インテリアにレンガを使うと、高級感あふれるお部屋になりますよね。しかし、たくさんのレンガが必要になってお金が掛かったり、賃貸なので家を傷つけたくなかったりと、様々な理由でレンガを使ったインテリアを諦めていませんか?実は100均の発泡スチロールを使うと、お家の中を簡単にレンガ調のステキなインテリアに変えることができるのです!今回はレンガ風発泡スチロールの作り方&使い方をご紹介します♪
100均発泡スチロールを使ったレンガの作り方
1.大きな発泡スチロールの板を使って
まずは大きな発泡スチロールの板を使う方法です。こちらはホームセンターで購入した発泡スチロールの板ですが、100均にも色々なサイズのものが販売されているので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
大きな発泡スチロールの板をそのままレンガ板のように使うときには、レンガのつなぎ目にあたる部分をエンピツなどで線を下書きします。
ここはレンガらしい雰囲気を出す大切なポイントなので、実際のレンガの画像などを参考に線を描きましょう。
次に半田ごてを使って描いた線の部分をへこませます。半田ごてをもっていない方はカッターや彫刻刀などで削ってもいいですよ。あまり深く削ってしまうとその部分から折れてしまうこともあるので、気をつけてくださいね。
真っ白だとインテリアに合わせたときに違和感があるので、好みの色合いに塗りましょう。オフホワイトとグレーだとシャビーな雰囲気ですね。
ブラウンのグラデーションカラーで仕上ると本物のレンガのような雰囲気になります。ブラウンやブラックだけでなく濃い目のグリーンなども塗ると使い古したような雰囲気が出ますよ。
2.小さくきった発泡スチロールで
大きな発泡スチロールを使って大きな壁面をDIYするのもいいですが、小物や小さな面をDIYするときにはこちらの方法がおすすめです。まず100均で買ってきた発泡スチロールをレンガのサイズにカットして、先ほども使った半田ごてやカッターなどで端や表面に凹凸をつけます。こちらではろうそくを使っていますが、この場合には燃えてしまわないように気をつけてくださいね。
次にさら砂を入れた白いペンキでざらざらとした質感をつけていきます。砂は100均にも売られていますが、カラーサンドなどの大きな粒のものが多いので、つぶすなどの手間が必要になります。
仕上げはブラウンの絵の具を使った汚し加工です。少し汚れたような雰囲気があるほうが本物感が出ますね。ブラウンではなくダークグレーもおすすめですよ。
3.発泡スチロールの保冷ボックスで
最後にご紹介するのはプランターやコンテナなどとして使うのに便利な発泡スチロールの保冷ボックスを使った方法です。こちらもはじめにご紹介した大きな板の発泡スチロールを使ったものと同じように、先に線を書いてから半田ごてやカッターで溝をつけます。
こちらではプラスターメディウムという塗料を使って、下地を作ってざらざらとした質感を出していますよ。
下地の仕上げに刷毛を使ってベージュをラフに塗ります。この上からブラウンやブラックの塗料を塗るので、濃淡やむらがあっても気にしなくて大丈夫です。
仕上げにブラウンとブラックの絵の具を使ってペイントし出来上がりです。発泡スチロールは軽量で保温性が高いので、ガーデニングに重宝しそうですね。またクリスマス時期にはツリーの土台として活躍しそうです。
お部屋ごとにレンガDIYコーディネート例をご紹介
キッチン
キッチンカウンターの壁の1面に発泡スチロールレンガを貼り付けると、キッチンの雰囲気がガラリと変わりますね。シンクやキッチン用品の色合いと合わせると、統一感のあるシックなキッチンになります!
レンガは木製家具との相性がピッタリですね。キッチンのレンジフードに発泡スチロールレンガを貼り付けるだけで、キッチンインテリアのアクセントになります。
キッチンカウンターのアーチ部分に沿ってレンガを貼っています。きっちりと並べるのではなく、あえて雑な感じに並べているところが、ラフな雰囲気で素敵です。
ダイニング
ホワイトの壁には同じくホワイトに塗装したレンガを貼り付けましょう!賃貸の住宅でも傷をつけることなく簡単にプチリメイクできちゃいますね。
白を基調にしたインテリアには、シンプルな白の発泡スチロールレンガを貼り付けましょう。ホワイトインテリアもナチュラルな印象になりますね!
