100均まな板で作る「昭和レトロなブックスタンド」
温もりのある古びた木の質感が、どこか懐かしさを感じさせる「昭和レトロなブックスタンド」。シンプルな真四角の形とどっしり構えたその風貌が、古き良き時代の実用家具を連想させてくれます。
置き場所を選ばないコンパクトなブックスタンドなので、床置きはもちろん卓上ラックとしても使ってもOK!立てて使えば本棚として、横に倒せばラック棚としても使うことができます。ブックスタンド内の中板が、本棚なら「仕切り板」に、ラックなら「棚板」になる仕組みです。
一息つきたい読書タイムにはコーヒーセットを天板にスタンバイ。手軽に持ち運べるサイズなので、本と一緒に移動する「サイドテーブル」としても使えます。そんな2通りにも3通りにも使える「昭和レトロなブックスタンド」を、100均まな板を使って作ってみようと思います!
材料はこちら!全て100均アイテム!
今回使う材料は、桐まな板(大)×4、桐まな板(小)×1、ベニヤ板×1、角材×2本です。これらは全て100円ショップの商品ですが、ベニヤ材や角材などはホームセンターで購入したものを使ってもOKです。では早速作ってみましょう!
昭和レトロなブックスタンドの作り方
1:天板と底板を作る
まな板(大)と同じ厚さの角材を2本用意します。これをまな板(大)の横幅と同じ長さになるよう糸ノコでカットします。
カットした角材をまな板の長辺に接着します。これを2セット作ればブックスタンドの「天板」と「底板」が完成です。
2:まな板とベニヤ板を使ってボックス型に組み立てる
天板と底板、残りのまな板(大)×2枚を図のような形になるよう組み立ててネジ止めします。
4枚のまな板は全て同じサイズですが、天板と底板については接着した「角材」の厚み分だけ手前に突き出すイメージです。組み立てるボックス全体の構造を、予めしっかりと把握しておきましょう。
ボックスの裏側に、同寸にカットしたベニヤ板をネジ止めします。ベニヤ板のカットにはカッターナイフを使います。ちょうど固い厚紙を切るのと同じような感覚でスパッと切ることができます。
これでブックスタンドの「ボックス部」が完成です。
3:ボックス内に「仕切り板」を取り付け、全体をペイントする
ボックスの内側に「仕切り板」をネジ止めします。仕切り板にはまな板(小)を使います。この仕切り板は、ボックス内の本が倒れないようにするためのものなので、普通なら「底板」にネジ止めするものですが、「側面板」にネジ止めしてもまた違った表情を楽しむことができます。
今回は仕切り板を側面板に取り付けてみました。側面板に仕切りを立てることにより、ラック使いがメインで横に倒せばブックスタンドになる仕様になります。
仕切り板をしっかりとネジ止めしたら、全体を古材風にペイントします。使い込まれた経年の質感がでるよう、木目や塗りムラを活かしながらステイン塗料でペイントしていきます。
今回は「水性ウッドステイン」という塗料を2色使ってペイントしてみました。2色のステイン塗料を重ね塗ることによって、より深みのあるリアルな古材感を表現することができます。
塗料が完全に乾けば完成。使い込まれたような木の質感が、どこか懐かしさを感じさせる「昭和レトロなブックスタンド」ができました!
ブックスタンドのディテールをみてみよう
互い違いに組んだ「天板」「底板」「側面板」によりユニークな段差がうまれ、見た目の完成度がグンとアップ。無駄のないシンプルなボックスだからこそ、板組みを少し変えるだけで表情はがらりと変化します。
ブックスタンドを横に倒せば、本の仕切り板も「棚板」として十分活用できます。縦、横、どちらの向きで使ってみても楽しめそうですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?様々な使い方ができる「昭和レトロなブックスタンド」。飴色に経年劣化したような色合いと、シンプルで無骨なその風貌が、お気に入りのインテリアに懐かしさと真新しさをプラスしてくれそうです。みなさんもぜひ作ってみてください!
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