仕事などで疲れた心と体を癒し、家族団らんの場として安らぎを与えてくれるリビングルームはやはりナチュラルテイストに仕上げたいものです。今回は、ナチュラルテイストあふれるリビングルームづくりの参考になるようにより素敵なお部屋になるためのポイントなどの解説を交えつつ、おすすめリビングコーデ例をご紹介していきたいと思います。
アースカラーをベースにするのが基本
ブラウンやベージュなど、自然な色味を用いる
アースカラーとは、ブラウンやベージュ、カーキ―といった空や海、大地や森林といった自然界にある色を指し、ナチュラルカラーとも呼ばれます。こちらのコーデ例のように、ソファやラグなどのファブリックや家具の色はすべてアースカラーで統一するのがナチュラルテイストの基本です。
こちらはキッチン周りのコーデ例です。個性的な家具は極力避け、ライトブラウンとオフホワイトで統一しています。アクセントとしてのドライフラワーや観葉植物がよりナチュラルかつオーガニックな雰囲気を醸し出し、生活感を感じさせるコーデに仕上がっています。
原色はあくまでさし色として用いる
こちらのリビングコーデでは、床に赤や黄色、ピンクやブルーが入ったマットが敷いてありますが、マット自体のカラーが薄めのグレーがメインであるため、悪目立ちせずむしろアクセントとしてうまく機能しています。このように、赤や黄色、青といった原色や濃い目の色を用いる場合はあくまでさし色として用いるようにしましょう。
照明も温かみのあるものを用いる
温かみのある照明は、蛍光灯や白色LEDと比べると色味も柔らかくなるため、効果的に用いるとより一層安らぎの空間を演出することができます。こちらのリビングルームは基本のアースカラーを踏まえつつ、シャンデリア風の照明を用いることでより温かみを感じさせるナチュラルなお部屋に仕上がっています。
木目を生かしたインテリアでナチュラルテイストに
木目調の家具を効果的に用いる
木目調を生かした家具は、ナチュラルな空間づくりにオススメのアイテムです。こちらのコーデ例で特に目を引くのが木目を生かしたシンプルながらも素朴で温かみのあるデスクです。休日はお気に入りの茶葉を入れた紅茶を飲みつつ、読書を楽しみたくなりますね。
こちらの画像左にあるダイニングテーブルは、おそらく大木を丸々1本用いて作られたのでしょうか。用いられた木の美しい木目や色合いが生かされ、温かみと命の力強さを感じさせます。色味が明るめなので存在感がありつつも他のインテリアと調和が取れ、落ち着いたくつろぎ空間を演出しています。
ハンドメイド家具で温かみをプラス
オーガニック感あふれるハンドメイド家具
ハンドメイド製の家具とナチュラルテイストは実に相性抜群で、効果的に用いることでより温かみのある空間が演出できます。籐のバスケットやパネルといったハンドメイド家具をシェルフやカウンター、テーブルなどに置くだけで、オーガニック的な暖かさがプラスされます。
こちらは壁に北欧風のワイヤーオブジェクトやオーナメントがよりナチュラル感をプラスしています。モチーフも小鳥やかご、植物といった有機的な曲線を意識することで、ナチュラルなお部屋に合わせやすくなります。DIYやハンドメイドと聞くと敷居が高そうですが、こうしたオーナメントは作り方も簡単なのでDIY初心者にもオススメです。
バスケットを効果的にレイアウトしてナチュラル感アップ!
