卒園式や入学式、七五三などのセレモニー、もしくは結婚式などのお呼ばれで普段着ない人も着ることが多くなる和服。せっかく着飾るのだから、髪型も和装に合わせた素敵なものにしたいですよね。
そこで、和装にぴったりな髪型を集めてみました。和装の際のポイントや、自分で簡単にできるアレンジも一緒にご紹介します。
和装の際に気をつけるポイントは？
①ゲストとして招かれたなら、主賓をたてて
和装の髪型をする場合、気を付けるべきは、自分が主役なのかお客なのかという立ち位置です。自分が主役であればスタイルや髪飾りも華やかでゴージャスなものを選べますが、お客であるなら、主役より目立ってしまうような髪型にするのは避けましょう。
②アクセサリーはつけないのが基本
和装は時計やピアス、イヤリングといったアクセサリーをつけないのが基本です。指輪も結婚指輪か婚約指輪のみにとどめておいた方が無難でしょう。ピアスも、どうしてもつけるのであれば、小ぶりなものを。
③衣装は汚さないよう気をつけよう
着物などの和装は、衣装そのものがとても高価です。髪型を作る際につける整髪料などで汚さないようにしましょう。髪をセットしてから着付けをするなど、工夫を凝らして。
④衣装のグレードに合わせて
普段のおしゃれにも言えることですが、髪型と衣装がちぐはぐにならないように気をつけましょう。和装だからといっていつもとは違った華やかな髪型にしたのに、肝心の衣装が落ち着いたシックなものだったら、全体のバランスがおかしくなりますよね。あくまでも和装のスタイルに合わせた髪型で。
⑤基本はアップ
基本となる髪型はやはりアップスタイルです。小さくまとめてシックにみせたり、ボリューミーでゴージャスにしたりと、アップスタイルでも作り方によって印象はがらりと変わります。衣装のスタイルやシーンの雰囲気、自分の立ち位置などに考慮したスタイルで。
和装におすすめの髪型
フラワースタイル
華やかで、周囲をパッと明るくしてくれるフラワースタイルの髪型。
花嫁さんなど自分が主役になる和装スタイルでは、生花をあしらうことでよりゴージャスさが増します。ハッピーのおすそわけのような髪型ですね。
白い花を基調にして、赤をポイントにしたフラワースタイルの髪型です。
髪型そのものはきれいにまとまった編み込みスタイルで、よりきらびやかさをプラスするためにフラワーを用いて。襟足もすっきりしていますね。
大きめのシニヨンにした髪型に、色とりどりのフラワーとかんざしをつけていますね。
和装の衣装が豪華で美しいものなので、その衣装に負けない髪型と飾りでバランスを取って。
ボリュームを持たせたシニヨンに、花々をあしらった髪型です。
両サイドだけではなく後頭部にも花をつけて、髪のボリュームにふさわしい飾りになっていますね。
お客様をお迎えするのにふさわしいゴージャスさです。
耳の後ろから後頭部にかけて花を挿した髪型になっています。
全体を編み込んでまとめたスタイルで、使っている花のイメージから可憐な仕上がりになっていますね。白い和装にはぴったりの髪型です。
先ほどと同じ白い和装のスタイルで、髪にさしているのも白い花ですが、花の種類が違うと、こんなにもイメージは違って見えます。
シンプルにまとめた髪型も大輪の花で主役にふさわしい絢爛さに。
お祝いごとによく利用されるのが胡蝶蘭。豪華なフラワーの代名詞のような花ですね。
そんな胡蝶蘭を贅沢にあしらって、ハイグレードな髪型にしてみるのも、お客様をおもてなしする主役の髪型としてはぴったりかもしれませんね。
豪華な色打掛に合わせて、色とりどりな生花を飾りつけたフラワースタイルのアレンジです。
タイトにまとめて花をあしらった雰囲気は、昔ながらの和装に合わせたアレンジですが、トップはいまどきの雰囲気を出して崩していますね。
この一工夫で現代的な雰囲気を作り上げています。
反対のサイドから見ると編みこみを使ったディテールがよくわかりますね。
