リビング収納やパントリーなど、大容量で何でも収納できるスペースがあると便利です。ただその分、整理しづらくてごちゃごちゃしがちなのも現実…と悩んでいませんか?今回は、たっぷり収納していてもスッキリ見せる、収納の達人たちのワザをご紹介します。
子どもでも分かりやすい、リビング収納
収納をスッキリ見せるコツは「7割収納」といいます。3割程度の空間をあけておくと、使いやすさにもつながるんです。こちらのリビング収納も、ほどよい空間がありますね。棚の一番上には無印良品のファイルボックスを使い、普段あまり手に取らない書類などを。重たくなるものは、幅の狭いファイルボックスに入れると、手に取りやすいですね。お子さんの病院セット(保険証や診察券)などの引き出しを、真っ白ではなく、あえて半透明の引き出しにすると、家族の誰もが分かりやすい収納になります。ゴミ袋収納は、100均のファイルボックスやクリアファイルなどを使うと、口も広く取り出しやすいようです。また、ブリ材バスケットを一時仮置き場として設置することで、リビングの散らかりを防止することができます。
すべての収納グッズを無印良品で統一させると、サイズもピシャッと気持ち良く収まりますね。重たい書類系はファイルケースに入れると、一番上の棚に収納しても、穴に指を引っ掛けて容易に取り出せます。このリビング収納は、書類や文具類、保険証や薬のほか、ランドセルや教科書といった子供のものまで収納しているようです。身支度や宿題など、親も一緒に管理しやすいのがいいですね。
造作の棚に見えますが、実は棚板や下地などがない空間だったそうです。そこにニトリのカラボがジャストフィットしており、全く違和感ありませんね。カメラやテプラ、薬などは蓋つきのボックスに収納すると、ホコリを防げますし、見た目もスッキリします。
こちらは、下段が子どもの身支度コーナーとなっています。子どもが立ったときの目線に合うところに、身支度セットを設置しています。ここは最低限のものだけを収納し、季節ものなどは子供部屋で保管しているようです。突っ張り棒を使うと、その日に着る衣服がすべて(シャツやジャケット、スカートなど一式)かけられますし、お子さんも自分で身支度しやすそうですよね。上の段には、子どもに触ってほしくない文具類や書類、電子機器などを。かさばりがちな幼稚園のプリント類は、ウォールポケットで仕分けると管理しやすいですね。
セリアのボックスで統一した収納棚は、薬や文房具など、机周りで使うものが入っています。お子さんでもわかりやすいよう、ひらがなでラベリングがしてあるので、お片づけ教育にも役立ちますね。
たっぷり収まる、パントリー収納
壁一面につくり付けられた棚には、同じ収納ボックスを使って仕分けるのがスッキリ見せるコツですね。片面はホワイト系で、もう片面はブリ材バスケットと、テイストを分けているのも印象が変わって面白いです。
キッチンとダイニングの間の収納庫は、たっぷりとっておくと何かと便利です。たとえばホットプレートなど、ダイニングで使う物もさっと取り出せます。キッチンからは少し距離があるので、使用頻度の低い鍋やゴミ箱、食品ストックなどの「二軍、三軍」を収納するのにぴったりですね。
DIYが得意な人は、棚板や有孔ボードを自分で取り付けると、より使い勝手のよいパントリーが出来上がります。有孔ボードは、均等に開いた穴を自在に利用して引っ掛けたり、小さな棚をつけたりできるので、とても便利ですね。
天井から床まで、びっしりと収納アイテムが並んだパントリー。たっぷりと収納できるこの空間は、やはりあると助かりますよね。バンカーズボックスなど、蓋つきで重ねられるものは床にまとめて。引き出しの上にもピッタリサイズの板を一枚置くだけで、収納力がよりアップしますね。一番使いやすい、目線の高さは、仮置き場として開けておくと安心です。
ニトリのファイルケースやインボックス、バンカーズボックスなど、様々な形の収納アイテムを使っているのにスッキリしているのは、ホワイト色でまとめているからですね。また、各アイテムも2個以上で揃えて投入するほうが、全体のバランスも良くなります。こちらのパントリーには、入り切らなかった調味料なども、ファイルケースに収納しているようです。
ファイルケースの中身もすっきりと
ちなみに、ファイルケースの中身はこのとおりです。調味料のほか、レシピ本、保存容器、花器などがスッキリと収められていますね。ファイルケースに収納するコツは、立てて入れることでしょうか。
一番よくいる場所だから、スッキリさせたいキッチン収納
100均のボックスに自作のラベルを貼った、オリジナルの収納棚になっています。棚の奥に壁紙を貼ったり、棚板の側面をデコったりすると、オリジナリティ溢れる収納棚になりますね。普段よく目にする収納だからこそ、自分好みに仕上げると、お料理のモチベーションも上がりそうです。
キッチン背面の戸棚収納は、扉を閉めてしまえばスッキリしますよね。だからプラスチックの収納ケースでも十分片付くと思いますが、収納上手さんは、あえてラタンバスケットで統一しています。半透明の扉だから、バスケットの色合いなどが透けて見えるんですよね。扉を閉めても開けても一気にオシャレな雰囲気になるので、真似したいアイデアです。
キッチン背面のオープン収納
一番作業しやすいキッチン背面の収納は、オープンになっていることでより、作業効率が上がります。オーブンレンジから食器など、扉を開けたり閉めたりのアクション数がないだけでも、すごく手間が楽になるんですよね。ただその分、ごちゃごちゃして見えるのも現実ではないでしょうか。それを収納の達人は、収納アイテムの質感と色味を統一して、全体をナチュラルな雰囲気にまとめあげています。
一応扉がついている背面収納ですが、使い勝手の面から、ほぼ開けっ放しになっていることも多いのではないでしょうか。実は、閉めて隠すよりもよく目につく分、綺麗も保てて一石二鳥なんです!天井に近い部分には、取っ手付きのラタンバスケットに季節ものやストック品を収納すると、収納力も見た目も抜群ですね。
まとめ
リビングやパントリーなどの収納を紹介してきましたが、いかがでしたか。スッキリ見せるワザやアイデアを取り入れて、見た目も使い勝手もよい収納にしてみてくださいね。
こちらもおすすめ☆
新規登録
ログイン
お買い物