籐のバスケットなどカントリーなアイテムを効果的に用いる
最近、大人女子に人気の籐製のバスケットは、カントリーな可愛さからナチュラルテイストのインテリアに合わせやすいのが魅力的です。収納アイテムとして用いてもいいですが、お花を活けてフラワーバケットとして飾るのもオススメです。
籐製のザルやかごなど、日本の古き良きキッチンアイテムもナチュラルテイストあふれるお部屋にピッタリのアイテムです。普段使いの調理用具も棚などに魅せるようなレイアウトをすることで、より素敵なインテリアとして活用できます。
窓辺に飾ることで涼し気に
こちらのインテリアコーデ例では、窓際に籐製のバスケットとストローハットがレイアウトしてあり、涼し気な初夏の頃を感じさせる部屋づくりとなっています。このように、レイアウト場所を変えるだけでも印象はガラリと変わります。季節ごとにバスケットを置く場所を変えてみると良いでしょう。
アジアンテイストもプラス
ナチュラルテイストとエスニックなアジア雑貨との組み合わせは実にベストマッチです。こちらのコーデではアジアンテイストあふれるバスケットが効果的に使われていて、まるでリゾートホテルの一室のようなくつろぎ空間を演出しています。
観葉植物をアクセントに用いる
室内に観葉植物を置いて癒し感アップ
ポトスやパキラ、ドラセナといった観葉植物は、ナチュラルテイストあふれる部屋づくりを追及するなら是非取り入れたいものです。また、植物の緑はリラックス効果があり、家族の憩いの場であるリビングルームにはまさにうってつけです。何より、生き物である観葉植物を手塩にかけて育てるといった楽しみもあるのが魅力的です。
こちらのリビングルームのコーデ例では、低めの観葉植物をテーブルやウォールシェルフにレイアウトしてナチュラル感をアピールしています。「大きめの観葉植物は部屋を圧迫する」という方は、低木の観葉植物を用いてみると良いでしょう。
お世話が簡単な多肉植物を用いるのも手
樹木系の観葉植物のお世話が難しいという方は、サボテンなどの多肉植物をレイアウトしてみるとよいでしょう。多肉植物は元々砂漠などの水の少ない地域に生息しているため、生命力も強く、手間がかからないのが特徴です。観葉植物初心者の方はまずは多肉植物から挑戦してみてはいかがでしょうか?
こちらのコーデ例では、ドウダンツツジの他に多肉植物やエアープランツなどがインテリアとしてソファ回りと窓際にレイアウトされています。エアープランツとは空気中の水分や窒素などの栄養素を吸収して養分にする変わった植物で、土がいらず、水やりなどのお世話も必要ないため、手の出しやすさからちょっとしたインテリアとして密かに人気があります。板や木などに固定してお好みの場所にレイアウトしてみましょう。
ナチュラルテイストあふれるカフェ風レイアウト
木目調+アースカラーベース
おしゃれなナチュラルテイストあふれるカフェ風レイアウトに仕上げたこちらのコーデ例では、木目調を生かした床にアースカラーを基調としたファブリックのソファ、その他バスケットや北欧風のクッションといったアイテムがバランスよくレイアウトされています。
窓から見える風景もインテリアとして用いる
こちらのコーデ例では窓際に個人用のソファを二脚、テーブルを挟んで向かい合わせるようにレイアウトすることで、外からの風景を楽しみつつリラックスできる空間を演出しています。室内のレイアウトだけでなく、窓から見える風景もインテリアの要素として考えると、一層レイアウトの幅が広がります。
観葉植物やハンドメイド家具でナチュラル感アップ
ナチュラルテイストと男前感が程よくミックスしたカフェ風リビングは、まるで西海岸にある小粋なジャズが似合いそうな格好良さです。それでいて男臭くなりすぎないのは、チェアの手編みクッションや壁掛け観葉植物といった温かみを感じさせるアイテムがセンス良く配置されているからでしょうか。午後の昼下がりに、まったりコーヒーブレイクを楽しみたくなるようなリビングです。
マガジンラックとブラックボードはカフェ風リビングコーデをするのにうってつけのアイテムです。まるでオーガニックレストランのようなこちらのコーデ例は、アンティーク調のチェアとシンプルなデザインのテーブルの組み合わせがカラーリングを同じアースカラーにすることで絶妙にマッチしています。こちらも壁に観葉植物を効果的にレイアウトすることで、ナチュラル感をアップしています。
まとめ
ナチュラルテイストあふれるリビングルームづくりをテーマにまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?基本さえ押さえれば、それほど難しくはないはずです。今回のまとめをぜひ参考に、家族団らんの場であるリビングルームづくりに取り組んでみてくださいね。
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