パソコンスペースのデスクを選ぶ場合、ホームセンターに売っているような、引出してキーボードを乗せるタイプのパソコンデスクはおしゃれじゃない!と思う方は多いはず。インテリアに合うパソコンデスクは、どんなものを選べばいいんだろう?と困ったことはありませんか?
デスクのタイプや組合せ、パソコンはデスクトップorノートのどちらを置くかで使い勝手は変わります。実例を見ながら、自分に合ったスタイルを考えてみましょう。
平机
平机のみ
天板と脚のみのシンプルなデスク。ワゴンやシェルフを自由に組み合わせたり、幅広いスタイルにすることができます。
コンパクトタイプの机+デスクトップパソコン
ネットやメールをちょっとチェックするだけで、頻繁に印刷したりしない場合は、デスクトップパソコンが1台置ける最低限のサイズのコンパクトデスクでも良いでしょう。たまにしか使わないので、パソコンチェアもパイプ椅子でOK。
ナチュラルインテリアに合わせて、ブラウン&ホワイトの2色使いのデスクを選んでいます。引出しに付いているアンティークな取っ手が、レトロ感のあるソファとも雰囲気が合っています。
幅100cm位のデスク+ノートパソコン
小さめのノートパソコンのため、デスクの上に作業スペースが取れます。こちらも、印刷する機会が少ないなら、プリンターやOA用品を置くスペースがいらず、すっきりした印象になります。
リビングの近くでたまに使う位なら、長時間は座らないので木の椅子でも疲れません。書類を見ながらパソコンを使える作業スペースがあり、ノートパソコンをどかせば、書き物をするスペースも十分にとることが可能です。
幅120cm位のテーブル+ノートパソコン
こちらは、ヴィンテージ感のある塗装が味わいのあるテーブルです。デスク下にはオープン棚がついています。ノートパソコンをデスク上に出したままでもスペースがあるため、棚を置いて、電話台も兼ねています。
書き物や趣味を楽しむ作業スペースも十分に取れるスタイルです。オープン棚は、インテリアに合うヴィンテージな黒い布をかけて目隠しして。錆び感のあるクリップライトは、配管むき出しのインダスリアルなインテリアにぴったりです。
全体のお部屋の印象はこのような感じです。ダイニングの一角にパソコンデスクを置いています。仕事スペースだけではなく、家族の多目的スペースとして使えますね。
幅広のダイニングテーブル+デスクトップパソコン
幅広のダイニングテーブルをパソコンデスクにしている、海外インテリアの例です。大きめのデスクトップパソコンを置いたままでも、半分はスペースに余裕があります。
作業スペースにしても良いし、よく使う本や文房具などを置くスペースもあります。こちらの場合は、洋書やグリーンをディスプレイとして飾っています。赤いチェアを合わせてアクセントにしているのも、海外インテリアならではの大胆な方法です。
幅広のダイニングテーブル+デスクトップパソコンを窓辺に置く
こちらは、海外インテリアの個室の例です。窓際に幅広のダイニングテーブルを置き、出窓部分に奥行きがあるため、デスクトップパソコンのモニターだけ出窓に置いています。テーブルの上は、キーボードとマウスだけにして、スペースを取らずにすっきりしています。
収納ボックス類も全て出窓部分に置いているため、テーブル上は広々と作業スペースを取ることができます。錆びたスチール脚と古材の天板のダイニングテーブルには、同じく工場で使いそうな、古い味わいのインダストリアルチェアや錆びたワイヤーバスケット、ブリキ缶などがよく合います。全体的に男っぽいインテリアの仕事部屋です。
平机+ワゴン
幅100cm位のデスク+ノートパソコン+ワゴン
スチールのクロスバーの上に白の天板をのせたシンプルミニマムなテーブルです。小さめのノートパソコンを使っているので、作業スペースにかなり余裕があり、よく使うものはビンに立てて置いています。
テーブルの上をすっきり使う為にワゴンを置き、そちらに本などを収納しています。キャスター付きなので、使うときは椅子の傍らに置くこともでき、使っていないときはテーブル下に収納しておくことも可能です。
細長いテーブル+デスクトップパソコン+ワゴン
真ん中に大きめのデスクトップパソコンを置いています。たっぷりスペースがあるため、左側はファイルボックルや文房具のケースと、アルネ・ヤコブセンのAJシリーズのテーブルランプを置き、右側はグリーンや雑貨のディスプレイコーナーになっています。
書類や細かいものを収納するには、写真のように引出しつきのワゴンを別に置くと便利です。
幅広のデスク+デスクトップパソコン+ワゴン
ダークカラーのモダンな柄の壁紙がおしゃれなワークスペースです。「MASTERWAL」のデスクに、ワークチェアの中で1番有名な「Herman Miller」のアーロンチェアを合わせています。デザイン性の高い家具を使っているので、そのまま置いても様になる雰囲気です。
デスクの上はスペースに余裕がありますが、あえて文房具などをごちゃごちゃ置かず、全てワゴンに収納してすっきりさせています。ダークカラーの木と黒のアイアンが男前なインテリアです。