フラワーをあしらうサイドは極力タイトにまとめて、反対のサイドは三つ編みでボリュームをつけることで、フラワーをあしらった方と同じふくらみを持たせています。
ふわふわとボリュームのあるトップと、耳元にあしらった生花の丸みがマッチしているアレンジです。
色内掛けの刺繍が細やかなので、前から見たときに邪魔にならないよう、フラワーは少なめに飾っていますね。
バックから見ると見事なフラワーのボリュームです。
花嫁はいろんなアングルから見られることが多いので、どこから見ても華やかで素敵に見えるようなアレンジが必要ですね。
真っ白で大振りな生花をあしらった和装アレンジ。
まとめた髪の高さもフラワーをつける位置も左右それぞれに変えることで、見るアングルによってまったく違う印象を持たせるアレンジになっていますね。
白無垢に合わせて真っ白なフラワーだけで作り上げたアレンジヘア。
フラワーと白無垢の純白は、花嫁のピュアさを表現しているようですね。
ほんのり上気したようなピンクのチークを入れたメイクとの相性も抜群です。
こちらはサイドから見たところ。真っ白な生花はランの花です。
大振りなランの花はピュアなだけでなく、ゴージャスな雰囲気も醸し出していますね。
和装のブライダルにぴったりな生花です。
さわやかなグリーンが印象的な色内掛けに合わせて、グリーンのフラワーを取り入れた和装アレンジです。
他のフラワーも内掛けに描かれた花と同じカラーをチョイスすることで、いろんな色が入ってもお互いに引き立ててくれていますね。
カスミソウを使ったヘアアレンジは、ウェディングドレスのアレンジとしてよく見かけますが、和装にも似合うんですよ。
小さくて可憐な花なので、白無垢のようにおとなしい着物にも合いますし、ボリュームを出して華やかにアレンジすることで、色内掛けにも負けないアレンジにもなります。
もちろんウェディングドレスでも使えるので、お色直しも楽になりますよ。
お祝い事の和装といえば、ブライダルだけでなく成人式もありますね。
振袖には総柄のものが多く、帯も刺繍の多い華やかなものが多いので、ブライダルのように大胆なフラワースタイルでは派手になりすぎてしまうことも。
こちらは着物に描かれた花と同じカラーのフラワーとかんざしだけでアレンジしていますね。
柄が多くないすっきりとした雰囲気の振袖なら、こちらのようなゴージャスなアレンジもおすすめですよ。
振袖には多くのカラーが使われているので、飾りに使う生花のカラーもいろんなものが使えますね。
ヘアアクセサリー
主役であれば、生花を使った壮麗な髪型も楽しめますが、お呼ばれしたゲストの立場であれば、生花は使わない方がいいでしょう。
もちろん造花やアクセサリーでも和装の髪型は十分に楽しめます。
フルーツの飾りと蝶のピンといった遊び心たっぷりのヘアアクセサリーも。
着物の柄にある花のカラーに合わせた、赤のヘアアクセサリーを使ったアレンジです。
ヘアアクセサリーから下がる飾りが後れ毛と一緒にゆれる姿は、女性らしさを表してくれますね。
こちらは柄の少ない着物に合わせて、大振りな花型のヘアアクセサリーをつけています。
花の種類が違うものをつけているので、形の変化が楽しいですね。
またカラーも少しトーンが違うものを組み合わせているので、表情がついて立体感が増すアレンジになっています。
複数に分けた毛束をそれぞれの位置でまとめたアップスタイルに、小さな花型のヘアアクセサリーをプラスしています。
耳元に小さなヘアアクセサリーをつけていると、前から見たときにチラッと見えてかわいらしいですし、サイドやバックから見ると華やかに見えるという、変化が出ますね。
ルーズめなシニヨンに仕上げたアレンジに、花をモチーフにしたヘアアクセサリーをつけています。
カールした後れ毛が華やかな雰囲気を醸し出していますね。
