。こちらもきちんと固定ができるので、地震などのときにも安心ですよ。
最近、流行のウォールシェルフといえばはしご型のラダーシェルフ。壁に立てかけるだけなので簡単でいろんなところで使えるんですよ。こちらもDIYをする人が多く、いろんなテイストのアイディアがネットで公開されていますよ。
ラタンバスケット
オープンシェルフとの相性がいいラタンバスケット。見せたくないものや季節はずれのものなどを入れてそのまま部屋に置くだけでおしゃれな雰囲気になりますね。
フタ付きのラタンバスケットなら、フタを開けない限り中が見えないので、小物の収納にぴったりですよね。しかもナチュラルでアンティークな雰囲気も出してくれます。
こんなオープンなバスケットなら、子供のおもちゃを収納して部屋に置いておくのにぴったりですよ。ホワイトのカラーも爽やかでインテリアが明るくなりますね。
こちらはオープンシェルフにラタンバスケットを入れた収納風景。高さと幅が揃っていてすっきりとしていますね。こちらのバスケットはフタが無くても積み上げられるところが便利です。
こちらは少し高めのラタンバスケットを使っているインテリア。ふたをつけているので棚と少し隙間があっても中身が見えないですっきりしていますよね。
リビング収納実例
子供関連の棚収納(おもちゃや勉強道具など)
リビングにキッズスペースを置くお宅も多いはず。なにかとカラフルなおもちゃ類も色味を合わせた収納家具で整理するとスッキリした雰囲気を作れます。収納つきのままごとキッチンはインテリアのアクセントに。
カラーボックスに余白を作りながらおもちゃを収納しています。カラフルなおもちゃも木製とホワイトのカラーボックスに入れていれば、ポップなアートのような雰囲気になっていますよ。
こちらはリビングの隣の部屋をキッズスペースにしているアイディアです。奥にはたくさんのおもちゃがあるのですが、手前にあるオープンシェルフが上手に隠してくれていますね。
こちらはオープンシェルフの向こうの様子。こんなに可愛いままごとキッチンがあったなんてびっくりですよね。まったく見せないのではなく、少しだけ見える風通しのいいインテリアです。
窓辺に小さなデスクとムーミングッズを置いているのがキッズスペース。ここには最低限のアイテムだけを置いていて、勉強道具など、その時々必要なものは持ってくるというシステムにしているのだそうです。
上部がブックスタンドになっている収納を中心におもちゃや絵本を収納しているキッズスペース。アルファベットの表なども飾っているのですが、シンプルでかっこいいのでインテリアの邪魔になっていませんよ。
リビングの本・雑誌・書類収納
いつの間にか増えてしまった本。リビングで収納するなら腰高のシェルフを使ってラウンジのような使い方はどうですか?背の低い家具を使うことでスッキリしたインテリアに仕上がりますよ。
こちらは天井まである壁面収納型の本棚。モダンなホワイトカラーと程よい「余白」ですっきりとまとめられています。その他にもファイルケースや書類棚を上手に配置して散らかりがちな紙類を効率よく収納。
オープンシェルフに本を置いて収納しているインテリア。本と一緒にレゴの箱や工具箱などを無造作に置いているのが、かっこいい雰囲気ですね。
パンチングボードの下にマガジンラックを作って本を収納しています。この方法なら表紙が見えるので、見せたい雑誌をあえて出して収納ができますね。
ダイニングテーブルの横においてリビングとの境にしているのは、なんとりんご箱。横に置いたりんご箱に本を入れて収納しているので、ナチュラルで素敵な雰囲気になっていますね。りんご箱は格安で販売されていることが多いので、DIYの収納にぴったりですよ。
壁に取り付けた棚に雑誌を置いて収納しているインテリア。本の表紙をこちらに向けてインテリアの一部にしています。
オープンシェルフに本を置いているインテリア。お気に入りの絵本だけを表紙が見えるように配置。全体的にゆとりがある収納なので、実用品という感じがしませんよね。
キッチンカウンターの下に板をつけて本を収納しているアイディア。カラフルな絵本がインテリア雑貨のような雰囲気になっていますね。こちらも本の表紙をインテリアにしていますね。
こちらの本棚はとても薄い形なので、場所をとりません。しかも置いてある絵本とテイストが合うホワイトのやさしい本棚なので、ほのぼのとした雰囲気のキッズスペースができますね。
TVも収納!壁面収納
リビングの必需品ともいえるテレビ。そのテレビを収納するのは少し大きめのスペースが必要なので、壁面収納にするのが一般的。でも壁面収納だと部屋の印象を左右するので、なかなか難しいアイテムですね。
こちらはオープンで小さめのシェルフを組み合わせてテレビ台にしています。テレビの後ろには引き戸の桟を置くなど、一体感のある仕上がりにしているんですよ。