リビング
カリフォルニアスタイルのインテリアにもピッタリ!ダイニングの壁に、ランダムな雰囲気で発泡スチロールレンガを貼ってもステキですね。
木目調の収納アイテムを置いたリビングのコーナー。壁一面を発泡スチロールレンガにするとさらにカフェ風のインテリアになりますね。
テレビ裏の壁面に発泡スチロールレンガを取り付けています。テレビ周辺は生活観が出やすい場所なので、レンガ風の壁でおしゃれに演出するとイメージが一気に変わりますね。
リメイクシートを使ったレンガ風の壁も流行りですが、発泡スチロールレンガのいいところはやっぱりこの立体感です。ふっくらとした質感が本物っぽい雰囲気を醸し出していますね。
ディスプレイ用の棚の周辺にランダムに発泡スチロールレンガを配置しています。全体にたくさん貼るのもいいですが、この部分使いもおしゃれですね。なんだかヨーロッパの古い街角のような雰囲気が出ていますよね。
玄関
玄関に発泡スチロールレンガを貼っている実例。腰壁風にレンガの上に木材を渡している技がにくいですね。発泡スチロールレンガならリーズナブルで扱いやすいだけでなく、交換もしやすいので、傷ついても平気です。
こちらはダークトーンな発泡スチロールレンガを会社のドアから入ってすぐのスペースに設置しています。通常であればスチールなどでできている白っぽいパーテーションなどがある位置ですが、このレンガのほうが落ち着いた雰囲気を出せますね。
ガーデン
発泡スチロールでできた保冷ボックスを使ったプランター。軽量で扱いやすく、見た目のいいプランターは1つはほしいですよね。同じ方法で色を変えたものなどもつくったら、並べて置いておきたいアイディアです。
もう1つの100均レンガアイテム「リメイクシート」を使ったDIY
キッチン
発泡スチロールレンガの人気を奪うほどの人気なのが、100均のレンガ風リメイクシート。こちらには立体感はありませんが、シールのように貼るだけという手軽さが受けています。
しかもカラーやテイストが複数あるので、お部屋のインテリアや、好みに合わせたリメイクが可能なんですよね。こちらはシャビーな雰囲気のリメイクシートを使って落ち着いた雰囲気のキッチンに。
こちらではブラウンの一般的なレンガの色をチョイス。横の壁がシャビーな板壁風なのでコントラストが出ています。真紅のカーテンとの相性もいいですね。重厚感を感じられるDIYアイディアです。
システムキッチンの収納扉を板壁風のリメイクシート、壁はレンガ風のリメイクシートで仕上げたキッチンです。一般的な賃貸住宅のキッチンと同じつくりですが、リメイクシートを使っただけで、雰囲気が一新しますね。
こちらはレンジフードの下の壁にリメイクシートを使っています。こちらの場合だと油汚れなどでリメイクシートが汚くなってしまったら、はがして貼り替えるだけできれいにできますよ。またブラウンなので汚れが目立たないのもうれしい点です。
キッチン入り口の引き戸と壁にレンガ風リメイクシートを使っています。床にもトーンが明るいレンガ風の敷物を敷いているので、全体的に一体感がありますよね。シャビーな収納にぴったりのインテリアです。
キッチンのつり戸棚にレンガ風のリメイクシートを貼り付けたアイディア。賃貸住宅のキッチン棚はホワイトのものが多く、汚れが目立つだけでなくて、インテリアにマッチしないこともしばしばですよね。でもリメイクシートがあればこんなにかっこよくできますよ。
ダイニング
ダイニングとキッチンを仕切るキッチンカウンター上のスペースにリメイクシートを貼っています。白っぽい壁紙が多い住宅ですが、こんな風にリメイクシートでレンガ風にすればヨーロッパ調に仕上げられますね。
キッチンなどの扉にシャビーな板壁風リメイクシートを貼ったインテリア。このリメイクシートだけだと統一感はありますが、アクセントがないので面白くない印象にもなりかねません。でもレンガ風を一緒に使うだけで、程よいアクセントになりますね。
リビング