正面から見たときにはすっきりとしたアレンジなので、柄の多い着物でも似合いそうです。
淡いベージュでおとなしい雰囲気の花型のヘアアクセサリーをつけたシニヨンヘア。
和装でも訪問着などにぴったりなヘアアレンジですね。派手になり過ぎないけれど、主張があるというのが程よいポイントです。
こちらも小さなヘアアクセサリーで、和装アレンジに華やかさをプラスしています。
タイトに纏め上げたえりあし部分に対して、トップはふんわりと少し崩した雰囲気で作っているので、現代的な柄の着物などにも合いそうな雰囲気です。
こちらは和装ならではのかんざしをヘアアクセサリーに使った髪型です。
かんざしの色は着物の色に合わせるなどポイントを押さえておけば、いつもの洋装とは違った雰囲気になって、女子力がアップしたスタイルに。
グリーンとホワイトの柔らからな色調が素敵なかんざしを使っています。
少しボリュームを持たせたシニヨンのアレンジに、すっきりとして粋な雰囲気がプラスされて、大人の女性らしさが強調されています。
コンパクトにまとめたアップスタイルのシニヨンにスカーフを巻いています。
和装はまとまったアップスタイルが基本なので、揺れるスカーフをヘアアクセサリーとして使い、揺れ感を楽しむのもすてきですね。
洋服のヘアアレンジに使われることが多いリボンですが、和装のアレンジにもおすすめですよ。
コンパクトにまとめただけのアップスタイルも、和装に負けないくらい華やかになります。
リボンのカラーや素材を変えることで、いろいろな着物に合うアレンジになりそうですね。
左耳のあたりに、ちょこんとヘアアクセサリーをあしらった大人な雰囲気の髪型です。
小ぶりのヘアアクセサリーで、色も落ち着いたピンクをチョイスすることで上品な印象を与えます。
ちょっとしたアクセントになっているのがポイントですね。
編みこみを使った華やかなヘアアレンジに、落ち着いたカラーの花形ヘアアクセサリーをプラスしています。
このヘアアクセサリーは、デニムでできたものだそう。和装に異素材を使ったヘアアレンジをプラスしてあげるとおしゃれ度がぐっと上がりますね。
ウェーブをつけた髪の毛のふんわりとした特性を使って、かわいらしく作り上げた和装アレンジです。
仕上げにいろんな素材のリボンで花のような形を作ったヘアアクセサリーを飾って、より華やかな雰囲気を作り出しています。
ワイルドなイメージを感じさせるトップにボリュームを持たせた髪型に、櫛やかんざしといった和装ならではのアイテムを合わせています。
和装でも大胆に攻めたい人向けの髪型といえるでしょう。
襟足にボリュームを持たせた、大人の女性らしさを感じさせる髪型に、パール調のヘアアクセサリーを上品にあしらっています。
ヘアアクセサリーを点在させることで、髪型の広がりを感じさせてくれますね。
ウェーブをつけた髪とねじって作ったシニヨンで現代風な和装アレンジです。
小さなパールビーズのヘアアクセサリーをつけることで、おしとやかで上品な印象を作り上げていますね。
パールビーズを使ったヘアアクセサリーは、和装でも洋服でもファッションを選ばないアイテムです。
こちらは洋服のアレンジでよく使われるパールビーズがついたバレッタを使っていますが、和装でも通用するアレンジですよね。
結婚式には和装で、二次会には洋服でと考えているときにはぴったりのアレンジです。
先ほどのアレンジに使われていたような、パールビーズのついたバレッタを使っていますね。
こんな風にシニヨンなどの髪の中に埋もれるような使い方をすると、和装にぴったりな雰囲気になりますよ。
すっきりとした襟足と、しっかりまとまったアップスタイルの髪型に、きりりとしたヘアアクセサリーが潔ささえ漂わせています。
シンプルでいながらもしっかり華やかさも感じさせる髪型は、和装ならではの髪型といえるでしょう。
べっこう調のヘアアクセサリーが、編み込みのシニヨンをシックに見せてくれている髪型です。
