ビンの蓋の開け方なんて、普段は気にもしないけれども、いざ開かないとなったら、ほとほと困ってしまいますよね。近くに誰もいなくて、自分1人で何とかしなくてはならない時はなお更。ビン1つのことでイライラして、なんだか全部のことが上手くいかない気分になってきてしまいます。そんなことがないように、今回はとっておきの魔法を伝授したいと思います!
ビンの蓋の開け方~ビンの蓋が固くてなかなか開かない時、ぜひお試しください♪
なぜ開かないの?このビンの蓋…開ける方法を知るには開かなくなる理由を知ること!
1:手が滑る
大して固く締まっているわけではないビンの蓋でも、手が滑る状態だとなかなか上手に開けられないという経験は、誰でも1度はあるのではないでしょうか?手が濡れていたり、汗ばんでいたりする時はもちろん、蓋の素材や形状でも皮膚が滑りやすい状態になったりします。
そんな時は、滑り止めの工夫をすると簡単に開けられる場合がよくあります。
まず手をよく拭く、ビンをきれいに拭く、ゴム手袋を着用する、ビンの蓋に輪ゴムを巻き付けるなどを試してみましょう。
2:手に力が入らない
自覚有り無しに関わらず、これもよくあることです。1と関連している場合や、単純に筋力が衰えていたり、ケガをしていたり、寒さなどで手がかじかんでいたり…などいろいろな原因で、蓋を回すのに必要なパワーが出ないことがあります。
ロコモーションの性質や機能を理解して動きを工夫すると、びっくりするほど簡単に、力要らずに開けられることがよくあります。あるいはフィジカル的工夫や補助ツールを使って、軽い力で開けるという方法も。
3:蓋が糖分などで固まっている
ハチミツやジャムのビンなど、内容物に糖分が多く含まれているビンだと、蓋と本体の間に内容物が付いて固まってしまい開かないということがあります。そんな時にはビンの蓋を温めたりすると、簡単に開きますよ。
とはいえ、温める方法に悩んでしまいますね。ドライヤーを使ったり、熱い蒸しタオルを使ったりという方法があります。
4:蓋が冷えて縮まっている
3と似ていますが、内容物が蓋についていなくても、冷蔵庫などで冷やし過ぎていると、鉄の蓋は縮んで開きにくくなります。こちらも3と同じような方法で対処します。また、ビンの中が強力な真空状態になっていても開けにくいです。ちょっと叩くなどして、隙間を作ると開くことがありますよ。
ビンの蓋の開け方実践ヒント~道具を使わない方法
①蓋を回さないで、ビン本体を回す
えー、蓋を回すのと同じことなんじゃないの?と思うかもしれませんが、実は大きく違うのです!
難しい物理の理屈は抜きにして、やり方をご説明。普通、なんとなくビンを開けようとすると、ビン本体を利き手ではない方の手で押さえて、フタを回そうとしますね。
それを逆にして、フタを利き手ではない方で押さえて、本体を回すと不思議なことにスッと回るのです。やりにくいなーという時には、ビンを逆さまにして利き手で本体を回すと簡単にできます。
②手首で回さないで腕全体を使って回す
ビンと蓋を持って、両腕を前にまっすぐ突き出します。そして、手首を動かさないように固定して、ひじを左右両方横に曲げます。
すると自然にビンが体に引き寄せられて、同時に蓋も開きます。この方法はビンの蓋がさほど固くしまっているわけではないけれども、自分の手首に力が入らない時などにとても便利なので、覚えて置いて損はないです。
③ビンの底を叩く
台の上に布巾を敷き、その上にビンを逆さに乗せます。それから手のひらの腹の部分を使ってビンの底を叩いてみてください。
すると、ビンの中に隙間ができることによって開きやすくなります。ビンを逆さに持って、軽くフタの部分を台に叩くというやり方でもいいです。
ただし、あまり力を入れ過ぎてビンを割ってしまわないように注意してください。
ビンの蓋の開け方実践ヒント~道具を使う方法
①ゴム手袋や輪ゴムを使って滑り止め
ゴム手袋やすべり止め付き軍手やすべり止めシリコンなどを使って開けてみましょう。手が滑るせいで開けられないということはよくあることです。
ゴム手袋がない場合は、蓋に輪ゴムを巻き付けて開けるという方法もポピュラーですね。でも、意外と輪ゴムは滑ってやりにくいことも。
②小鍋で蓋を温める
お湯を沸かし、ビンの蓋をつけて温めます。それから、蓋を回すとびっくりするほど簡単に開きます。ただし、湯から上げたばかりはまだ蓋が熱いのでやけどに注意しましょう。熱い蒸しタオルを用意して、蓋をそれで覆って温めてもOKです。
