他国と比べると面積が狭いとされる日本の住宅事情、お家がもっと大きければいいなと思っている方は多いのではないでしょうか。実際にお部屋の大きさを変えることは難しいですが、空間を有効に使うインテリアアイデアを紹介したいと思います!
ダイニングテーブルについて考える
多くの家にもあるキッチン•ダイニングスペース。この空間の有効利用をはかるには、サイズや位置を変更することが難しいキッチンよりもまずダイニングスペースにあるダイニングテーブルについて考えましょう。
スペースを最小限におさえることを考慮したテーブルの形は、円形です。円形プラス脚が中央にあるダイニングテーブルを選ぶことで、来客時には椅子を増やすだけでお客様のスペースを作ることが出来ます。また、ある程度の人数までなら家族の増加にも耐えられます。円形のテーブルには角がないので小さなお子さんがいる家庭にもオススメです。
ダイニングテーブルは、両サイドに椅子を置いて家族で囲むものだと思っていませんか。小さな空間を上手に活用するにはそのような固定概念を捨てることが大切です。こちらの例の様に壁にダイニングテーブルをくっつけて置くことで、今までダイニングテーブルが置けなかった空間にも設置することが出来ます。
こちらはダイニングテーブルをキッチン前にカウンターとして設置した例です。カウンター型にすることで通常のダイニングテーブルよりも奥行きを狭くすることが出来き、必要なスペースを省くことが出来ます。また、キッチン前に設置すると食事の準備動線が短くなるので日々の家事の手間も省けます。
こちらもカウンター式のダイニングテーブルをキッチンの近くに設置した例です。コンロ等の火を使う場所から離して設置することでお子さんがいても安心です。料理をしながら家族とコミュニケーションを取れるのもいい点ですね。
勉強部屋•書斎について考える
勉強部屋や書斎がほしいけど部屋の数が足りないと困っている方、こちらの例を参考にしてご自宅にあった空間の活用を考えてみて下さい。
こちらは壁際にカウンターを設置し、書斎風のスペースを作った例です。わざわざ部屋を分けたり、大きな机を置かなくても板を設置するだけで広々とした作業スペースを確保することが出来ます。
壁際だけでなく窓の前にもカウンター風の机を設置すれば書斎風のスペースが出来ます。太陽光がたくさん入るので快適に作業ができ、余分な照明を使わないエコなスペースです。
柱等でお部屋が凹凸している箇所を利用して勉強•書斎スペースを設置するとプライベート感の高い空間になります。個室をわざわざ作らなくてもこれなら集中して勉強や仕事が出来そうです。
お家になんだかよく分からない引っ込んだスペースはありませんか。そんな場所はまさに勉強•書斎スペースにうってつけです。壁を利用して板を設置するだけで机だけでなく本棚も簡単に置くことが出来ます。
もっとプライベートな空間をお好みの方にはこちらの例がオススメです。
お部屋をわざわざ設けなくても、リビング等の大きな部屋を低い壁で区切るだけで立派な書斎になります。背の高い本棚などの家具で仕切っても同じ効果が得られます。
空間を分けることを考える
部屋数は足りないけど異なる用途を持った場所がほしい方は、リビングルーム等の比較的空間に余裕のある場所を仕切ることをオススメします。ポイントは採光に影響が出ず、圧迫感がでない様に、ゆるやかに仕切ることです。
こちらは低い棚でお部屋を分けた例です。これだけ低くても何か物を連続して設置することで、リビングスペースと子供用のスペースを分けることが出来ています。
こちらは床の高さを変えて空間を分けた例です。床の高さが変わると人の目線の高さが変わるので、壁や家具等を設けなくても異なる空間の様に感じることが出来ます。壁や家具等を全く設けないことで開放的な空間を保つことが出来ています。
こちらは床の素材を変えた例です。写真の例の様に和室を作らなくても畳マットやカーペットを広範囲に置くだけでも空間をゆるやかに仕切ることが出来ます。
こちらの例はダイニングテーブルとソファの配置で狭い空間をダイニングスペースとリビングスペースに分けています。マンションは特にリビングルームとダイニングルームがつながっている間取りが多いと思いますが、ソファをダイニングスペースに背を向けて配置するだけで異なる空間としての仕切りが出来てメリハリの効いたインテリアを作ることが出来ます。
壁を利用することを考える
床の面積は限られているので、壁を利用していかに空中にあるスペースを使うかが小空間を快適にするポイントです。
柱や梁の形で部屋にでこぼこがある箇所は、壁に棚を取り付けて本棚を作りましょう。既成の家具と違い全体の高さを変更出来るのでスペースにピッタリの収納場所を作ることが出来ます。
こちらも壁に本棚を設置した例です。コンセントの配置を邪魔しない位置に棚を調節することが出来るので合理的です。また、床から浮いているので床掃除の邪魔にもなりません。
ドアについて考える
小さな空間を有効活用したいなら引き戸がオススメです。開き戸はドアの開け閉めに必要な空間がデッドスペースとなるので、納戸や洗面所等の狭い空間に引き戸を設置することは特に有効です。
部屋と部屋の間にドアを設けない例です。空調のこと等を考えるとエコではないですが、ドアを設けないとデッドスペースが生まれません。
ドアをガラス戸することで他の部屋の空間を取り込むことが出来るのでスペースを広く感じることが出来ます。また、ドアを挟んだ反対側が見えるので人との衝突なども起こりにくく安全面でもオススメです。
小さなお子様やペットを飼っているお家にはドアへの衝突を考慮して、上部だけガラスのドアがオススメです。上半分だけでも採光には十分ですので、お部屋を明るく広々として見える空間にしてくれます。
以上、空間を有効に使うインテリアアイデアを紹介しました。こちらの例を参考に、それぞれのお家に合った方法を見つけて頂ければ幸いです!
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