インテリアデザインには多くのスタイルがあります。あまりにも多くのスタイルがあるので、それぞれのスタイルの特徴や他のスタイルと比べたときに違いが分からない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、雑誌やインテリアショップで見かけることの多い人気のインテリアデザイン6スタイルを紹介したいと思います!
モダン -MODERN-
モダンスタイルの定義は幅広いですが、一般的にはシンプルかつスタイリッシュなインテリアデザインをさします。洗練された都会的なライフスタイルを好む方にオススメです。
家具等を含む全ての要素は明快なラインで構成されスッキリとした大人の空間です。また、ソファ等の家具は大きく、重心が低いのが特徴です。
カラーはホワイトやグレーといった無彩色で彩度の低い落ちついた色をベースに使います。クッションや鏡、テーブル等の装飾アクセントには幾何学模様やエレガントな装飾を用いてアーティスティックかつスタイリッシュな雰囲気を出します。
金属やガラスといったクールな印象を持つ素材を使用することも特徴です。物があまりないスッキリとした空間は都会の雰囲気にピッタリです。
コンテンポラリー -CONTEMPORARY-
モダンスタイルとよく混同されるコンテンポラリースタイルですが、モダンスタイルはクラシックな雰囲気からの脱却に重きを置くのに対して、コンテンポラリースタイルは現代人の生活スタイルをベースにしているデザインという点で異なります。難しい解説はここまでにしてインテリア例を見てみましょう。
コンテンポラリースタイルは、古くからインテリアに使用されてきた素材と近代において使用され始めた素材の両方を使います。
明快なラインで構成されるモダンスタイルには、あまり見られないなめらかな曲線を含んでいるインテリアデザインもあります。
コンテンポラリースタイルの定義の幅は非常に広く、また現代の生活スタイルに合わせて日々変化する流動的なデザインです。流行をインテリアに取り込みたい方は、ぜひ参考にされるといいと思います。
インダストリアル -INDUSTRIAL-
インダストリアルスタイルは、名前のとおり倉庫等の工業施設からデザインの影響を受けています。かっこいいけどキメすぎないスタイルを好む方にオススメです。
レンガやコンクリート打ちっぱなし等の仕上げを施していない素材を使用します。また、ダクト配管をむき出しにしたりと、作り込んでいないデザインが大人っぽいかっこよさを演出しています。
工業用の建物をリノベーションした様な高い天井、工場で使用されていたかの様な木材、金属が特徴的な照明等、簡素で飾りけのないインテリアが特徴です。
ミッドセンチュリー -MID CENTURY-
ミッドセンチュリースタイルは1900年代半ば、特に1950年代60年代を起源としたデザインです。レトロな雰囲気をインテリアに取り入れたい方にオススメです。
ミッドセンチュリースタイルの特徴は、成形プラスティックや合板、アルミニウムといった近代になって使われ始めた素材を積極的に使った点にあります。イサム•ノグチ、チャールズ•イームズ、エーロ•サーリネン等がデザインした家具は、ノスタルジックな雰囲気を持ちつつ時代遅れとなることがなく現在でも人気のデザインです。
ミッドセンチュリースタイルのみでインテリアを構成するのもレトロでいいのですが、オススメは他のスタイルと組み合わせることで現代的かつ洗練された雰囲気にすることです。シンプルで機能的な家具や卵形の椅子にみられる様なオーガニックを基調とした家具はコンテンポラリーデザインやナチュラルな空間にとてもよくマッチします。
ナチュラル -NATURAL-
ナチュラルスタイルは暖かみがあり、リラックスできる空間を好む方にぴったりです。
白やベージュなどの明るめの色をベースカラーとし、青や緑等の自然によくみられる色をアクセントカラーに使います。
素材としては木材がよく使われ、特に仕上げを施していない木材等自然を感じられるものが多く見られるのが特徴です。
ナチュラルスタイルには観葉植物がよく合うのでぜひ取り入れることをオススメします。
北欧 -SCANDINAVIAN-
北欧スタイルは北欧の国々のシンプルな生活スタイルをもとにして産まれました。スッキリとした空間、機能性を追求した家具、自然を重要視したデザインはミニマリストな生活を好む方にオススメのスタイルです。
北欧家具はシンプルかつ機能的なデザインながらアート作品の様なただずまいも持っています。また、なめらかなラインの家具は彫刻作品の様でもあります。
特徴として白やグレー等の無彩色をベースとし、木材等の自然の要素を使用します。また、ナチュラルスタイルと比べると北欧スタイルは、マリメッコに見られるような明るい色やミッドセンチュリースタイルを継承したプラスチック等の素材がよく見られることも特徴です。
まとめ
以上、人気のインテリアデザインスタイルを紹介しましたがお気に入りのスタイルはありましたか?それぞれのスタイルを理解した上でインテリアを選ぶと調和のとれたお部屋を作るのに役立ちます。この記事を参考にインテリアの選定を楽しんで下さい!
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