ハーバリウムでおしゃれなインテリア☆
今年に入ってから、グリーンを使ったインテリアでよく話題となっているのがハーバリウム。瓶の中に植物が入っているものを見かけたことがあるという方はきっと多いですよね。今回はそんなハーバリウムとは何かから、作り方、そして飾り方などをご紹介します。ぜひ参考にしてハーバリウムをインテリアに取り入れてみてくださいね。
ハーバリウムとは?
まずは、ハーバリウムとは何かからお話していきましょうね。もともとの意味は植物標本。ボトルの中に乾燥させた植物を入れて、オイルにつけることで長く保存できるようにしたものです。周囲が透明のガラスに覆われているので、細部まで観察できるんですよ。そのおしゃれな外見から最近では標本としてではなく、インテリアに活用する人たちが増えているアイテムです。好みの瓶とドライフラワーを組み合わせることで、自分好みのハーバリウムを作り出すDIYも人気です。
ハーバリウムを作ってみよう!
材料をご紹介
ここからは、実際にハーバリウムを自分で作る方法をご紹介しますよ。
まずは容器!
まず必要なのが瓶です。瓶は食品保存用でも空き瓶でもOK!ただし汚れが残っているとカビが生えてしまうことがあるので、注意が必要です。使用前にはしっかりと粗い、耐熱容器であれば煮沸消毒をするなどしてよく乾かして遣うようにしましょうね。
密封できる容器であれば何でもいいので、こちらのような試験管でも作ることができますよ。細身のドライフラワーや小ぶりな花のハーバリウムにするのにぴったり。
中に入れるドライフラワー
ハーバリウムの主役ともいえる植物はドライフラワーを使います。ドライフラワーは販売されているものでも、自分で作ったものでも大丈夫ですよ。瓶に入れてオイルを入れるハーバリウムは、花の細部がよく見えて、通常のドライよりも発色がいいので、頂き物のブーケなどを大事に飾るのにもうってつけ。
花だけでなく植物の実をドライにしたものを入れてもかわいいですよ。茎がついたものでも実の部分だけでも、どちらを使ってもかわいいので、花じゃないものでハーバリウムを作りたい方にはぜひ。
ドライの花や実、葉など、使用するアイテムによって見た目ががらりと変わるのもハーバリウムの魅力。カラーやアイテムを厳選して自分好みのハーバリウムを作ってみましょう。
空間を満たすオイル
ドライフラワーを入れた瓶の中を満たすのはオイル。通常は流動パラフィンというものを使って作られます。流動パラフィンはドラッグストアで販売されていることもありますが、見つけづらいときにはネットショップを探してみるといいですよ。またベビーオイルでも代用が可能。ただし無香料のものを使用するようにしてくださいね。
画像と動画で作り方をご紹介!
基本のドライフラワー&小石を使ったアレンジ
ここからは実際にハーバリウムを作る方法をご紹介しますよ。基本の材料が少ないので、基本的なものは作り方も簡単です。DIYビギナーや、これから始めようという方におすすめですよ。
こちらはセリアの電球型ボトルにドライフラワーを入れるDIYアイディア。こちらでは流動パラフィンではなく、ベビーオイルを使って作っているので、材料がそろえやすいですよ。電球型ボトルのように耐熱素材ではないものでハーバリウムを作るときには、煮沸消毒ができないので、エタノールなどを使って中をきれいにするようにしましょうね。
次にドライフラワーなどをボトルの高さにあった長さに切っていきます。中でどのような形になるかをイメージしながら、大きさや長さを決めていきましょうね。花の大きさや葉っぱの大きさによって印象が変わるので、ブーケのように束ねながら形作っていくようにしましょう。
右側が基本のハーバリウム。ユーカリのグリーンと黄色の花のコンビネーションは野に咲くミモザのような雰囲気で素敵ですね。左側にはディスプレイ用の小石を入れてアレンジ。綿毛のような植物は見た目も楽しいですね。
フェイクグリーンとグラスサンドでアレンジ
季節や気分によって中に入れるアイテムや植物を替えて楽しめるのもハーバリウムDIYのいいところです。こちらでは使い勝手がいいフェイクグリーンを使ってハーバリウムを作っていますよ。中にはグラスサンドとビー玉を入れてさわやかな雰囲気に。
こちらが出来上がりをディスプレイしている様子ですが、中に貝殻を入れています。エタノールなどできちんと処理していれば、自分の拾ってきた貝殻なども入れることができるので、ぜひ試してみてくださいね。
Youtubeで動画解説
ここからは動画を使ったハーバリウムの作り方をご紹介しますね。こちらはバラなど花にボリュームがあるタイプのドライフラワーを細身の瓶に入れたDIYを紹介しています。細身の瓶と華やかなドライフラワーの組み合わせは市販のものでもなじみの組み合わせですね。
こちらはおしゃれなことで知られているお花屋さんのフラワーアーティストさんが教えてくれるハーバリウムの作り方です。プロフェッショナルが動画で教えてくれるので、わかりやすくてきれいに作ることができるコツも教えてくれますよ。
こちらはDIYやハンドメイドを取り扱っているサイト、LIMIAのスタッフの方が教えてくれるハーバリウムの作り方。100均アイテムだけで作れるというところがうれしいポイントです!
