「Kinfolk(キンフォーク)」というライフスタイル誌をご存知ですか?シンプルで無駄がなく、見た目は洗練された写真集のよう。眺めるだけでうっとりするおしゃれさが魅力の、知る人ぞ知る人気雑誌です。住まいやカルチャーなど、「丁寧な暮らし」がテーマの記事は読みごたえも抜群。この「Kinfolk」の世界観を生活に取り入れ、実践しているインスタグラマーさんの実例をご紹介します。
Kinfolkとは?
特徴
2011年に、アメリカのポートランドで生まれた美しいライフスタイル誌です。ライフタイル誌のブームを巻き起こし、世界中の読者から共感を集めています。2015年にデンマークのコペンハーゲンに拠点を移し、ライフスタイルの本質とトレンドを発信しています。「KINFOLK」は、「親族」や「親類」という意味。「家族や友人、恋人とささやかで豊かな時間を重ねる丁寧な暮らし」をテーマにしています。年4回の季刊誌で、4つの言語で発刊されています。発汗している国は100ヵ国以上にものぼり、日本版として「KINFOLK JAPAN」もあります。
魅力
- 「家族や友人、恋人と、豊かな時間を重ねる丁寧な暮らし」がテーマ
- ライフスタイルとして、住まい・仕事・スタイル・カルチャーを紹介。
- シンプルで無駄がなく、洗練されたデザインの表紙が美しい。インテリアとして飾ってもおしゃれ。
- 文字・美しい写真・紙質の全てが調和して美しい紙面に、心奪われる人が続出。広告がないので、世界観を壊しません。
- 本のように読み応えのある、長い記事。
- さらっと読める短めの記事も多数。
Kinfolkをそのまま置いてもおしゃれ
表紙を見せて飾る
TVボードやチェストの上に
表紙を見せて、1冊だけ飾っても写真集のようにおしゃれです。シンプルミニマムなインテリアの中でも、ささやかなアクセントになっています。
オープンシェルフに雑貨と一緒に飾る
オープンシェルフに他の雑貨や器と一緒に飾っても、ストーリー性のあるディスプレイになります。
背表紙の色や質感を揃える
普通に立てて並べるときも「Kinfolk」の魅力を活かすなら、背表紙の色や質感を統一するとおしゃれです。モノトーンやベージュ、茶色などのベーシックカラーで、特に洋書がおすすめ。今ある本に、ブックカバーをつけて揃えてもOKです。
Kinfolkの世界観を取り入れた暮らし
インテリア
リビング
Kinfolkのような、シンプルで無駄のないモノトーンインテリアのリビングです。右側は、IKEAの棚板を壁に設置したパソコンコーナー。ただの無難なインテリアにならないのは、形の美しいデザインのアイテムを厳選して使っていることと、異素材をミックスさせているから。パソコンチェアとして、リプロダクトのセブンチェアを使っています。ソファーのクッションは、同じモノトーンでもシンプルな織、ざっくりした生地、ファー素材と、異なる質感のものを組み合わせることで表情が豊かになります。
シンプルミニマムなインテリアでも、何も置かないわけではありません。「丁寧な暮らし」には、暮らしを楽しむアイテムがさりげなくあるもの。ソファー横のサイドテーブルには、お気に入りのドリンクを飲むマグカップと、読書を楽しむ本や雑誌を重ねて。ざっくりニットのブランケットに包まれて、うたたねするのも気持ちがいいですね。
ダイニング
ダイニングテーブルには、リネンのテーブルクロスを。シンプルなキッチンアイテムを印象的にしているのは、リネンのシワシワ感。洗いざらしのくしゃっとしたニュアンスがいい味わいです。
コーヒータイムを豊かにしてくれるのは、デザインの美しいコーヒーメーカー。ケメックスは、フラスコのような形が美しく、木や革のパーツ部分がナチュラルな印象です。形だけでなく、ケメックスでコーヒーを淹れると、濃く深いまろやかな風味で、香り高いコーヒーを楽しむことができます。フィルターの先から、コーヒーが落ちて来る光景も絵になります。
ベッドルーム
「丁寧な暮らし」とは、自分にとって心地よいスタイルです。人によって違うと思いますが、心地よいのはやっぱり自然素材。こちらの実例では、枕・枕カバー・シーツなどのベッドリネンに、無印良品の「オーガニックコットン洗いざらし」を使っています。
ベッドカバーには、ザブザブ洗える綿100%の「ストライプキルティングイブル」というラグマットを使っています。手触りのよさが魅力の一つ。ラグマットという名前でも、お客様用の布団や、ソファにかけるブランケットなど、様々な用途で使えるアイテムです。素材のざっくり感がリネンのシワ感とも合います。休日の朝には目覚めのコーヒーをトレーにのせて、ニュアンスのある素材感をともに味わいましょう。
収納
こちらは、IKEAの洗面鏡です。中を開けると収納になっています。収納の中に入れるアイテムも、シンプルでおしゃれなものに詰め替えると統一感がありますね。茶色のボトルは、Aesop(イソップ)のマウスウォッシュです。海外ブランドならではボトルは、アンティークな薬瓶のような褐色で生活感を感じさせないおしゃれさです。
グリーン
生のグリーンも素敵ですが、ナチュラルなドライフラワーだと柔らかな色味がお部屋に加わり、やさしい雰囲気になります。こちらは、キングプロテアのドライフラワーです。
食
インテリアだけでなく、食卓のアイテムや食べ物も、自分にとって心地よいものを揃えたいですね。五感を楽しませる工夫をすることで、ゆったり幸せなひとときを過ごすことができます。バケットには、英字新聞のペーパーを巻いて麻ひもを結び、カフェのような雰囲気を楽しみましょう。せっかくの休日なら、バケットに塗るのは、プチ贅沢を味わえるものを。例えば、こちらは無花果と赤ワインとスパイスのジャムを使っています。
ティータイムには、ニトリのスキレットで作った新感覚のパンケーキ「ダッチベイビー」を。スキレットはそのまま出してもおしゃれです。
ファッション
心地よい暮らしには、衣食住のバランスが大切。自分のファッションも、生活の一部です。モノトーンで気取らないナチュラルな素材感を合わせた暮らしには、こんなスタイルがマッチ。定番でもセンスアップしてくれるコンバースのスニーカーに、軽くて柔らかいツイードニットコートがよく馴染んでいますね。お金をかけなくても、生活空間になじむ色やデザイン、手触りや肌触りの良いものを選びましょう。
まとめ
インテリアにこだわるなら、ファッションや食にもこだわることで、より豊かな時間が感じられます。大切なのは、「安い」「高い」などの金額ではなく、「何が好きなのか、心地よいのか」を考えて無理なく取り入れることです。自分だけでなく、「Kinfolk」のテーマである「家族や友人、恋人と、豊かな時間を重ねる丁寧な暮らし」を考えてみませんか?
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