インテリアコーディネートのうち、重要なもののひとつ「カラーコーディネート」。今回はインテリアのカラーコーディネートについて海外の素敵な実例とともにご紹介します。ゆったりくつろげる部屋作り、まずは配色を意識するところから始めてみましょう。
インテリアの配色 4つのポイント
1.部屋のテイスト・テーマを決めること
シンプル・モダン・北欧テイスト・ナチュラルなど、どんな部屋づくりをしたいのか、具体的にイメージしましょう。
2.ベースカラーを決めること
ベースカラーとは、部屋の中の広い部分=壁・天井・床などの色のことをいいます。濃い色よりも、白~パステルカラーの方が部屋がより広く見える効果があります。床は、ラグやカーペットなどで雰囲気を変えることもできます。
3.メインカラーを決めること
メインカラーとは、カーテンやブラインド、ソファや大型家具などの色のことをいいます。メインカラーは自分が最も好きな色を選ぶと、お気に入りのインテリアコーディネートになりますよ。メインカラーは多色使いではなく3色程度にまとめると統一感のあるコーディネートに仕上がります。
4.アクセントカラーを決めること
クッションやアートフレーム、小物などの色のことをいいます。ベースカラーやメインカラーとなじまない色=ポイントとなるような鮮やかな色にすると空間が引き締まります。小物なので季節などに応じて気軽にチェンジしてみるのも楽しいですね。手軽に変化を楽しむことができます。
ピンクのインテリアコーディネート
幸せな優しい気持ちになる色、ピンク。ガーリーなイメージがありますが、大人可愛いピンクのインテリアコーディネートをまとめました♡
白をベースに小物の色は全てピンクで統一したコーディネート。クッションのピンクはシンプルなグラデーションカラーで。甘すぎずどこかクールな大人のピンクコーディネートです。
モノトーンベースのベッドルームにピンクの小物がアクセントになっています。清潔感のあるとても居心地の良い空間ですね。
ベースカラーは白、メインカラーはどっしりとしたソファのピンク。アートフレームも、ニュアンスがおしゃれなくすみピンクのものをメインに据えて。アクセントカラーのパープルの色と素材感が落ち着いた雰囲気をプラスしています。
サーモンピンクのソファに、ネイビーの壁とリンクしたスタンドライトやクッションがシックなコーディネート。色は3色程度に絞ってあり、すっきりとしています。
ベースカラーは白、メインカラーはベビーピンク、アクセントカラーはイエロー&オレンジ、とても個性的でおしゃれなインテリアコーディネートです。ダイニングチェアとサイドランプ、アートフレームとダイニングテーブルの脚など、色をリンクしてまとまりのある印象に。
グリーンのインテリアコーディネート
調和や安定、安心感を表す色、グリーン。穏やかな気持ちになるリラックス効果のあるグリーンは、インテリアコーディネートにもぴったりの色です。
ライトグレーのベースカラーに、ダークグリーンがメインカラーのインテリアコーディネート。椅子と大胆な構図のアートフレームのグリーンの調和がとても美しいですね。センス良く散りばめられたゴールドのアクセントカラーが、インテリアコーディネートを格上げします。
ベースカラーはモノトーン、メインカラーはグリーン、アクセントカラーはパープル。大柄なフラワープリントのカーペットにもベース・メイン・アクセントの3色が入っているため、大胆かつまとまりのあるインテリアコーディネートになっています。
白ベースに、ソファと植物のグリーンがメインの配色。オレンジのアクセントカラーが空間を引き締めています。
ナチュラルなダイニングテーブルにダークグリーンの椅子をコーディネート。ライトグレーの壁色を引き締める役割も果たす黒い窓枠は、まるで絵画の額縁のようです、グリーンにゴールドの組み合わせ、素敵です♡
ベースカラーもメインカラーもグリーンのコーディネート。爽やかに仕上げる秘訣は、ライトグレーと白のバランス。ファブリックだけで作るこのセンス、真似したい♡
グレーのインテリアコーディネート
上品でおしゃれ、落ち着いた雰囲気を与えるグレーは、インテリアコーディネートにもぜひ取り入れたいカラーです。
白ベースにライトグレーのグラデーションを、異なる質感で仕上げたコーディネート。こなれ感と上質感が両立するグレーです☆
ベースカラーはダークグレー。これだけ広さがあれば、ベースがダークカラーでも窮屈さはゼロ。ソファ・カーペットなどメインカラーをライトグレーにして、アクセントカラーはマスタードイエローを投入。とてもおしゃれなコーディネート。
ライトグレーと植物のグリーンのコーディネートが美しくヘルシーな実例。この天井高と奥行きは海外ならではですね。まるで森の中にいるようなリラックスできる落ち着いた空間です。
白いベースカラーに、ライトグレーをメインカラーにしたインテリア。ちょっぴり武骨な雰囲気もグレーにはぴったりです。グリーンとブラウンをアクセントカラーにして、ナチュラルで気持ちの良いコーディネート。
ブルーのインテリアコーディネート
気持ちを落ち着かせる色、ブルー。世界的にも好感度の最も高いブルーは、居心地の良い空間を作ります。
ブルーグレーベースに、くすみブルーのソファがメインのインテリアコーディネート。大小さまざまなクッションの色はソファだけでなく壁ともリンクしています。ひとつだけ投入したマスタードイエローがアクセントカラーに☆
壁面グリーンが開放感のあるアウトドアリビングのコーディネート実例。ブルーのソファをメインに、オリエンタルなプリント模様のクッションが彩りを添えます。どこか統一感があるのはそれぞれカラーがリンクしているから。オレンジのアクセントカラーも素敵です。
ミントカラーをベースに、ブルーのソファが居心地の良い空間を約束します♡ほんの少しのゴールドが、アクセントとして控えめに光を放ちます。
ベースカラーはライトグレー、メインカラーはブルー、アクセントカラーはイエロー&ライトグリーン。イエローのライトをシンメトリーに配置して。
イエローのインテリアコーディネート
太陽や光をイメージさせ、心弾む色、イエロー。アクセントカラーとしての使い方も多い色です。
白い壁に、イエローのキャビネット・ソファ・テーブルが引き立つインテリアコーディネート。ソファと鏡を中心としたシンメトリーの配置が、重厚感を与えます。
白をベースにくすみイエローが映えるコーディネート。ナチュラルなインテリアにくすみイエローが良く似合います。植物のグリーンがアクセント。
まとめ
インテリアのカラーコーディネート、いかがでしたか?ベース・メイン・アクセントに使われている色を意識しながら実例を見ると、漠然と眺めていた時とは違う、配色のバランスやセンスに新たな発見がありますよ。
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