丸っこくてコロコロとした姿や、時に大きく奇妙な姿を見せる多肉植物は、その愛嬌たっぷりな魅力と育てやすさから根強い人気を誇ります。今回は、そんな多肉植物についていくつかご説明しつつ、多肉植物をおしゃれに取り入れたインテリア例もご紹介していきます。
形も種類も多種多様!魅力あふれる多肉植物
丸いフォルムや棘のあるものなど、多彩なシルエットで魅了する
多肉植物といえば、サボテンを最初に思いつく方も多いと思います。原種も含め、世界中に約5,000種類以上もあるとされるサボテンは、刺々しいイメージだけでなく、そのユーモラスな風貌から根強い人気を誇る多肉植物です。
両手をあげているようなシルエットのものから丸っこいもの、トゲが大きくしっかりしたものから、まるで産毛のようなトゲが表面にびっしり生えているものまで、サボテンの種類は実に千差万別です。通販で購入できるものもありますが、お店に行って気に入ったものを購入すると、より愛情が増しますよ。
エケベリアなどのお花のような多肉植物は、そのエレガントな風貌から特に女性人気の高い種類です。肉厚の葉っぱを八重咲きのお花のように無数に重ね、優雅な様を見せる多肉植物は、そこにあるだけでもナチュラルかつ上品な魅力を醸し出してくれます。
ぷっくりとした丸っこい葉っぱがキュートな魅力を醸し出すセダム種は、見た目の可愛らしさもさることながら、エケベリアのように育てやすい品種でもあるため、インテリアとして愛でる方も多いようです。形もサンゴのようなものからコンペイトウのようなものまで多種多様です。
多肉植物の中には、ころっとした葉っぱがつるのように垂れ下がるものもあります。グリーンネックレスやディスキリアなどは、多肉質の葉を垂らして生育するタイプなのですが、その姿は実に優美で、多肉植物特有のユーモラスさも相まって、不思議な魅力を感じさせます。
多肉植物はこの他にも、茎や根の部分が肥大化して、まるで樹木のような奇妙な容貌が不思議な魅力を感じさせるコーデックス種などがあり、それぞれに味わい深く、ユニークな魅力を醸し出しています。中には、亀の甲羅のような風貌になるものまであり、その不思議な生態とシルエットに魅入られる方も少なくないそうです。
多肉植物の育て方は?
どんな環境でもよく育つのが、多肉植物の魅力の一つ
サボテンをはじめとする多肉植物は、その多くが砂漠などの過酷な環境に生育するものが原種であるため、多少水やりを怠っても枯れることなく初心者でも安心して育てることができます。ただし、あまり水やりを怠っても枯れてしまいますし、日光浴をさせるのも大切ですが、やりすぎても枯れる原因に繋がります。
多肉植物は、愛情をこめて育てると、お花を咲かせる品種もあります。特に、サボテンの花はそのユーモラスな外見からは想像もつかないほど愛らしく美しい姿を見せてくれます。ちなみに、優美で香しい白い花を一夜だけ咲かせる月下美人も、サボテンの一種とされています。
エケベリアやサボテン、セダムなどの多肉植物は、別の鉢に寄せ植えしたり、挿し木などで増やすことが可能です。特に、エケベリアは寄せ植えして飾ることで、よりバラエティー感のあるインテリアにすることができます。
多肉植物をオシャレに飾りたい!オススメインテリア集
ユーモラスな魅力をいつもの空間にプラスしましょう
レトロな雰囲気とナチュラルな味わいのあるインテリアで固めたお部屋に、大きな柱サボテンを飾るとキュートでユーモラスな魅力がプラスされ、よりオシャレな雰囲気が漂います。色合いも全体がナチュラルで、柱サボテンの鮮やかなグリーンが良く映えます。
アイランドキッチンのカウンターに、観葉植物として多肉植物を飾るとナチュラルな魅力をプラスできます。特に、薔薇のような八重咲きのお花のように、葉っぱを重ねるタイプの多肉植物は、より華やかな印象を与えてくれます。
テーブルの上にに多肉植物の小さな鉢植えを飾ると、より楽しく食事を味わえますね。サンゴのような形のセダム種の多肉植物でしょうか。その奇妙なシルエットはどこかミステリアスで、不思議な魅力に満ち溢れています。
個性豊かで味のあるシルエットが魅力の多肉植物は、特に男前インテリアでその持ち味を発揮することができます。ダンディな魅力あふれる男前スタイルのお部屋に、サボテンやアロエなど多種多様な多肉植物が並んだ姿は、まさに圧巻です。
カントリーな雰囲気とナチュラルなテイストが合わさった男前インテリアに、バケツに植えたバンザイサボテンが実にフランクな魅力を放っています。多肉植物は、どのようなインテリアにも合わせやすいのが魅力ですが、お部屋の雰囲気に合わせて、形や品種を考えて選ぶとよりお部屋になじみやすくなります。
小さな多肉植物は一鉢でもキュートでステキなのですが、たくさん集めて飾ることで、よりチャーミングさが増します。エケベリアやサボテン、セダムなどの小さめの多肉植物は100円ショップでも扱っていますので、たくさん集めやすいのが魅力的です。
植える容器も一工夫して、よりオシャレに
多肉植物を植える鉢などの容器も、ちょっと変わったものにしてみると、より魅力的になります。こちらは、空き缶をリメイクしたものを植木鉢がわりにして多肉植物を植えたものに、ミニカーを添えたものです。遊び心とストーリーが感じられますね。
こちらは、武骨ながらも男前なウッドボックスの横に、ロゴの入ったシンプルなホーローの容器に植物を入れて飾ることで、インダストリアルかつスタイリッシュなテイストをプラスして、周囲のインテリアスタイルに合わせています。
小さな多肉植物をミニチュアの引き出しに寄せて植えることで、よりキュートなディスプレイにすることができます。レトロな雰囲気漂うミニチュアのチェストの引き出しに、ころころした、チャーミングな多肉植物が身を寄せ合っている様は、実にかわいく愛おしさを感じさせます。
こちらは、丸いサボテンが植えてある鉢植えを、レザー素材のプラントハンガーで吊るして飾ったものです。このように、プラントハンガーなどを用いて、多肉植物が植えてある鉢をハンギングして飾ると、そのユニークなシルエットをいろんな角度から味わえ、より魅力的な空間を演出することができます。
テラコッタや陶器の鉢植えだけでなく、ガラス製の器や水栽培などで多肉植物を育てると、いつもとはまた違った雰囲気を見せてくれます。こちらはサボテンなどの多肉植物を水栽培で育てることで、普段はわからないサボテンの根っこなども見えるようになっていて、キュートさだけでないミステリアスな雰囲気を醸し出しています。
まとめ
今回は、インテリアとして根強い人気を誇る多肉植物についてご紹介し、まとめてみましたがいかがでしたでしょうか?ユーモラスでキュート、時にミステリアスな魅力を持つ多肉植物は、ただ眺めているだけでも心が和み、癒されますよね。是非、今回のまとめを参考に日々の暮らしの癒しとして、多肉植物を取り入れてみてくださいね。
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