落ち着いたカラーの和装ととってもよく似合っていますね。大人な女性を演出したいのなら、和装ならではのヘアアクセサリーを取り入れてみても◎。
モダンな雰囲気のカラーが素敵なヘアアクセサリー。
和装にあったかんざしなのですが、メタリックな雰囲気のカラーが洋服にも合いそうな雰囲気ですよね。
アシンメトリーにしたヘアアレンジとの相性もいいですね。
べっこうのヘアクリップを使ったアレンジヘア。こちらでは浴衣に合わせていますが、落ち着いた色柄の訪問着などにも合いそうな雰囲気のアレンジですね。
お祝いの時にはあまり崩さないできちんと感を出すのもよさそうです。
編み込み
アップスタイルが基本で、まとめることが多い和装の髪型。そのため編み込みスタイルも和装の髪型としてよく見かけます。
きちんとまとめられた編み込みスタイルは、清潔感があるので好感度も高くなりますよ。
髪を編み込んでコンパクトにまとめてあります。このままでも十分すてきな和装の髪型になっていますね。
前髪の右わきをちょっと垂らしてあるスタイルが、ミステリアスな影を感じさせてくれます。
洋装のドレスにも使えそうな編み込みのヘアスタイルですね。着物だけではなく、袴にも合いそうな髪型です。
太めに編み込んでいるのでボリュームがあり、華やかな席にはふさわしい髪型になっているといえるでしょう。
ハートに見える編み込みが可愛らしいスタイルです。明るめのカラーと可愛らしい模様の着物には、ぴったりはまりそうな髪型ですね。
大人の女性をイメージしがちな和装ですが、逆に若さを前面に押し出した和装を選んでみても◎。
ねじねじと編み込みを使った髪型です。しっかりとまとまっていて、手が込んだ風に見えるのがポイントですね。
和装という普段あまり着ないスタイルで、ばっちり仕上げた感を醸し出して華やかな席を彩るのも素敵です。
編み込みスタイルをバックできれいにまとめています。トップにはボリュームをつけていますね。
ねじりテクニックも合わせているので、変化にとんだ編み込みのスタイルになっています。
編み込みをしながら後ろに流してまとめた髪型です。トップから後頭部にかけてのユルふわ感がフェミニンな髪型になっていますね。
和装スタイルをさらにランクアップさせてくれそうな女性らしさです。耳の後ろのリボンが可愛いですね。
ねじりと編み込みを使ったスタイルです。トップにもボリュームを持たせて、和装ならではの髪型になっています。
可憐なモチーフの和装にはしっくりとくる髪型といえるでしょう。若々しさを感じる中にも落ち着いた雰囲気があります。
両サイドから毛束をとり、編みこみをしてからまとめ上げたヘアアレンジ。
一度サイドの髪をまとめてから、毛束を丸めているので、編みこみ部分がくびれて見えます。
この立体感が和装に合うアレンジを作り出すポイントですね。
毛束を上下2つに分けて、それぞれに三つ編みをした毛束を丸めたアレンジです。
三つ編みにして丸め込むことでまとめ髪にボリュームが出るので、華やかさが増しますね。
サイドに編みこみを入れたヘアアレンジは、見る角度によって表情が変わるのでおしゃれをしたい和装の時にはぴったりですよね。
襟足の上にまとめた髪も三つ編みでボリュームアップさせているので、インパクトがありますよ。
先ほどと同じようにサイドを編みこんだアレンジですが、編みこみを1本ではなく2本使っています。
しかもそれぞれに編むテクニックを少し変えて、表情が出るようにしていますね。
最後にとめたプリザーブドフラワーが小ぶりながら華やかさをプラスしています。
こちらもサイドを三つ編みで編みこんだ和装アレンジですが、シニヨンをふっくらと大きめに作ることで、まったく変わった表情が出ますね。
華やかな和服を着てお祝いの席なら、大きめのシニヨン。落ち着いた訪問着をきるときには小さめのシニヨンと、使い分けてもよさそうです。
