自分の好み説明できる?代表的なインテリアスタイルとその特徴をご紹介☆

インテリアは好きだけど、自分の好みをなんて言って良いのかわからない。いろんなジャンルがありすぎて、よくわからない。そんなあなたに、代表的なお部屋のスタイルをご紹介します。自分の好きなインテリアがざっくりとどのようなジャンルに当てはまるのか考えてみてください。

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自分の好み説明できる?代表的なインテリアスタイルとその特徴をご紹介☆
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oyome

ライター

25歳の主婦。注文住宅のハウスメーカーでインテリアコーディネーターを経験しました。元インテリアコーディネーターとしての経験と主婦目線を活かした記事を書いていきたいと思います。よろしくお願いします。

インテリアは好きだけど、自分の好みをなんて言って良いのかわからない。いろんなジャンルがありすぎて、よくわからない。そんなあなたに、代表的なお部屋のスタイルをご紹介します。自分の好きなインテリアがざっくりとどのようなジャンルに当てはまるのか考えてみてください。

そもそもインテリアとは?どうやって分類されているの?

インテリアとは?

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インテリアとは、一言で簡単に説明すると「室内装飾」です。インテリアが指す内容は、皆さんが想像される家具をはじめ、天井や壁、床、建具(室内ドアなど)からキッチンなどの設備、照明、カーテンなどと多岐に渡ります。一つ一つの要素がそれぞれに色々なデザインや特徴を持っています。部屋は色々なデザインの色々な要素が組み合わせられ、構成されています。


 

 

どうやって分類されているの?

そもそも沢山の要素の様々な特徴から構成されているインテリアのスタイルが誰によって分類され、定義されているのか疑問に思い調べてみましたが、明確な答えがでませんでした。しかし、インテリアスタイルの分類として大きく分けて3つの考え方があることがわかりましたのでご紹介します。

 

地域ごとで分類

SangSang Hoo

日本の和室とイギリスのカントリー調のスタイルなど、国によって様々な特徴を持っています。大まかにアジア、北アメリカ、ヨーロッパなどとわけてもそれぞれの特徴があり、さらに、細かく国ごとによって違った特徴や似た特徴がみられます。これは、その国によって気候や環境、生活習慣、身体的な違い、生活様式などの違いから特徴が生まれます。


 

時代ごとの分類

ARTWORKSTUDIO

同じ国のインテリアでも、時代によってデザインに特徴、違いがみられます。違う国でも、同じ時代のデザインは似ている特徴があったりと、その時代の出来事や生活習慣によって変わっていくデザインの特徴で分類することができます。例えば、日本という一つの国をみても、平安時代は床が畳敷きでなく、板敷きで人が座るところだけに置き畳を置いていたのに対して、明治時代には洋風建築が導入されたりと時代の流れによって特徴がみられます。


 

色や素材、空間のイメージ

1番一般的でわかりやすい分類は空間のイメージによる違いの分類です。例えば、「クラシック」と「モダン」。「クラシック」は古典様式を取り入れ、細部に装飾が施されたスタイル。主にヨーロッパの古典様式のスタイルで重厚感のあるコーディネートのことをさします。カラーも深みのある焦げ茶など落ち着いたダーク色が貴重とされています。木の素材も多く使われ重厚で暖かみがある雰囲気が特徴です。一方「モダン」はクラシックとは対照的で、現代的、近代的な様式で、ガラスや金属などの無機質な素材を多く用いて、曲線よりも直線的なデザインでまとめられたスタイルをさします。クラシックと比べると、人工的でシャープな冷たい印象があります。色も、クラシックとは違い、白、黒、グレーなどモノトーンが基調です。

 

人気のスタイルを厳選してご紹介!

モダン

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上記でも紹介したモダンスタイル。現代的、近代的で直線的なデザイン、人工的でシャープな印象が特徴的なモダンスタイルですが、モダンスタイルにもいくつか種類があります。その中で人気なシンプルモダンと和モダンをご紹介します。


 

シンプルモダン

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余計なものがなく、洗練されたシンプルな直線的なラインが美しい都会的なスタイルが特徴です。上の写真の様に白と黒のモノトーンでまとめられた空間で、無駄なものが置いていないシンプルなスタイル。無機質で冷たい印象がありますので、小さなお子さんがいる家庭より、一人暮らしやお子さんがいない家庭、最近流行のミニマリストの方におすすめです。片付けが苦手な方や、カラフルな物が好きな人の場合、物が増えてしまいごちゃごちゃとして、スッキリと洗練された雰囲気が崩れてしまうので、シンプルモダンな空間で生活する場合は注意が必要です。


 

