日中なんとなく薄暗いから、夜になって暗くなったから全体照明をつけるという、お部屋の明るさ重視の生活をしていませんか?明るさ重視の生活をしていると、せっかくのインテリアも台無しになってしまうかもしれません。陰影によって物は美しく見え、奥行きが出て立体的に見えるからです。そこで今回は、照明の使い方や魅力について、時間帯やお部屋別にお伝えしていきます。お部屋の雰囲気の8割は照明で決まるとも言われるほど、照明はとても大切な要素です。照明さえ駆使できれば、居心地の良い空間が完成するかもしれませんよ♪
日中は自然光と陰影を存分に感じよう!
日中でも全体照明をつけっ放しということはありませんか?大抵の場合は、大荒れの天気でもない限り、日中でも自然光のみで十分照明がとれます。せっかくの日中なのに、日光を感じられないのはもったいないですよ!ここでは、自然光の中でのお部屋の過ごし方についてご紹介していきます。
リビングやダイニングはリラックスできるように陰影を取り込む
ダイニングテーブルに置いてあるものがおしゃれに見えるような実例ですよね。これは、窓から差し込む光によってできた、陰影によってできる効果です。この一角だけでも写真におさめたくなりますね。
日中は自然光のみでも十分過ごすことができます。こちらの実例では、お部屋の中にさまざまな影ができていますよね。自然光の陰影ができると、物が立体的に見えますし、時間の変化を感じることもできます。
照明が明るい空間に長時間いると、神経系が興奮してきてしまうというデータも近年では報告されています。こちらの実例のように、よりリラックスして過ごすには程よい薄暗さも必要です。
ワークスペースのデスクは窓に向けて設置する
窓に向かってデスクを設置すると、差し込む光によって清々しい気分にさせてくれそうですよね。少し休憩したいときは窓の外を眺めることもできるので、ちょっとした気分転換にもなります。隣に大きな観葉植物を置けば、グリーンの癒しでよりリラックスでき、集中して仕事に取り組めそうです。
こちらの実例のようにダークな空間でも、窓から差し込む光さえあれば書斎を設けることは可能です。あえて暗さを利用して、自分の世界に入って集中するという方法もあります。
自然光と照明の併用によってムード演出や魅力を引き出す
自然光のみでも日中は十分に過ごせますが、照明も併用するとさらにムードがよくなる場合があります。ここでは、照明を併用することの魅力についてお伝えします。
リビングやダイニングに照明をプラスしてあたたかく
こちらの実例では、ペンダントライトをつけることによって、お部屋の和モダンの雰囲気によりあたたかみが増していますよね。ポイントは、照明のデザインや電球色の選び方です。アンティーク感を感じさせるデザインや、電球のオレンジのような色は、あたたかなムードを演出してくれます。
無機質に感じるコンクリート壁にぬくもりをプラスする意味で、間接照明を取り入れるという方法もあります。フロアライトなら、壁や天井に照明が当たるため、より広い面積に、効率的にあたたかみを出すことができます。
両方の光でディスプレイの魅力を最大限に引き出す
自然光とテーブルライトの両方の照明があると、アート作品の見方も違ってきます。アート作品をお部屋に取り入れるなら、思う存分その作品の良さを楽しみましょう♪
窓辺の近くに置いた植物は透明感や清々しい感じがしますよね。さらに暖色系の照明もあると、植物のあたたかみも感じることができます。植物はあたたかさも、フレッシュさもあるものです。自然光と照明光があれば、その両方の魅力をひき出してくれそうですね。
夜は照明によってさまざまな表情を見せる楽しい時間
夜は1日の終わりにゆっくりと過ごす時間です。家族と過ごしたり、本を読んだり、お酒を飲んだり…と、場面によって最適な照明の使い方が変わってきます。日中とはまた違った、さまざまな表情を見せてくれるので、お部屋で過ごすのが楽しくなりますよ♪
リビング・ダイニングはどう過ごしたいかによって照明を使い分ける
こちらの実例では、天井の小型シーリングライトと、ソファ周りのデスクランプのみをつけていますよね。夜は、睡眠へと向かうために過ごす時間でもあります。程よい暗さを楽しみながらゆっくりと過ごして、リラックスしましょう。
ペンダントライトやフロアスタンドを併用すれば、日が暮れてもお部屋の程よい明るさを保つことができます。さらには照明によって演出される明暗も楽しむことができます。お友達や家族と一緒に、楽しく過ごしたい方にはおすすめの使い方です。
ダイニングテーブルにデスクランプのみをつけると、こんな風にちょっと大人な雰囲気になります。お酒が美味しく感じられそうですね。
キッチンは小さめの光で見た目にも味にもおいしい料理を
キッチンの中で調理をするときは、小さめのウォールライトなどで。照明によって、料理がおいしく感じるかどうかも変わってきます。味だけでなく見た目にも、両方でおいしそうに仕上げたいですね。
キッチンに直接的には照明を当てないという方法も有効です。主に壁や天井に光が当たるように、小さなシーリングライトを設置すると、柔らかな光がキッチンを照らしてくれます。
キッチンカウンターのあるお部屋にペンダントライトをつけると、こんな風にバーや高級料亭のような雰囲気が楽しめます。お家でお店のような雰囲気が味わえると思うと、ワクワクしそうですね。
自室やベッドルームは睡眠の準備ができるような照明を使う
ベッドルームはただ寝るためだけではなく、より良い睡眠のための準備をするお部屋でもあります。寝る前に軽い体操などをされる方は、こちらの実例のように暖色系電球色のフロアライトのみつけることをおすすめします。程よいうす暗さで徐々に眠気が訪れやすくなりますよ。
ベッドルームとご自身のお部屋を兼ねている場合は、さまざまな種類の照明を駆使しましょう。長時間過ごすときはペンダントライトをつけたり、寝る前はテーブルランプのみをつけたりと、用途によって照明の使い方を変えることで、居心地が良くなりますよ。
ベッドの上でゆったりと本を読んで過ごすときは、明るさを確保して、ムード演出もしてくれる大きなフロアライトも有効です。ポイントは、睡眠の妨げにならないような明るさのものを選ぶことです。
昼とはまた違った表情を見せるディスプレイ
幻想的な光が感じられる照明を選べば、ディスプレイがまた違った表情を見せそうです。壁に当たった光もまた1つのディスプレイになっていますね。
アート作品をペンダントライトが照らせば、まるで美術館のよう。昼はどんな表情をみせるのでしょうか…?
まとめ
いかがでしたか?「インテリアに凝る」というと、ディスプレイや家具を工夫しなければいけないのではないか?とも思いますよね。ですが、照明の取り入れ方さえ習得できれば、ムード演出の悩みはほとんど解決されたも同じ!ぜひ今回ご紹介した実例を参考にしてみて、インテリアの概念を変えてみましょう!
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