平机+シェルフ
幅広テーブル+デスクトップパソコン+オープンシェルフ
ダークカラー中心の、ミリタリー要素を感じる海外インテリアのワークスペースです。黒板塗料を塗った壁と、黒のフロアタイルでダークカラーの空間に、ナチュラル色の家具を合わせて明るさと抜け感を出しています。
無垢材の天板のテーブルには、真ん中にデスクトップパソコンを置いています。パソコンが大きめなので、両端のスペースはあまりありません。ペン立てなど最低限のものを置き、残りは隣に置いたオープンシェルフに収納。
カーキ色のミリタリーな収納ボックスや、ヴィンテージな木箱に細々したものをしまって、男っぽいインテリアに合わせています。チェアには、ざっくりした編み目のライトグレーのブランケットをかけて、やわらかさをプラス。
L字型デスク
L字の形をしており、部屋のコーナーに置けるデスクです。平机よりも、広い作業スペースを取りたいときにおすすめです。
L型デスク+デスクトップパソコン+オープン棚
海外インテリアのワークスペースの例です。L字型デスクの角部分にデスクトップパソコンを置き、両側を広い作業スペースに。天板の右端には、プリンターを置いています。
長時間仕事でパソコンを使うため、チェアはOAチェアで疲れにくく、座り心地のよいものを選んでいます。天板下はオープン棚をセットし、デスク上に置けないものを収納。ふた付ボックスで隠す収納にしてすっきりと。ナチュラル色とモノトーンのシンプルインテリアが素敵なお部屋です。
引出し付きデスク
引出しがもともとついているタイプのデスクです。片側に引出しがある片袖デスク、両側に引出しがある両袖デスクと呼ばれることもあります。造り付けなので、引出し部分をワゴンのように移動したり、組み替えたりすることはできません。
片側引出しデスク+デスクトップパソコン
ヘリンボーンのアクセントウォールが印象的な、北欧インテリアのパソコンコーナーです。テーブルランプはIKEAのシルバーのものを合わせています。デスクの上には、実用的なものを置かずに引出しへ全てしまい、グリーンのみ置いています。
ユニットデスク
机や本棚のシェルフなどの、収納オプションを自由に組み換えできるデスクです。レイアウトを自由に変更できるので、お部屋の模様替えや引越をしても対応できて便利です。
ユニットデスク+ノートパソコン
天板に、チェストとオープンシェルフを合わせたユニットデスクの例です。リビングの一角に作ったパソコンコーナーになります。
壁一直線に並べてスペースを抑え、子供の遊び場スペースをメインに。小さい子供を遊ばせながら、パソコンや書き物をしたりできます。
実用的なものは全てキャビネットにしまい、グリーンやフォトスタンド、雑貨などをオープンシェルフやデスクに飾っています。
ワイヤーシェルフ
スチール製のワイヤーシェルフで、サイズやパーツの組合せによって幅広いバリエーションの使い方ができます。ただし、メタリックなシルバーや黒が多いため、男っぽいハードなイメージになりがちです。
定番のシルバーのワイヤーシェルフ+デスクトップパソコン
こちらは、広いLDKの壁一面を全てワイヤーシェルフで収納にした例です。定番のシルバーのシェルフを使っています。
デスクユニット部分には、壁に有孔ボードを打ちつけ、黒板のカレンダーや棚板をつけて、壁面収納にしています。本や書類は、全てカラーを統一したファイルボックスに入れて隠し、整然と並べています。
西海岸インテリアのLDKに合わせているため、ウッドボックスやラタンのふた付バスケットなども加えて、自然素材もプラス。
黒のワイヤーシェルフ+デスクトップパソコン
黒のワイヤーシェルフに、自分で別に購入した白い天板をのせて使っている例です。パソコンを乗せているデスク部分は白い天板を、パソコン裏の収納棚は、フロアランプと合わせてナチュラル色の天板を乗せています。
電源タップを置き、携帯やノートパソコンの充電器も全てこのデスクに置いています。モノトーンのシンプルインテリアの例です。
ホームエレクターヴィンテージ
こちらは、ホームエレクターのヴィンテージシリーズのデスクユニットとクローゼットのユニットを組んでいる例です。ムラを残したスチールが渋い天板と、エイジング塗装を施したポストが男っぽい、ワイヤーシェルフです。
真っ白い空間に、ヴィンテージ・インダストリアルなシェルフが映えますね。チェアも黒のスチールのフレームで、古材の座面のものを使って雰囲気を統一しています。
まとめ
「置くパソコンの大きさ」や、「プリンターの有無」、他に「書き物や勉強、仕事、趣味などの作業スペースが必要か」、「文房具や本、OA用品など収納したいものはどれ位あるか」で選ぶアイテムが変わってきます。
デスク自体はシンプルなものでも、合わせる収納ボックスやつける布、ワゴンなどにデザイン性のあるものを選ぶという方法もあります。実際に作業する使い勝手を考え、パソコンデスクを選びましょう。
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