ダボレールを使って自由に棚の位置を動かせる収納を作っているインテリア。これならテレビを買い換えてサイズが変わっても困ることがないですね。シェルフの向こう側には子供のお勉強スペースがつながっています。
大きなテレビ収納用のシェルフを使っているインテリア。テレビ収納用のシェルフはブラックやホワイトが多いのですが、ダークブラウンで木目が見える収納は男前な雰囲気でインテリアに合っていますね。
薄いベージュ色が軽やかなテレビ収納。部屋の中の家具のカラーと似ているので、大きくても違和感がないですね。周りが隠す収納になっているので、部屋の中がすっきりして見えますよ。
ルーバーのような木材の使い方が面白いテレビ収納。中に収納するものが見えずらいけどフルクローズになっているわけではないので、抜け感があるインテリアになりますね。
テレビを置いてる台と後ろのパイプのラックはまったく違うものを使っているのですが、雰囲気に統一感があるインテリアになっています。パイプのラックは金属性のように見えますが、軽くて工作が楽な塩化ビニールのパイプを使っているんですよ。
リビングもお洒落に見せる収納!
四角い箱を積み重ねたようなかわいらしさがあるオープンシェルフ。背板がなく素通しのシェルフは本当にすべてが見える収納ですね。全体的に雑貨も多く見せる収納をしているのに、ごちゃごちゃしないインテリアが素敵です。
ほとんどオープンになっているキッチンまでが見通せるリビング。キッチン・ダイニング・リビングが一体になっているので、お母さんが料理をしているときにも子供の姿が見える安心のインテリアです。
こちらは先ほどの部屋と同じなのですが、キッチンカウンターの下に食器棚を置いて見える収納をしています。小さな食器棚は昔の日本風の棚のようでかわいらしいですよね。全体に和風なレトロ感がほっと落ち着く空間です。
リビングでの収納に活用したい!DIYアイディア
壁面収納
ここまでもいくつかDIYでできるリビング収納をご紹介してきましたが、ここからはリビングの収納に役立てたいDIYアイディアをご紹介していきますね。まずは壁面に大きな収納を作るアイディアからこちらは壁や天井、床に傷をつけないで壁面収納の枠組みを作れるディアウォールを使った壁面収納。使用する板材をワトコオイルでペイントすることで男前なリビングにも、シャビーな雰囲気にもあう仕上がりですよ。
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こちらは、ディアウォール同様に部屋に傷をつけないで大きな収納を作ることができる、ラブリコを使用して作ったウォールシェルフ。パソコンデスクなど、作業スペースにもってこいの収納ですね。
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こちらもディアウォールやラブリコと同じように1×4材を使って、柱や枠組みを作れる金具を使って作った壁面収納です。DIYならインテリアのテイストやカラーに合わせた木材を使って壁面収納を作れるので、収納力だけでなく見た目にも◎
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石膏ボードの壁面にはなかなかシェルフを取り付けられないですが、こちらで使用しているシェルフフレームを使えば、石膏ボードでもしっかりとした棚を作れるんですよ。ブラックのフレームがかっこいいですよね。
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こちらはホームセンターで販売している角材などを使用した本格的DIYシェルフ。ブラックのフレームにエイジング加工をしている板材が男前な雰囲気ですね。
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カラーボックスリメイク
リビングの収納にも活躍するカラーボックス。でもそのままの姿ではなんとなく安っぽい感じがしてしまうことがありますよね。そんな時にはカラーボックスをリメイクして使ってみましょう。こちらは折り戸をつけて見えない収納を作っていますよ。
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こちらもカラーボックスに扉をつけたDIYアイディアなのですが、ワインボックスの板を使ったような雰囲気がシャビーでアンティークな雰囲気ですよね。でもこの扉、実はベニヤ板。その上にワインボックス柄の壁紙を貼っているんですよ。
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こちらの扉は、カラーボックスの仕切り1枚分と2枚分とサイズを変えて作っていますね。1枚分のほうは横開き、2枚分のほうは下開きと開き方を変えているところがユニーク。