ねじりやくるりんぱ、編みこみと、さまざまなテクニックを使ったゴージャスな和装アレンジ。
それぞれのテクニックは簡単なものでも、複数を組み合わせてアレンジを作り上げることで、出来上がりが豪華になりますよ。
編みこんだ髪の毛流れがよくわかるように、他の部分のアレンジを少なくしたヘアスタイル。
全体を豪華に見せるのではなく、ディテールに注目させることでヘアアレンジの華やかさを表現していますね。
シニヨン
トップとシニヨン部分はすっきりとまとまっています。
トップとシニヨンをつなぐ後頭部にアレンジを入れた華やかさを出していますね。
シニヨンはまとめ髪スタイルの和装にはぴったり合った髪型といえるでしょう。
昔から和装のアレンジに使われてきたシニヨンですが、現代的な雰囲気も取り入れたアレンジにしたいと思う方も多いですよね。
こちらは少しルーズにシニヨンを作ることで、今風のアレンジヘアに和装シニヨンをグレードアップしています。
編み込みをしながら編み込んだ髪を、まとめてシニヨンにしている髪型ですね。
シックな和装にシニヨンスタイルは落ち着いた女性を感じさせますが、編み込みを取り入れることでアクティブな女性像を想起させてみても。
しっかりとまとめずに、遊びを入れたふわふわ感のあるシニヨンになっています。
サイドには編み込みも入っていて、着物は大人なパープルカラーですが、髪型で若さを演出していますね。
丸くまとめたシニヨンが素敵な髪型です。サイドのくるくる感もたまらなく可愛いですね。
襟足もすっきりしていて、愛らしさときちんと感と取り合わせた髪型になっているといえるでしょう。
トップにボリュームを持たせているものの、髪そのものはシンプルにすっきりとまとめています。
サイドから編み込みを入れて後頭部に流し、すそをくしゅくしゅにまとめていますね。華やかさのあるシニヨンになっています。
後頭部の高い位置でシニヨンを作っていますが、どことなくポニーテールを感じさせる髪型です。
ちょっとしたお出かけにも使えそうな、シンプルかつラフ感のある気取らなさがこなれた印象を醸し出していますね。
こちらはトップをしっかりとまとめて後頭部に流し、耳の位置でシニヨンを作っています。
くるくると巻いた艶やかなシニヨンスタイルですが、トップがすっきりとしているので、落ち着いた印象も受けます。
こちらもくるくると巻いたシニヨンを、後頭部の耳のあたりで作っていますね。
先ほどと違うのはトップのボリューム感。同じようなスタイルのシニヨンでも、トップにボリュームを持たせることで若さを感じさせています。
三つ編みを使って立体感があるシニヨンアレンジですね。
上のアレンジと違って丸く作り上げていないので、同じ三つ編みのシニヨンでもかなり印象が違います。
同じようなアレンジでも、三つ編みの太さや編むときの強さなどが違うと、いろんな表情のアレンジを作ることができますよ。
ゆったりとした形にまとめたシニヨン。髪全体にウェーブをつけてからまとめるアレンジでは、ぎゅっと小さくまとめなくてもほつれづらいので、こんなふんわりとしたアレンジを作ることもできるんですよ。
小さくまとめたシニヨンヘアにパール風のヘアアクセサリーをつけて、結婚式にぴったりの雰囲気に作り上げています。
小さめなシニヨンだとまとまりすぎて地味な雰囲気になりがちですが、ヘアアクセサリーや崩し方によって華やかにもできるんですよ。
トップの髪の毛にウェーブをつけて、波のような表情をつけているヘアアレンジ。
トップのボリュームに負けないようにシニヨンにもボリュームをつけて、ふっくらとさせていますね。
サイドにシニヨンを作った変形アレンジ。トップからねじって毛束をまとめ上げてきているので、トップがふんわりと持ち上がってゴージャスな雰囲気を作っていますね。
サイドにまとめたシニヨンは、わざと崩して今風のアレンジに仕上げています。
ショート