和モダン

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日本特有の和のスタイルを現代の生活にあわせて取り入れたスタイル。昔ながらの和のイメージと現代的なイメージを組み合わせています。写真では、床はフローリングですが、障子を取リ入れることにより、障子ならではの明るい光が部屋に広がっています。また、和室特有の鴨居や長押が使われています。和室の雰囲気は好きだけど、本格的な和室はイメージと違う人や、同居する親は和室の雰囲気が好きだけど、自分たちの好みとは合わないと感じる人は和と洋の組み合わせの和モダンがおすすめです。また、和室のリフォームを考えている人にもおすすめです。


 

ナチュラル

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木の質感を感じられ、自然素材を多く使ったスタイル。色合いもビビッドやモノトーンでなく、淡い色が多いです。


 

シンプルナチュラル

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飾りすぎず、木の風合いを楽しめるシンプルなスタイル。クラシックのような重厚感はないけれど、あたたかみを感じられるスタイル。モダンほど無機質で冷たい感じもしなく、まとめられているのが特徴です。色合いも温かく、落ち着く空間です。小さなお子さんがいるご家庭や、一人暮らしの人、無印良品などの雰囲気が好きな人におすすめです。


 

北欧ナチュラル

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北欧ナチュラルはモダンとは違いシンプルでありながら、曲線を多く多様し、色合いは黄色、水色、黄緑など明るくソフトな色合いが使われるのが特徴です。また、動物がモチーフの置物やマリメッコのファブリックを飾った、温かい雰囲気のスタイルです。


 

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ゆるくてまるくてかわいいムーミンも北欧出身です。北欧雰囲気のお部屋にぴったりですね!


 

クラシック

フラワーホーム

ダーク色を基調とした重厚感のある温かい雰囲気のスタイル。天井回りや窓、ドアのケーシングも凹凸があり、部屋全体が華やかで豪華です。エレガントな柄の壁紙などが似合います。


 

 

フラワーホーム

アイアンなどもよく使われます。全体的に装飾が施されていますが派手すぎず、落ち着いた雰囲気があり、家具や、フローリング、建具はダーク色でまとめられています。アイアン調のシャンデリアや蒔きストーブが似合う空間です。輸入住宅の雰囲気が好きな年配の方や、豪華だけど落ち着いた部屋にしたい人におすすめです。


 

フレンチシック、シャビーシック

CHELSEA-OLD

中世ヨーロッパの雰囲気にヴィンテージ加工された家具が似合う、落ち着いているが大人可愛い空間のスタイルです。色としては、白、グレー、ブルーグレー、落ち着いたピンクなど全体的に淡いグレーが混ざった色でまとめられることが多いです。フローリングや建具も、無垢で、ヴィンテージ加工されている物が似合います。床は、白のフローリングがおすすめです。写真の家具はシンプルなデザインですが、もっと装飾的な家具で合わせると、より女性らしい印象がでます。ヴィンテージ感のある家具でまとめると大人っぽく、装飾的でペタッとしたペンキ塗りの家具でそろえると、姫っぽい雰囲気になってしまうので、少し注意が必要です。


 

Ballancourt

アイアンのシャンデリアやシンプルなレースが似合います。大人の女性に人気のスタイルです。


 

カントリースタイル

CHELSEA-OLD

カントリースタイルというと、イギリスの郊外の田舎にある、素朴で暖かみのある雰囲気でまとめられたスタイルです。映画に出てくる、外国の田舎のおばあちゃんの家のような印象を持ちやすいです。小花柄やチェックが似合います。使われる色もビビッドな色でなく落ち着いた色が多く、フローリングや家具の色はペールほど明るくなく、ダークほど暗くないライト色でまとめられていることが多いです。性別問わず人気のあるスタイルです。


 

ヴィンテージスタイル

SHARK ATTACK

無骨で重厚感があるスタイルです。ウォールナットなどのダーク系のフローリングや、ブラックに塗装された家具、年代を感じるアイアンを用いた家具で、落ち着いた雰囲気を醸し出します。男性のみならず、女性にも人気なスタイルで、最近では男前インテリアなんて呼び方も!家具を買うなら、新品よりも中古で探すのがおすすめです。新品で買うならば、ヴィンテージ加工されている物を。


 

まとめ

インテリアのスタイルに関してざっくりとご紹介させていただきました。自分の好きなお部屋の雰囲気がどのスタイルなのか、どのスタイルに1番近いのかご理解いただけたでしょうか。インテリアのスタイルは多岐に渡っています。まず、自分の好きなテイストを掴んでそこから掘り下げていくと理解が深められます。模様替えを考えている人や、注文住宅で家を建てる人など、自分の好みを理解してイメージを掴んでから取りかかると、思ってたのとちがう!ということになりにくいですよ。ぜひ、この記事をきっかけに自分の好きなスタイルを突き詰めていただけるとうれしいです。

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