リビングの壁にもレンガ風リメイクシートは大活躍しますよ。こちらは窓際の壁にホワイトの発泡スチロールレンガを貼って、入り口近くの壁にダークトーンなレンガ風リメイクシートを貼っています。カラーや質感の対比が面白いですね。
淡い色のレンガ風リメイクシートはナチュラルテイストのインテリアにベストマッチしていますね。このカラーなら大きな面積に貼っても圧迫感を感じなさそうですね。
グレーのレンガ風リメイクシートを使っている実例。隣のホワイトの板壁風のリメイクシートと同じ色調なので、相性が抜群です。男前なインテリアにぴったりな仕上がりですよね。
木材をふんだんに使った壁面収納の横の壁にレンガ風リメイクシートを貼り付けたアイディア。カラーが統一されてすっきりとした仕上がりですよね。ところどころブラックの小物で引き締めて、男前インテリアの出来上がりです。
壁にレンガ風リメイクシートを使うのは当たり前ですが、こちらは窓の横の木材にまで貼ってレンガの壁アピールしています。ここまでこだわれば、窓だけが白くて浮いてしまうということもないですね。
寝室
寝室の窓辺にグレーのレンガ風リメイクシートを貼り付けていますが、全体的に男前なインテリアなので馴染みがいいですね。インテリアに使うカラーを木目とモノトーンに絞っているからこのテイストが完成するんですね。
小物にもリメイクシートは大活躍しますよ。こちらはプラスチック製の収納アイテムですが、もともとはふたが色違いだったのだそうです。それをリメイクシートで統一カラーにしています。
クローゼットの折りたたみドアにリメイクシートを貼り付けています。まるでそこがブルックリンの建物の中のような雰囲気のインテリアになっていますね。
こちらもクローゼットの扉にレンガ風のリメイクシートを貼り付けています。取っ手の部分はくりぬいて使いやすいように加工できるのもリメイクシートだからですね。
トイレ
トイレの柱部分にだけレンガ風のリメイクシートを貼っています。こうすることで壁面にアクセントがついて、立体感が出ますよね。モノトーンのリメイクシートと内装がマッチしていて素敵です。
壁以外にも活用
壁以外にも使えるリメイクシート。こちらは冷蔵庫という大物にチャレンジしています。冷蔵庫は大きいアイテムなので、存在感がありますが、こちらなら周辺の雰囲気になじんでくれますね。
三段の引き出し収納にレンガ風リメイクシートを貼り付けています。プラスチックのこのような収納はリーズナブルで便利なのですが、見た目が好みではないということも多いですよね。でもこのテイストなら部屋に飾っておきたくなります。
簡易レンジフードをレンガ調に。炒め物や揚げ物の時には、周囲への飛び跳ねが気になりますよね。そんな方におすすめのアイディアですね。
こちらはベッドのヘッドボードにレンガ風リメイクシートを貼り付けています。賃貸の住宅で、壁に貼るのは勇気が出ないという方にはこのアイディアからはじめてみることをおすすめしますよ。
いま話題のリメイクシート「ダイソーのクッションレンガシート」
最近とても人気が高い100均のレンガアイテムが、ダイソーのクッションレンガシート。発泡スチロールレンガの立体感と、リメイクシートの手軽さの両方を兼ね備えているアイテムです。これからどんどん話題になりそうですね。
横から見ると凹凸があるのがわかります。発泡スチロールレンガのように自分で形作る必要がないので、リメイク初心者にもおすすめのアイテムですね。しかも手軽なのに出来栄えが良いという嬉しさも。
ランドリースペースにクッションレンガシートを貼り付けています。水周りも壁の汚れが気になる場所ですよね。こんな風にレンガシートを貼って汚れを防止しておけば、後からの掃除が楽そうです。
まとめ
発泡スチロールレンガ・レンガ風リメイクシート・クッションレンガシートと、100均で材料が手に入るリメイクアイテムをご紹介しました。それぞれに良い点や困った点はありますが、自分の家のテイストやインテリアにあったアイテムをチョイスして、レンガ風の壁を手に入れてくださいね。
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