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ワゴン
移動可能なワゴンがあるとソファの横やテーブルの脇など、収納を場所を移動させられてとても便利ですよね。こちらはそんなワゴンをすのこと角材で作成しています。上部が開いているので、大きめのポットなど高さのあるものも収納できますよ。
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リビングにたくさんのグリーンを置いて楽しんでいる方も多いと思いますが、置き場所に困っていませんか?そんなときにもワゴンが役に立つんですよ。こちらのようなワゴンがあれば、太陽光をあてるために窓辺に持っていったり、夜間の寒さを避けるために部屋の中心に持ってきたりと、状況にあわせて置き場所が変えられるんです。
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収納付きテーブル
テーブルはリビングに欠かせないアイテムですが、そこに収納がついていたらうれしいですよね。こちらはロースタイルのソファなどにぴったりの収納付きテーブル。無着色なのですが白木のような雰囲気が、ナチュラルなインテリアにぴったりの仕上がりですよね。
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こちらは、お手製のキャベツボックスにキャスターをつけたテーブル。中には子供のおもちゃを収納しているということですが、そんな風には全く見えないですよね。
DIYの材料として人気のケーブルドラム。その軸の部分を切って収納付きのテーブルにしています。使い込まれた感じがかっこいいですよね。本を立てて収納できるサイズなので、雑誌の収納にぴったりですよ。
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キャスター付きボックス
さまざまな場所で役立つキャスター付きのボックス。できれば収納が欲しいスペースのサイズにあったものがいいですよね。そんなときにもDIYで解決しましょう!こちらはホームセンターで購入できる合板で作られたボックス。ホームセンターでは木材を希望のサイズにカットしてくれるので、組み立てるだけでできますよ。
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ソファの下の狭い隙間に収納があれば!と思ったことはないですか?そんなときにはこちらのアイディアを。パンチングボードを使っているので、軽いんですよ。
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厚めの板材を使ったキャスター付きボックスは存在感がありますね。本を収納していろんな場所で活躍しそう。ソファのサイドテーブルにもぴったりですよ。
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ファイルブックをリメイク
リビングの小物を収納するためにファイルボックスを活用している人も多いと思いますが、そのままだとインテリアにあわないということもありますよね。こちらはそんなファイルボックスに野地板を貼って、男前にリメイクしています。
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こちらでは木製のファイルボックスにリメイクシートを貼り付けてリメイク。簡単ですが、エイジング加工などの一工夫で見せたくなる収納アイテムになりますよ。
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小物の収納に
雑誌や新聞紙などをそのまま置いておくと生活観が出ますが、ホームセンターで販売している金具を使ったホルダーなら、かっこいい収納ができますよ。
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きちんと収納しておかないと迷子になってしまうリモコン類。でもこちらのようなかわいい収納アイテムがあれば、指定席を決めてあげられるので、迷子になる心配がないですよ。装飾を変えるといろんな雰囲気に仕上がります。
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リビング収納まとめ
リビング収納のポイントと収納実例をご紹介しました。家族が集まるパーソナルスペースとお客様をお迎えするパブリックスペースの2つの側面を持つリビングルーム。いつでもすっきりとしておきたいものですよね。皆さんも記事を参考におしゃれで機能的なリビング収納を目指してみませんか?
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