アップスタイルのまとめ髪が基本の和装。そのためある程度の長さがないと和装の髪型はムリだと思っていませんか？
実はそんなことはないんです。ショートスタイルでも和装の髪型を楽しむことができるんですよ。
こちらは後頭部にボリュームを持たせて、アップ風に見せたスタイルです。
トップと後頭部にボリュームを持たせたショートスタイルの髪型です。
髪を後頭部に流してまるくまとめたアレンジをしています。
ヘアアクセサリーで髪を留めて、和装にぴったりな髪型になっています。
ねじりを入れて、ショートヘアをまとめ髪風にアレンジしています。
これならショートヘアでもまとめ髪風に見せることができますね。
ショートだからといって、まとめ髪ができないなんてことはないんですよ。
こちらも髪を後頭部に流して、華やかにまとめています。
サイドをまいて垂らすことによって、長さがあるように見せる演出も。
ヘアアクセサリーを使って、和装にぴったりな仕上がりになっていますね。素敵です。
サイドの髪を後頭部にもってきて、ねじりでまとめて編み込みに見せています。
後頭部にシニヨンのようなボリュームがないので、トップにボリュームを持たせてカバーして。襟足もすっきりしていますね。
ショートスタイルの髪型をアップスタイルに見せています。
トップから後頭部にかけてボリュームがあるので、和装にはぴったりですね。
カールしてくるくる巻いてあるヘアスタイルも華やかに決まっています。
シンプルにまとめたショートスタイルの髪型です。すっきりとまとまっているところが、いかにも控えめな和装らしいスタイルになっていますね。
こちらもやはり後頭部にボリュームを持たせて、アップスタイル風に見せているのがポイントです。
ショートボブにウェーブをかけてから、スタイリング材をなじませてアレンジが崩れにくいようにするのも、ショートのアレンジを上手に作るポイントです。
こちらはそのポイントを使って、まとめ上げないのにアップに見えるアレンジを作り上げています。
ハーフアップをしてからえりあし部分をふっくらとさせることで、シニヨンのような風に気に仕上げています。
アップスタイルが基本の和装アレンジですが、ショートボブならハーフアップでも清潔感があるので大丈夫。
きちんと感を出したいときには、こちらのようにタイトめにまとめてあげると、アップのような雰囲気に見えますよ。
ショートボブのアレンジで華やかさがほしいときには、タイトにまとめないでふんわりとした雰囲気を作ってあげましょう。
三つ編みを使ったふんわりとしたヘアアレンジは、洋服にも合うのでいろいろなシチュエーションで使えそうですね。
サイドから編みこみをしたアシンメトリーなヘアアレンジ。
さらに和装に似合うようにアップ風にしたいなら、襟足をタイトにまとめるのがおすすめ。
ピンを使って編みこみをした毛束に、下の髪を巻き込んでもよさそうですね。
セルフでできる簡単和装ヘアスタイルもご紹介
くるりんぱとねじねじのアレンジテクニックが使えれば、まとめ髪もすぐに作れちゃいます。
どちらも簡単なテクニックなので、覚えておくとヘアアレンジのバーションが広がりますよ。
この髪型は、髪を左右二つに分けて、両方をくるりんぱし、通した毛束をねじねじして左右にアップしてまとめるだけで出来上がりです。
後頭部の上の髪を結び、残った下の髪を編み込んでいきます。最初に結んだ髪と一緒にまとめればOK。
洋装のヘアスタイルですが、きれいに襟足でまとめているので、和装にも応用できますね。
トップをまとめて結び、お団子を作ります。残った下の髪もまとめてトップと同じように、2つ目のお団子を作ります。
上下のお団子の隙間が見えないように、ヘアアクセサリーで飾れば出来上がりです。
三つ編みを使って作るアップスタイルです。サイドを残し、後頭部で3本の三つ編みを作ってお団子にしてまとめます。
次にサイドの髪を編み込んでいき、お団子に絡めてまとめ髪を作ります。