こちらもドライフラワー以外のアイテムを、100均で購入することができるアイテムで作っているDIYアイディアです。ドライフラワーだけでなく小石を入れているので、枝ものはきちんと固定されているけれど、花の部分だけを入れたものはふわふわと舞う姿がかわいいハーバリウムですよ。
こちらはハーバリウムとスノードームのよいところを取ったようなDIYアイディア。100均で販売しているミルクボトルのようなアイテムに、ビー玉やフェイクフラワーなどを入れて、精製水と洗濯のりを入れるので、中に入れたアイテムがゆっくりと舞うんですよ。
こちらも洗濯のりを使ったハーバリウム。洗濯のりの濃度を加減することで、グラスサンドや小石などを入れなくてもドライフラワーが固定されて用になるというアイディアです。
こちらはハーバリウムのコツをまとめて簡単に、そしてきれいに作れるように教えてくれる動画です。先にコツがわかると初めてでも上手に作ることができるので、必見ですよ。
こちらはハーバリウムのキットを使った作り方の解説。キットでも紙に書かれたつくり方を見るよりも動画で作り方を知ってからのほうが、断然きれいに作れますよ。
ハーバリウムを作るうえで、やってはいけないことをまとめている動画です。エタノールや流動パラフィンなど使い慣れないアイテムを使用するDIYは、実際に作る前にコツの動画やこちらのような動画を参考にするようにすると安心ですね。
DIYで簡単にアレンジできるアイディア
ここからはハーバリウムのアレンジ法や簡単にできるアイディアをご紹介します。こちらは口が広いペットボトルの秋容器を使ったリサイクルアイディア。しかもオイルなどを入れていないので簡単にまねができるアレンジですよ。しかもリサイクルなのでリーズナブルなのもうれしいですね。
こちらのアジサイのようにボリュームのあるドライフラワーを使って作りたいという方には、キャニスターなど食品を保存するための容器を使うのがおすすめ。一緒にビー玉などを入れて茎を固定してあげてもいいですね。
オイルが手に入りにくいまたはオイルは使いたくないという方には、オイルを使わない簡単アイディアを。こちらはガラスの容器の中にドライフラワーを固定して飾っています。底の面に穴をあけて接着剤などで固定すると出来上がりですよ。
市販のハーバリウムを簡単に自分らしくアレンジするのも楽しいですよ。こちらでは好みのリボンを巻いてアレンジ。中のドライフラワーのカラーや雰囲気に合ったリボンを選んでアレンジしてあげましょうね。
こちらは皮のハギレを使ったアレンジ。ナチュラルテイストのインテリアにもあいそうですが、男前な雰囲気やインダストリアル名テイストとの相性もよさそうなアレンジですよね。
ハーバリウムを飾ったインテリアを紹介
ここからは実際にハーバリウムを使ったインテリアをご紹介していきますね。洋書のような形のインテリア雑貨とともに、たくさんのハーバリウムをディスプレイ。たくさんのハーバリウムがありますが、中に入っているドライフラワーがそれぞれ違うので華やかな雰囲気ですね。
ハーバリウムと一緒にドライフラワーやフェイクフラワー、植物の入ったフレームなど、さまざまな植物アイテムを一緒に飾っていますよ。ハーバリウムだけでなくいろいろな植物アイテムと一緒に飾ることで、花畑のような雰囲気ですよ。
マントルピースの上にたくさんのハーバリウムをのせています。暖炉がないという家の方なら、飾り棚などを使うとおしゃれにディスプレイできますよ!こちらもそれぞれに入っている植物が違うので、野原にいるような気分にしてくれますね。
こちらは壁に影が映るように配置したディスプレイ。中のドライフラワーを見るだけでなく、壁に映った影を楽しんでみるのもいいですよね。特にこちらのようなカラーが少ないものは、影との対比を楽しむのにぴったりですよ。
レトロなアイテムを置いているディスプレイスペースにハーバリウムを置いていますね。レトロなアイテムだけのスペースにハーバリウムを置いてしまうと浮くこともありますが、鉢植えのサボテンやドライフラワーなどと一緒にディスプレイすることで一体感が出ますね。
トイレの窓辺にハーバリウムを並べて置いています。トイレにはグリーンやフラワーを飾るとさわやかな印象になりますが、ホコリがかかってしまうと掃除が大変。でもハーバリウムならその心配がありませんね。
窓を背に可憐な花のハーバリウムを置いています。窓の外のグリーンと一体となって、野の花のような雰囲気ですね。どんな場所にも飾れるのもハーバリウムのよいところですよ。
