贈答品の包装に掛ける飾り紐の「水引」は人を結びつける、という意味を持つ古くから伝わる日本の文化です。現在でも贈る方への敬意を表すことができるアイテムとして、ご祝儀等の冠婚葬祭でよく使われています。その贈答品を包む「風呂敷」も古くからある和の雑貨です。今回は、日本の美しい和雑貨2つをご紹介します。
日本の粋が感じられる水引と風呂敷を使いこなそう!
新年のご挨拶
新年のご挨拶にふさわしい右から松、竹、梅の水引です。のし紙を使うよりも美しく、カジュアルになりすぎないのが水引を使うメリットではないでしょうか。
梅の水引
こちらは梅の形の水引です。水引の色といえば、赤や白、金、黒というのが一般的ですが、実はカラーバリエーションが豊富。紫は昔から高貴な色というイメージがありますよね。シックな色合いで小さくてもインパクトがあって、まるで着物の帯留のようですね。
リボンと水引のダブル使い
小さい贈答品の包装は紙ではなくガーゼの手ぬぐいを使用。水引の上にリボンを結んで、カジュアルな雰囲気の中にもお祝いの気持ちが込められています。もちろんプレゼントを開けた後の手ぬぐいは使えるので、デザインも考えて選びたいですね。
カジュアル使いに
右側は和紙のラッピングに大きな白の水引を使っています。改まった席とカジュアルな席の両方に使える水引は、贈る相手に真心が伝わること間違いないですよ。
ポップなデザインの風呂敷
大きさやサイズはそれぞれ異なる風呂敷ですが、贈答品を包んだり、お弁当を包んだりと用途は色々あってカジュアル使いにもおすすめ。こちらは「mina perhonen(ミナペルホネン)」と、京都の風呂敷メーカー「むす美」とのコラボ商品です。
唐草模様
唐草模様の風呂敷といえば日本伝統の模様ですが、緑と白のイメージが強くて泥棒が背負っているイメージがありますよね。実は子孫繁栄や長寿を表していて、本当はとても縁起の良い模様なんです。緑の他にもピンクやイエローベースのものがあって、お祝いの品を持って行くときに使えますよ。
包み方も色々
風呂敷といえば物を包んで持ち運びができる万能な布。結び方も用途別に色々あって、風呂敷にワイン等のお酒を美しく包んで、手土産に持って行けば、相手の方もきっと喜ばれますよ。
北欧デザインとのコラボ
こちらは北欧ブランドの「Lisa Larson(リサ・ラーソン)」のルドルフ柄。北欧雑貨といえばポップな色使いが特徴ですが、カーキの色がシックでかわいいながらも少し渋めの雰囲気ですね。
まとめ
見た目にも美しい水引と風呂敷は、現代風なデザインも多いので、どちらも大人女子にこそ使ってほしいアイテムです。目上の方への年末年始のご挨拶に、友人へのプレゼントに、心がこもった贈答品になるよう水引と風呂敷を活用してみてはいかがでしょう。
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