後頭部にボリュームのあるスタイルなので、和装にもぴったりですね。
こめかみ部分を残して両サイドでくるりんぱを作り、通した髪をねじって後頭部で2本をまとめます。
まとめた髪を左右に分けて編み込み、くるくるとまとめて出来上がり。
トップはすっきりとしていて、後頭部もまとまっているので、和装に合いそうなスタイルです。
ローポニーテールを使った簡単シニヨンアレンジです。
ローポニーテールをするときに右サイドの毛束をとっておいて、ポニーテールをシニヨンにまとめたら、とっておいた毛束を巻きつけて出来上がりです。
いつもしているローポニーテールからの変形なのでハードルが低いですよね。
両サイドに小さな毛束を作って、くるりんぱをしてからまとめ上げたシニヨンアレンジです。
セルフでシニヨンをするときにはほつれた髪が出てしまって大変な場合もありますが、こちらのように三つ編みをしてからまとめるとやりやすいですよ。
レイヤーなどで髪のボリュームがあまりない方におすすめのシニヨンアレンジです。
1本にまとめた毛束の結び目の下にもう1つ結び目をくるりんぱすることで、シニヨンにボリュームをつけることができるんですよ。
はじめに2つの毛束を作って、耳の近くでくるりんぱしてからまとめ上げたシニヨンアレンジです。
シニヨンを作る前に、1本にまとめた毛束をお団子状にしてからまとめ上げると、まとまりやすくてしっかりとしたシニヨンができますよ。
こちらもくるりんぱを使ったアレンジヘアですが、サイドではなく後ろで2回くるりんぱをしています。
1回目はハーフアップのような雰囲気でくるりんぱして、まとめ上げてからさらにくるりんぱ。
そのあと、くるりんぱでできた穴に髪の毛を巻きつけるようにすることで、簡単にシニヨンが作れます。
こちらは2つシニヨンを作る変わりアレンジ。
大きな毛束を1つにまとめ上げるのはアレンジに慣れていないと大変ですが、こちらのように2つに分けてあげれば、扱いが楽でアレンジしやすくなるんですよ。
2つのシニヨンはリボンのような雰囲気に見えて華やかになります。
普段のアレンジでも使う、お団子アレンジのテクニックを使った和装アレンジです。
高い位置で上手にシニヨンを作るためには、一度ハーフアップを作ってから全体をまとめるというのがポイント。
まとめた髪をゆるく三つ編みするなど、さらにテクニックを加えることもできますよ。
お下げのように2つの三つ編みをしてから、編んだ毛束を交差させてシニヨンのようにまとめたアレンジヘアです。
この方法ならアレンジに慣れていない方でもセルフで作ることができますよ。
最後に花のヘアアクセサリーをつけると、さらにおしゃれにグレードアップします。
こちらも2つの三つ編みを交差させて作ったシニヨン風ヘアアレンジです。
でもこちらの場合にはサイドから編みこみをしているので、先ほどのヘアアレンジよりも華やかさが増していますね。
タイトにまとめると、さらに大人っぽい雰囲気に作ることもできますよ。
長さ別！和装に似合うヘアアレンジ
ロング
トップをキッチリと固めたあとに、両サイドの編み込みをポニーテールにまとめたロングヘアアレンジ。
縦ロールのウェーブが華やかでゴージャスな雰囲気を作ります。
きちんと感もあるので、フォーマルな席にもぴったりな和装ヘアアレンジです。
両サイドの編み込むを逆サイドで留めて、残りの毛束をダウンスタイルにしたロングヘアのアレンジ。
毛量の多いロングヘアさんは、こんな風にボリュームを調整してアレンジするのがおすすめです。
ダウンスタイルでもすっきりとするので、和装が大人っぽく決まります。
幅を変えてつくった三つ編みを、ひとつにまとめて編み下ろしアレンジに。
ほどよくほぐしてあげると、抜け感が出て今っぽい雰囲気に。
カジュアルなパーティや二次会での和装アレンジとしてもおすすめです。