こちらは窓越しのグリーンを背景に、違う種類のハーバリウムをディスプレイ。手書きされたラベルが本物の植物標本のようで、なんだかアンティークな雰囲気ですよね。
丸型のハーバリウムを牛さんのオブジェと一緒にディスプレイ。全体的にホワイトとシルバー、ゴールドの渋い感じの棚にハーバリウムの赤が映えています。
上の画像を引いてみたところ。細長いニッチを使ったディスプレイは、全体的にアイテムを置いてもいいのですが、こちらのように余白を作ってあげると大人っぽい雰囲気のディスプレイが作れますよ。
すべてがクリアな素材でできているハーバリウム。クリアでさわやかなハーバリウムを吹き抜けなどのあいている空間に飾るとさらにさわやかな印象になりますよ。
同じボトルのアイテムと一緒に窓辺に飾っているインテリア。上の方向から光が降りそそいでいるのが素敵ですね。グリーンとパープルのドライフラワーを入れているのがナチュラルな雰囲気ですよ。
ハーバリウム瓶のおすすめ販売店の紹介
ダイソー
DIYの強い味方、100均はハーバリウム作成に活用できる瓶の種類も豊富にありますよ。こちらはダイソーの小さめのガラス瓶。横幅と高さが同じくらいなので、実物など丸みがあるアイテムがあいそうですね。
ダイソーで人気といえば、試験管。こちらのアイテムには栓がついていませんが、コルクやラップなどを工夫して栓にするとハーバリウムを作る材料としても使えますよ。細身のドライフラワーを1本ずつ入れて、試験管立てに立てて飾るといいですよね。
こちらはドライフラワーのディスプレイアイディアですが、栓を付けてハーバリウムにして、こんな風に飾るというのも楽しいですよね。細身の試験管だからこそできるアイディアです。
セリア
こちらはセリアのメイソンジャー風PETジャーボトル。PET素材なので軽いのもうれしいところです。横幅が広いのでたくさんのドライフラワーを入れてゴージャスなハーバリウムを楽しめそうですね。
こちらもDIYの材料として人気のセリアのバブルボトル。そのままでも形がかわいい上に密封できるので、ハーバリウムにぴったり。先ほど手作りする方法でご紹介したアイディアを参考にぜひDIYにチャレンジしてみてくださいね。
雑貨mag(zakkamag)
オンラインで様々な雑貨を販売している雑貨magでは、キッチンで保存容器として使ったりテラリウムの材料にしたりできるメイソンジャーをたくさん販売しています。それも12個セットなどで格安で購入できるのでおすすめですよ。
DULTON
DULTONには様々な雑貨があるのですが、その中でハーバリウムにおすすめなのが、食品保存用のガラス容器。様々な大きさや形のものがあるので、自分が作りたいハーバリウムのイメージに合ったものを選ぶことができますよ。
横幅の大きなものなら、ドライフラワーで人気のアジサイのようにボリュームのある花も使うことができるので、市販のハーバリウムにはない魅力のものを作れそうですよね。
こちらは反対に幅の細めなドリンクボトル。ドリンクボトルや食品保存用の瓶などは密封できるうえにオイルが少なくなってきたら、あけてオイルを足すこともできるのでとても便利ですよ。
KAKKO
こちらもキッチン用品やインテリア雑貨など、様々なアイテムを販売しているKAKKO。こちらのボトルはコルクでできている線がついているので、ナチュラルインテリアなどにしっくりとはまりそうな雰囲気ですよね。
ハーバリウムキットで手軽に作る
ネットで「ハーバリウム キット」などと検索をかけると、おしゃれなハーバリウムを簡単に作ることができるキットを購入することができるサイトがたくさんでてきます。中に入れるドライフラワーだけでなく、容器の大きさや形を選ぶことができるサイトもあるので、キットとはいえ自分の好きなテイストのものを作ることができるんですよ。DIYをはじめたいけど簡単なものから作ってみたいという方にはおすすめですよ。
ハーバリウムまとめ
ハーバリウムについてご紹介しました。DIY好きなら自分で作ってみるのものよし、手軽に飾りたいなら市販のものを購入するのもよし、これを機会にDIYを始めようという方ならキットを購入するという方法も。それぞれの好みや趣味に合わせてハーバリウムを楽しんでみてくださいね。
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