筆者も含め、ズボラ大人女子にはハードルの高いお花。お手入れや水やり、正直言って大変です。
そこで「枯れないお花」のご提案なのですが、ドライフラワーというと、どうもカントリー調またはナチュラル系のインテリアのイメージが強いアイテムではありませんか?
今回は、ドライフラワーやプリザーブドフラワーをシンプル&スタイリッシュに飾る方法とアイテムをご紹介いたします。
シンプル派はこう飾る。エフォートレスなボタニカルの世界へようこそ。
みずみずしさは器で表現! iittala/Kastehelmi×フェイクフラワー
北欧好きのお宅には1枚は必ずある、iittala(イッタラ)のテーブルウェア。数あるコレクションの中でも、お花との相性はKastehelmi(カステヘルミ)が素晴らしく合います!そもそも『Kastehelmi』が「しずく(雫)」を意味する言葉であり、その名の通りのみずみずしさを誇る器のコレクションです。フェイクフラワーをお皿に乗せて、花のもつ潤いを器で表現するとよいでしょう。もちろんお水は要りません。
フェイクグリーンをラフに入れても。Kastehelmiは、サイズ・フォルムともに種類が豊富なので、飾りたい植物に合わせたコーディネートが可能です。一番人気のクリアーをはじめ、グレーなどモノトーンインテリアにフィットする色合いが揃っています。
フェイクグリーンを飾るだけなら水も土も使わないので、時には本来の食器としての用途も抵抗なく使用できます。Kastehelmiに限らず、iittalaの色合いは深みがあって光の印影が美しいのが大きな魅力です。ここはモノトーンにこだわらずに、彩り鮮やかなカラーリングをセレクトしてみては。
もともと食器の特性上、スウィーツが映えるのは当然のこと。この例のように、器の重ね使いも個性を表現できるおススメの方法です。
ドライフラワーとテラリウムの新しいカタチ!1012TERRAの美しいアート。
お花やグリーンの新しい愛で方を提案する1012TERRAのフラワーアートピース。1点ずつ手で製作される花器の繊細なフレームによって、花のはかなげな透明感が引き立てられて大変美しい製品です。製品によっては生花からドライフラワーへの変化も楽しむことができるものもあります。
ドライフラワーなので、もちろん水やりの必要もありません。現代美術を思わせる静寂な存在感は見る人を魅了します。直射日光が当たらないように、そっと置きましょう。
ドライフラワー以外にも、サボテンや多肉植物などの水栽培用容器も取り扱いをされています。成長する植物を見てみたくなったらこちらに挑戦してみては。根っこが伸びる様子を観察できるだなんて、レアな体験だと思いませんか。
絶対枯れない!壁に掛けてお花を愛でる、ボタニカルアートポスターをご紹介!
ボタニカルアートという言葉をご存じでしょうか?ボタニカルアートとは、芸術的な観点を持ち合わせた植物画を指します。古代より海外では薬草の図譜としてのスケッチとして始められた、決して新しくはないジャンルです。
近年その魅力が注目されはじめ、ジワリジワリと日本でも人気が高まってきております。繊細なタッチで描かれた植物のやわらかな雰囲気は、春を待ちわびる今の季節にピッタリです。
モノトーンで統一されたボタニカルアートポスターを均等に並べて配置。黒いアートフレームが空間を引き締めています。繊細なタッチのアートは大きいサイズを複数並べても圧迫感を感じさせません。
ボタニカルアートのルーツが薬草の図譜であるという以上、絵とレタリング(デザイン文字)はワンセットだと考えてよいようです。絵のタッチは、水彩画のような柔らかなものや硬質の鉛筆できっちり描かれたデッサン調など多岐に渡ります。
窓のない壁面においては、余白が多いボタニカルアートがよい抜け感を作り出します。異なる絵をシンメトリーに配することで、その下にあるメッセージ性の高い文字の装飾に安定感をもたらしています。
省スペース&フォトジェニック!いくつか並べたいハーバリウム
「植物標本」を意味する『ハーバリウム』、乾燥処理された植物を特殊なオイルで瓶詰めしたインテリアを指します。インテリアショップや雑貨店で完成品が売っているほか、材料をそろえて自分で作る人も多く、製作キットが販売されています。
窓辺に置くと、ボトルの透明度が強調されてキラキラきれい。葉脈が透ける様子は、まさに「標本」です。薄い花弁をもつ花や、厚さが薄い葉の植物を使うとフォトジェニックな仕上がりに。カラフルにすると途端にキュートな印象になるので、シンプル&スタイリッシュを目指すならば色数は1~2色に抑えましょう。
ハーバリウムボトルを何種類もたくさん並べて、まるでハーブ店のようです。ちなみに、ハーバリウムは1年くらいはそのままの美しさを保ちます。もちろん、その間お手入れは必要なし。
フェイクを潔く、そのまま飾るのみ!インスピレーションを大切に。
フェイクフラワーをリズムよく、浮遊感をもたせてディスプレイした例。真っ白な壁にラフに散りばめられた花が、花の陰影すらもアートになっていてその潔さがかなりかっこいい。遊び心のあるアイディアです。
こちらのパイナップルが本物かフェイクなのか、考えること自体ナンセンス!飾る植物がリアルである必要はどこにもないのです。今や本物と見間違えるフェイクはどこででも手に入ります。
まとめ
「植物を飾る」という方法をもっとラクに、肩の力を抜いて挑戦できないかというご提案でした。「グリーンを飾りたい」気持ちこそ大切に、でも「枯らしちゃいけない」プレッシャーで押しつぶされることがないように、ケースバイケースでいろいろな表現の仕方に挑戦してみてくださいね。
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