いずれにしても温めるのは、なるべく蓋のみにします。ビンも膨張してしまっては開けづらいままになってしまいます。湯を沸かすことや、蒸しタオルが面倒な場合はドライヤーでもOKですよ!直火は禁物です。
③ビンの蓋の周りを叩く
スプーンやすりこぎ棒のようなもので、ビンの蓋の周りを丁寧にコツコツ叩いてぐるりと一周しましょう。すると不思議なことに蓋がゆるくなります。1周でダメな時はあきらめずに、何回かチャレンジしてみてくださいね。
④スプーンの柄や小刀を蓋の隙間に入れる
蓋と本体のビンの間にスプーンの柄やナイフ、マイナスドライバーなどを入れて、蓋を少しこじ開けて変形させます。するとパカッと開きます。
ただし、こうしてしまうとスクリューキャップがダメになってしまうので、違う容器を用意して行いましょう。違う容器に入れれば、再びそのビンに悩まされるということが無くなりますよ。
少しの手間で後々の楽を手に入れましょう♪
⑤おすすめ!テープを使う方法
ダクトテープを蓋の周り3/4くらいに巻いて、少し手持ち部分を作って、そこを持って本体を軽く回すと、簡単にOPEN!ダクトテープの代わりに荷造りテープなどでもOK。力学を応用した開け方ですね。
あるいは、テープの粘着側を外側にして両面テープのような筒を作ったもので開ける方法も。それはテープにすべり止めの役割をさせて開ける方法です。
⑥市販のキャップオープナーを利用する
こちらのビンオープナー、はダイソーアイテムです。輪の中に入る大きさの口のビンなら利用可能。使い方のコツはオープナーで蓋を押えているだけにして、本体の方を回すということです。
開けやすいビンに入れ替える!
開かなくなるビンはスクリュータイプのキャップです。次回からイライラしないためには、ひと手間かけて、違う容器に移し替えましょう。そうすればストレスの回数も減りますよ♪
ビンの蓋の開け方~栓抜きが無い時のビール瓶の開け方
今どきビールをビンで買ってくるという方は珍しいかもしれませんが、だからこそ、いざビールをビンで頂いたら、ビンビール用の栓抜きが無かった!なんてことがありえますね。そういう時、栓抜きを使わずビンを開ける方法。
ベルトのバックルを使って
ベルトの留め具の部分は栓抜きに似ているので、結構使いやすいです。栓抜きと同じような感覚で栓を開けることができるでしょう。面白くって病みつきになって、飲まない分まで開けてしまわないでくださいね。
指輪を使って
シンプルな指輪だとやりやすいです。手の平の方で、指輪の端をキャップの縁に引っ掛けて、栓抜きのような感じで引っ張り上げてみてください。意外と簡単に開きませんか?
ビンが2本あれば
ビンが2本あれば、もう1本のビンの蓋で他方の蓋をあけることができます。蓋の縁同士をひっかけて、栓抜きのように押し上げると開きます。
これらの他にもカギや紙幣を使うという技もありますが、とりあえずこのくらい知っておけば間に合うと思います。
ビンの蓋の開け方~わかりやすい動画集
【裏技】開かない瓶の蓋を簡単に開ける方法
軽快な音楽に乗せて、ガムテープを使って簡単にビンの蓋を開ける動画。思わずやってみたくなりますよ。
かたいビンの蓋を簡単に開ける裏技|C CHANNELライフスタイル
こちらも音楽入りで楽しんでみることができます。カラーボールが必要なので、それを入手できないとちょっぴり難しいかも。
固いビンの蓋を開ける10の方法 10 Ways to Open a Difficult Jar
テンポよくいろいろな開け方を紹介していて、見飽きません。どの方法も手軽に試すことができそうなものばかりなので、緊急でお困りの時、こちらをどうぞ!
保存瓶の蓋の開け方
とてもオーソドックスなビンの蓋の開け方です。基本の開け方なので、覚えて置いて損はないかもしれません。
【裏技】固くなって開かないビン!を開ける方法【ビエボ】 | 便利裏技
中身が液体でなく、蓋が開いてもいきなり中身が出てこないようなら、こちらの開け方を試してみて!道具要らずで、簡単です。
まとめ
ビンを空けるアイデアをいくつかご紹介しましたが、いかがでしたか?ぜひ、心の片隅にこのライフハックをそっと残しておいていただけると嬉しいです。
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