ロープ編みとフィッシュボーンで編み込んだ毛束を、くるくると丸めて大きなシニヨンに。
ボリューム感のあるアレンジですが、低めの位置で仕上げることで落ち着いた雰囲気に。
襟足がすっきりとするので、和装が映えますよ。
くるりんぱと編み込みを全体に施して、ボリュームアップしたアップアレンジです。
ボリューム感のアレンジなら、大き目の花かんざしを付けてもバランスよくまとまります。
インパクトのあるヘアアレンジで和装スタイルを楽しんで。
高め位置で作った無造作なお団子と、三つ編みの組み合わせが可愛いアップアレンジ。
三つ編みの立体感があるので、ヘアアクセサリーをつけなくても華やかに見えますね。
スッキリした襟足が和装アレンジにぴったりです。
トップから大きな三つ編みを作ったら、襟足できっちりとシニヨンを作ってレトロな雰囲気に。
ハイトーンのカラーもきちんと感のあるアレンジを加えると、落ち着いた雰囲気になりますね。
きちんと感のあるシニヨンと、タイトに編んだ三つ編みが可愛らしい編み下ろしアレンジ。
余り崩さずにきっちりとアレンジすることで、和装にぴったりのスタイルに仕上がっています。
フィッシュボーンや三つ編みを組み合わせた、ボリューム感のあるアップスタイル。
トップをふんわりとほぐしてあげると、今っぽい雰囲気になりますね。
花かんざしもあえて洋花を選んで、トレンド感のある和装アレンジに。
低めの位置でまとめたシニヨンは、大人っぽく落ち着いた雰囲気。
着物の色に合わせたリボンを結んで、遊び心をプラスして。
きちんと感のあるアレンジの中にも若々しさを感じますね。
シンプルな三つ編みが可愛らしいロングのヘアアレンジ。
三つ編みを片サイドに寄せてあげると、フロントからもちらりと見えてさらにキュートに見えますよ。
ミディアム
両サイドからのねじりアレンジを、真ん中で一つに結んで無造作なお団子に。
アレンジから少しはみ出したおくれ毛は、自然と流すことで抜け感がでて今っぽい雰囲気に。
センターパートの黒髪は、低め位置で一つに結んですっきりと。
シンプルながらも気品のあるスタイルは、和装にもぴったり。クラシカルなスタイルが素敵ですね。
肩にかかるおくれ毛がキュートなミディアムヘアのアップアレンジ。
サイドに花かんざしをつけると、フロントから見ても華やかで素敵です。
少し無造作にアレンジすると今っぽいアレンジになりますよ。
こちらは黒髪を2段のお団子に。少し長さの足りないミディアムヘアは、こんなアレンジですっきりとまとめるのも素敵ですね。
黒髪もアップにすることで、動きが出て華やかに。
フルアップのミディアムヘアに前髪を、ピンで留めてちょっとレトロな雰囲気に。
古典柄の着物などに似合いそうな前髪アレンジになっています。
後ろで一つ結びにした髪をくるりんぱして、ざっくりとしたまとめ髪に。
透け感のあるおくれ毛とほどよいアレンジのボリュームで、和装が華やかに見えること間違いなしですよ。
低め位置でまとめたシニヨンヘアに白い花かんざしを添えて華やかに。
オイルなどをつけてしっとりとアレンジしてあげると、髪に艶感が出てますます上品に決まりますよ。
高め位置で三つ編みをいくつか作り、くるんとまとめてシニヨンに。
まるで花のようなシニヨンが華やかなハーフアップのアレンジです。
全体を緩く巻いてからアレンジすると崩れにくくなりますよ。
無造作にまとめたシニヨンに花のヘアアクセサリーを添えてアレンジ。
着物の色とヘアアクセサリーの色を合わせてあげると、品よくまとまります。
ルーズなおくれ毛もミディアムくらいの長さならそのままでOK。
まとめ
和装にぴったりな髪型と、簡単アレンジを紹介しました。洋装のドレスとはまた違った華やかな髪型ばかりでしたね。
普段なかなか着ることのない和服。華麗な衣装に合わせた素敵な髪型で、和装を楽しんでみてくださいね。
こちらもおすすめ☆
新規登録
ログイン
お買い物